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2013年12月08日 イイね!

つかぽん流 サーキット流し撮り講座

つかぽん流 サーキット流し撮り講座














 こんばんは。デジタル一眼レフ歴がたった2年、されど「もう」2年のつかぽんが




 
 
・これから流し撮りをやってみたい!

・一眼レフを買ったものの、サーキットで使いこなせない(´・ω・`)

・せっかくの走行会、お友達のカッコいい走行写真が撮れない…

・流し撮りの9割は失敗する(´・ω・`)

・つーか、流し撮りって何?(゜∀゜)?


 

というお悩みをお持ちの方の為に、自分が流し撮りをするにあたって心がけていることを紹介します。


 
※あくまでシロートの自己流なので、ツッコミどころも多々あるとは思いますがご了承ください。
むしろ、建設的な意見もお待ちしておりますm(__)m


 


* * * * * * * * * 





それでは早速本題に入りましょう。



 
 
まず流し撮りとは?
 
その名の通り、カメラを「流して」撮る事です。
 
もっといえば、「車の動きに合わせて(流して)撮る」です。



 


 
その例が




これとか

 
 
 
 
これとか


 
これとか
 

 
(うむ、先導車(笑))
 
 

 
 
こんな風になるわけですね(・∀・)


 
 
ではこのような(平凡なw)写真を撮るために…



 
 

つかぽん流! 
流し撮りをするにあたって気を付ける事!




 

 

 
はじめに。。正しい姿勢で撮る

①コーナーごとの難易度を理解する!
 
②「置きピン」

③無謀なシャッタースピードで撮らない!

④無理にズームしない!

⑤連写は絶対に使わない!

最後に。。そんなに高い機材は必要ない






 

* * * * * * * * * 



 

姿勢
 


スポーツドライビングにおいて「ドライビングポジション」が大事なように、写真撮影でもカメラの持ち方、構え方、姿勢は非常に大切です。


 


 
では例を見てみましょう。




 


 











 



 良い例、悪い例で何がちがうのでしょうか?



 




 


正解は









 
良い例で気をつけている点は

 

 







 
悪い例では…


 

 


です。
 
 
 
なんでこんな事に気を付けるのでしょうか?

 
それは、「姿勢が不安定になるほど、写真がブレやすくなる」からです。

 
 
しっかり構えて撮るほどブレは少なくなります。

 

というわけで、まずは安定する姿勢で撮る事を心がけましょう。


 

 
 
* * * * * * * * * 



 
①コーナーごとの難易度を理解する!
 

サーキットを走っていて簡単なコーナーと難しいコーナーがあるように、撮る側にも簡単なコーナー、難しいコーナー、または直線などが存在します。

 
流し撮りがうまくいかない人は、もしかしたら鈴鹿の130Rもびっくりなぐらい難しい(?)コーナーで自爆し続けている可能性があります。



 
では早速サーキットのコーナーを見てみましょう!

 
  
A.富士スピードウェイ プリウスコーナー

 


 
B.筑波サーキット コース2000 第一ヘアピン

 


 
C. 筑波サーキット コース1000 最終コーナー


 
さぁ、 どこが「撮影する側にとって簡単」なコーナーでしょうか?






 答えは (個人差はありますが(笑))



 

  


 





 

となります。


それはなぜでしょうか? 

 

下の図を見てみましょう。


 



 
赤い車がコーナーを立ち上がるところを撮影するとします。 
 


 コーナーの立ち上がり付近Aにいるときは、車は撮影者に対して斜めに走りながら近づいてくる形になります。これを追って撮ろうとすると、動きがやや複雑になるので、


 ブレが生じやすくなったり、



コース1000の「だいぶ難しい」の部分で撮った例 

 



 
ピントのずれが起きやすくなります。 



(コース2000の「この辺は難しい」で撮った例
 ぱっと見ピントが合っているようにも見えますが、車の先端ではなくリアのハッチあたりにピントがあってしまっています)
 


  

 
 しかし、B~Dにいるときは、撮影者の前をほぼ真横に進むだけなので、動きが予想しやすく、ピントもずれにくくなります。

すると

 
(富士 かなり簡単ゾーンで撮った例)
 
 
こんな風に綺麗に撮れる確率が高くなります♪ 
 



 
 
じゃあ、ストレートで撮れば簡単なのか?というとそういうわけでもありません。 

  
 
先ほどと同じ様に、赤い車がストレートを走っているところを撮るとします。

ここで注目してほしいのは、撮影者とA,B,C,Dを結ぶ距離(オレンジの線の長さ)が、それぞれ全然違うということです。
 
この場合、撮影者に対してどんどん車が近づいてくる構図になり、またも「ピントずれ」が発生しやすくなったり、「車をおっかける速度」がどんどん速くなるので「ぶれ」が生じやすくなります。

うまくいけば

 
 
筑波サーキット コース2000 ホームストレートで撮影


 
こんな感じに撮れますが、

 

 
結構な確率で…

 


残念な感じになっちゃいます(´・ω・`)

 
 
ちょっと難しい話になりましたが、簡単にまとめると


 
「コースから少し離れた所から、車が自分に対して横切っていくようなスポット」

が、流し撮りを練習しやすい場所と言えるでしょう♪

  
 
 
* * * * * * * * * 



②「置きピン」


最近のカメラには「オートフォーカス」と呼ばれるモノがついています。
「シャッターボタンを半押しすると勝手にピントが合う」アレですね。

オートフォーカスは大まかに言って2種類あります。

・一度ピントを合わせたらもう動きません!

・半押ししている間、動く物体を追い続けます!

  

最近のカメラは超優秀なようなので、「半押ししている間、動く物体を追い続けます!」モードで綺麗な写真が撮れる事が多いと思います。


 









ここでは「置きピン」という方法を紹介します。


 
それは、

 

 「車が来てからピントを合わせる」

 のではなく
 

 「車が来る場所に前もってピントを合わせておく」

という方法です。



  この場合、

「走ってきたクルマを無謀に撮る」


  
 
のではなく、


  
予め 「この場所に来たら撮ろう」という明確なイメージを持つ事が大切です。


 

 
運転と同じです。
 

 コーナーを攻略するのに「ここまでが減速する区間で、CPはここで・・・」と計画して走るのとそうでないのでは全然スムーズさが違うと思いませんか? 

3連S字みたいな複合コーナーを曲がるのに、行き当たりばったりで走っていたら最後の方でとっちらかるでしょう?


撮った写真が全損(´・ω・`)にならないために、「計画的な撮影」をしましょう!
  

  


例えば先ほど紹介した富士のプリウスコーナーであれば

 

まず、「立ち上がってきた部分で撮ろう」という目的を持ちましょう。
  
そこで、予めAFで黄色○の縁石らへんにオートフォーカスを使ってピントを合わせておきます。 
(地面に合わせようとしても、大人の事情で合わない事が多いです。)
 

 
または、撮りたい本命(お友達とか)以外の走っているクルマでピントを合わせます。   

ここで注意すべきは、人や駆動方式によってライン取りがぜんぜん違う場合が多いので、お友達と似たようなライン取りで走っている車でピントを合わせておきましょう。

そのままシャッターボタンを半押しし続けるのが大変な人は、一度AFで合わせた後、MFに切り替えることで比較的楽に撮れます。

 

 
ただし、この方法はグリップ走行以外にはあまり適用できません。あとは気合で頑張りましょう(←

(ドリカーナなんてどこに来るかわからないですしね(^-^;))



 
   
* * * * * * * * * 


 


③無謀なシャッタースピードで撮らない!




 
 
流し撮り、と聞くと、

  
背景がびゅーん!!

 


 
 


 と流れている写真を連想しますよね?

誰だってこんな風な写真、いや、これじゃ物足りないぐらい背景が流れている写真を撮りたいですよね?!

 

 

 
 
 


 だれしも無免許でいきなりF3とかF1を運転できない(キチ○イ才能あふれる人は除いて)のと同様に、そんなのいきなり無理なんです。


 
 
なので、自分の撮れる範囲のシャッタースピードで撮ればいいんです!

 

 
おすすめは(撮る対象・コースにも寄りますが)

 
1/250~1/320秒あたりでしょうか。

 
これくらいが、「走っている感」の出る、比較的簡単なシャッタースピードだと思います。 
 (あくまで走行会レベルなので、FポンとかGTはわかりません(^^;))



 
1/80ではかなり躍動感がありますが、自分のレベルでは命中率は低めでした。
 

 
このコースでこの車両の場合、1/125だと結構流れている感は出ますが、失敗することも多いかも知れません。
 

 
1/250だと、縁石のエッジがなんとなくくっきりしていますが、多少「躍動感」は出ています。
 
 

1/500だと、だいぶ動きが止まってしまいます。が、比較的「綺麗な写真がとりやすい」と思います。 

  

 
次に、「ホイールの回っている加減」に注目してみましょう。

 

 


1/500だと、5本スポーク(リーガマスター?)がだいぶ止まって見えますね。

 

 
 
* * * * * * * * * 



④無理にズームしない!


 


 
「車が大きく写っている写真」って迫力があってカッコイイですよね♪



 たとえばこれ
 

  

逆に、車がちょこんっと小さく写っていると、迫力にかけますよね(´・ω・`)

 

 
ちまっ


 

実はこの2枚、全く同じ写真なんです。



 
ネタバラシをすると


 

 
 
わざと車が小さく映るように撮って…

 


  


 
傾けます!

 

 

  
 

 
そして、黄色い点線の部分を切り取ると・・・・


 


 
あら不思議!カッコいい走行写真のできあがり!



「別にこんな回りくどいことしなくて、最初から大きく撮れよ」と思うかもしれませんが、そんな皆さんは



あーあ、はみ出ちゃった…
 
 

 
「綺麗に撮れたけど、なんか、端に寄ってる…orz」
 
なんて経験はありませんか?

 

 
「その場で撮った写真一発で決める!」という志の方(自分もそうですがw)は最初から大きく写す写真にチャレンジして下さい!

もし「お友達に喜ばれる写真を残したい!」というのであれば、一歩引く気持ちを持って撮ることも大切だということを知っておいてください。
   
  
 
 
* * * * * * * * * 





⑤連写は絶対に使わない


 
つかぽんは、「この一枚にすべてをかける!!」という撮り方をします。

「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」という考え方もありますが、「上達するためには」やみくもに連写するよりも一枚一枚集中して撮った方が良いと考えているからです。


※プロのモータースポーツカメラマンによると、「連写する」「しない」は人それぞれだそうです。どちらが「正しい」という事ではないみたいですね(´∀`*)




 
* * * * * * * * * 


最後に…

 

冒頭の人がなんだか高そうなレンズ持ってますが、作例の中には




本体はこれで
 
 


 
レンズはハードオフで3000円(笑)で買った
 


 

 
で撮った写真もこっそり入っていますので(笑)

「ワタシはキスデジだから…」
「しょせん*年前の40Dだから…(←私ですw)」
「*年前のD*000だから…」

 
 とは思わずに、今あるカメラでチャレンジしましょう!
 




 
* * * * * * * * * 





 以上です。
参考になったでしょうか?
 
 
今後さらにわかりやすいブログを書けるように、
 
「わかりやすかった!」
「ここがわかりづらい!」
「あれとかこれはどうしてるの?」
 
のようなご意見をお待ちしておりますので、お気軽にコメント下さい♪

 
ではでは。 




 
Posted at 2013/12/08 18:55:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | つかぽん流し撮り講座 | 日記

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