
ものすごく久々の北海道日記です。
近々みん友さんが北海道に行かれるという事で、オススメスポットの紹介の意味も込めての再開です。
さて、感動の4日目は旭川の健康ランドを出発し、海沿いを経て、日本最北端の宗谷岬に到達しました。
その後、宗谷丘陵に駆け上がると、そこにはまさに自分の大好物である
「丘陵地帯の絶景ロード」がありました。
が、ここでコーナーを曲がる度に、レビンのフロントから
ひゃひゃひゃひゃ
という異音が…。
これって、過去の経験からするとハブベアリングが逝ったって事なんですが…(゜Д゜;)
家から1500kmも離れたこの地で、もし本当にハブベアが壊れていると帰りの道中で事故につながる恐れが…。
こんなところで、こんな事になるなんて、しゃれになんねーよ…という思いが頭をよぎり、さっきまでの感動がどこかへ消え去ってしまいました。
ひとまず宗谷岬の駐車場に戻り、パンタジャッキでフロントタイヤを持ち上げ、上下にゆすってみます。
…ガタはありません。
反対側も同様でした。
ここで、AE111のメカニックといえばこの人、
モスカワさんに電話しました。
つかぽん「もしもし~、北海道の先端でハブベアが壊れた疑惑が・・・(中略)・・・」
モスカワさん「うーん、そしたらレビンをロ●アの人に譲ってあげればいいと思うよ~、そうすれば日露外交も…(略)」
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
つかぽん「ハブベアっぽい音はするのですが、タイヤゆすり法でガタらしいガタはないんです(´;ω;`)」
モスカワさん「もしかしたらタイヤの音かもしれないから、前後入れ替えてみてどうなるかだね~」
(・∀・)なるほど!
ということで、タイヤを入れ替えようと思いましたが、とりあえずおなかが減りましたので(笑)
腹が減ってはタイヤ交換はできぬということで
こちらで
ホタテ入りカレーを頂きました。(確か800円くらい)
ボリューミーなホタテが3つ入っており、海の幸を味わう事ができます。
さて、腹ごしらえもしたところで、タイヤ交換です。
宗谷岬のガソリンスタンドでフロアジャッキを貸していただき、DIYで前後のタイヤを入れ替えます。
まさか日本の最北端の地で、DIYでタイヤ交換をするなんて思いませんでした。(笑)
さて、前後のタイヤを入れ替えて、宗谷丘陵のコーナーを駆け抜けると…
異音がしない!!!!
(・∀・)!!!!
犯人は元々フロントに履いていたピンソタイヤ君でした。
元々リアに履いていた国産タイヤ(グッドイヤーレブスペックRS02)をフロントに移したところ、ぴたりと音が止んだのです。
(しかし、このピンソ君が異音を発したのはこの日が最初で最後、それまでも、その後も、横Gかけまくっても二度と異音が出る事はないのでした…
一体なんだったんでしょう。宗谷丘陵の路面との固有振動数が悪さしたのでしょうか。
1000km超のドライブに出かける時は、二度と低価格のアジアンタイヤは履いていかない事にします…。多分。)
が、おもいっきりハンドルセンターずれました(笑)
とまぁ、とりあえずハブベアは大丈夫だと一安心しましたので、ハンドルセンターが派手にずれたままあと1500km走るのもいやなので再びタイヤを元の位置に戻しました。
ジャッキを貸していただいたお礼に満タンにしていただきました。
ここで、ちょっとした驚きが。
店員さん「これってスーパーストラットですか?」
自分「いえ、ノーマルストラットですよ。よくご存知ですね?」
店員さん「私も同じ車に乗っていましたんで…」
自分「え?!そうなんですか?」
店員さん「これの前期に乗っていましてね。HKSのタコ足入れたり…(中略)…」
日本最北端のGSの店員さんが、まさかの同じ車に乗っていた方でした♪
一連の騒動を終え、気がつけば陽がかなり傾いていました。
今日の夕日はどこで見ようか。
海際か。
宗谷丘陵か。
最北端の地で浴びる、そよかぜと夕日に、大どんでん返しのハプニングも吹き飛びました。
表情豊かな雲と、夕日を最後まで見届けるために、海際で日没を迎える事にしました。
日本の最北端の地で見ることができた、22年間の人生の中で、最も美しい夕日。
これまでのレビンとの旅の思い出を、ぎゅっと詰め込んだかのような夕暮れに、自然と涙がでました。
ありがとう、太陽さん。
今日の朝はどうなるかと思ったけど、最高の旅の中で、最高にドラマチックな演出をしてくれてありがとう。
また明日もよろしくお願いします。
さようなら。
カーナビの画面には、自分が果ての地に居る事がはっきりと写し出されていました。
最北端の地で眺めるマジックアワーは、いつも見る空よりも、ずっとずっと広く見えました。
マジックアワーも終わり、宗谷の空は黒くなりました。
しかし、月が非常に明るいため、明りのないところでも先まではっきりと見えるほどでした。
イメージはこんな感じです。
おかげさまで、満天の星空を期待していたのですが、
です。(笑)
誰もいない宗谷丘陵を走っていると
動物?!
「zzz…誰だよ、眩しいなぁ」
「仕方ないから避けてやるか」
とでも言いたそうでした(笑)
宗谷をうろうろしていたら、ある事に気付きました。
…日帰り温泉がない!!!
調べてみると、最寄りの日帰り温泉は30km離れた稚内の市街地にある温泉でした。
しかもあと30分で閉まってしまうとのこと!
大急ぎで稚内に!
と、いきたいところですが
夜の北海道。キツネがいるか、鹿がいるか、レーダーパ●カーがいるか、不安ったらありゃしません。(笑)
案の定、
道の真ん中に馬並みの大きさはあろうかという鹿がいましたが(笑)
無事温泉にたどりつきました。
この日に寄った温泉は稚内温泉
「童夢」。
なんとなく銀色の車とか緑色のNSXとかプロトタイプを想像してしまいますが(笑)
湯船の色が茶色かった記憶があります。(勘違いだったらごめんなさい。)
さて、無事に温泉に入ったのちは、
稚内灯台に少しだけ寄ったり、コンビニにより食べそびれた夕食と明日の朝食を買い、30キロ離れた宗谷岬に戻ります。(もはや30kmなんて近場のイメージですw)
宗谷岬の駐車場で遅い夕食を食べ、快適に車中泊するのでした…。
さて、明日からはいよいよ後半戦です。
どんな景色が待っているのでしょうか。
期待が高まりますが、8月といえどもさすがに日本最北端の夜は涼しい事、疲れていた事もあって、すぐに眠りにつきました。
Posted at 2014/05/28 19:23:26 | |
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