2008年12月12日
昔の話です・・・
自分が学生時代に関わっていた研究は今の仕事とは随分と違う分野で、その頃の最新情報は全くアップデートしていません・・・。
ですが、自分を指導してくれていた師匠は海外の研究者とも積極的に情報交換、サンプル授受を行っており、その中にいたとある先生、当時から高名な先生で論文にドンドン名前が載る方がいました。
ある日、研究交流会の一環で彼が日本に来ることになり、ウチのラボからは私も対応要員(会議スタッフ)として参加しました。
何しろ高名な先生ですから、どんなスゴイ人かと思いましたが・・・なんと言うか、結構普通のおっさんでした(笑)
ですが、一大学院生に過ぎないあっしにでさえ、気軽に声を掛けてくれ、雲の上と思っていた先生との会話にすっかり舞い上がった当時のあっしのセリフは、今となってはぜんぜん覚えていません(爆)
しかも・・・
その先生はその後なんとノーベル賞を取られました。
その時になって、なんと自分はスゴイ研究分野にいたのか!と思ったものです(あっし自身の功績は殆ど無いも同然なので何も関係ないわけですが)。
また、冷静になって考えると、その先生と共同研究していた我が師匠も、ひょっとしたらノーベル賞に近かったのかもしれません・・・。
この我が師匠は、その後体調を崩され、鬼籍に入ってしまわれましたが、あるいは自分の在籍当時にもっともっともっと・・・・・ためになる研究をしていれば師匠も受賞?と思わなくも無かったり・・・・
しかし当時の自分には研究センスも、目的意識も、知識も、やる気も、運も全て全く不足しており(今もないわけですが)、きっとモノの役にはやっぱり立たなかったのでしょう・・・。その師匠が今ある自分をどう評するのかは不明ですが、卒業したあとで違う分野でありますが一応生化学分野の教科書に名前が載るような仕事をすることが出来ました。これは師匠の指導あっての事と思います・・・。
それでも、きっと相変わらず言われるんでしょうな~
もっとセンスを磨きなさい! と・・・・
遠くて近そうで、やっぱりはるかに遠いあっしの中のノーベル賞物語でした・・・・
Posted at 2008/12/12 09:59:17 | |
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雑感 | 日記
2008年12月12日
タバコを値上げ(増税)って案が出てあっという間にポシャりました・・・・
真相は別として、社会保障費の削減が急速すぎて、その補填を当て込んでの増税、それも現実には有権者の半数を切るであろう喫煙者に泥を被せてイイ子ちゃんになろうとした結果がこの体たらくですね・・・
非常に残念なのが、今回の増税騒ぎの議論が結局は税収確保最優先で行われたことです。
喫煙者も皆さん承知のとおり、喫煙は健康にいいことは全くなく(ストレス解消とか言うのはあくまで言い訳レベルですよ!)、増税の大きな目的に喫煙率低下、国民の健康増進が議論されるべきです。それなのに今回の見送りに際しては税収増の見通しが立たないといった反対意見に流される形で断念に至った模様・・・・
上記のような単視眼的、近視眼的な物言いをするあたり、議論に参加した議員らのソコの浅さと、国民の健康なんざこれっぽっちも考えていないことが良くわかります。思うに、議論に参加した議員らの喫煙率を調べると面白いことが判るかもしれませんね(ニヤニヤ)
また、今回の増税断念には内閣の支持率の低さも影響しているでしょうな。
結局はこの超低空飛行の状態で、喫煙者とて有権者、少しでも取りこぼしないように(あわよくばこの増税見送りで支持側に回ってくれないかな~)的な、自分の内閣の事しか考えていない、支持率低調政府が陥りやすい人気取り政策の一環に過ぎないんじゃないか?しかもこの見送りで非喫煙者はより不支持の意識を固めるとは思わないのか?支持率も低いが、状況判断能力もかなり低そうだな・・・
すでに根回し能力も無く、お仲間の自民党幹部や政府内閣のメンバーからも見捨てられているような・・・
アホウ総理もいつまでも漫画読んでる場合じゃないよ!
以下転記:
幻たばこ増税…麻生政権根回しなし、聖域押し切る力もなし
特集 激震・麻生政権
政府・与党が11日、2009年度税制改正の焦点となっていた、たばこ税の引き上げを見送る方針を決めたのは、支持率急落で指導力が低下した麻生首相が、与党の反対論を抑えきれなかったためだ。
たばこ税増税は、社会保障費を毎年度2200億円抑制するとした政府目標の抑制額を圧縮するための財源として、財務省内で浮上した。野放図な赤字国債発行を回避するため、財源を探した結果だった。
与党では増税反対論が高まっていたが、財務省は首相の意向を盾に正面突破を図ろうとした。10日の自民党税制調査会の津島雄二会長、柳沢伯夫小委員長からの報告を踏まえ、首相が増税検討の指示を出す――という筋書きを描いていた。
しかし、同日の首相との会合で、柳沢氏は「景気対策で減税をやろうという時に、何百億円のたばこ税にこだわるんですか」と反発したという。首相は指示を出さず、財務省の思惑は不発に終わった。
中川財務相が税調幹部との調整に乗り出すこともなかった。2006年度税制改正でたばこ税引き上げを決める際、慎重だった党税調の会合に谷垣財務相(当時)が出席し、幹部を説き伏せたのとは対照的だった。津島氏は11日、記者団に、「予算編成に絡む話なら財務相が言ってくるなら議論してもいいが言ってこない。首相の指示もない」と、政府の根回し不足を批判した。
06年の引き上げは、05年衆院選で大勝した直後、固い党内基盤を誇った小泉内閣が党税調の慎重姿勢を押し切る形で実現した。これに対し、支持率急落で「反麻生」の動きも出る中、麻生首相に「自民党内の聖域」とされる党税調を押し切る力はなかった。
麻生政権では首相秘書官に初めて総務省出身者を加えるなど、財務省の「冷遇」が指摘されている。今回、首相と財務省の「共闘」が実らなかった背景に、首相のこうした官僚の扱いの稚拙さを挙げる向きもある。
(2008年12月12日07時52分 読売新聞)
Posted at 2008/12/12 09:17:05 | |
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政治経済 | 日記
2008年12月12日
すいません、麻雀の話です…
先日ダウンロードしたケータイ麻雀ゲームですが、世相とは裏腹に景気が最高にイイです。
タイトルのような状況がもし人間相手の実戦なら間違いなく卓ひっくり返されてますね(笑)。
他にも…
・三連続スーアンコ
・サンカンツドラ12
・スーアンコ単騎ショウスーシ
など、実戦では有り得ないシチュエーション満載…
ちなみにハンチャン最高点は999990点です(ここまでしかカウントできない)
Posted at 2008/12/12 06:44:57 | |
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