スター★マンのブログ一覧

　今日は本年の最後となる城めぐりをしてまいりました。
　それは岐阜市にある 加納城 であります。
　ここは比較的に近隣でもありいつでも行けると言う感じでここまできましたが、今日はドライブがてらに寄ってみました。　 まあ市内の中心部と言うこともあってか思っている以上に遺構は破壊されておりかろうじて本丸部が加納公園として整備されてわずかな石垣や堀跡などが残っておりました。
※当時の加納城をＣＧで再現したものだそうです




■画像❶（この門は現代のものでここは陸軍の司令部や学校の運動場として・・・）



■画像❷（本丸部は加納公園として整備されてこれは本丸内の全景であります）



■画像❸（これは比較的残存している南東部の石垣でほぼ自然石の野面積みです）



■画像❹（同じく別方向から見た隅部の石垣で当時は２重の櫓がこの上にあったか）



■画像❺（今日のマイ・アクシオは同じく城の南面の駐車場にて撮影したものです）





　この加納城は上にも書いてますが、思ってた以上に遺構が破壊されていて特に天守（代用の３層櫓があった）があった言われる北西隅部は石垣もほとんど残っていなくて残念でした。
　今日はココを見たあと正月の買い出しをしてドライブは終了でした。


　さて本年も残すところ明日で最後となりますが、ブログの方もあと本年の総括を書いて終了であります。

　　さて今日は先日紹介した 信濃攻め の続きをば紹介したいと思います。　 それは 高遠城 であります。

　この高遠城はかの武田信玄が天文年間（1532～1555）に諏訪一門の高遠頼継より奪取した後、大規模な改修を行いました。　 信玄はこの南信濃を拠点に駿河や遠江、美濃へ進出すための重要な城として位置づけたのでした。　 しかし信玄亡き後、天正１０年（1582）２月に織田信長の嫡男 信忠が率いる５万の大群に進行されわずか３千の兵で守る仁科盛信（信玄の五男）が壮絶な玉砕をしたのでした。





■画像❶（現地の看板から江戸期の絵図面で当時は３層の櫓があるのが描かれてる）



■画像❷（これは高遠城の登城口となるR361がR152に交差すところにあるミニ太鼓櫓）



■画像❸（伝・大手門だそうですが切り詰められたりして当時の姿ではないそうで）



■画像❹（本丸の堀に掛かる桜雲橋で桜の咲く時期には壮観な眺めのようです）



■画像❺（先の橋を渡るとこの問屋門がもちろん当時の門ではなく城下の役所のもの）



■画像❻（最初のミニチュア版の元となった太鼓櫓で実際にここにあったものではない）



■画像❼（今日のマイ・アクシオは高遠城のメイン駐車場にて花見の際は有料だそうで）





　今回の信濃攻めのメインであった高遠城址でしたが、構造物などの遺構はないものの写真では分かり難いのでアップしてませんが、堀切、土塁など他を見ると本来の戦国時代の城をイメージできるものでした。


　さて次はどこを攻めようかな？

　途中 摂津･河内攻め が入りましたが、今回はその前の 紀州攻め（新宮城編）を紹介します。
　新宮城（別名：丹鶴城）は、関ヶ原合戦の後、和歌山城主となった浅野幸長の家臣・浅野忠吉が新宮領を与えられて、慶長６年（1601）に築城を開始した城である。　 元和５年（1619）浅野氏にかわり徳川家康の10男・頼宣が紀州に入国しその付家老であった水野重仲が先の忠吉の築城工事を継続し寛永10年（1633）城は完成をみる。





■画像❶（南西部に整備された登城口として模擬大手門（冠木門）が建てられている）



■画像❷（先の登城口の長い階段を登り切ると松の丸の虎口が見えてきます）



■画像❸（続いて松之丸へ入るとすぐ右手に次の鐘の丸への虎口が出現します）



■画像❹（鐘の丸の平面空間は本丸以上に広く当時は庭園・御殿などがあったのか）



■画像❺（本丸へは何度も折り曲げて２重の虎口を付けた厳重な虎口門でした）



■画像❻（本丸の削平地は先の鐘の丸より狭く当時は３層ほどの天守がようで）



■画像❼（本丸北面に搦手虎口があるが幅こそ狭いがかなり厳重な作りである）



■画像❽（本丸部の石垣を北西より見る一番奥に本丸から続く出丸当時は櫓が）




　この現代の新宮市は和歌山へ行く際に何度も通っていましたが、この城へ来たのは今回が初めてでした。

　こんな立派なお城がここにあったとは少々びっくりです。
　僕的に紀州徳川家の和歌山城より石積なんかは時代的なこともありますが立派に見えますね。


　さていよいよ僕のアクシオが復活するような・・・

　今日は 紀州攻め の続きで今回のメインともなる～ それは 九度山（真田関連）の見学でありました。
　もう 大河ドラマ 真田丸 の影響はすごいものがありこんな片田舎の山間に当日は車を駐車する場所がないくらいの混雑にて近隣の道の駅も満タンで、観光バスも沢山来ておりました。　 ここ九度山はかの真田親子（昌幸、信繁）が蟄居させられていた場所で、その真田庵と今回の大河に合わせてミュージアムが作られ公開しておりました。





■画像❶（道の駅に車を止め徒歩数分でこの真新しい真田ミュージアムに着きます）



■画像❷（入場するとこの等身大フィギュア達が右は道の駅にあった幸村の甲冑）



■画像❸（まあネタバレするのでミュージアム内のほんの一部をいろんな仕掛けが）



■画像❹（真田親子が蟄居生活時の屋敷跡と伝わる場所に建てられた善名称院）



■画像❺（六文銭の家紋が入る瓦が目立つ城郭風の建物が本堂・別名 真田庵）



■画像❻（道の駅横にあった仮説のお土産屋で買った六文銭焼きという饅頭です）





　今回の目玉でもあったこの九度山ですが、上にも書きましたが大河のお陰で立派なミュージアムまで作られてすごい賑わいでした。


　さてこの 紀州攻め のブログはまだまだ続きます。

　今日は 伊勢攻め最終章 のブログの続きでして今回は 鳥羽城 を紹介したいと思います。
　この城はまたの呼び名を 海賊の城 とも言われ戦国時代にかの織田信長、のちに豊臣秀吉のもとで水軍を率いて大活躍した九鬼嘉隆が文禄３年（1569）に築城したものです。　 それ以降九鬼水軍の本拠地となり大手門が海側に突出して作られていたという珍しいものだったようです。




■画像❶（先の３ノ丸から見上げるとこの見事な７段の石積がでもいつの時代の？）



■画像❷（本丸の石垣は野面積で九鬼時代のものか隅部は算木積の様ですが）



■画像❸（本丸は以前鳥羽小学校のグランドとして使われていたそうでかなり広い）



■画像❹（本丸から見た鳥羽湾に浮かぶ観光船が何故か九鬼水軍を連想させる）



■画像❺（家老屋敷跡の石垣ですが往時は城全体にこの様な壮大な石積が！）



■画像❻（かなり後世に破壊されてしまっておりますがこの海城の壮大さにびっくり）



　


　今年の目標の一つでもあった伊勢（三重県）の制覇が出来ました。
　ひとまずここで区切りをつけますが、ひとつこの城めぐりにおいてはまだまだ沢山の見てみたい城跡は沢山あるので今後も機会がありましたら訪れてみたいと思います。


　次の目標は越前（福井県）かな・・・