決断の瞬間(とき)

みなさま、こんばんは★

ブログに書くかどうか、悩みましたが...時期が来たので、お話します。



私は、今月5月下旬をもって、今の仕事を退職する事を決断しました。

社会人となってから9年間、勤めてきましたが...長い目で将来の事を見据え、このまま働き続ける事が難しいと判断したため、決断しました。

退職するか、続けるか...これまで、何度も辞めようかと思った事はありました。それでも、その度に自分なりに乗り越えてきたつもりでしたが...もう限界の様です。

昨年の12月あたりから、本気で考えるようになり...退職と続行の狭間で揺れ動き、不安な気持ちを抱きながら、日々を過ごしてきました。気が付いたら、頭をよぎるのは退職する事ばかり...このまま中途半端なのはダメだ！と思い、家族とも...両親とも幾度にも渡って話し合いを持ちました。

結果『退職』という決断を下しました。

プロフィールにも書いていますが、私が勤めてきた仕事は『サービス業』です。

土日祝日・GW・お盆・年末年始など、世間一般の休日とは全く無縁の仕事です。若かりし頃は何とも思いませんでしたが...最近、辛くなってきました。特にキツいのが、年末年始です...毎年の事ですが、12月31日の大晦日はおろか、1月1日の元日ですら仕事です。『世間はお正月気分で浮かれているのに、何で俺は仕事してるんだろ...』という思いにかられ、とても惨めな気持ちを感じる様になってしまいました。

勤務体制も、退職の要因です。

朝8：30～17・18：00頃まで勤務して

その後22～23：00頃に、再び仕事に『戻り』＾＾；

勤務が終わるのは早くて25：00、遅いときは26：00・27：00(夜中の2時・3時)です-_-

間の時間は『休憩』なのです。

当然、翌日は8：30から勤務なので...睡眠時間は推して図るべきでしょう。

こんな生活を、ずっと続けてきました。

休日が合わないばかりか、生活時間帯すら、世間一般とはズレているので...一般的な職業に就いた友人たちとは、徐々に疎遠になっていきました。今でも付き合いがあるのは、ほんの一握りですT T(これは本当にありがたい事です！)

友人たちも、次々と結婚し家庭を持ち、子どもをもうけ...立派に成長していく姿を横目に、私独り世間から取り残されている様な...『こんな生活では、まともな恋愛・結婚など出来るはずが無い』などと、またもや惨めな気持ちを感じるようになってしまいました。

もちろん、私と同じ職業でも、結婚して家庭を築き、仕事と両立させている方はたくさんいらっしゃいます。しかしながら...

従来は、勤務時間・拘束時間が長い割りに、それなりに賃金は頂いてはいました(残業代・深夜手当て、という形で)。それが、働き続ける上でのひとつの励みでもありました。ですが、それも無くなりました。少し前に、会社が『ゼロ残業』の名の下に、それらを一切カットすると決定したからです。

これが、退職の決定打となりました。

若干の勤務時間の微調整は行なわれましたが、それでも『戻り』というシステム自体は無くなりませんでした。残業代などが一切無くなった結果、基本給は決して多くはありません。むしろ、勤務時間・勤務内容からすると、全く割りに合わないと言っても差し支えないでしょう。

同程度かそれより下の給料で仕事をするなら、『戻り』をしなくても良い仕事をした方が、遥かにマシ...そう強く思うようになったのです。

そもそも、何でこんな仕事に就いたかといえば...両親への反発からなのです- -； 当時の私は、特に父親と不仲で...事あるごとに衝突していました。学校を卒業し、職を決めるにあたって...両親に一切相談すること無く、今の仕事に決めてしまいました。『自分ひとりの力でやっていける！』などと、息巻いていた世間知らずの小僧だったのですね＾＾； その時に相談していれば、また違った結果になったのでしょうが...今となっては、後の祭りです。そして、9年も経ってから『やっぱ無理』と親に相談するなんて...順序が逆ですね。お笑い種です。自分でも情けないです。

当初は『30過ぎて辞めたって、仕事なんか無いぞ！』と突っぱねていた両親も...何度も何度も話し合いを持つうちに、次第に態度が変わっていきました。

『辞めて故郷に戻ってこい。そして、仕事探せ。だが、今度はちゃんと相談しろよｗ』

朴訥な父の、冗談交じりのその言葉を聞いた途端、涙が溢れて止まりませんでした。感謝の気持ちで胸が一杯になりました。いつまで経っても息子は息子、親は親なのですね...両親の理解が得られた事も、決断の大きな後押しとなりました。



そんなこんなで、31歳にして、もうすぐ無職になります。

世の中には、もっと厳しい条件の下、頑張って働いている方は大勢いらっしゃる事でしょう。『何を甘い事を抜かしてやがる！』と、お叱りを受けるのも当然かも知れません。

これは、私なりに、考えに考え抜いた上での決断です。このご時世、転職は困難を極めるとは重々承知しています。収入も大幅にダウンする事でしょう。ですが、何とかしてこの壁を突破し、自分を...自分の人生をステップアップさせたいのです！

先ずは第一段階として、故郷に帰ることとしました。現在は会社の寮に入っているため、退職と同時に引っ越します。住む場所は、何とか確保できました(実家に住むのではありません) w そこを拠点に、転職活動を行ないます。
もちろん、えむあるも一緒です！



私には、目標があります。夢と言っても良いでしょう。それは...

・えむあるをもっとパワーアップさせる事

・二台目の愛機を手に入れる事

・結婚(その前に彼女ｗ)

です！

それこそ『無職のくせに、何を夢見たいな事をほざいていやがる』などと思われるかも知れませんが...転職を成功させて、その仕事を懸命に頑張って、叶えたいのです！叶えてみせます！

今度こそ、両親とよ～く話し合い、慎重に決断します。願わくば、私の適正や能力にあった仕事に就ければ最高なのですが...世の中そんなに甘くはありませんね＾＾；  少なくとも、今度は『戻り』なんて無い仕事に就きますｗ

この記事を読まれた方、赤裸々なお話に最後までお付き合い頂いて、ありがとうございましたm(_ _)m