
いつも長文ぎみですが、今回のブログは長長文です!。
今日仕事が休みだったので
念のための1年点検をしておきました。
東北へ行ったおかげでちょうど35000kmを超えてしまい、オイル交換は無料に釣られたのですが、とりあえずなにも異常はなかったです。
フロント下部に設置したラジエータ虫取り網も、恐らく大丈夫であろうとの判断でしたが、ターボ車なのでこれは夏冬1年かけて慎重に検証していくつもりです。すでに虫はけっこうひっかかっていて小まめに除去していますが、1mmメッシュではなく3mmメッシュぐらいのステンレス網が入手できれば交換したいと思っています。3mmメッシュなら雪の付着を除いて冷却には問題なさそうな感じです。
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それより整備点検に我がコンテ号を持っていったところ、ないと思っていた代車が用意されていました。まだ3500kmほどしか走っていない、アイドルストップ機構が付いた新型TNPのムーヴカスタムGのNA車でした。そこでせっかくの代車だし乗り物好きの心が騒いで、早速山越えやら高速道路やらを含む150kmのドライブへと出発です。
ここの画像はダイハツのホームページからの借用ですが、いつもターボ車ばかり乗っているせいなのかNAの軽やはりかなり踏み込まないと、普通車の流れに乗れなくてけっこう疲れました。
以前に何日も乗った代車のタントエグゼカスタムのNA車は、このTNPエンジンの前の設計のためか、出だしは確かにとろいものの、アクセルは踏み込み始めたときからエンジンの反応があったように記憶しています。新型TNPは出だしの踏み込みすぎを抑えるためなのか、もしくは電子スロットル採用のせいなのか、かなり踏み込まないとエンジンの回転があがらない傾向です。
よってかえって思いっきり踏み込んでしまうので、以前のエンジン設定よりも運転しにくいように私は感じましたよ(特にくねくねカーブの続く一般道の峠の登り道)。回転を維持するのに疲れます。前の設計のほうが良かったと思うのは私だけでしょうか。
代車のグレードはGでしたが、リヤースタビライザーもないので車体はけっこう振られます。軽自動車はコストの関係からか、前にしかスタビが装着されていないことが多いですが、リヤースタビライザーの効果は非常に大きく、他の見た目重視の装備を削ってリヤースタビを搭載したほうが評価が上がると思います。
エアコンはよく効きましたが、信号待ちなどで完全停止すると、アイドルストップ状態になりエアコンが停止(送風のみになる)するので、今日のように猛暑となりますとやはりとても辛く、アイドルストップオフスイッチを押してしまいます。ところがこのスイッチ、エンジンを切ると元の設定にリセットされ、停止するとまたアイドルストップになるので、どちらかに完全固定できるタイプのスイッチのほうがいいですね。
あと高速道路で100キロ+
α の走行もしてみましたが、コンテで悩みの種の風切音は全く発生しませんでした(サイドバイザーは無し)。これは正直コンテから見れば羨ましかったです。走った印象では高速道のきつい登坂なら時速100キロの速度を維持するのはNA車ではちと辛そうです。
それとムーヴカスタムの座席、見た目には良さそうに見えるのですが、あくまで私の場合では1時間半ぐらい運転すると腰が痛くなってきました。コンテカスタムでは3時間でも平気なので、私個人的な印象だと、ムーヴカスタムの座席の設計はあまり良くできていないのではないか…との思いです。
ムーヴカスタムのセンターメーターパネル、
新型は軽量化のためなのかフード(鉄のオモリ?が入っているらしい)が廃止されたせいで、
太陽の位置によっては
透明パネルへの昼間の映り込みが激しいです。
ちなみに「D」シフトなのに、
アイドルストップによりタコメーターの針が
0 を指しているのが分かると思います。
→ 【下写真追記】 この頃はシグマDP1x導入前で、掲載写真が鮮明でなくてすみません。

センターメーターフードを廃止するぐらいなら、とっととセンターメーター自体をやめれば良かったのにと思うのだけど、なぜかダイハツさんは止めないですね。
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あとメカ的には、試しに出先でエンジンをかけたままムーヴのボンネットを開けると、すごい排熱が出てくるのにはちょっとびっくりでした。しかもエアコンを使用しているのでなおさらでしょう。
実は前のムーヴよりフルモデルチェンジした新型ムーヴは、
ホイールベースを35mm短縮 しましたが、
その原因のひとつというのが、
エンジンルームスペースを少しでも拡大して冷却効果を上げるため、
だと聞きました。
それでもあの丸っこすぎる車体のせいで、エンジンルームはびっしりと部品が詰まっていて、バッテリーすらそのままでは取り外せないような構造です。というか、バッテリーに熱風が直撃していました。
コンテカスタムを買ったときには全く想像もしていませんでしたが、コンテは四角の車体のうえ室内長を2000mmに抑えたおかげで、エンジンルームはうちのターボ車でも広々しとていて(けっこうスコスコです)、もちろんバッテリーはそのまま外せますし、夏場でも熱もあまりこもらないですね。
これはエンジンと電気品の寿命にかなり違いが出てくるのではないかと個人的に思ってしまいます。
【関連情報URL】には、日差しの強い夏場、センターメーターへの写り込む日光の写真を掲載。
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【2011.12.25 追記…同じ内容をRSのマイナーチェンジのブログにも記載しています】
この寒い12月中、わけあってずっとこの車に乗っていましたが、1ヶ月近く乗っていてビックリしたことの一つに、窓ガラスが非常に曇りやすいというのがありました。
原因ははっきり調べたわけではありませんが、どうやらダッシュボードのかなり前まで突き出しているフロントガラスの形状に問題がありそうです。
当方の居住地は瀬戸内なので、そんなに極端な寒冷地ではありませんが、1人乗車時でさえ暖房時に、とにかく常時エアコンスイッチをONにしないと、すぐ窓ガラスが曇ってしまうのには閉口しました。
フロントガラスが小さくて立ち気味のコンテ(カスタム)では、四人も乗れば別ですが冬場でもこんなことはなかったので本当に驚きましたが、それと同時にこのフロントガラスが大きすぎなのと、さらに先まで突き出ているせいなのか、エアコンの温度調整を手動でHiに設定しても、暖房もなかなか効かないですね。
気温0℃前後の早朝は、エンジンが温まっていてエアコンから温風が出ていても、私には寒く感じられました。
ただ当方所持のコンテカスタムは、2WDでありながら寒冷地仕様車を購入したので、前席の下にリヤーヒーターダクトの排出口が左右ともあり、エアコンの風向を足方向へ向けると、このダクトからも温風が常時出ますので、後席も車全体も足元から暖まりやすく、その分は割り引く必要はありそうです。