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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2020年06月22日 イイね!

カクカクシカジカ車

カクカクシカジカ車 
現在ほぼ30万kmも走りまして、最近わずかながらにエンジンオイル漏れが生じたものの、これまでタービンとエンジン内とCVTは消耗品と油脂類の交換をしただけでノンオーバーホールで乗ってきました。
  

さすがにオルタネータや燃料ポンプ類の補機部品類は、長距離旅行中にトラブルことを恐れて25万km前後で新品交換しましたが、軽自動車でノンオーバーホールで30万kmも乗れたのはありがたいと思います。

4気筒の普通車に換算すれば、すでに40万km走行以上のレベルではないでしょうか。
  
  
Posted at 2020/06/22 20:49:39 | コメント(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマレビュー
2017年10月08日 イイね!

オートメカニック誌 No.539号  2017年 11月号 ゛禁断の実験゛

オートメカニック誌 No.539号  2017年 11月号 ゛禁断の実験゛
2017年 11月 7日に発売となった
   車の整備専門誌のオートメカニック誌 No.537号


これまでにも何度か取り上げられてきました、
   禁断のクルマ実験室なるものが、
   今回も特集で組まれていました。
  
   

      
   
   
 以前に我がコンテ号の200000km達成記事を載せてくださったオートメカニック誌 (2016年 11月号 No.533号)、現在は月刊から隔月刊行となりましたが、昨年廃刊もしくは休刊となりました、鉄道日本社の「自動車工学」とともに、整備の参考書としていつも読んでいます(いました)。


 そのオートメカニック誌ですが、今月号は過去にも幾度か取り上げたトンデモ実験シリーズが掲載されていまして、車の機構にご興味のある方は非常に面白い内容となっております。





 エンジンオイルが極端に少なすぎたり、極端に多すぎたりするとどうなるか、
 オリーブオイルをエンジンオイルの代わりに使ってみたりする実験やら、
 ショックアブソーバーのオイルをすべて抜き取って走行するとどうなるか、

 さらにはフロントディスクブレーキにオイルをベトベトに塗ってブレーキをかけると効き具合は?
 オルタネーターの配線を引き抜いてどこまで走行できるか、などなど  

   ……… 自動車学校内やテストコースとかでないとできないような実験をやっていました。



 雑誌自体は隔月刊となったのとそんなに大量には売れないであろうから、月刊時代よりは多少高くなって今回は1200円ですが、私はたいがい購入してますが、面白かったのでご興味ある方はぜひ買って熟読してみてください。






 意外だったのは、ディスクブレーキにオイルベトベト付着実験での結果。
 
   以前、当ブログでも取り上げました
   「読みました、この本 「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」(2017.6.11 追記) 」
        → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/36935988/

のところで、国政久郎さんの続編
営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2、で詳しく触れられていましたが、






 ブレーキペダルのところで例えば50kgの脚力をかければ、ブレーキペダルのところですでにテコの原理で約3倍となる150kgの力となり、さらにエンジンの負圧を利用したブレーキ倍力装置で6倍程度に強化されると、おおよそ1tonもの力がブレーキフルードからピストンを通してディスクパットにかかるようで、これには私もちょっとビックリしました。


       


 1tonもの力が、あのブレーキパットとディスクの面にかかるのかと思うと驚きですが、こんなに強力な圧力がかかれば、脂分などはじき飛ばされてしまうでしょうね。でも国政さんの本より理屈は分かっていてもこんな実験、廃車直前でもなければ自分の車で試すだけの器量は私には無いが、今回のこの雑誌の実験で見事にそれが証明されておりました。






 あとこの実験集で発生したらしいのですが、オルタネーターの配線を引っこ抜いても充電系統の故障を示すバッテリーマークの警告灯が点かなかったそうです。これではいざというときには役に立たないことがあるようなので、個別に電圧計を搭載しようと改めて思いました。


 現在わが車に取り付けているピボットのX2Cの水温計単独から、サイバーゲージシリーズの、ブースト計+水温計+電圧計の3点ゲージセットに載せ替える計画なのですが、コントロールユニットとゲージ3個を合わせて買うとなると合計5万円近くかかるようなので、現在購入予算が無くて導入はもうしばらく後になりそうです。

(2011年に購入し、2017年現在も使っている PIVOT CAN通信対応マルチゲージ X2C)

       
            (ピボットの3連メーターのサイバーゲージ 同社ホームページより)




 本当はバッテリー回路内に、電車の主回路に設けられているような電流値測定回路の設置と、こちらの写真のような、運転席には電流値を±表示できるメーターと同じようなものを設ければいいのだが、家庭用向けの乗用車ではできれば保安上からはこれらの設置は避けたほうが良いと思い、設置にはいたっておりません。

(電流計が設置され、ちょうど130km/hを指しているJR西日本223系-3002番の運転台)




 ただコンテの場合、純正のバッテリーセンサーは、下写真のように-端子付近に板状の導体を囲むように設置されている黒い□の物体なのですが、このバッテリーセンサー、バッテリーに出入りしている電流量と、バッテリーの温度を監視しているものの、この情報を習得して表示するメーターは今のところないので、クランプメーターを買って時々測定するしかなさそうです。

(下側の端子=マイナス側端子の傍に設けられている□型の部品がバッテリーセンサーです)








 またこの禁断の実験では取り上げられていませんでしたが、もう一つ気づいた点としまして、オイルゲージの最低ライン(L)と、最高ライン(H)との容量差に触れられていなかったことでしょうか。


 以前に我がコンテターボ(KF-DET)エンジン車で計測してみますと、おおよそその差は1.0Lとの数値が出ました。軽自動車は元々オイルパン容量が小さいため、エンジンオイル容量がLラインでは1.5Lの容量しかなく、Hラインでやっと2.5Lとなり、燃費を良くするためだけに軽自動車でのLラインまでのオイル充填では、考えようによっては結構危険な状態です。


  やはりエンジンオイルは特にターボ車の場合、
  タービンの軸の冷却も兼ねていることから、必ずHラインギリギリまで入れておきましょうね。
      
Posted at 2017/10/08 21:11:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマ
2016年08月10日 イイね!

異 音 !

異 音 !今日、床下からゴトゴトと発生していた異音を修理しました。

実は昨日2016年 8月 9の日、何年ぶりになるのだろうか、日帰りで久しぶりに出雲へと小旅行をしました。

その道中に、我がコンテのフロントの床下から段差やデコボコなところを走ると、棒みたいなもので突いたような「ゴトゴト」とか「ゴツゴツ」といったような異音が出るように。しかも異音の大きさや頻度もまちまちなのです。

文章での表現は難しいので、今思えばICレコーダに録音しておけば良かったのかもしれません。



で、異音の音もけっこう大きくて気味も悪く、出先で走行不良になるのも怖いので早速修理です。


まあフロントの足回りの異音はいくつか考えられるのだそうですが、
で、あらかじめ事前に調べると主に、

     ① ショックアブソーバーのアッパーマウントとかのゴム関係の劣化
     ② フロントスタビライザーの固定用のブッシュの劣化やスタビリンクの劣化
     ③ ハブベアリングの劣化
     ④ ステアリングロッドに接続されているボールジョイントの劣化
     ⑤ ドライブシャフトのブーツ部の破損

あたりのようです。


ただこの辺りで見切りをつけたものの、我が家にはガレージジャッキやリフトなどはないので、近くのコンテを購入した車屋に直行。事情を説明し見てみると、

   なんと 『スタビライザーリンク棒の上側の固定用ブッシュの
                       ナットが緩んでいました』

 各部ボルト・ナットの増し締めでとりあえず修理は完了。
 底をたたくような不快なゴトゴト音はきれいに消滅し、元の乗り味に。




ちなみにこちら真下2枚の写真は
   「180000kmの大リフレッシュ ~ ショックアブソーバー転換 & 腐食対策ほか」
           のタイトルでアップしようと下書きのままで現在も放置状態の、

昨年2015年 12月 21日に180620kmにて前後ショックとその付属部品を全て交換した翌日の、自宅で冬タイヤ交換時に撮影した写真からの流用です。


       
水色のショックの横から伸びているクロームメッキされた細長い棒が、フロントのスタビライザーリンク棒なる部品でございます。コンテではRSだけに設置されているものです。




 何か月か前に我がコンテの駐車場が、平たい土からデコボコの石詰めに変更になったせいでリンク棒に負担がかかったのか定かではないものの、スタビライザーのリンク棒の固定ボルト・ナット(フロントショック側)が緩んで、突き刺すような異音が発生しましたが、


       
お盆前の休業日になる前に、しかもリンク棒が外れて大惨事になる前に、ボルト・ナットの締め直しだけで治ったことは不幸中の幸いでした。またこの体験ですが私にとっても非常に勉強になりました。ひとつ賢くなった次第です。

 ちなみに今回緩んでいたナットは、直上の1枚目の写真に掲載のアッパー側のほうのボルト・ナットでした。参考に掲載しました2枚目の下側写真は、ジャッキアップして撮影しているせいでクランクシャフトの軸がゆがんでいて、さらにカメラのAFポイントもクランクシャフト軸に合ってしまい、スタビライザーリンク棒のブッシュ部分はボケてしまい不鮮明に写っています。


 そして現在196600kmも走行しているので、合わせてポールジョイントやドライブシャフトのブーツ等もチェックしましたが、こちらは今のところ大丈夫だったです。ちなみに掲載順序は逆になりますが、ショックを全交換してリフレッシュしたお話は、後日に当時の日付に設定して改めてアップする予定です。




 追加ですが、鉄道日本社刊の今月号の「自動車工学 9月号」を丹念に読んでいますと(今月号はオーバーヒートの特集)、整備日誌アラカルトの中のP.71に DBA-L175 の、ダイハツムーヴの、フロントディスクブレーキのスライドピンのガタによる大きな異音発生の修理記事が掲載されておりました。

ちょうど我が車が異音発生で悩まされていたところだったので、非常に興味を持って拝読いたしましたが、部品の当たりが悪くて局部摩耗し異音発生だなんて、素人の私にはちょっと想像つかない事例でした。



 他には、この事例は急に走らなくなるとかで考えようによっては怖いのですが、ジムニーの触媒が破損してマフラーが詰まったとか、日産ではお馴染らしい? キューブのドア アクチュエータの故障とかが取り上げられていました。


 そういえば先日私は初めて知りましたが、
 日産のマーチとキューブの一部車種の、エアコンやヒーターの温度調整をする部品 「エアミックスドア」 の耐久性の無さのために、エアミックスドアの駆動軸が破損してしまい、温度調節が全く効かなくなるトラブルが多発だとか。壊れ具合により熱い熱風か、その逆の冷風しか出ないようです。

 しかもわずか外販価格で1500円のこの部品を新品交換するのに、フロントのダッシュボードをはじめすべてのフロントの内装部品を取り外して、さらにはエアコンガスまで抜いてからでないと部品交換できないらしく、時間と手間がかかりすぎでそのための作業工賃が5~6万円も要し、ユーザーがたいへん怒っている、というのをネット検索で知りました。

 ちなみに修理費=この場合は作業工賃があまりにもかかるせいなのか、日産はこれをサービスキャンペーンにもしないようです。



 ちなみに所有ユーザーの意見を見てみますと、
 カルロス・ゴーンによるコストカットのやりすぎでこんなことになるんだとか、問題部品を簡単に交換できない構造にも問題があるんだとのことでした。調べてみるとこのエアミックスドアの故障、キューブユーザーの間ではけっこう知られている故障だとか。で、現在は駆動軸を強化した対策品へ変更となっているそうですが。

 夏場にエアコンが全く効かない(熱風が出る)、又は真冬に暖房が全く効かない(冷風が出る)となると、修理をほったらかしにもできないですし。こんなところでコストダウンなどするなと本当に私も思います。

 この日本の北海道でも、残念ながらガス欠による痛ましい車中での凍死事件がありましたが、北欧など超寒冷地では暖房が効かなくなるとまさに死に直結するので、ご当地の車はエンジンさえ止まらなければ絶対に暖房が効かなくなるようなトラブルが発生しない構造になっているんだと、述べておられた方もおられました。



 デンソーが最近出したらしい? 小型・軽量タイプのエアコン・ヒーターユニット、プラ部品の多用で耐久性は果たして大丈夫?? なのか心配になってきました。温度変化も激しく熱い風が当たることも考えると、破損しやすいプラ部品の多用なら、せめて部品交換しやすいように車メーカーや部品メーカーは設計にひと工夫して欲しいところですが、近年は製造とコストが楽になることばかりで、後の修理のことなど考えない設計ばかりが横行しているのが現実ですね。


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 それともうひとつ、この出雲への小旅行中に気が付いたのですが、先日東北旅行中の2016年 6月 12日に出先で新品交換した、GSユアサの充電制御車&アイドリングストップ車対応のバッテリー 「ECO.R LONG LIFE EL-55B20L/M-42」 ですが、


       
もちろん取扱説明書にも書かれております通り補水は必要なのですが、


   思っていた以上にバッテリー液が減るようです


 別にこれに対して怒っているわけではなく、新車装着バッテリーの時にはバッテリー液をほとんど補充した記憶がないので、ちょっと、いやかなりビックリしたのですが、満2ヶ月・3400kmの走行で全部で150cc近くバッテリー液を補充しました。

車検時に用意した超純水20Lはまだ自宅に余っていてウォッシャー液などに利用しておりますが、出雲からの帰宅時に何百kmも一挙に走るので、出雲市内のカー用品店で最小単位の補充液300ccを100円ほどで購入してその場で補充。帰宅時の走行で充電できたと思います。


 この夏時期はエアコン使用やら、ラジエターファンが回るので電力の使用量は多めとなるものの(カーエアコンのコンプレッサー自体は、エンジンからの動力駆動なので電力は関係なく、送風ファンで電力を使います)、距離を走る私の車だけかもしれないものの、このバッテリーをご使用の皆さま、この時期は特に月に1回程度の頻度で、

   タイヤの空気圧と共に
   バッテリー液もチェックされておいたほうが良いように思えます
                 …特に走行距離が多い方、要注意です。



        【 追 記 】
 先日、東北旅行へと3000km以上の長距離旅行をしてきましたが、バッテリー液の減りは全くなく、充電系統も調べてみましたが正常電圧で充電されていまして全く問題なく、前途のバッテリー液の減りは何だったんだろうかと、逆に首をかしげている次第です。

 出先での購入のため、製造日から半年ほど経たものを買いましたが、購入した時点でチェックした時にはバッテリー液はきちっと入っていたような。


 唯一考えられるのは、今年の夏は非常に暑かったから単に液が蒸発しただけだろうか??
 コンテが納車された時には、バッテリーの周囲には黒のシートがかぶせられていましたが、ラジエターファンからの熱風を遮るための物だったんだろうか、と思っているところです。


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 そして最後に、今回午前中に訪れた、出雲大社の奥地にある登れる灯台の一つでもある、日本で一番高い日御碕灯台(ひのみさき とうだい)と、そこから見た青々とした日本海の様子は、今回やっと晴天に恵まれたこともあり、きれいな写真が撮れましたので過去の2011.8.4付の当ブログ

    「出雲の日御碕灯台と出雲大社参拝と古代出雲大社の巨大神殿(2012.8.7 加筆)」  

に、今回撮影した写真をRAW現像し後日追記する予定です(時期は未定…笑)。
Posted at 2016/08/11 00:43:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマ
2015年12月07日 イイね!

読みました、この本 「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」(2017.6.11 追記)

読みました、この本 「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」(2017.6.11 追記)

多忙なため、どうやら今年最後の
ブログアップの気配となりそうな感じで
                ございますが。

ちなみにここの冒頭の写真は、
ウィキペディアに掲載のプロボックスの写真でございます。




   マイリンクの登録先に紹介されておりましたこの本、
   タイトルに惹かれてつい買ってしまったこの本ですが、

  「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」 なる本です。
    ただ残念ながら、もう現在はほとんど市場に在庫がない模様ですが、
    アマゾンでは多少在庫があるようです。入荷したようです(増刷?)。
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   とりあえず一通り熟読してみました。

 まあ、図解やイラストなどはほとんどなくほぼ字だけの本ですが、主に電子化の進む最近の車の問題点や、車体・サスペンション等の問題提起がされております。要約すれば運転が楽しくなる車、長時間運転ができる車、ドライバーの意図するように動く車がいいのだということが、バード的に述べられています。



 まあここでこの本の内容まで細かくは触れませんが、例えば私の所有していますムーヴコンテ カスタムRSの2010年式は、アクセルペダルはもう旧式となりつつあるワイヤー式です。当然アイドルストップみたいな野暮な装置も付いておりません。

 バイクと同じような旧来のワイヤー式アクセルなので、微細なフットワークでもエンジンがきちんと反応しますし、エンジンの反応もクセが無く直線的な感じが私には感じられます。



        【2017.06.11 追記】
 この本の続編がすでに出ていました。
 先月の末頃、大きな本屋さんのクルマコーナーで見つけて速攻で買って帰りまして、熟読しました。で、その続編となる「……2」は、主にサスペンション関係について詳しく述べられていました。かなり専門的になりますが、ご興味のある方は読んでみてください。
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   これはだいぶん以前のブログ(2011.7.8付)で触れたことですが、
        そのブログはこちら → 「 代車で乗ったTNP新ムーヴカスタムG 」
        https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/23067997/

 ダイハツの電子スロットル&アイドルストップが初採用された、ムーヴカスタム(TNP)のNA車に代車で乗った時の、あまりの違和感には本当にビックリしてしまい、そのことを当時ブログにしました。


 当時の電子式アクセルは、踏み込んでもエンジンがなかなか反応しない(回転が上がらない)ので、つづら道が続く峠道の上り坂では、あまりにももさつい動作にイライラしました。これは何年も前の話ですが今でも鮮明に覚えています。
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(アイドルストップがムーヴに初採用されたLA100型ムーヴ:当時のダイハツのホームページより)


 とにかく燃費をちょっとでも良くしようとするためなのか、アクセルを踏み込んでもなかなかエンジン回転が上がらないような制御となっている(なっていた?)ようなのです。



 まあ私のコンテはターボ車なので、NAと比べてターボ車はトルクが1.5倍以上出ていることは割り引く必要がありますが、アクセルがワイヤー式だとわずかにアクセルを踏み込むだけでも回転が上がって上り坂の失速は防げるし、登り坂の角度と求めるスピードに応じてアクセル角度を調節してやればすぐさまエンジンが反応し、たいがいはこちらの予想通りの走行をします。

 最新の電子スロットル車はレヴォーグ以外にはまだ乗っていませんが(レヴォーグはそんなに違和感を感じませんでしたが)、この2011年当時に出たTNPを採用した電子スロットル式ムーヴは、本当に運転していてイライラの連続でした。そしてこれと同じことがこの本にも書かれていました。




   そうしながらアマゾンのサイトを徘徊していると次にこの本が出てきまして、
   これも面白そうなので、ついポチしてみました。
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 今日届きましたが、まだ読んでいないので感想があれば後日追記いたします。


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     【2016.9.26 感想を追記】

 後日この本の前編となる 「畑村耕一著 エンジン手帳 2」 も取り寄せて併せて読んでみました。

 No.2の本が2013年 6月の発行で、No.3が2015年 11月の発行なので、こう言ってしまえば後出しジャンケンなのですが、この本で絶賛されているマツダのクリーンディーゼル技術、スカイアクティブD(SKYACTIV-D)ですが、現在大変なことになっているようです。
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  (マツダが開発したディーゼルエンジン スカイアクティブD : ウィキペディアより)
  

 マツダのスカイアクティブD(ディーゼル=軽油)では、14.0という低圧縮比にしてNOxの発生を抑え、EGR(排気ガス再循環システム)を積極的に活用して高価な触媒を不要にしたわけですが、やはりスス、カーボンの発生は完全には防げなかったようです。

   走行距離が増えてくると、
   排気バルブとかに大量のカーボンが溜まって密着不良とかを起こし、
      最悪走行中にエンジンが止まってしまう ようです。


これらをネットでいろいろと検索すると、吸気圧センサーとかがススですごい状態になっているのを見て私は絶句しました。


 詳しくはこちら様のブログにて → http://minato-motors.com/blog/?p=9900
                    → http://minato-motors.com/blog/?p=10130
http://blog.goo.ne.jp/carintelligenceagency/e/c7eeb20ef00bdc266add539a425b62c1#comment-list
    ・新車から1年弱 / 3万kmほどの走行でロアアームブッシュの破損とか
    ・わずか6万km弱しか走っていないのに、
         あまりにもすごい量の各部のカーボン=ススにビックリです。


 こうなったのには研究開発費をかけたくなかったためだろうが、恐らくコンピューターのシュミレーション設計ばかりを頼り(MBD)、アナログ的要素となる十分な試作テストをしなかったからなのだろうと私は考えます。



 シュミレーションだけですべてが問題なく設計できるならどこも苦労しないが、過去にあったJR東海が造った300系のぞみの、モーターを車体に固定しているボルトの損傷脱落事故が、1992年 5月 6日 走行中のひかり238号にて発生しています。
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(新幹線初の270km/h営業運転を実現した300系電車 : ウィキペディアより)


 モーターが線路に落ちればあわや大事故になる直前でしたが、幸い異常を察知し列車を緊急停止させた運転士は立派だったけれど、これなどは机上のシュミレーションだけでは、すべての問題点を把握するのは不可能なことを見事に証明しています。

 そこで300系の改良版として登場した500系は、床下機器をすべて平板で覆う構造(ボディマウント)にしました。


 ちなみに著作権の関係から、ここに掲載の写真はウィキペディアから拝借しましたが、掲載の写真ではちと分かりにくいものの、ボルト損傷・脱落の原因は床下機器がそれぞれにデコボコだったため強烈な乱気流が発生し、その風圧でモーターを車体に固定しているボルトが緩み脱落してしまったためだとか。

 全く新しい新機軸の新幹線車両だったのに、しかも従来よりいきなり50km/hも速度向上もしているのに、営業運転を急ぐあまり不具合を確認する走り込みが足らなかったということでしょうか。




 費用はそれなりにかかるけれど、エンジンを試作し車体を含めて完成車の形で十分な走り込みをすれば事前に問題点は把握できただろうに、全く新しい技術なのにそれを怠ったこのメーカー(ここの事例ではマツダだが)、
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わずか1年弱で1~2万kmほどの走行で、
アテンザDXのロアアームブッシュの不具合など、ちょっと信じられませんが、

 我が車ではまだ年数は経っていないものの、20万kmの走行でもロアーアームブッシュにはヒビもなく当然破損もしてはいないが、車は高価な買い物なうえ人の命をも預けているのだから、各自動車メーカーはよくよく考えて物づくりをしていただきたいところです。

 それができないならもう市場から撤退すべきでしょう。





また2013年7月26日に発生した伊勢湾岸道のレンタカー事故のように、
高速道路で予兆なくエンジン停止が起こると死に直結するかもしれません。



この三重県内の伊勢湾岸道の事故の詳細は、
日産車 ティーダの新車1年未満のレンタカーが、突然片側3車線の高速道路上で停止し立往生。
    さらに運悪く、わき見運転の後続トラックに追突されてしまい親子3人が死亡。
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    (全線片側3車線規格なので走行速度が高めの伊勢湾岸道 : 筆者撮影)



追突事故の遠因となった高速道路上の急なエンジン停止の原因は、
    ティーダのアクセルペダルのスロットルチャンバー不良によるエンジン停止らしいとのコト。
韓国製で? すり合わせも足らずヘタに電子スロットルなどにするから、こういうことが起きるのです。



しかもこれは重大な欠陥なのに日産はなぜかこれを放置したが(費用を負担したくないため?)、
  元々ゴーン日産はこのリコールに消極的で、はっきり言えばリコール隠しだとも言われているし。

これではこの会社、人命軽視もはなはだしいと言われても仕方ないが(私は怖くて乗れないが)、
    CMのせいか報道では車種が伏せられていたが、ググればいろいろと出てきます。
    そのせいかどうかは知らないが、このティーダという車名、消えてしまいましたね。




 またネット徘徊中にたまたま見つけてしまったのだが、それがまたまた日産なのだが、初期型のキューブやマーチのタイミングチェーンが5万kmほどの走行で伸びて交換を余儀なくされるという事例。タイミングベルトでも10万km前後の交換が一般的なのにあまりにも耐久性がなさすぎですが、これも最悪走行中のエンジン停止もあったとか。

 キューブの悪評高かったエアミックスカバーの軸折れによる故障といい、交換対策品の部品単価に比べて簡単に交換できない構造が災いして高額修理となっていたが、タイミングチェーンもタイミングベルトと違いそもそも交換前提ではないので、高額修理となりユーザーの不振を買っているようです。しかも始末に悪いのはこれもやはり対策品がでているにもかかわらずユーザーに周知されず、知らない方は泣き寝入りしているようです。



 ここの会社、ゴーンになってからコストダウンのやりすぎと、買収した三菱にも共通するがリコール費用を負担したくないためだろうが、リコール隠しともとられないことばかりをやっていて、

 これでは消費者からの信頼も得られず、ネットで情報が瞬時のうちに広まるこの現代の日本では売り上げが落ちるのも当然でしょうね。


 またあるいは極寒の時期の北海道や東北なら、
   エンジンが止まると暖房が絶たれ生命すら危ないかもしれません。
 これも猛吹雪の中、ガス欠による痛ましい凍死が北海道でありましたね。




 

ということで、20万km走った我が車はカーボンが一体どのくらい付着しているのかつい見てみたくなったものの、ヘッドを開けるのはかなり面倒なので、とりあえず簡単に見れる2ヶ所のO2センサーを新車購入以来初めて取り外してみることに。
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 その結果がこれ。
    上写真のほうが、マニホ上部に取り付けられているフロントO2センサーです。
    下写真のほうが、マフラー側に取り付けられているリヤーO2センサーです。
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 20万kmも走ったので少しぐらいカーボンの付着があるのかと思ったが、この写真でも分かりますが、全くと言っていいほどカーボンの付着は無く拍子抜けしました。まあ正常に燃焼が行われているということで、いいことなのですが。

 手でセンサーの外皮を触っても手が全く汚れず、正確にいえばネジのガスケット部分にごくわずかなカーボンの付着があったのみです。やはり歴史古いガソリンのポート噴射車は、デュアルインジェクションとかあるものの、斬新さは少なくそれだけ完成度が高く安定しているということでしょうか。






 ところで昨年2015年の夏ごろにあからさまになったフォルクスワーゲンのディーゼル技術、クリーンとは名ばかりで、実は処理しきれない大量の排ガスを大気中に拡散し、現在ヨーロッパの大都市は北京みたいな光化学スモック状態と化していますね(下記数点の写真)。

  すでに現代は21世紀になっているのにもかかわらず、
  ヨーロッパの各都市では日本の1960~70年代によく見かけた
      光化学スモッグ状態だとか
(下数枚の写真)

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(富士山も見える2015年の東京の空と、排ガスで覆われている2014年のパリの街:2chのサイトより)



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(主にディーゼル排ガス規制で綺麗になった2015年の東京の空 : 2chのサイトより拝借)

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(ディーゼルの排ガスで1km先のエッフェル塔が霞む2014年のパリの空 : 2chのサイトより拝借)

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(世界中で最も最悪な大気汚染状態だと思われる2013年の北京の空 : 2chのサイトより拝借)



 排ガス規制を実質無効にしたフォルクスワーゲンは、
 自社の利益を優先するあまり、ディーゼルの欠点には目をつぶり処理しきれない排ガスを丸ごと大気放出、深刻な大気汚染をもたらして恐らく多数のぜんそくの患者がでているものと思われるが、先進国なのにこのすごいスモッグはありえませんよね。

 といいますか、国民が怒らないのでしょうか?

 あまりにもひどすぎるスモッグのため、
 パリ市は2020年までにディーゼル車を禁止するそうです。




 走行性能とコストを維持するため不正を働いたヨーロッパ勢に対してまじめなマツダは、ディーゼルの排ガスを内部処理する道を選んだものの、低圧縮比の弊害か、エンジン内部にカーボンが大量にたまってしまい、一昔前のガソリンの直噴車と同じような症状になっていますね。これでは何も知らずに購入したオーナーさんが、あまりにもかわいそうすぎます。

 特に日本の道路はストップゴーやチョイ乗りも多く、さらには寒暖の差も大きいこともあって、ただでさえエンジンオイルが劣化しやすい環境なのに、最近の風潮としてエンジンオイルの交換周期が長すぎ (ヤフー知恵袋に見られるアホ回答など本当にひどいですが)、ストップゴーが多いこともあり、エンジン内部がススとスラッジ満載という事例もよく見られますね。

 


 よく新型エンジンの出来・不出来は数年走ってみないと分からないと言いますが、普通に走ってわずか5万km前後の走行でススが大量に溜まりエンジン載せ替えとかもうすごいですが、距離を走る我が車がそんなことになったら、もう怒りで爆発していますよ、きっと。


 後出しジャンケンで物申すのは不公正かもしれないが、またこの本の著者のように、専門家に対して素人があれこれと言うのは非常に失礼な言い方かもしれぬが、

 車は家に次ぐ高価な消費財、目につぶれないような大きな欠点があれば所有者が多大な損失を被るのだから、評論家の人たちはもっとよくよく考えて物申してほしいところです。

 はっきり言って菩提記事などは一切いりません。




現在はやりの? 

また、この本の著者(畑村耕一さん)は大いに勧めて力説しておりますが、
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ダウンサイジングによるターボ(過給機)搭載も、
元々エンジンパワーが少なすぎる軽自動車なら理屈に合うものの、

 サーキットなど全く走らず日本の低速道路で、最高速度100km/h+α程度でおっとりと走る人なら、果たしてダウンサイジングなど必要なのだろうか … と私は思います。ドイツのアウトバーンで160km/h連続で走るのならターボが必要かもしれぬが。


   ターボ車の最大の欠点……これは燃費悪化などではなく
   (今のタービンは精度と制御性が良く、
        無茶な運転をしなければそんなに燃費は悪化しない)、

 使用するオイルの質とその交換頻度の多さだと、私は思っています。
      つまりエンジンオイル管理が、かなりシビアだということです。

 さらに今は、タイミングチェーン化とアイドルストップが加わって、
       なおさらオイル管理が難しくなっていると思われます。



 1分間に最大10万回転(バレーノは最高で22万回転! だそうな)ほども回るターボ(タービン)の軸、エンジンの排気熱も加わって超高温となりますが、エンジンオイルによる流体軸受となっていることもあり、このタービンの軸を冷やすためエンジンオイルがかなり劣化=酸化していきます。劣化度合はNA(自然吸気)車の比ではないようです。

 そのため我がコンテRS車は、良質なエンジンオイル(モチュールの8100エクセス)を頻繁な頻度で交換してエンジン等を維持管理しておりますが、これは軽自動車という破格の自動車税のおかげで、オイル交換頻度の多さもその差額で十分埋められ、さらにおつりがくるぐらいです。



 しか~し、オイル容量の少ないリッターターボ車あたりでこれをやると、この日本では支払う税金も含めると維持費はかなり費用がかかりそうです。

 例えばスズキ バレーノの直噴1リッター ターボ車など。この車、なんとオイルパンが2.7Lしかなく、軽四660ccターボ車の我がコンテRSとほぼ変わらないのに、走行性能的にはNA車の1.6L車並だとか(実際にはそんなに動力性能は高くない? と聞きました)。

  … 直噴エンジンはただでさえエンジンオイルが汚れやすいからなおさらです。ディーゼル車のように、清浄分散性を高めた直噴車向けの専用オイルが必要なぐらいです。


 まあこの本の著者は技術者だから、新たなものへの挑戦ということなのだろうが、車は高額商品だから不具合があるからといって簡単には買い替えできないし、かつ人命にもかかわるのだから、あまりにも不完全すぎるものは困ります 【追記はここで終了です】 。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ところで話はガラッと変わりますが、

 うちの職場につい先日導入されたスズキの新型ミッション 「5速AGS(オートギヤシフト)」 のエブリイバンの箱型軽四車(NAの貨物車)、確かに従来の4速AT車よりははるかに燃費はいいのだろうが、これに採用された新型ミッションほど運転者をイライラさせるものはなかったです。職場の女性陣など怖くてこの車に乗るのを敬遠していました。


 あくまで私の五感では、マニュアルミッション車が当たり前の時代から現在まで、8t未満の中型トラックから、商用車のハイエースのようなロングボディーワゴン、普通乗用車から果ては箱バンの軽自動車に至るまで、今までほぼ30年間の間に乗った車のなかで最も最悪でした。
alt
   (2015.2.18 発売された、スズキの新型エブリイ : Car Watchのサイトより)


 では、どこがどういけないのかと言うと、4速から5速へと切り替わるところはまだいいのだが、つまり高速ギヤー側の制御はそんなに違和感はないのだが、出だしから4速、特に3速までのシフトタイミングが余りにも早すぎ、しかも全自動で行われるギヤーチェンジの際にはエンジン回転がギヤーが抜けたみたいに急激に上昇するし、とにかくとにかく全く滑らかな制御ではないのです。


 はっきり言って、仕事で1日中乗り回してすっかり嫌になりました。
    いくら燃費が良くても、
    正直こんなにストレスが溜まる車は運転したくありません。

 以前に知人のフィアット500で丸一日ドライブしたときには、
 それほどミッションの不自然さは感じませんでした。
        少なくともエブリイほどひどくはなかったです。




 ふた昔前には一般的だったMT車(マニュアルシフト車)なら足踏みクラッチがあったので、シフトチェンジはドライバーの意思で行われるし、半クラッチでの坂道発進という手も使えました。

  ところがこのスズキの新型5速AGS(オートギヤシフト)のお車、
   わずかな登り坂の発進時でさえ、
   少しでも油断すると車が後ろへと すぐさま後退!します。



エブリバンの内ドア付近だったかには、
 「坂道発進の時には必ずサイドブレーキを引いてから発進してください」
                                   との注意書きがあります。


 私が今まで乗ったATとCVT車のなかでは、よほどの登り急坂でなければ、素早くフットブレーキからアクセルに足を乗せ換えてエンジンを吹かせば、坂道発進で後退などはしたことはなかったのだが、これでは後退による追突事故、けっこう発生するのではないかと危惧します。


   MT車がほぼ全滅で、
   AT車主流の時代にこんなリスクは背負いたくありませんが、
        これはドライバーをかなり不安にさせる要素ですよ! 


 まあこうなる理由として、あまりにも早すぎるシフトチェンジや、発進時の坂道後退など、恐らく少しでも燃費を向上させるための制御やミッション構造なのだろうが、あくまで私が体験したなかでは、これほど運転者を不安に、かつイライラさせられた車は無かったですよ。

 スズキが目新しいことに挑戦することは評価するものの(ミッションは ジヤトコ製? イタリア マニエッティ・マレリ社製)、まだ出始めで相当に出来が悪いのにもかかわらずすでに発売してしまっており、運転者を疲れさせてしまうこの車は私から見れば完全に失格です。

 またこのミッション、なかなか滑らかにつながらないことから、耐久性も果たしてどうなのか不安にかられるところです。



      【2015.12.16 追記】
 どうやら私と同じように感じる人が多かったのか、
 つい先日改良されて坂道発進の際に後退しないように制御変更された? 模様です。それならば、そんなこと開発段階でも分かりそうなものだが、なぜ新型車発売時からそうしなかったのかはだはだ疑問です。

 新型ミッションなどを採用して走行テストする際には、プロのテストドライバーだけでなく、普通の運転レベルの方やペーパードライバーの方など、いろいろな方を使ってテストして、問題点をつぶしてから発売すべきなのに、それを怠ったスズキ(試乗テストは下請けなどに丸投げなのか?)、

 今回はたまたまスズキの件を取り上げたものの、HONDAでは埼玉県でアコードハイブリット車の衝突軽減装置=CMBSの件で、とうとう提訴されて裁判沙汰にまでなったようですが、


車は人の命をも運ぶものだけに、
 予期せぬところで急にエンジンが停止してしまうティーダ他の日産車、
 不正な排ガスでひどい大気汚染となり大きな社会問題となったVWや、
 勝手に意図しないところで
     急ブレーキがかかって止まってしまうホンダだけでなく、

行き過ぎた電子化の見直しも含め、さらに他メーカーも含めて
  もっと消費者の視点に立った商品開発をしていただきたいものです。



 ちなみにトヨタが開発を表明している自動運転装置ですが、
 昨日の神戸新聞だったかたまたま読んでいますと、「国産車 スマホで乗っ取り」 という記事が載っておりまして(32面)、ここで詳しくは触れませんが(ご興味のある方は検索してみてください)、広島市立大学の准教授が実験で遠隔操作により車を操れることが掲載されていました。

 機械的なガソリンの霧吹き装置の一種であるキャブレターから、電子インジェクション程度の電子化(EFIなど) 程度なら、そんなに気にすることはなかったのだが、時代の趨勢とはいえ、あまりにも行き過ぎた電子化・自動化が進むと、将来問題が起こらなければいいと思うのは私だけでしょうか?


 軌道を走る鉄道でさえ、ごく一部を除いて自動運転化がなかなか進まないのは、開発費が巨大になること以外にも、保安上の問題やら複雑な運転システムなど、多岐に渡って問題がいろいろとあるからなのでしょう。

 まして車なんて車種は多種多様だし、さらには運転レベルもあまりにもまちまちなので、新たなことに挑戦するのは良いことですが、鉄道以上に自動運転化など難しいことは想像に難くありませんね。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 実はここでこのエブリイ話題を取り上げた理由は、この「営業バン…」の本の内容のなかで、力説されていたことですが、ドライバーの意図するようにマシン=この場合は車が、動作するのがいいのだということでした。これは案外車に興味のない方のほうが先入観がなく、かえって感想が率直だとも述べられておられました。


 そういう点から考慮するとエコだけに特化したエコタイヤ、トレッド面(接地面)が固いのに、サイドウォールがあまりにも柔らかすぎるエコタイヤですが、

タイヤが車体を支えきれずに、S字カーブなどで車体が大きくふらつき怖い思いをするのも、ドライバー側からすれば全く意図しないことで、もちろんカーブ手前で思いっきり減速すればいいのだが、
alt
 私は高速道路の直線区間でさえ上下に車体が長い周期でフワフワとバウンドする、
     この写真のエコピアPZ-XCには全くなじめず、1回限りで使うのをやめました。

 しかもこのタイヤ、トレッド面が硬いせいなのか、かん高いロードノイズもすごくて嫌だったです。



  これは以前の当ブログ 「ブリヂストン プレイズPZ-XCて廃盤なの?」
  →
https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/26496110/  で詳しく触れました。


 まあ燃費性能だけならエコピアはかなり優れていましたが、BS=ブリヂストンのタイヤは販売価格があまりにも高すぎ、少々エコでも販売価格の差までは取り戻せないので、エコタイヤでない旧来のタイヤを相場で購入し、溝が半分になればとっとと交換してしまうほうが良さそうに思えましたよ。


  ロードタイヤも現状ではあまりにも “エコ” だけに偏っておりますが、
    グリップ・旋回性能・耐久性などのバランスが
    とても大切だと思うのは私だけでしょうか?


 そしてとうとうエコタイヤでない一般市販品では、トーヨーのDRBぐらいしか残っていないですね。


        【2017.06.11 追記】
ブリヂストンからは、エコタイヤとはコンセプトの違う2種類のタイヤが2016年度に発売されました。
   軽四初のレグノ と ポテンザ系の アドレナリン(タイヤサイズが限定だが) ですね。

Posted at 2015/12/07 18:50:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマ
2013年05月25日 イイね!

柔軟剤ソフターを車内でこぼしました(泣) 床カーペット貼替えです!

柔軟剤ソフターを車内でこぼしました(泣) 床カーペット貼替えです!
先日といいましても、もう1ヶ月ぐらい前になりますが、
何気なしに後部座席に積んでいた
  柔軟剤のハミング特大が倒れてしまって、
我が愛馬コンテ号の後席がびちょびちょに。
 
まあ、自分の不注意と言ってしまえばそれまでですが、
  その後の代償はとんでもないことになっちゃいました
  …というのが、今回のお話です。



 ついこないだ、信号待ちの停車中に後ろからおかまされ、やっと車がきれいに直ってきたのもつかの間、とある日に買い物で買ったソフター(下写真)を、何も考えずに後席のベンチシートに乗せたのが、事の発端です。

 自分でも何を考えていたのか未だに分からないけれど、母が買ってきたソフターを後席に乗せていたのに気づかずそのまま走ってしまい、口が微妙に緩んでいたのか強烈な香料の臭いで気づき後ろを見ると、ソフターの原液ですでにコンテの後席はベトベトの洪水状態に。


 このソフター(花王のハミング 2500ml)は濃縮タイプでないものの、
 それでも水60Lに対して60ml ほど使用するので1000倍に希釈といったところですが、灯油をこぼすよりはまだましというものの、ソフターのねちっこい原液が1L以上も後席シートと床カーペット下にぶちまかれて、強烈なソフターの香料の臭いとともにシートもべとべとになっちゃいました。


 しかも事件は夕方に発生、もう暗くなりかけなうえ、最悪なことに雨も降ってきたので、とにかくリヤーシートを大急ぎで取り外して、床カーペットをめくり床板に敷いてある遮音材も取り出すと、床板に1Lほどの青色の液体が。
 作業がもし夜でなかったら写真も撮っておいたけれど、ソフター水没写真はございません。

 このときはありったけの雑巾10枚ほどを用意して、とにかく床板のソフター原液をきれいに吸い取らせ、シートに付着してしまったソフターもふき取って、シートと床カーペットはコードレスアイロンで見た目は乾かしました。


 でもソフターって元々の原料の臭いを隠すために香料を加えている?ようで、この原液を大量にこぼしたのだから、いくら見かけ上乾燥させたとはいえ、すすいでもいないのだから当然密閉された車内には化学臭たる香料の強烈な臭いが残っており、翌朝車を運転するとこの香料の臭いで頭がクラクラに。
 
 香料ってかすかに臭うのならいい香りだけれど、強烈すぎるとかえってクラクラになりますね。



 で、仕方ないので後日の仕事休みのときに、床カーペットは取替えしてシートは洗浄することに。

 とりあえずネットで調べると、車専門のクリーニング業者などもいて、灯油をこぼしたり嘔吐したときには、床カーペットはクリーニングではなく交換が多いみたいだが、どうやら高価なシートなどは洗浄しているようなので、専門の道具はないけれどとりあえず挑戦してみることに。

 結局、これら不始末の後処理は当初の予想とはうらはらに、後席シート座面の乾燥に相当手間取り、仕事休みの日に作業をしたのでひと月近くも要してしまいましたが、なにしろこのような車内に大量のこぼし物をしたのは、私の場合は免許習得以来初めてで、最大の難関だったソフターの香料の臭いを取り除くのに大変な目に遭いました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
   まずいつもの手持ちの「コンテ修理書C巻」を片手に、
   最初にリヤーシートの背もたれ部分の取り外しにかかりました。
        これは簡単にはずれましたね。


       

   背座面が取り外れました。



  背もたれの部分を外すと、
  次に大量にソフター原液を吸い込んだ後席のシート座面を取り外しにかかります。
  座面の手前部分にツメが2箇所、この爪の辺りを慎重に持ち上げて取り外します。



  後席シートをすべて取り外すとこのようにシートの固定するバーのみになります。
  チャイルドシート固定用の枠がきちんと溶接されているのが分かりますね。



 実はここまで作業をして後席シートは軽く!水ですすいだのだけど、床カーペットはアイロンで乾かしただけなので当然なのかもしれませんが、なかなかソフターの香料の化学臭の強烈なにおいは消えず、毎日頭がクラクラしながら通勤運転をしていました。もしこぼしたのが水やお茶やアクエリアスなどでしたら、この時点で問題は解決していたことでしょう。

 試しにファブリ○○など、いくつかの種類の消臭剤もやってみたけれど、消臭剤って調べるてみると糊みたいな成分が入っていて、臭いの周囲を樹脂で固めて臭いを抑えるようなので? 使いすぎるとベトベトになるよ、というカークリーニング業者さんの指摘もありました。

 しかもこれら消臭剤は化学臭にはあまり効かないようで、さらに私のコンテ号、90000km近く走るもまだ購入してから3年もたっていないし、廃車にするにはまだまだ先なので根本的に対策することにしました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 結局、コードレスアイロンで乾かした際、底に貼り付けてある防水用のビニールシートを傷めてしまい、さらに洗浄が難しそうで交換にも時間のかかりそうな床カーペットは新品交換し、特に臭いが消えないままの後席の座面シートは、取り外しは簡単なことから時間をかけて徹底的に水ですすぐことにしました。
 
 結論から言いますとこれは失敗だったようで、すすぎと乾燥の難しかった厚みのあるコンテの後席の座面シートのクッションのほうを新品にしたほうが良かったようです。


 ともあれ、とりあえずコンテの床カーペットと、大量にソフターを吸い込んでしまった床板の上に敷くリヤーサイレンサーと、リヤークッションを固定する2箇所のクリップを発注。部品がそろった後の仕事休みの日に早速作業開始です。

       (これは当方の2WDの寒冷地仕様車専用の床カーペットASSY)

       
                   (コンテ2WD専用のリヤーサイレンサーパット左右)


                   (固定用クリップ類 各種)

固定クリップは、リヤーシート座面固定用の72693-97202と、床カーペット固定用の90044-68046-B2の2種類しか使わなかったですね。どちらのクリップも取り外すときに破損しましたので。

       【各々のパーツレビューページのURLです】
ダイハツ(純正) フロアーカーペットASSY(2WD寒冷地仕様車 専用品) 
   → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/5384826/parts.aspx

ダイハツ(純正) リヤーフロアーサイレンサーパット(左右各1)
   https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/5384776/parts.aspx



 メガネレンチやソケットレンチなど各種工具を使って前席シートを取り外していき、フロントのセンターコンソールも取り外しておきます。特に電動シートを一人で持ち出すのは重たかった。
 また左右の前席シートベルトの取り付け部のボルト2箇所と、同じところにあるピラーの内側カバーも外しておきます。

              (取り外したコンテカスタムRSのシート各種)


   すべてのシートを取り外し、フロントコンソールも取り外した状態です。
   ここまできてやっと新品カーペットに交換できそうです。




 うちの2WDのコンテカスタム号はどこへ行くかわからないこともあり、
 新車購入時にメーカーオプションとなる寒冷地仕様を選択、
    これは以前に当ブログ内でとりあげたことがありました → こちら です。

   そのブログに貼り付けたコンテのリヤーヒーターダクトのイラスト図



   そしてこの際なのでついでに、
   いつもはフロントシートと床カーペットの下に隠れている、
        寒冷地仕様車独特のリヤーヒータダクトも撮影

コンテ・コンテカスタムではフロントシートの下にリヤーヒーターダクトの排出口があります

          そして排出口を近撮
          小石やゴミも写ってしまってお見苦しいですが 。
       
          この写真を撮ってから、今までの床カーペットを剥がしていきます


   
   せっかく床カーペットまで取り外したので、
   寒冷地仕様車独特のリヤーヒーターダクトも撮影

 
       

    リヤーヒーターダクトの根元部分も撮影



 その後ソフターがこぼれて固まっていたところすべてを、つまようじなどを使って徹底的に取り除きました。特に前席の助手席シート後部を固定する金具の溶接した付け根の内部に、固まった状態で多量にソフターの残骸が残っていました。

 もちろんこれら臭いの元となるものは一切残らずきれいに取り除き、それから床板全体に車用のワックスをかけてから新カーペットの敷設にかかりました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 そして今回新たに購入したサイレンサーパットと新カーペットを車内に敷き詰めていきます
    まずはリヤーサイレンサパットを後席の左右の足元へと置きます。
    パットには当然ながら左右があります

   このサイレンサーパットを取り付けていないと、
     燃料タンクからガソリンを吸い上げる音やら、
   ガソリンタンク内の燃料が走行中に揺れてパチャパチャと音がするのが聞こえてきます。
     サイレンサーパット、やはりダテではなかったです。


   このサイレンサーパットを忘れずに敷き詰めたあと
     (実は忘れていて慌てて挿入したのはナイショです)、
   新カーペットを前部から穴にはめ込みながら敷いていきます


       


   カーペットはこれで敷設完了です。



   この後忘れてはならない作業に
     運転席フロアーマットを固定するプラ製の金具の装着があります。
   新品のカーペットには切り取りやすくするために、あらかじめ切れ目が入れてあります
   コンテの4WD車にはマットの固定金具はなぜかないらしいです?


        2WD車はフロントシートを取り付ける前に、
        必ずカッタナイフ等で下写真のように切り取り、マット固定棒を装着しておきます。       


      ≪追 記≫
2011年 5月度のマイナーチェンジ車から、
運転席マットの固定方法が変更となり、この丸穴を開ける必要は無くなりました。


  以下の写真のように、2つのバーでもっと手前側から固定するようになっています。





   次に、我がコンテ号に搭載しているカロツェリアの楽ナビは、
     発売時期の関係から地デジチューナーが別体になっています。
   新車納入時には電装屋さんが、
     下写真のようにカーペットの下からたくさんの配線を通していました。



   今回、床カーペットを交換するにあたり、現在故障中のこの地デジチューナー、
     次にナビを買い換えたときには、恐らくこのチューナーは不要となるので、
     接続コードは上から少し無理やりに通して出すことにしました。

 ちなみに右横に写っていますソケットは、
 夏場のクーリングシートと冬場の電熱シートの電源取り出し口として用意しているものです



 このあと各シートや目隠し用のプラカバーなどを取り付ければ作業終了となりますが、これの作業だけなら掃除を兼ねてどんなに丁寧に作業しても、私の場合は丸半日もあれば作業は終了しました。

 が、後席のシートを簡単に丸洗いして取り付けただけでは、ソフターの強烈な臭いは消えていなかったのでした(ガックリ)。 カーペットの交換と床板の清掃で3分の2ぐらいは臭いが無くなった感じでしたが、やはり後席シートに大量にこぼれた部分から臭いが漏れ出ていて、密閉状態の車内ではまだかなり臭ってきます。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 実はここからの作業が大変だったのですが、今思えば12000円ほど出してリヤーシート座面の新品を買っておけば良かったです。ただ車検が近づいていて物入りなので、とりあえず洗浄でしのぐことに。

 まずは中のウレタン?スポンジまで、なにもすることなしにアクセスできる後席の背面シート部分については、めんどうなシートカバーも外さすそのまま徹底的に洗ってはすすいでを繰り返し、これを30分やって背シートの中に棒を挿入して通気を良くした上で、何日も乾かしてやっと臭いは消えました。



 問題だったのは座り心地を重視してあるリヤーシートの座面のスポンジのほうで、こちらも30分以上徹底的にすすいでは素足でシートに乗ってすすぎ水を搾り出しました。
 これで臭いはほぼ消滅し、仕事休みの時には日中に天日干ししまして表面は乾いたかに見えかけましたが、シートに座って体重をかけるとシート座面が徐々に湿ってくるのです。

 仕方ないので再度後席シートを取り外し、バスタオル2枚と家中のタオルをかき集めて、シート座面上を強烈にトランポリンすると、水がジャカジャカと出てきます。いったいどれだけの水を吸ったのか検討も付きませんが、バスタオル2枚とタオル20枚を使って吸い取らせても、まだ水が出てきます。


 よって3日ほど仕事から帰宅後に、このトランポリン作業をやって疲れ果てましたが、ようやく水が出てこなくなってきたので半日天日干ししましたが、トランポリンをするとまだわずかにシート座面が濡れてきます。



 正直これには参りまして、もう万策尽きてシートカバーを取り外して分解することにしました。どうにもならなければもう新品座面を購入するつもりでしたので。

 いままでシートカバーの分解(取り外し)を躊躇していたのは、
 シートカバーが座面のスポンジに下写真のようなリング ホグで38箇所も固定されていたためで、これを取り外すのは大変なのと、新品の硬い鉄製のリング ホグを、単なる手持ちのプライヤーできれいな輪っかにして再結束できるか不安だったためです。

(コンテのリヤーシートカバーを固定するリング ホグ、写真はすでに壊して取り外した物)



 とりあえず仕事が休みの日の前の晩に、ラジオペンチやプライヤー、-ドライバーなどを使って裏面に38箇所もあるリング ホグを1つずつ丁寧に取り外していきます。やっと取り外せたと思ったら表にさらに6箇所のリング ホグが。

 下写真の4番目のシート縫い代に連結されている固定用の生地と、5番目のシート座面の溝の中を通っている針金みたいな棒に、リング ホグを使って左右それぞれ3箇所ずつ固定されていました。


   こちらの写真は翌日再度洗って乾燥中のシートカバーの写真です


          そのシートカバーの裏側を撮影
       


   表面の縫い代のある部分を拡大撮影


          その縫い代の裏側も拡大撮影       

          座面シート側の縫い代の固定部分の凹みと固定用の針金       

 つまりシートカバーの縫い代をシート内の溝の中に通している金属の棒に固定する、という非常に凝った設計になっていました。むろん修理書にはその旨記載がありましたが、そんなところまでは私は気にも留めていませんでしたよ。

 どおりでいくら絞っても絞っても水が出てきて、シート座面が乾燥しないわけですね。
 細い溝の中のウレタン部分が全然乾いていなかったです。


 ここに吸い取りきれない水分がたまっていたのでしょうね。おかげでシートの内部に通されている針金みたいな金属の棒も錆びちゃいました。最初からシートカバーを取り外して処置しておけばこんな苦労はしなくても済んだようですが、
     シートカバーの良い固定方法がなかなか浮かばず
かなり動力と時間を無駄に消費してしまいました。


そして上の写真のように細い凹みの溝部分には、洗濯ばさみを逆さまにして差込み天日干ししたうえで、さらに溝の中にドライヤーの熱風を当ててやっとこさ乾かしました。



   さて今度こそ完全に乾かしたものの、シートカバーの固定方法ですが、
     純正部品のリング ホグを再度取り寄せて固定するのもいいが、
   これでは座面の交換時とかにはまた大変な思いをするので、
     考えた末下写真のようにしました。


       


 シートカバーの固定には結束バンドの100mm長のものを使いました。


ホムセンの電気コーナーとかで格安で売っている結束バンドではなくて、エーモンから出ている自動車用の結束バンドを使用しました(トリミングした下写真)。ちなみにエーモンの結束バンドですが、
      使用温度が -40℃~+105℃まで となっており、
シート座面に使うならまず大丈夫だろうとの考えです(あくまで自己責任ですが)。




 恐らく電動ポンプへ電気を供給している配線が熱を持つせいなのか、シート座面の裏側を見ると熱で茶色に変色している?ところがあり、意外と熱が加わるようなので、手間隙のかかる金属製のリングを使ってシートカバーを固定しているのではなかろうかとも思われ、耐熱温度が何℃か分からない結束バンドを使えば、もし最悪熱で結束バンドが溶けると非常にやっかいなことになるので、ここにはとても格安の結束バンドなどは使えないですね。


 また今回シート座面に大量に残っていたすすぎの水を吐き出させるのに、トランボリンをしたりしてスポンジをかなりへたらせてしまったので(シートベルトのバックル辺り)、後日車検終了後にシート座面のスポンジは交換する予定です。結束バンド固定ならすぐに交換できますね。

 ちなみにシートカバーとセットになった座面ASSYはない?ようです。よってシートカバーは破けてもいないのと、単価23000円ほどもするのでもちろん再利用します。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


   ここへ見に来られました皆様、
     私が単にどんくさかっただけかもしれませんが、
  灯油も含めて車内でのこぼし物には
     気をつけるようにしましょう。

 

また追突された事故処理と、このシート洗浄作業にかなり時間も動力も取られたせいで、昨年末以来のお出かけブログはずっとお預けのままとなっています。かなり季節はずれの内容になるものもありますが、今後徐々にアップしていく予定です。
Posted at 2013/05/25 17:24:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマ

プロフィール

「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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