インテークマニホールド関係のオーバーホール　 その⑦　作業編 ６

さてインテークマニホールド（インマニ） をヘッド部へ装着した後、次にこの写真のスロットルボディをインマニへ装着していきます。

こちらの写真はまだ清掃前の汚れた状態を撮影したものですが、その後バタフライ付近は綺麗に清掃し、先に触れましたがＩＳＣバルブ本体とその通路に溜まっていた真っ黒いカーボンは綺麗に落としました。


またスロットルボディの下に写っています固定用の金具は、腐食ですでにボロボロなので問答無用で新品交換します。

こちらはスロットルボディを装着するところ、インマニのサージタンクの直上写真です。


この掲載写真は、後日ここに掲載のためにスロットルボディまで取り外して撮影したものです。

新しいスロットルボディブラケット ５８１７９－Ｂ２０５０ と、

上のブラケットとスロットルボディを共締めするためのナット ９４１５１－８０６００ です。


インマニに挿すスタットボルト ９００４１－１６４７５ は写真撮影を失念したようです。もちろんスロットルボディの上側を固定しているボルト１本も腐食でボロボロなので、これも交換します。

新しいブラケット、ボルト、ナットを使って、これでやっとスロットルボディをインマニへ固定できました。


当然スロットルガスケットも新品になっております。

ピカピカに近くなったスロットルボディの内部。新品ＡＳＳＹは５万円ほどもするので、徹底的に清掃して再利用します。


おおよそ５万円もあれば、最後の不安要素となっている、未だ未交換の燃料ポンプ周辺の部品を更新することができますね。

今どきの電子スロットル（電スロ） では関係ありませんが、それから四輪ではあまり切断することの無さそうなアクセルケーブルですが、これを交換するのが非常に面倒なのと、当方のコンテではアクセルペダルの塗装も剥げていてすでにサビサビなので、これも交換。

二輪ではアクセルワイヤーの切断もあるようですが、四輪では車内にまでワイヤーを引き込まなければならず、なかなかエンジンルームと室内との境目に引っ掛ける接合部のツメが外せず、これの交換には予想通り悪戦苦闘することに。


やはり簡単には交換できず、寒いこともあり仕方なくツメを１本潰して古いアクセルケーブルは無理やり取り外しました。

逆にケーブル装着は簡単にできました。

この掲載写真のように、新品スロットルケーブルを引き通しました。


当然ケーブルブラケットもそれを固定するボルトも新調します。特にエンジンブロックに固定するボルトは固着が激しく必ず固着防止を図っておきます。

この掲載写真のように新しいスロットルケーブルを、これまた新品のスロットルボディブラケットに、ケーブルの遊び量を調節してナットを締めて固定し、

ケーブル先端のタイコ部分をスロットルボディのドラム部分に引っ掛けます。


あとは取り外していたインタークーラとその接続部品、ブラケット類などを元通りに組み立て直して、やっとインテーク関係のリフレッシュ作業は完全に終了しました。

これで１０万ｋｍほどは清掃以外には何もすることなく乗れそうです。