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先日入手した「内張りはがしプライヤー」はとても便利なのですが
やや作りが大ぶりなので狭いところでの使い勝手がチョッと悪かったりするのです

そこで握って開くタイプ(軸用)のスナップリングプライヤーを使って小さめのタイプを自作できるのではないかとダイソーへ...たしか210円で売っていたと記憶

しかし近所のダイソーはかなり大型店であるのに工具は売れないのか、最近のリニューアルで工作部門が思いっきり縮小されてしまい、スナップリングプライヤーのそれも握って開くタイプ(少数派?)は消えていました

チャンとした工具としてのスナップリングプライヤーは安物でも1000～2000円位しますので
改造してしまうのは勿体無わけで...

仕方なくウロウロしていたら2個105円のクランプを発見
コレも握って開くタイプなのでなんとかなる鴨

最初はほとんど弄らずに先端のみ加工して済まそうと思っていたのですが
バネが強すぎるのでそれを撤去する為と、あと握りの間が開きすぎているのでシャフトを抜き取って支点をずらしました

先端部を潰してピタリと合わさるようにして中央に切り込みを入れ、先端全体をやや薄く仕上げ
ペーパーでエッジを馴らして防錆剤をひと吹きして完成
戻りスプリングはスポンジで代用

狭いところでは活躍してくれる鴨しれません

一般に売られている内張りはがしツールは差し込んでテコの要領でコジる物ばかりで下手に使うと対象物を傷めることも多々あるのですが...

CSディスカバリーチャンネルの「名車再生」という番組の中で修理担当のエド氏が「コレは便利です」と勧めていたのがこの「JJAN0109　内張りはがしプライヤー」です

差し込んで握ると先が開くというシンプルな機構の工具ですがコレが今までありそうで無かった逸品です

テコのように無理にコジるのではなく部材を開いて分離するので使ってみると素晴らしく便利です
コレで部材の凹み傷をかなりの確率で防げるでしょう


定価4800円
実売3000～4000円+送料
中国製ではなく台湾製というのも今の時代ではポイント高い...鴨w


単純な構造なのでそのうちにダイソーあたりで出てくるかもしれませんね

昔のピロエンドブーツって素手でカポっと嵌めて針金状のリングで押さえるかワイヤーで縛ったりして固定していたのですが、最近のものはゴムの淵に金属リングが内蔵されていて打ち込みで固定されるようになっています
で、今回初めて打ち込みブーツを取り付けてみたわけですが...

専用の打ち込み工具もあって持っていればそれに越したことはないのでしょうがメチャ高いです

で、塩ビパイプなんかで代用する訳ですが、今回打ち込んでみて思ったのは
「ブーツに完全にフィットしていないとダメっぽい」という事でしょうか
ブーツ縁の出っ張りは凄く薄く、ソコをキッチリと全周押さえ込むにはパイプとブーツ本体とがガタついているようでは、打ち込みの際に滑って噛み込んでしまうでしょう
時々、適当なボックスレンチのコマで打ち込むとか聞きますが、かなりの確率で傷ついて穴があくと思われます

パイプ自体の長さも微妙で、長すぎるとハンマーを振るうスペースが足りなくなりますが、短すぎても特に今回事例だとハブ下ボールエンドの所は障害物が多くて上手く打てないと思います
そんな時も塩ビパイプなら任意の長さでカットしやすいので便利です

ただ塩ビパイプは規格モノですし、多種あるエンドブーツにフィットする物が必ずあるとは限りませんので、無かった場合スペーサーを自作するなりの対策は必要かもしれません

因みに打ち込み工具を使わずに直に取り付けるのは...チョッと無理かと思います
もしかしたら目からウロコの方法があるのかもしれませんが...


また今回作業に合わせてデフサイドオイルシールの交換もしましたが、このオイルシールはまず外すのが大変でした
※いくつかのサイトにても「中々外れなかった」「シールの中では最強」という悲鳴も...w
かなり覚悟して始めないとなりません
夢中でやって本体のシール受け部分を傷つけたら大変ですし

打ち込む際にはやはり塩ビパイプでやるわけですが、当初ブーツ用と同じ10cm程度の長さの塩ビパイプ継手を探したのですが無かったので仕方なく50cmのパイプを買いました
ところがハンマーを振るうスペースが無く、結果としてこの50cmの長さに救われました

左ドライブシャフトのシールはこれで打ち込みましたが、右シャフトは長い(位置が奥にある)ので打ち込みパイプももう少し長いものがあると便利かと思います

エンドブーツはともかく、デフサイドシールは費用は掛かりますがプロに依頼する方が良い鴨しれません
DIYでやるのもイイですが、途中で作業が頓挫するとリアルに大変な事になりそうです

昨日は左側のタイロッドエンドブーツ・ハブ下ピロブーツ・デフサイドオイルシールの交換だけで精根尽き果ててしまい、半分で挫折したのもあり夜になると益々疲れが出て、崩れ落ちるように9時30分に床につき、今朝は散歩もサボって6時30分まで寝てしまいましたw

なんと9時間も寝てしまったわけですが一向に疲れは取れず、むしろ一夜明けて体の節々まで痛み出す始末
本当なら午前中に残り半分をやっつける予定でしたが、とてもやる気になれず...
さりとていつかはやらないとならないし、「やるならコツを覚えている今でしょ」と気力を振り絞ろうとしても体が動きません

で、何もしないで休日をダラダラ過ごすのも嫌なので片道1時間ほど掛けて墓参りに行ってきました
墓を綺麗に掃除して花と線香を供え無心に手を合わせる...と、スッと体の疲れが抜けていくような気がしたのは錯覚でしょうか...

帰宅して時計を見ると午後2時半
そう言えば昨日豪雨の中慌てて差し込んだドライブシャフトでしたが
地面に這いつくばって確認すると心配だったオイルシールの漏れもなくテンションが上がり始めます
よしやるかと始めたら、スイスイ進んで40分ほどで終わりました
※漏れていない右デフサイドオイルシールはパス

懸案のタイロッドエンドのセルフロックナットは案の定共回りしたので、昨夜思いついた「普通のボルトで一旦固定する作戦」を敢行
とは言ってもこのボルト、14mmの細目なので通常での入手は案外大変鴨
私の場合は捨てずに取っておいたプレリュードの強化アッパーの固定ナットが使えました
何でも捨てずに取っておくものですねw

怪我もなく、無事に左右終わってホッとしました
コレで精神的な疲れは癒されましたが、しかし寄る年波による体のリアルな疲れがどっと出て再びヘトヘトです、今夜も9時ころには寝ちゃう鴨～・爆

本日チョイ寒の曇りでしたが懸案のタイロッドエンドブーツ、ハブ下ボールジョイントブーツ、助手席側デフサイドオイルシールのそれぞれの交換作業を開始

ハブセンターナット用の30mmボックスも買いましたし、ドラシャを抜いた時にこぼれるオイルを注入する為の樹脂ボトルもダイソーで買ってあります

途中短時間のゲリラ豪雨もあって非常に難航しました
特に苦労した部分
1.デフサイドオイルシールを取るのに苦労...すでに傷付けてしまっているのに取れなくてあせりました
2.同オイルシールを打ち込む際にハンマー受けのつもりで被せた塩ビパイプの蓋が割れてパイプ内部に破片が飛び散り、デフ内に入ったかとかなり焦る...破片を回収してパズルのように蓋を再生して全部回収を確認
3.タイロッドエンドを締め込む際、ボールエンド部のボルトが共回りして締まらない...セルフロックナットゆえ締め込み抵抗が出るとボルトが空回りしてしまう...テーパー部を脱脂後瞬間接着剤を少量塗布(次回分解時にどうなるのか不安w)

特に3.のタイロッドエンドボルトの共周りは参りました
インパクトレンチですんなり締まるかと思ったのですがダメでした
こういう部位のセルフロックナットは曲者です
※とりあえず普通のナットで締めてテーパー部を固定してからセルフロックナットで締め直せば良いのだと後から気がついたのですが、その時は思いつきませんでした...

曇り空から始めて晴れ間も見えて暖かくなりイイ調子でやっていたのに突然1時間ほどの豪雨に襲われ
工具類は散らばっているしタイロッドエンドは締まらないしで、ズブ濡れになって作業していたら再び晴れました

しかも今度は急激に寒くなってくるし...

ドラシャを押し込む際にシールを傷めないように細心の注意が必要なのですが、慌ててやったのでまた漏れるかもしれません　　暫くは様子見ですね

最近体調も微妙に良くないのもあり、たったコレだけの作業に4時間半も掛かってしまいヘトヘトです
なにか装着するのは楽しいですが、作業が全て上手く行っても元に戻るだけのメンテナンスはあまり楽しくありませんね

で、まだ助手席側だけしか終わっていません・爆
運転席側は後日になりますが、当初漏れていないデフサイドオイルシールも交換予定でしたが
シールは漏れるまで放置することにしましたw
エンドブーツ2個は次回はもう少し要領良くやれると思います...やれるとイイなあ...

エンドリムーバーですが、ハブ下に微妙に入らずサンダーで一部削りました


左２個が外したブーツ
真ん中が新品ブーツ　コレが左のように潰れるのですから無理があります

右のブーツは一緒に買ったフォレスター用です
コレは最初からソロバン玉のような形に整形されていて、そのおかげか16年経過してもヒビが入っていません　まだ交換しなくても大丈夫みたいです
なんでこういう形で出してくれないのか...不思議ですね
※ただし打ち込みではなくステンワイヤーで縛らないとなりません　この形では打ち込めませんね