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気が付いたら1年ほどブログを書いていなかったので、少し古いネタですが、今年の夏のエアコンシステムの修理内容です。
今年の7月のはじめの事です。エアコンのブロアが回らなくなってしまった。ヒューズ交換してもダメ。しかしデフォッガーにするとブロアが回り通常送風に戻しても回り続ける。

私の280TEは並行輸入車なのでW123には珍しいクライメイト(オート)エアン仕様です。資料を調べたらこのクライメイト仕様は、デフォッガーの場合は電気的に直接制御してブロアが動きだすが、その他のモードの場合はバキューム経由でブロアを制御させる様である。どこかでバキュームの漏れがあるか、制御するアクチエータが壊れたか...。
センターコンソールを外してエアコン制御パネルの奥にある制御部分にアクセス。４つ並んだ筒状の部品がバキュームスイッチで一番右がメインのスイッチらしい。送風ボタンを押すとこのスイッチにバキュームが作用するが回路がONににならない。端子を短絡させるとブロアが作動する。バキュームと電気回路の関係の詳しい情報は無いが、このバキュームスイッチが不良と仮定してヤナセに発注。予想通り日本に在庫無く本国オーダーで２-3週間待ちで、固定クリップと合わせほぼ5600円。

３週間後にバキュームスイッチが届き交換しました。ただし組み付け方によってバキューム配管に漏れが発生するようで、力が足りずスイッチが入らないようで１回カバーの付け直しが発生してしまいました。また上から金属のバネを押し込んで固定するのですが、作業エリアが狭く力が入らず十分に押しこめませんでした。基本的にバキュームホースでしたから押し上げられているので外れることはなさそうです。