鉄筋コンクリート製の橋の欄干が崩れてる

一ヶ月ほど前に動物病院で海斗さんが太りすぎと注意され、散歩の距離時間の延長化を計ってる。
今では、歩行速度も距離も増え、散歩というよりウォーキングの趣になってる。
海斗さんもおらも体重や体脂肪を順調に削り始めてる。

そうなってくると、今までは車で通り過ぎる所も歩きの圏内に収まって色んなモノが見えてくる。
そしたら、身近な橋がボロボロになってるのを知った。

画像の橋は、坂出市の綾川にかかる川尻橋。
浜街道ができて交通量は落ちたものの、路線バスも走る主要な地方道。

この橋の欄干が崩れてた。


橋ができてから半世紀が経過してる。


まず、ずれている。


コンクリート表面の剥離。
見た感じ、何年も前に塗って補修した部分がごっそりと落ちたって感じ。


上の写真のカラーコーンの部分のアップ。
鉄筋が腐っちゃってます。
力が掛かって歪んだのか、鉄筋コンクリート奥の方から弾けてしまってる。


さび崩れて切れちゃってる。


こんなのはまだまし。


落ちちゃってます。


何回も何回も補修して上塗りした痕が見える。
その時は、上塗りして見えなくしちゃえば大丈夫だぁ～♪なんて相談してたんだと思う。


継ぎ目に当たる部分ですね。
両面テープが剥がれて落ちたみたいに、ボテッと落ちてる。


橋の下に降りてみると裏側にチョークで書き込みをいっぱいしてる。
補修工事はするみたい。


下面は頑丈そう。
最近の橋は柔軟に作ってるから、車が通ると揺れるでしょう。
この川尻橋は全く揺れない。だから、欄干は落ちてるけど、橋自体が落ちる気は全くしない。
その点では安心感が有る。


今の橋が竹や柳のようなのだとしたら、５０年前のこの橋はレンガみたい。
硬いけど脆いみたいな。


川尻橋の銘板。
香川県が旧字体。
橋を掛けた頃は高度成長期で新しいものが毎日生まれてた。
５０年を超えてこの橋が使われるなんて想像の外だったんだろうな・・・