
8月最初の日曜日。
梅雨が明けて夏休みに入ったのにどこにも出掛けてはいない。
この暑さでは出掛ける気にはならないのも正直なところ。
ただ、このまま過ごすのも面白くないので点検前のLEADで近所を散策に。
とりあえず富津の山間部へ移動して保田海岸を目指す。
ここ数年志駒渓谷のもみじラインは昔のようにバイクが集まり走り込んでいる。
当時の片側一車線の頃から走っている私にとっては、想像もつかない光景なのだが事故だけは起こして貰いたくないものだ。
志駒周辺はキャンプや川遊びをする家族連れも多いので、休日走行規制されてしまっては元も子もなくなりますので。
いつも通りに環南小学校で休憩。
2008年廃校になった小学校ですがとても良い自然環境の小学校です。
そう言えば私の母校の小学校も廃校の噂があるようです。
少子化はなかなか解消されませんね。
さて、しばらく走ると林道の看板を発見。
悪い癖が出てしまって林道を走ることに。
知らない道を走るワクワク感に快感を覚えると、クルマでもバイクでもついつい入ってしまう。
おまけに今回は以前のKS-ⅡではなくスクーターのLEAD110なのだ。
KS-ⅡならまだしもLeadでどれぐらい走破できるのか不安も残る。
実際に今回はこの不安は的中するのではあるが(汗)。
今回走ったのは林道保田見線。
房総丘陵を走る林道で分岐は上総湊、竹岡、保田などあちこちに抜けられるようだ。
しかり房総丘陵のてっぺんまで登るわけでLEADでヤレた林道を走るのはかなり酷だ。
しかし、こんな山の中にも住んでいる集落があり驚いてしまう。
家が崩れ廃屋も多いのだが新しく田舎暮らしをしている人もいるようだ。
時々、山頂の尾根の間から東京湾が見える。
見える位置から竹岡付近の山間部にいるらしい。
とんでもない場所を走っているようだ。
さて、完全に登り終わったら今度は急降下。
いゃあ、ブレーキのタイミングを間違えると即フロントから流される感覚。
おまけに路面が悪く砂、砂利が多い。
片側は崖でガードレールなんてないから落ちたら完全にアウト。
そんな綴れ織りした急な下りが延々と続く。
ニーグリップ出来ないスクーターは本当にキツイ。
まして、普段は頼りになる大きなボディと120kg近い車重がデメリットになっている。
ようやく穏やかになったら房総名物の素掘りトンネルが登場。
結構ネットでも有名でオフロードバイクや自転車で走破した記事が紹介されている。
この素掘りトンネルを私はなめていた。
なんなく普通の速度で走り抜けようとして、トンネル内の泥でスタックして派手に転倒してしまった。
事故以外で転倒したのは25年ぶりだった。
lEAD110の初期型は転倒すると自動的に燃料をカットしてエンジンを停止する安全機能が備わっている。
それが初めて作動するのを見てしまった。
私も右半身は泥だらけ。
首から下げていたカメラは無事な様子。
LEADも疵はあるが特に壊れてはいない。
エンジンも問題なく始動した。
そのまま泥だらけの姿で林道を抜け上総湊の手前へ脱出。
相川の素晴らしい渓谷にしばし見入ってしまう。
昭和43年に廃校になった梨沢小学校が近い場所。
近くには天神山不動滝があるようだ。
自宅を出てから90分程度の散策だったのだが、林道散策はスクーターでも可能でした。
ただ、転倒や事故に遭うことを考えたら単独での走行は注意が必要ですね。
今度は行き当たりばったりではなく、情報を得てから行くようにします。
それよりもKS-Ⅱを現役復帰されることも視野に入れるべきかも知れません。
でも久しぶりに楽しい冒険でした(笑)。
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Posted at
2014/08/03 20:57:28