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バイクの2035年問題を知っていますか。

2020年12月8日、東京都小池都知事は「脱炭素社会の実現」について「2035年までに都内で新車発売される2輪車すべてを「非ガソリン化」する」と、いう内容が含まれていました。
この発表から「バイクの2035年問題」は起きています。
乗用車に続いてバイクもですが、ちょっと待ってください。

電動化するにはバッテリーが必要ですが、距離を延ばすにはバッテリーの数を増やすしかありません。当然バッテリーは重いので重量が増加します。
当然、バイクの利点である運動性能が大幅に下がります。
まして、そのスペースをどこに作るのか・・・悩みますよね。



実際にバイクはクルマに比べて低燃費です。
排気量が大きくてもリッター30km以上走る機種もあります。
経済性も高いバイクをクルマと同じ土俵に上げて一括りにするのは、実際頭の悪い極端の発想であり、非現実的でもあるんですね。

例えば現在の原付一種を全て電動のEVにするならわかりますけどね。

世界では確かにバイクもEV化が進みつつありますが、すべてがそうなるとは考えられ難いのではないでしょうか。
製造に関わる全ての人々の雇用も心配です。

まして、趣味性の高いバイクの楽しみが無くなっちゃいます。

そして、EVではないバイクの中古価格が高騰するだけの気がします。