
ようやく春の兆しが見えたようでバイク通勤がメインに移行できました。
寒い日は血圧が高いからとN箱でしたが、血圧の高い原因の一つが大好きな梅干しのようでした。
紀州南高梅が好きで弁当に入れて貰っていたのですが・・・しばらくは止めます。
毎年紀州の知人から頂きのですが、これが美味しいのなんの。
1粒でご飯一杯はいけますから。
さて、クローゼットを整理していたら懐かしい愛車のカタログが出て来ました。
ヤマハのSRX250Fのカタログです。
嫁が赤ガンマを手放して新車で購入したのですが、娘を妊娠したので勿体なくて私が乗り回したバイクでした。
当時はレーサーレプリカブームで、この手のファッション系バイクは女性向けで不人気というのがありました。
でも、このSRX250は現在こそマッチングできる素晴らしい性能のバイクです。
。249cc空冷4スト単気筒DOHC4バルブエンジン搭載で、車体重量はハーフカウルが付くのに123kgという軽さ。
エンジンも一部にマグネシウム合金を使うほど軽量化を突き詰めたバブル時代のバイクです。
馬力も32PS(10,000rpm)で最高速は時間がかかるものの140km近くまで出ます。
XT250Tと同じエンジンだけど、馬力以外に中低速を太らせて乗りやすくなっていました。SRX250の最大のメリットはシート高さの低さ、当時の原付より低い750mmです。
軽量、前16インチのタイヤ、良く回るエンジンで、当時としては非力でしたが走るには街乗り、ツーリングにはベストマッチングだったと思います。
単気筒でしたが振動もほとんどなく、心地良い排気音が良かったかな。
ただ、16インチに軽い車体は直進安定性が悪くて細いタイヤも轍には弱かった。
でもコーナーリングは最高に楽しいバイクです。

※GooBikeさんより
後期型では前後17インチにして安定したようですが、馬力が28PSに落ちてより加速感が鈍ったと聞きます。
もちろん当時の2スト250と比べればウサギとカメなわけで、1980年デビューとしては若者にはあまり受け入れられなかったのも事実です。
燃費も良く、スタイリッシュ、装備にも不満がないバイクだったんですけどね。
とにかくこの時代はライバルが多すぎました。
で、思ったのが今乗っているPCXって、まさにSRX250Fに乗っている感じが似ているんですね。もちろんライディングスタイルは別として、ヒラヒラ感や乗っている感じが近い。
マフラーを買えてから、ドッドッパパパパーンって排気音がなんか昔乗ったバイクに似てると思ったらSRX250だったと。
タイヤが細くて、直進安定性が劣るのも似てるしね。
今の時代はマルチよりもツインやシングルが250では一般的。
そう考えるとヤマハってかなりイケていたんだと実感。
すでにSRX250Fは玉数の少なさから中古も高騰していて、もう手を出すことは出来ないバイクになっちゃいました。
つい数年前までは数万で買える車体がまだあったんですけれどね。
ダブルクレドールにモノクロスのサス、スタイリッシュなタンクに16インチ。
ちなみにフレーム剛性はFZ400Rと同等と言われ、おかげで草レースではSRX250が重宝され社外パーツも豊富だったのは当時の話。
こんな外車みたいなスタイルのバイクはもう出ないかも知れませんね。
ちなみに嫁は出産後に5回乗っただけでした。
その後バイクを降りる前にRG400γが最後のバイクになります。
いわゆる嫁曰く
「タンクが細すぎてしっくりこない!」
でした。
Posted at 2025/02/27 18:11:59 | |
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