昨日は前回のブログでチラッと書いた通り、いつものカートメンバーで初の遠征に行ってきた。
現地で用意してもらったカートは写真の2台。
2スト100ccの自分のカート歴の中では圧倒的に早いエンジンを搭載したカート。
身体的な理由から、自分はイタリアントリコロールのトニーをドライブ。
8年落ち?のフレームらしいけど、見た目はピカピカで普段乗ってるレンタルカートのビレルより新しく見えるくらい。
セル無し、クラッチなしのカートの為、まずは押しがけの練習から。
エンジンがかかって進んでいる車に乗りこむというのは、中々新鮮で楽しかった。
で、緊張の1ヒート目。
普段乗ってるビレルとのあまりの違いにビックリして、何もできなかった。
何が違うかというと、まずはエンジン。
搭載している2スト100ccのエンジンは、パワーバンドに入った瞬間にえらい勢いで吹け上がる。
感覚的には4気筒のリッターバイクのレスポンスみたいな感じ。
エンジン以外にも、ブレーキ、タイヤも全然違う。
そして、極めつけはコースが全然違う。
アップダウンが激しい上に、路面のアンジュレーションもかなりきつめ。
それでいてコース幅が広い。
それらの結果、どんな走りになるかというと、
・エンジンのレスポンスとパワーにビビって、無駄にアクセル戻して踏んでを繰り返す。
・ブレーキが物凄く安定するため、いつもの感覚でブレーキングすると、余る。
・ブレーキが余らない様にブレーキングを奥にしようとすると、アンジュレーションでマシンがはねて曲がれず、クリップが全く取れない。
・コーナーの通過速度が遅い為、せっかくのコース幅をうまく使えない。
・マシンの動きが予想できず、体の動きが受動的なる為、タイヤに荷重を乗せられず、タイヤの温度が上がらずグリップを引き出せない。
てな感じで、言い出すとキリがないほど乗れなかった。
タイムは41秒くらい。お話にならない。
ただ、休憩をはさみながら何回か乗って走りこんでいくと、色々なことが分かってくる。
まずはエンジン。
落ち着いて乗れば、そんなにパワーが有り余ってる訳じゃない。
慣れてくるとむしろもっとパワーが欲しくなってくる。
そしてタイヤ。
熱が入ると恐ろしくグリップする。
多分エンジンが負けるくらいグリップしてる。
ただ、それは荷重移動がしっかりと決まっていることと、進入でのライン取りが出口に向かってきちんと描けてる場合に限る。
タイミングを含め、どれかがかけてると、あっという間に車1台分くらい外に飛ぶ。
いかにトラクションをかけ続けられるかがポイントだった。(どんな車でも同じだけど)
色んなラインや、走らせ方を試して、最終的なベストタイムは37.77秒。
今回招待してくれたホストのみなさんは36秒前後くらい。う~む・・・・・・
聞くところによると、最終コーナーから1コーナーのセクションで1秒違うらしい。
1コーナーは全開通過なので、最終コーナーで差をつけられてるってこと。
最終コーナーで差をつけられているってことは11コーナーで差を差をつけられてるってこと。
11コーナーで・・・・・・以下続く。
簡単に言うとまだまだ修行が足りんということ。
ただ、マシンには大分慣れたので、次は更なるタイムアップを目指す。
目標は36秒台。
次回の遠征に向けて、ホームコースで修行あるのみ!!ビレルで(笑)
それと、これは昨日のダメージ。
軽い低温火傷??
エンジンは熱いということが分かった。
またひとつお利口になった(笑)
Posted at 2014/09/28 23:28:33 | |
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