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即決したように思うでしょうけど、実は紆余曲折いろいろありまして、
ようやく手に入れることが出来たって感じなのです（^^

思い返せば一昨年の9月、10月に車検を控えているぺけ太の後継車に335iクーペを狙うも、試乗車ナシ＆注文しても納車は半年後。で、結局ぺけ太の車検を通すことに…。

昨年2月、ようやく335iクーペに試乗ができ、商談に入るも、その時Ｘ5の情報を聞いてしまいイプサムの後継車を優先することに。Ｘ5と335iクーペの同時購入を狙うも好条件が出ず、結局Ｘ5だけを購入。（Ｘ5購入記）

昨年8月末、3 Days モニター・キャンペーンで530を試乗、あらゆるニーズを高次元に満たすその性能に感動し、見積もりをもらうも値引きナシ。
この時、好条件が出るまで絶対に買わないと心に誓った（爆）（530インプレ・レモンの原理）


そして年は明け、物欲はすっかり消えさっていた1月18日（忘れもしない東京出張中のミーティング時、タイミング悪り～）、担当さんから電話が入る。「Ｍ3の試乗車がありますので遊びに来ませんか？」。
Ｍ3には触手は動かないものの試乗はしてみたいので、27日お邪魔してみました。

寛いでいると、自然とぺけ太の後継車の話題になる。
「次は525なんかいかがですか？」と見積もりを見せられるが、やはり値引きゼロ…。

「好条件が出ないと買い替える気はないですね～。車種は530か335クーペあたりを考えてます。それかアウディのＡ5かＡ6、またはＴＴかなぁ」と軽いジャブを打ってみる。

「ちょうど昨日入庫した、あちらの530はいかがですか？」と展示車を薦められ、見積もりを出してもらう。やっぱり値引きはゼロ…。と思ったら、
「ここからいくらかお値引きが出来ます」との説明が！

キター！ようやく交渉できる！

私「いくらかじゃムリですよ、ずばりホニャララ引きなら検討するけど（←無謀！）」

担「それは難しいですけど上司と相談してみます」

私「それなら私は家族会議で妻を説得しますよ」とその日は終了。


家に戻り家族会議に突入！

私「530ならホニャララ引きしてくれるかもしれないゾ」

妻「335クーペが欲しかったんじゃないの？
　　335クーペがホニャララ引きならいいんじゃない（←私より無謀！！）」

私「それはムリだろ…。それに530だってホニャララ引きの条件は厳しいらしいし…。
　（たしかにホントに欲しいのは335クーペなんだよなぁ）」

結局、もしホニャララ引きが出たら検討するという曖昧な結論に…。


月曜日、担当さんから電話。

担「やっぱりホニャララ引きはムリでしたが、それに近い条件は上司からいただきました」

私「ホニャララ引きならＯＫと妻を説得したんですけどねぇ、それじゃ～ムリですよ」

担「ホニャララ引きなら決めていただけますか？もう一度上司に掛け合ってみます」

と電話を切る。



ホニャララ引きなら決めると言った手前、
もし出たら断るわけにはいかないし…。
でも家族会議では結論がでてないんだよなぁ。と、
ホニャララ引きが出て欲しいような欲しくないような…。
で、また担当さんから電話。

担「ホニャララ引きではありませんが、
　　実質ホニャララ引きになるようにできました！」

私「・・・よし！買った！！」（あ、言っちゃった…）


さて、ここからが大変です。ホントにお金がありません（爆）
ウチはバーゲン時期が終わると、なぜかスッカラカンになってしまうのです。
三越では一万円買い上げ毎に1回できる福引を百回分以上回したなぁ…、
さらに伊勢丹や馴染みのセレクトショップでも…。

こなりゃ奥の手、全額バリューローンしかない！
と試算してみると、利子だけでひゃくまんえ～ん…。

ここで悪魔のささやきが聞こえてくる。

子どもたちがハタチになった時、プレゼント（未来の娘たちへの贈り物）と一緒に渡そうと思っていた「子ども積立」があるじゃないか。これはあと十何年も寝ているお金なんだから、ここから借りとけばいいじゃん（←外道）

私「子ども積立はあと10年以上使わないんだし、そこから借りよう。
　　お金が出来たら戻せばいいじゃん」

妻「それだけはやめて！
　　コツコツ積み立てていくから愛情がカタチになっていくんだって言ってたじゃない」

私「ウルセー！金じゃ愛情は表せね～んだよ！通帳よこせー！」

妻「ううう～、それは子どもたちのお金なのに…」

私「へっへっへ、ため込んでんじゃネーかよ。これでよし！」

（一部フィクションでお伝えしております）

メイズさん、ごめんなさい。良き父親と思ってくれているみたいですが、実はこんなロクデナシです…、
子ども積立に手を付けてしまいました（恥）

そんなこんなで資金難もなんのその（実質全額借金！）、
29日に最終打ち合わせにディーラーに赴くと…。

担「1月から530の車両本体価格が5万円アップしておりまして…」

私「え、そうなんですか…（なにぃ～！ざけんなぁ～！）」

担「その分、X-Typeの下取りを5万円上げときました」

私「おぉ、ありがとうございます（助かったぁ～、わかってんじゃんっ、担当くんっ ﾊｰﾄ）」

こんなやり取りがありつつ、契約しちゃいました（^^
でももうモディする予算もない…。しばらくドノーマルで乗るしかないです。
それよりＸ5のホイール、どうしよう…。

ま、なんとかなるでしょう。納車は2月9日、先負なので午後にしてもらいます。
ぺけ太とぺけ吾の「ぺけぺけ日記」じゃなくなっちゃうので、タイトルを変更します。
これからはぺけ吾（Ｘ5）と大五郎（530）の「ゴーゴー日記」かな？

今回の購入記はエゲツナイ内容になってしまいました（恥）
まぁ、笑いとばしてくだされば幸いです（^^

なんでこんなものが手元に！？


日曜日に見積もりもらって～、


フツフツと物欲が湧いてきて～、


それから・・・


あれ？あれからオレ、どうしたんだっけ？（爆）

品質が悪い中古車をレモンといいます。そして、中古車市場から優良なモノが排除される現象をレモンの原理といいます。


品質が良い300万円の中古車と品質が悪い100万円の中古車があった場合、消費者の支払金額の上限は200万円になってしまう。
そして相当品質の良い中古車は市場から撤退せざるを得なくなるわけです。


「情報の非対称性による逆選択」という現象で、そうなるとクルマに愛情を注ぎ、良質な中古車を市場に流そうとする我々は泣きをみるわけです。

レモンの原理を実感しました・・・

コジャガくんの下取り価格が安すぎる！！！

キズひとつなく大事に乗ってきたのに！
走行距離は3年10ヶ月で15,000kmしか走ってないのに！
全く故障知らずのイイ子だったのに！
ひどいっ、ひどすぎる～っっっ！！！

6年乗った走行距離50,000kmのイプサム以下って
どういうことぉ？（怒）

買った時は売る時のことなんか考えてませんでしたが、いざ乗り換えを検討するとなると、不人気車のリセールバリューの悪さってボディーブローのように効きますね…。

しかも、3Daysで試乗した530が良かったので、
好条件が出たら本気モードに入ろうと思ってたのに、
出てきた見積もりは値引きなし！

コジャガの下取りが若干アップしてるだけ～（笑）←もう笑うしかない…
Ｅ60の条件は実際どんなもんなんでしょうか？

絶対なめられてますよね、オレ（怒）

ということで、ウチのコジャガくんは中古車市場から撤退し、
まだまだウチにいることになりましたとさ、めでたしめでたし（爆）

ちなみに、査定を受けるとモーターショーのチケットプレゼントとあるのに、貰ってない（爆）

コジャガーが車検を迎える2006年9月、衝撃的なクルマがデビューしました。Ｅ92！そう、3000ccツインターボの美しいクーペです！なぜかＸ5の購入記は335クーペから始まるのです…（謎）。

実はオレ、アンチドイツ車でした…。318に乗ってたとき、なんでこんなクルマが400万するんだ？と思ってたので…。しかしコジャガーオーナーになってから（バイクも降りたし…）、いろんなクルマを試乗するようになり、ドイツ車、特にＢＭＷの素晴らしさに魅かれるようになったのです。

どうせ家族用のクルマは子ども達にボロボロにされるんだし、一番下が幼稚園に入るまで乗り続けよう、そのかわり自分専用（だけどいざとなったら家族全員が乗れる）クルマを手に入れようと、いつも妄想してました（笑）。

335クーペ！それは「速く」「サイズも丁度よく」「いざとなったら家族全員が乗れる」「美しいクルマ」、通勤がメインなのでオーバースペックだけど、思い描いていた理想のクルマでした。

デビュー前から雑誌を買いあさり、ネットで情報収集する毎日。
デビュー後ディーラーに行くと、ありました！335クーペ！でもこれは予約車。これから注文すると納車は早くても年明け、それと試乗車が用意できないことがネックとなり、コジャガーの車検を通して、しばらく乗ることにしました。（当時、試乗もせずにクルマを予約する人なんているのかぁー？と思っていましたが、まさかＸ5で自分がそうなろうとは…）

そんなこんなで年が明け、2月のある日、ディーラーから335クーペの試乗車が回ってきた旨の連絡をうけました。その加速！ハンドリング！想像以上！さっそく商談に入ります。
仕様も決め、契約というその時、ディーラーさんから「Ｘ5の予約も3月から始まるんです」との一言。

Ｘ5もすっげー気になるクルマで次期家族用の第一候補！イプサム6年目、コジャガー4年目、当然優先すべきはイプサムの乗り換えです。「自分ばっかりいいクルマに乗っていいのか？」「家族優先じゃなくていいのか？」「でもＸ5にしても怪獣どもにボロボロにされるだろうし…」自問自答を繰り返します。

335クーペを注文すると納車は6月頃。Ｘ5のデビューは6月か7月、3月に予約すればデビューと同時に納車可能、しかし試乗もせずにＸ5を予約することには抵抗がある。ということで一週間後、Ｅ53をじっくり試乗させてもらうことにした。

それからというもの、頭の中を様々な妄想が駆け巡ります。もうグチャグチャ（笑）。
一週間かけて出した結論、条件次第で
Ｘ5と335クーペの2台注文しよう（爆）！（←無謀！）
でも条件が折り合わないのなら、Ｘ5を優先しよう！と。ポイントは下取り額。Ｘ5、335クーペとも値引きは無理、ただし2台同時購入ならイプサムとコジャガーの下取り額を大幅アップするとのことでしたので。

一週間後、Ｅ53の試乗を終えいざ商談！出た下取り額は…
「この前より下じゃん！」（怒）
「7月になると中古車の相場が下がると予想されますので」だと！

なんじゃそりゃぁ～！！
この一週間、オレの苦悩はなんだったんだぁ～！！！
テンション下がりまくり！
ということで予約はＸ5だけにして、コジャガーとＸ5のぺけぺけ生活が始まるのでした。

まぁ正直ホッとしてますけどね。Ｘ5と335クーペを同時に買ってたら、家計が破綻するのは目に見えてましたから（爆）。335クーペの未練は断ち切りました！（←ホントか？）
これからぺけぺけ生活を楽しんで行いきまーす！

明日はＸ5の納車日です！

ジャガーX-Typeを購入したのは2003年10月。
マイホームを建てるに当たって、通勤用のクルマが必要になったからです。通勤距離は3キロなので、コンパクトカーにしようと思ってました。でもせっかく自分専用のクルマなわけだから、
「気持ちよく乗れること」
「好みのデザイン」
「いざとなったら5人乗れること」
を条件にクルマ探しを始めました。

第一候補はミニクーパー。早速試乗に行き見積もりを出してもらうと、オプションをなんやかんや付けたら300諭吉を余裕でオーバー。しかもCVTが気に入らず、クーパーＳにしたら350諭吉！
隣にジャガーディーラーがあり、ふと考えました。「あと50諭吉足せば、中古のX-Typeが買えるんじゃないか…」と。ディーラーで情報収集と試乗をし、ターゲットはX-Type2.5V6にしぼりました。（ミニは3年後、母用クルマとして購入することになるのですが…。60のオバハンがミニ乗るなよ、まったく。気だけは若いんだよなぁ）

マイホーム完成まで半年あったので、じっくりX-Typeの中古を探すことに。そんなある日、ディーラーさんから電話がありました。
Ｄ「特別な条件が出せますので、お話を聞いて下さいませんか」
オレ「お、それでは見積もりをFAXして下さい」
Ｄ「いえ、FAXなんてとても出来ません、破格の条件なので」

ホントかぁ～。条件ラインを考えながらディーラーさんに伺うと、予想以上の好条件！
平静を装い商談モードに。

オレ「けっこう頑張ってくれましたね。でも予算外です（←ウソ）。これぐらいなら検討できるんですが…（←ムチャ）」
Ｄ（事務所に引っ込み戻ってくると）「それでＯＫがでました！」
オレ「おお！それでは決めましょう、納車は来年の3月でお願いします（爆）」
Ｄ「え？この条件は今月しか出せないのですが…」
オレ「それじゃー無理ですよ。駐車場がないもん。それにこの時期だとスタットレスも必要になりますから、その分加味してくれたら今買います（←ムチャ）」
Ｄ（その分を計算し、事務所に引っ込み戻ってくると）「やります！これで決めて下さい！」
オレ「おおぉ～、では買います！チャイルドシートもサービスしてね」
Ｄ「そ、それはご勘弁下さい」
オレ「そうだよね、調子に乗りました。別途でいいから純正のチャイルドシートを付けて下さい」

そんなこんなでコジャガーオーナーになったのでした。