矛盾だらけの寝台列車

JR九州の「ななつ星」がデビューしてから、JR東日本は「クルーズトレイン」を発表、JR西日本は「豪華寝台列車」の計画を発表しました。

で、本日（21日）計画発表のみであったJR西日本の「豪華寝台列車」についての概要がプレスリリースされました。

一番の目玉は、なんと1両1室の最上級客室！
しかもバスタブを備えるんだとか…

1編成の定員が30名程度との事なので富裕層向けに違いないのですが、前後の車両がオープンデッキの展望スペースとか、動力方式がハイブリッド方式とか、いろいろ興味をそそられます。

ちなみに発表でJR西日本の社長は「価格はできるだけリーズナブルにしたい」とコメントしたそうな…
いやはや、笑わせてくれますね。

この様な豪華列車を利用する人達にとってのリーズナブルって事なんでしょうが、10万や20万の差なんて何とも思っていない人達が利用すると思うんだけどなぁ〜
と言うか、そんな人達に向けての「豪華寝台列車」じゃないの？

リーズナブルな価格で旅を提供したいと本気で思っているなら「トワイライト」は絶対に廃止するなよ〜
「豪華寝台列車」より遥かにリーズナブルで夢が詰まっているんだから…