
東洋経済の記事「悩めるスバル、アメリカで新車が"瞬間蒸発"」より、一部抜粋
アウトバックとセダンの「レガシィ」の2車種を造っている米国工場の能力は年間20万台で、ここから米国内とカナダに供給される。ただ、両車種の米国での月間販売台数は発売以来、1万5000~2万台弱で推移しており、年間20万台を超える水準だ。残業や休日出勤で可能な限り生産を増やしても、十分に在庫を用意できていない。
そこで今回、米国工場の生産能力増強を決断した。従来、2016年末までに現在の年20万台から年32.8万台に引き上げ、さらに2020年度までに年40万台程度に増やすことを視野に入れていた。だがそれを2016年末までに年39.4万台へ引き上げる。
今まで増産には慎重だったスバルですが、需要に対して供給がまったく追いつかない状況に、前倒しすることを決断しました。
ただ、記事にもあるように懸念材料は国内情勢
2016年3月期は日本が11.4%減の約14万台で前年実績を下回っているそうです。
北米が好調で営業利益も好調、だけど国内販売は右肩下がり…
一時期、同じような状況に陥った自動車メーカーを思い出します。
そう、
ホンダです。
出てくる新車のほとんどが北米重視のパッケージング
国内では持て余し気味の大きなボディのおかげで、ベストセラーカーだった「アコード」や「シビック」はいつの間にか
国内では風前の灯火に…
(現行も良いクルマだと思うけど、やっぱりアメリカンサイズのイメージが消えないんだよなぁ)
「レガシィ」が北米重視となり、次期「インプレッサ」も拡大が噂されて、なんだかホンダの足跡を追っているように感じなくもなかったり…
気が付けば「レガシィ」や「インプレッサ」なんてクルマあったよね。
な〜んて事になったりして…
歴史は繰り返すと言いますが、ホンダの歴史をスバルが繰り返しませんように。。。
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スバル | 日記
Posted at
2015/05/10 23:14:08