今日は長崎原爆の日でした

毎年午前11時に、何となーく黙祷をしているのですが、
何年か前まで国内の反核団体が「原水協」と
「原水禁」に分かれているのを知りませんでした。

自分は元々「世界各国が、それぞれの国益
（基本的には国民大多数の利益）を追求して、
外交の手札に軍備を利用する限り、核兵器の
廃絶はほぼ不可能（ただし、核戦争を最大限
回避する世の中にはできる筈。）」と見ていますが、

最初は単純な目的のために結集した集団であっても、分裂とかするんだ・・・と思いました。
「海の真砂が尽きるとも、世に争いの種は尽きまじ」とは言ったものです。

TVや新聞では「戦争の悲惨な記憶が残っていれば、戦争にならないでしょう」という
意味の話を毎年のように流していますけど、これは人によっては、「最初から非戦闘員を
一方的に死傷させるつもりで、人体実験＆ソ連への外交カード代わりに核攻撃をするような
連中は一生許せん！」という憎しみを蒸し返しすことになっているのかもしれません。
（ドレスデン爆撃と東京大空襲も、かなりタチが悪かったですけど。）

平和友好条約締結後、半世紀を過ぎてからこんな話を蒸し返すのは後ろ向き
過ぎるので追求はしませんが、「そういやアメリカ人（とイギリス人）ってこんな連中
だったよね・・・。」って思い返して、ちょっとヤな気分になります。