Tu-95とB-52ってどちらが先に退役するんだろう？

Ｃ人民共和国が設定した防空識別圏を
アメリカ軍のB-52とF/A-18が飛行した
とニュースで聞きまして
（その前には、空自のF-15も飛んだとか？）、
領空侵犯ではないし、
ステルス爆撃機のB-2や、高速なB-1を使わず、
わざわざ鈍重でレーダーに捕捉され易い
B-52を使ったのは、「攻撃の意思は
ないけれど、大人しく承認もしないよ」って
意味なんだろうなーと、面白がって見てしまいました。

恐らくですが、B-52の飛行中は、周辺（宇宙空間を含む）に展開するアメリカ軍の
航空機や艦艇が（海自も対応しているかな？）、通信も含めた人民解放軍の動きを
逐次監視していたことでしょう。指揮管制系統や即応体制を探るために。
もしかしたら、迎撃機が上がって来ることすら期待していたかもしれません。
（タイミングさえ合わせておけば、迎撃機の離陸も偵察衛星で把握できますし。）

やっている事は、冷戦時代に旧ソ連軍がTu-16バジャーとかTu-95ベアを使って、
日本の防空識別圏に侵入しまくっていた（東京急行）のと、基本的には
大差ないので、これでいきなり開戦になる可能性はほぼゼロでしょう。

Tu-95ベアと言えば、子供の頃にスクランブルのニュース映像を見ては、
「Tu-22バックファイアじゃなくて、でかいプロペラ機か～。」とか
のたまっていた記憶があります。実はTu-95って、プロペラ機では世界最速クラス
だったりするんですけどね。モノを知らないというのは恐ろしい（苦笑。）

ロシア機（旧ソ連機）って、スペックオタクからはあまり注目されないけれど、
運用上は侮れない魅力が多々あるので、やっぱり気になりますね。
（でも、今のスホーイはSu-27の派生型にナンバー乱発し過ぎだと思います。）