
ハーレー・ダビッドソンと言えば
アメリカを代表するオートバイ
メーカーで、一時期日本国内では
「ビッグバイクと言えばまず
ハーレー」みたいな状況だったん
ですが、ここ最近は販売台数が
落ちてきているようです(それでも年間1万台を売っています。)
高価ってイメージがあるけれど、スポーツスター系の廉いのは130万円台で、
正規ディーラーのローンが最長150回まで用意されているから、「大切に
乗り続けて、息子に引き継ぐんだ」と頑張って買っちゃうオッサンがいても
不思議じゃない?!(どんな言い訳だw)

ま、それは置いといて少し前の話。
道東から引っ越してきてすぐの頃、某所にてえらくゴツいオートバイを
見まして(仕事に行く途中だからじっくりは見られなかったんだけれど)、
空冷Vツインエンジンを流用したネイキッドで、燃料タンク直下の
エアクリーナーボックスの造形から一瞬ハーレーの新型?とも
思ったんですが、センターアップマフラー2本出しとかデザインテイストが
「ゆっくり走って楽しい」で売ってるハーレーとは違うので、気になって
後日検索してみたら
ヤマハ MT-01でした。

モデルネームが「01」ですけど、排気量は1,600㏄もあるという(汗。)
コンセプトは「峠に行くまでの道も楽しめるスポーツバイク」で、
これが引き継がれてMT-07/09のヒットにつながったんだから
まごう事なきMTシリーズの始祖と言えます。

MT-01が無ければトレーサーも今のデザインとは違って、FJ1200を
思い出すスリムな(アクの弱い)デザインになっていたかもしれません。

FJ1200がFJR1300に変わった時はバイク雑誌の写真だけ見て
「太った」と思ったんですが、実物を見た時はカッコよくて
二度見しました。キャンプ場であれを押せる気はしませんけど。
残念ながらMT-01はさっぱり売れなくて絶版となったどころか、
今では「世界二大変態オートバイ」の一翼を担わされています。
自分としては「そこまで酷いか?」と疑問に思う一方、
じゃあもう片方の変態マシンって何よ???と調べたら、
スズキ B-KINGでした。

量産オートバイ世界最速で名高いGSX1300R隼のネイキッド仕様。
ハヤブサ使いなら乗れそうな気もしますけど、「乗りこなせなさそう」と
いうイメージが漂うせいなのか?不人気であっと言う間に絶版に(悲。)
1,300㏄だけど車両重量235kgだから見た目ほどじゃないと見ますけど・・・。

リッターオーバーなオートバイでは「足付きが良くて、低重心で、
引き起こしや取り回しがラクそう」ってのは想像以上に売れ行きに
影響するみたいです。そういう意味では大型オートバイでハーレーに
根強い人気があるってのも頷けるところはあるのでした。買えんけど。
Posted at 2018/06/27 22:35:47 | |
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MT-09TRA | 日記