GRヤリス界隈で話題の「ノック補正学習値」
「全開にしないと最大ブーストにならない説」はこの補正値が悪化していて最大ブースト圧が下がって点火時期も遅角制御になってしまっているからのようです。
以前レンタカーでGRヤリスを借りた際にも確かに踏むほど速くなる印象がありました。
燃料の質やらその他の影響でこの補正値が小さくなるとパワーが出ないようです。
最大値は24.2?で初期値10.7らしい。(数値が小さいとブースト上がらない、点火時期進まない)
この数値を見るにはトヨタの車両診断機(GTS)が必要ですが、OBDLink MX+でも見られるようなので今回これを購入しGRカローラも確認してみました。

16,900円と超高いですが、使える機能を考えたら仕方ないお値段。
これOBDからECUハック出来そうなので使ってない時は外した方がいいです。
設定は
こちらのサイトを参考にしました。
Toyota 2021Enhanced Diagnosticsをダウンロードして、

車種は同じく2021年式カムリ、2.5Lにしています。

車種設定がうまくいくと何やらスキャンが始まります。
諸々セッティングをしてConnect押すと繋がりました。

真ん中左のknock correct learn valueがノック補正学習値です。
現在値は23.8と中々良い数値のようです。
この数値は4000回転を境に2つあるので高回転側を確認する際は4000回転以上回した状態確認必要です。
ただし、現在慣らし運転中で全く負荷を掛けていません。
ノッキングを検出するとこの値が小さくなっていくので今は数値が高くて当然ですね
このノッキングにLSPIも含まれているとするとオイル検証にも有効かも?
ちなみに燃料はアポロステーション(旧シェル)、オイルはトヨタ純正でした。
今後色々検証する際の指標になりそうです。
追記
最大値24.2という噂でしたが、24.4までは確認出来ました。(低速側)
高速側はFSWで全開走行したら24.2まで上がりました。
その下のKnok F/B Valueが学習値を変化させるフラグで
-3.0が基準値で-1.8とかになると学習値が進みます。
反対に-4.5とかになると学習値が小さくなります。
燃料による影響が大きくて、今のところ24.4から下がったのは関東外で給油した時のみ。
4000回転で分けているのは低回転側はLSPIも考慮されてたりするんでしょうか?
LSPI非対応品のオイル入れてみれば検証出来そうですけど…やりませんw
粗悪ガソリンを入れると学習値は確実に下がります。
今のところ下がったことがあるガソリンは1か所のみでしたけど。
それでも21台でしたのでGRヤリスよりはシビアでは無くなっているのかもしれません。
後期型ヤリスでどうなっているか気になりますね。
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GRカローラ | 日記
Posted at
2023/06/01 20:49:12