
トヨタに
オイル交換のサイトがありました。
シビアコンディションという言葉があります。
トヨタの言葉を借りると以下の通り
シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等
個人的にシビアコンディションというのは売り手側の都合の良い魔法の言葉だと思っています。
「シビアコンディションなので3000km交換を推奨」
良く聞く言葉ですよね?
正確には
「このエンジンオイルにはシビアコンディションなので3000km交換を推奨」
です。
トヨタもガソリンターボ車2500kmって書いてありますね。
鉱物油でもポリマー入りオイルでも2500kmで交換していれば壊れることは無いしスラッジも溜まりません。
ちゃんと自社規格に耐えうるオイルを純正指定して欲しいですね。
それなら2500kmなんて交換サイクルは書かなくて済むはず。
トヨタも判っててやってるのが何だかなぁと思った次第。
ディーゼルは2500~10000kmとなってますが、どんなオイルでも5000kmで変えた方がいいですよ。
個人的にお勧めのトヨタ C5 for Dieselでも5000km交換が良いと思います。
【余談】
ディーゼル車の場合、ホントはDPF再生回数でオイル交換サイクルを決めた方がいいのですが難しいですよね。
例えばDPF再生が20回入ったら交換とか。
GTLがベースオイルだとVHVIや鉱物油に比べてDPF再生間隔は倍くらいに伸びますが、これはDPF再生を完全に終了出来た場合の話。
DPF再生中にエンジンを切ってしまうと煤は完全に燃えません。
ボルボの例で言うと、PM量7gで再生開始、3gまで減ったら再生終了です。
再生中にエンジンを切ってしまい5gで再生が止まってしまうとECUは5gからDPF再生を再開しません。
7g切ってるのでDPF再生フラグが立たない。
なので次回までは5→7gなので再生間隔が短くなってしまいます。
3→7gが600kmだったら300kmに減る計算です。
VHVIや鉱物油なら更に半分。100km間隔で再生してる車もありそう。
DPF再生はだいたい2-30kmくらい掛かるので短距離しか走らないディーゼル車だと常にDPF再生しているような状態があるかもしれません。
短距離しか乗らない人にディーゼル車を勧められないのはここから。
DPF再生中は未燃焼ガスをDPFまで流して煤と一緒に燃やします。
噴射タイミングをずらして敢えてシリンダー内で燃やさないで排気に流す。
この時排気側に流れずシリンダーを伝ってオイルパンに落ちる未燃焼ガスがあります。
これがオイルと混ざるのでオイルの燃料希釈が起きます。
暫くすれば揮発するので粘度は段々戻ってきますが元には戻りません。
ディーゼル用オイルが表記粘度より硬めだったりするのはこのため。
DPF再生カウンターとかあると便利なんですけどね。
OBDでもそんな機能は付いてないので中々難しいです。
1か月に3000kmとか走る人は気にしなくていい問題です。
シビアコンディションから脱線しすぎましたw
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Posted at
2025/04/14 12:12:41