素人焙煎その2です。
今回からメスティンのサイズを3合に変えました。
1合サイズだと50gが限界なのでちょっと辛い。
出来れば200g1回で焙煎したいのでサイズアップ。
今回から追加点はもうひとつ。
前回低酸素状態で焙煎すると甘味が出るとお話しましたが、普通の有酸素焙煎もしたいです。
なのでメスティンの蓋を穴有り、穴無しの2パターン作成(つまり3合用2個買った)。
これで前半は穴無しで温度を上げることに専念し、1ハゼ付近から穴有りタイプで積極的に酸素を入れることで早く焼ける苦味のある焙煎豆にできるはず。
今回こんな感じでした。豆はグアテマラ100g
0分 穴無し蓋で焙煎開始
4分 チャフ除去
8分 チャフ除去
10分 蓋を穴有りに交換
12分 1ハゼ開始
16分 2ハゼ開始
17分 焙煎終了

有酸素焙煎でもムラ無く焼けました。
次に150gをやってみました。
チャフ除去は1回に減らしたいので6分まで放置したところ何と8分で1ハゼが来てしまいました。
これは完全に早過ぎます。
多少火力調整したので2ハゼ終了は14分程度でしたが、これは参った。
外側に火が早く入ると生焼けの可能性があります。
原因は、予洗い後3日位経過していて乾燥していた。150g入れたので熱が逃げにくかった。6分まで蓋を開けなかったので豆が温まり切っていた。
ってところでしょうか。
ハンドドリップの時も言いましたが、焙煎もハンドドリップもやはり時間での一元化は無理ですね。
温度、圧力、湿度とか管理したら自動化できそう。
150gのやつは失敗作の筈なんですが、これが上手くいってると前回の半分の時間以下で焙煎が終わります。
ガス代が半額になるしボンベ交換回数も減るので焙煎中のガス欠リスクも減りますね。
(カセットコンロはガスが減ってくると火力も弱くなるし)
ちなみに
200gでの販売を想定してみると、
生豆 460円(200g)
ガス代 100円(ボンベ200円、30分使用を想定)
原価 560円
原価だけで560円も掛かってます。
焙煎時間を30分で想定すると人件費は1000円欲しいので1560円が最低ライン。
これに固定費も入れたら高くて売れないですね。
生豆の購入先を業販サイトに変更すると200gで300円位、15分焙煎にしてガスボンベをイワタニ純正からTOHOの安いやつにすると25円。
原価は325円程度まで抑えられるようになって人件費を時間に比例して500円とすれば固定費を150円としても1000円程度が売価。
1500円で売れば1回あたり1000円人件費確保できます。
コンスタントに売れるならこれでもいいですが、厳しいなぁ。
脱サラして自家焙煎コーヒーを始める人が1600円で売る気持ちは凄く判る。
メスティン焙煎は焼きムラも無くて結構簡単に出来ました。
やけどの危険性があるので試す方はお気を付けください。
今日もやけどしました。。
Posted at 2021/09/11 16:14:24 | |
トラックバック(0) |
コーヒー | 日記