GRカローラでサーキット走行すると直面する問題点はいくつかあります。
・ブレーキフェード&ヴェーパーロック
・水温上昇
・油温上昇
・高温異常で2WD化
・衝撃で緊急通報w
上3点は社外品で対策出来るのでお金さえあれば何とか出来ます。
4番目の4WD高温異常でリンプモード(2WD化)になる現象は解決策がありません。
5番目が一番の問題かもしれませんがw
savagegeeseというYoutubeチャンネルでGRカローラの問題点について話が出ています。
8:20辺りからサーキット走行時のリンプモードについて話をされていますが、ITCC(電子制御カップリング)の温度センサは油温を計測しておらず、ケース内の空気の温度を測定しているのだそう。
試しに温度センサーをITCC外の外に置いても一定時間走行すると2WD化されてしまう結果は同じだった、とのこと。
実際ITCCクーラーをつけても効果無しだったらしい…
だとすると2WD化する原因はITCC(電子制御カップリング)自体というよりそれより上流の可能性が高そうですね。
ITCCより上流でダメそうな箇所というとトランスファーかトランスミッションしか無さそうです。
トランスファーオイルが0.5Lなのでやはりここが鬼門なのかな?
後期型GRカローラではトランスファーへの導風板が追加されています。
ミッションオイルも2Lしかないしヘリカルとは言えLSD付いてますし、このLSDも結構効くのでミッションの油温の可能性もありそう…
ただ、これも怪しくてオイルを変えても変えなくても差が無かったので、そもそも油温すら測ってない可能性もあるのではないか?とも考えてます。
単に負荷計算から制御してるだけとか。
エンジン切ると暫くでないし。
今のところリンプモードが出るのはFSWともてぎだけです。
高負荷が続く大きいサーキットで2ヒート目だけ出てます。
1ヒート目は完熟走行もあるので全開率が低いから出ないのか、2ヒート目の方が油温が高いから出ないのか?
3ヒート目で直ぐエラーなら温度起因で確定しますが、生憎と国際サーキットで3ヒートも走れる走行会が中々ありません。
この二つは5速を使うというところもポイントでしょうかね?
トランスファーなら増速後なので5速以上を使うサーキットでの油温上昇は全然違う筈。
等速トランスファーじゃないことによる発熱の影響もある?
それならITCC側の方が影響大きそうな気もしますが、ITCCロック率が高ければトランスファー側の負荷も大きくなるかも?
【追記】
鈴鹿本コースを走行したところ3周目で出ました。
5台のGRカローラで同じクラスで走行していたのですが、4/5台で発生。
リミッターカットしている3台は2~4周目(1ヒート、2ヒート目とも)で発生。
リミッターカットしていない車も1台発生。(タイム3分切ると出る?)
これはさすがにヤバいです。
クーリングとかのレベルで温度コントロール出来ませんでした。
他の方に聞いたところノーマルモード(60:40)だと少し長く走れるそうです。
FFで走ると途端不安定になります。
リアの剛性感が無くなってどこに動くのか判りづらい。
オーバーになったりアンダーになったり。
リアのエンブレが無くなるのが致命的。
誰か根本解決してる人居ませんかね?
GRヤリスの皆さんどうしてるのでしょうか。
トランスファークーラーがHKSから出たのでこれで解決となるといいのですが。
関連動画
鈴鹿サーキットでリンプモード
Posted at 2025/02/06 11:57:53 | |
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