
マッサンブームでウイスキー市場が活況ですが、元々生産量がそれ程多くないニッカウイスキーは原酒が足りなくなってるみたいです。
シングルモルトの余市と宮城峡を減産して竹鶴に販売を集中するみたい。
ブームが去ったらまた復活してくれることを祈ります。
で、本題は普段飲んでるブラックニッカです。
ブラックニッカと言っても案外と種類が多くて今年発売した、している銘柄はこんな感じ。
・ブラックニッカクリア
・ブラックニッカリッチブレンド
・ブラックニッカスペシャル(画像3番目)
・ブラックニッカ8年(画像4番目)
・ブラックニッカディープブレンド(画像手前)
・初号ブラックニッカ復刻版(画像2番目)
一般的にブラックニッカと呼ばれてるのはクリアです。
スーパーで700円くらいで売ってるやつ。
リッチブレンドはその上の価格帯を狙って数年前に発売されたやつ。
クリアよりちょっとリッチなだけでちっともリッチじゃなく名前負けしてるのが残念。
スペシャルは30年以上続くロングセラーで本来のブラックニッカの味?
8年はブラックニッカで唯一酒齢があるお酒。
ディープブレンドは今月から発売になった新商品です。
初号ブラックニッカはどこかの家に眠っていたブラックニッカの古酒を再現した復刻版。
私がコンスタントに買っていたのはブラックニッカ8年でこれは1400円程度で安っぽい感じも無くて結構お気に入りなのですが8月で終売らしい。
理由は宮城峡、余市同様に酒齢の高い原酒を使えないからなのかも?
宮城峡と余市を減産して竹鶴を増産するらしいのですが、ブラックニッカ8年も同じような感じなのかもしれません。
(宮城峡と余市はリニューアルするらしい)
酒齢制限がなければ新しい原酒も混ぜられますしね。
心配なのは味が落ちたりしないのかどうか、ですけど。
ニッカウイスキー全体で30品目以上も終売になるようです。
選択と集中ってやつですね。
さて、本題の飲み比べですが、スペシャルと復刻版はツンツンしたニッカ特有の味。
この味が苦手って人も多いと思います。うちの親父も苦手らしい。
スペシャルより復刻版の方がよりその傾向が強い感じがします。
好きな人にはたまらないでしょうね。
個人的スペシャルはクセが強い感じであまり好きではなかったのですが、
復刻版飲んだ後だと飲みやすく感じてしまってこれも旨いw
8年とディープブレンドは似たような感じです。
8年の方がカラメルっぽい感じは強いかな?
香りは8年の方がいいですがバランス自体はディープブレンドが意外にも健闘していて旨いです。
万人受けする味ですけど、これは結構頑張ったんじゃないでしょうか。
スペシャルは販売継続(700mLのみ)で8年が終売ってことは8年の後継はこれなんでしょうね。
スペシャルを残して8年を落としたニッカの判断は結構妥当な気がします。
スペシャルはOne&Onlyな感じはありますが、8年は割りと一般的な味ですし。
ただ、8年が好きだった私のような人が他のボトラーに流れてしまう可能性も忘れないでね。
気づいたらサントリーの白州12年もべらぼうに高くなってるし(8500円)安い洋酒でも探しますか。
ゴクゴク飲んでしまった白州が悔やまれますw
お勧めのボトラーなどありましたらご教示ください。
やまやで売ってるマイナーなやつとか!?
Posted at 2015/06/16 20:28:50 | |
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