2012年04月18日
例の毒物、ちゃんと調べてみました♪
ラスノンウエルに関して、気になる事がいくつかあったので、
Netで調べてても始まらないから直接製造元に問い合わせてみました。
ラスノンウエルのラインナップはこちら
萬商株式会社
http://www.mansho.net/p4.html
一部省略しますが、こんな内容のメールのやり取りをしました。
はじめまして、Fellowsと申します。
商品についての質問です。
A-500(10kg)を購入したいと思っているのですが、
M-500Lとの相違は不動態化処理がされるかされないかなのでしょうか?
それとも、この2つの溶剤が洗浄専用と不動態化処理専用として分かれているのでしょうか?
ご回答お待ちしております。
で、担当者からこんな回答が来ました。
Fellows様
お世話になります。
ラスノンウエル「A-500」(刷毛塗りタイプ)は、アルミ用の酸洗剤です。
溶接部スケール、黒いススや油分などを除去する洗浄剤です。
「M-500L」(刷毛塗りタイプ)は、ステンレス用の不動態化処理剤ですが、
アルミの不動態化で使っているところもあります。 洗浄効果はありません。
A-500は毒劇物に、M-500Lは劇物に該当しますので、取扱いには
充分ご注意ください。
再度こんな感じに質問をしました。
担当者様
ご回答ありがとうございます。
では、酸洗剤(A500)はあくまでも酸洗剤で不動態化処理効果は無く、
不動態化処理したい場合はM-500L等の不動態処理剤で再度処理をするという形でよろしいでしょうか?
もう一つ質問ですが、M-500に関しても酸洗剤であり、不動態処理は別の溶剤で処理するという事でよろしいでしょうか?
それと、ステンレスに使用する溶剤をアルミに対して処理しても問題はないでしょうか?
ステンレス用とアルミ用の違いはどういった違いなのでしょうか?
また、その際に注意する点がありますでしょうか?
たびたび質問攻めで申し訳ございません。
ご回答の程、宜しくお願い致します。
Fellows
再びこのような返信を頂きました。
Fellows様
ご質問の件、
・A-500は酸濃度が低く、また反応時間も3~5分と極端に短いため不動態化の効果は得られません。
・M-500は反応時間2~16時間(一晩)とゆっくり時間をかけて反応させますので、
不動態化も同時に行えます。
M-500Lは研磨品など酸洗することにより光沢を失うことを嫌う対象物に、不動態化処理のみを
目的とした場合に使われています。
・M-500Lは25%硝酸をゲル状に粘着性を持たせたものです。
アルミに使用しても問題ありません。
・M-500とA-500の大きな違いは酸濃度です。
M-500 > A-500
フッ酸 4.5% 0.5%
硝酸13.5% 11.5%
M-500はステンレスと16時間内でゆっくり反応し、時間をかけ母材を痛めることはありませんが、
A-500とアルミの反応は鋭敏で、数分内で水洗しないと母材を傷める可能性があります。
ご検討の上、採用いただきますよう宜しくお願いいたします。
という訳で、今使用しているM-500がベストのようです。
塗って乾いたらふき取りでも綺麗になりますが、不動態化処理効果を考えると、
8時間以上置いた方が良いんじゃないかと思います。
前回、厚塗りして長時間(数日)放置しましたが、
拭きとりが大変になるだけで、一晩置いた時の方が楽でした。
ですので、一晩放置とか、朝やって夕方に仕上げるとかの作業がベストかと思われます。
次回は、ボディをバラすので、その際にじっくり綺麗にしてあげようと思います。
もう一つ書いておこう。
今回の件で、色々な方からメッセージを頂きます。
大半は普通のメールですが、一部礼儀のなっていない方がいらっしゃいます。
一度も面識のない人間に送るメールかという内容も。。。
大人な対応をしておりますが、基本的にそういうの大嫌いなので、
この記述を見て気付いた方はもう二度とメッセージ送ってこないでね♪
まぁ、気付かないから相手が不愉快に思うようなメールを普通に送ってくるのでしょうけど。(ニッコリ)
さて、明日も時間を作って倉庫の片付けをしよっと♪(^^)
ブログ一覧 |
クルマその他 | クルマ
Posted at
2012/04/18 21:33:22
今、あなたにおすすめ