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かとうのくるまのブログ一覧

2012年04月26日 イイね!

南都鏡神社

入江泰吉記念奈良市写真美術館の隣には、入江泰吉が愛した新薬師寺がある。

そして、その隣に鎮守社として鎮座するのが南都鏡神社です。

左が鏡神社、右が新薬師寺。

この神社のご祭神はちょっと意外だった。


ご祭神は藤原広嗣公。


聖武天皇の時代に橘諸兄との権力争いの末、大宰府で挙兵(反乱)しちゃった方である。


そのような境遇のお方がご祭神とは、


鎮魂の意味合いなのか、


それとも、新薬師寺の発起人が藤原氏出身の光明皇后という由縁のためか・・・。


この社殿は春日大社のお古らしい。


これも藤原氏との縁の深さを顕しているのかな。


ところで、南都といえば、南都銀行から僕のみんカラのスペースにアクセスがあったんだけど、
そのアクセスログに対して”なかのひと”が
「激レア!!」とおっしゃっていて、吹いた。
関西にいると、そこまでレア感は無いんだけどね・・・。


南都といえば、最近、南都○○という会社がちょっとアレな焼却灰を御所市の処分場に受け入れてたとかいう騒ぎがありました

更に、送った側の町議会議員さんが「西日本にまで汚染を広げてはならない」と発言したら、議員辞職勧告を受けたとあって、こちらも騒ぎになってるみたい。

事情はよく知らないけど、御所市・・・名前の通りへヴィー級の神々の土地なんだけど、大丈夫?


名神大社銀座なのですが。

鴨都波神社(奈良県御所市) 2010.03.06参拝
葛木御歳神社(奈良県御所市) 2010.03.06参拝
葛木一言主神社(奈良県御所市) 2009.11.21参拝
葛木水分神社(奈良県御所市) 
高天彦神社(奈良県御所市) 2009.09.06参拝
高鴨神社(奈良県御所市) 2009.11.21参拝

なんと6社もある。(うち5社に参拝していたのも驚きだけど・・・)

長らく都が置かれていた京都市を別とすれば、こんな地域は他には無い。

バチが当たらんようにして下さいね。
巻き添えは御免こうむります。

    参拝はOK
アレな産廃はNG
Posted at 2012/05/07 00:20:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社 | 旅行/地域
2012年04月26日 イイね!

開かずの瑜伽神社が・・・日本版聖杯伝説?

以前行った粒坐天照神社の摂社に瑜伽(ゆうが)神社という変わった名前の神社があった

それをきっかけに、奈良にも瑜伽神社があるのを知り、どうも面白い由緒があるらしいことを知った。

ところが、訪れてみると門が閉まっていて入れなかった。。。。

その後、何度か所用の度に通りがかってはみたが、いつもいつも閉まっていた。

それがなんと、この日は開いているじゃないか!!


これは幸いとばかりに、お参りしてきました。


この階段はなかなか手が込んでる。山肌に石段を付けたんじゃなくて、崖の前に階段を作ったという感じ。


昔の出雲大社の石段版って感じがして面白い。


この瑜伽神社は岡山の由加神社本宮から瑜伽大権現を勧請したためにこの名が付いてるんだけど、
元々は平城遷都に伴って、飛鳥の飛鳥坐神社を遷座したのが始まりだそうです。

飛鳥の御井は、その名残かな。

飛鳥坐神社のご祭神は賀夜奈留美(かやなるみ)命という方なので、この奈良の瑜伽神社のご祭神も、最初は賀夜奈留美命だったと思われます。


この賀夜奈留美命は大己貴命の娘。奈良に縁のある大己貴命の娘となると、御所・葛城辺りでよく祀られている下照姫にあたるのでしょうか。


この下照姫というのは世襲制で、スサノオより前の時代から続いているとかいう話もある。


賀夜奈留美命も下照姫の一人だったのかな。
遷都に併せて遷座して頂いたというからには、かなり重要なポジションだったのかもしれない。
日本版の聖杯伝説のような感じですかね。


ちょっと話が飛ぶんだけど、岡山の吉備津神社の社伝によると、吉備津神社は祭神である吉備津彦から五代の孫に当たる加夜臣奈留美(かやのおみなるみ)と云う人物が建てたとされているらしい。


加夜臣というのは加夜国造のことみたいで、今の総社市の辺りに加夜郡というのが昔あったらしい。


奈良と吉備、どちらも出雲系の影響下にあったということなのかも?


もちろん、朝鮮半島の伽耶との関連も気になります。伽耶の支配者層の出自も気になるところ。


一言稲荷神社。どんな願いも一言で叶えて下さるとのことですが、門が閉まってたらお礼参りができないので、ご挨拶のみ。






普段入れない神社にお参りできて良かったです。

同じ瑜伽山の東麓にある天神社の山桜。


ちなみに瑜伽(ゆうが)とはサンスクリット語のヨガ(ヨーガ)の音写らしい。
元宮(飛鳥)に対する今宮、新宮と称されていたところ、興福寺が重視した瑜伽論にちなんで改称されたとか。

また、こちらのブログによると瑜伽神社の近くにはヨガの要素を取り入れたマッサージ店もあるみたいで、興味深いです。
(瑜伽神社の境内にバーがあったというのは驚き)
Posted at 2012/05/04 11:36:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社 | 旅行/地域
2012年04月21日 イイね!

宮本武蔵ゆかりの泊神社 石弾城跡

宮本武蔵ゆかりの泊神社 石弾城跡庫県加古川市の泊神社に行ってきた。

ここは宮本武蔵の養子(実の甥)・宮本伊織が再建したという。


なんでも、この宮本父子はこの辺りが生誕地だそうで、伊織がそう棟札に書いて奉納しているという。


武蔵の生誕地は岡山県が有名だけど、あれは小説での話。フィクション。
武蔵自身が書いた著書「五輪書」にも、生まれは播磨国と書いている。
にも関わらず、フィクションの方が認知度が高いというのだから、文学の力は恐ろしい。
魯迅が医者志望から文学者(思想家)に転向したのも肯ける。
ただ、この棟札の発見によって、間違った認識を正そうという意識が高まりつつあるとか。


この泊神社、結構立派な神社で、これを再建したというのはなかなかの財力が必要だったのではないかと思われます。


ウィキペディアによれば、
宮本伊織は武蔵の推挙により15歳の時に播州明石藩主・小笠原忠真(当時忠政)の近習に出仕、
出頭人となり弱冠20歳で執政職(家老)に。
翌9年(1632年)豊前小倉藩へ移封の時2500石に。
同15年(1638年)の島原の乱には侍大将と惣軍奉行を兼ね、
戦功により1500石加増、都合4000石。
家中の譜代・一門衆を越えて筆頭家老となる、とある。



新参者が27歳で筆頭家老!!
武蔵の推挙がなかったら、そもそもこんな大出世はなかったし、この泊神社の再建も無かったでしょう。
武蔵ゆかりの神社というのは、誇張ではないようです。


さて、この神社の由緒は、天照大神が天岩戸にお隠れになったときに、
群神が作った御鏡の一つが海に名がされ、泊まり着いたところということらしい。


もう一つの鏡は伊勢神宮に祀られているというのだから、なかなかのご由緒だと思う。


また、飛鳥時代には、聖徳太子が鶴林寺を建立の際、側近の棟梁の秦河勝が紀伊の国から自身の氏神である国懸大神を勧請し社殿を建立したとある。


国懸大神って、あの和歌山の日前国懸神宮の神様ですよね。
あそこは元々、伊太祁曽神社の神様が祀られていたのに、それを追い払って日前国懸神宮が鎮座したというエピソードがあって、紀氏の謎といい、何かと興味深いと思っているんだけど、、、


なんと秦氏の氏神が国懸神だったとは、これは面白いなぁ。


つまり、木の神様・木の国の神様イタケルの子孫達を蹴散らしちゃったのが秦氏ってことかもしれないわけです。


秦氏といえば、ダビデ神社のブログにも書いたけど、古代キリスト教のネストリウス派の信徒という説もある。


出雲系と、この秦氏との力関係について考えてみるのも面白いかもしれない。


兵庫県の神社って、少し奈良から離れているせいか、サラリとタブーを露呈しちゃってることが多いような・・・


兵庫県の神社、今後も要注目です。


なんだかいろいろヒントを貰ったようで、楽しい神社でした。


南北朝時代には、石弾城という城が建ってたようです。



余談ですけど、泊と言えば、泊原発3号機の方が今は有名ですよね。
今、日本で稼動している原発は、この北海道の一基のみ。
それも5月5日の子供の日に停まります。遂に泊も停まる。
日本の全原発が子供の日に停まるんです。
子供達にとって何よりの朗報&プレゼント。
当分は火力で頑張って、ゆくゆくは地熱発電でいけるといいですね。


最後は、日輪をバックに、天の岩戸事件にちなんだ神社の本殿を


あんまり不敬なことばかりしてたら、日輪の神がお隠れになってしまうぞ!
Posted at 2012/04/30 23:26:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 神社 | 旅行/地域
2011年12月30日 イイね!

兄君様の宮跡・安仁神社で想うこと


安仁神社にやってきました。

いいな、この雰囲気。


同乗者様達が私のジェントルな運転で寝入ってしまったこともあり、
単焦点レンズ(シグマ50mm f1.4)に換装し、ジ~っクリと時間を掛けて散策することにしました。


初詣は賑わうのだろうね。


エエ雰囲気じゃないですか。


安仁神社は”あにじんじゃ”と読みます。


お賽米?


神武東征途上、神武天皇の兄君・五瀬命が数年間、居を構えていた場所と言われています。


そのような古い時代から延々と続いてきた神社の重みは、自然と雰囲気に顕れてくる。


いい場所だ。僕もこんな場所に居を構えたい。


穴開きの祭祀用の鏡って珍しいなーと思ったら、CD??

鳥除けだろうか?これが無いと止まり木にされて糞だらけになっちゃうのかな?

右補神社とか左補神社というのが摂社にあったけど、これは五瀬命を補佐してきた将軍達を祀っているらしい。


何千年も祀られるなら、遥々日向から着き従ってきた甲斐があるでしょうね。


神社とはとても清浄に保たれている空間。


神々は穢れをことの他、嫌うとされています。


そういった信仰の感覚が、この国のカタチ。


皆さんの街の有力者達は、それを乱すようなことを企てていませんか?


何万年も毒性が無くならないようなモノを持ち込んで、汚そうとしていませんか??


「天下の東海道(今の1号線とか東名高速とか)、
そんな不吉なモノを運ぶための道ではない。
聖地・伊勢神宮へと続く聖なる道である。」
最近そんな意見を見かけて、ハっとしたところです。
とても大事な視点だと思いました。
もしこの感覚無くして「保守」を名乗る人が居たならば、笑止。

先人達は、神々が宿る場所を守ってきたつもりが、結果として自分達の子孫(今を生きる我々)が宿る場所を守ってくれてきたのです。


「末代まで祟る。」・・・迷信じゃ無かったかもしれませんね。

それは知らずに触れちゃった放射性物質による経験的な遺伝学だったかもしれない。
さわらぬ何とかに祟り無し。
世の中には昔から、絶対に封印しておかなければいけないモノがあった。

それがばら撒かれて、もし貴方が被曝したら・・・・・孫にまで影響します。
考えたくはないけれど、ヒロシマ・ナガサキから年数が経てば、曾孫への影響度合いも明らかになってくるかもしれません。


我々はこれ以上の不幸を積み重ねるのではなく、明るい未来への願いを積み重ねていきたいものです。

この石のようにね。

兄君がこの地に居を構えてから2千年前後の時が経っている。
その間、ずーっとこの環境を守ってくれてきた人達が何世代も居た。
今の状態で、日本人は2千年後まで存在できますか?
ばら撒かれた毒だけが残る世界になってませんかね?

すみませんね、堅苦しいこと書いちゃって。
なんせ、私、保守派ですから
原発再稼動を叫んでる人達は保守じゃないよ。
カネの捕囚。
Posted at 2012/04/19 23:46:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 神社 | 旅行/地域
2011年12月30日 イイね!

亀石神社@岡山

亀石神社@岡山ノートンが日本の神様とコラボ!?八百万の神のパワーを秘めた USB メモリーの御利益とは で爆笑させて頂いた勢いで、神社ネタ続けます。



亀石神社(かめいわじんじゃ)にやって来ました。


神武天皇の水先案内をした亀の化身を祀った神社です。


こちらがその亀の化身。


風光明媚なところでした。



**********************************************

↓28日から”お授け”開始・・・・ノートン先生、本気出し過ぎ。


ロケはどこの神社だろう??

Posted at 2012/04/16 23:43:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社 | 旅行/地域

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