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イイね!
2012年02月07日

アイドリングストップで元は取れるか?

アイドリングストップで元は取れるか? とりとめの無い、ただの日記です。深い意味はない(^^;)。

我が愛車自慢のi-stop。マツダのアイドリングストップ機能だが、大分、動作の状況が解ってきた。
お陰でなかなか作動しない状況でも不安は無くなり、一度作動条件が整うと、実に快適、頻繁にエンジンを止めてくれる。
きっと気温が上がってくれば、より短時間で作動条件が整うようになるだろうと期待。

ところで、i-stopは直噴エンジンの特性を利用して始動時間とバッテリー負担を低減しているが、他社のアイドリングストップ機能搭載車はポート噴射のエンジンだったりする。そっちの方がバッテリーへの負担は大きいだろうなぁ。。。などと漠と考えていて、ふと思った。

「他社のアイドリングストップ搭載車も、i-stopと同様に作動条件がなかなか整わないなどという声があるのだろうか?」

例によって自動車メディアからはこの辺り、正確な情報を得られない。

ブログやクチコミ掲示板などを検索してみると、、、

「アイドリングストップでは元が取れない。ごまかし機能だ。」

という意見を見つけた(@_@)。

最初は少し面食らって、そして苦笑いしてしまった。(^_^;)


彼の主張はこうである。

年間一定の距離を走ると仮定し、カタログ値でアイドリングストップ非搭載車との燃費差が2km/l。
そうすると、1年で数千円お得となるが、十年でも数万円。一方、アイドリングストップ車用のバッテリーが\55,000。十年以上、バッテリーはもたないから、結果、経済的に損である。

燃費と金勘定での損得話は、良くハイブリッド車を購入するか否か?で語られる。
が、アイドリングストップ機能を取り出して「元が取れない仕組み」とは初めて目にした意見だ。
なかなか斬新、、、と言いたいところだが、彼の主張には突っ込みどころが一点ある。

アイドリングストップ車用のバッテリーは確かに高価なようだが、アイドリングストップを塔載しないクルマもやはりバッテリーを塔載している。
元を取る、取らないを語るのであれば、アイドリングストップ用バッテリーと通常のバッテリーの価格差を見るべきである。加えて車両の価格差も。

まぁ、彼を吊し上げるつもりもないのだが、彼の最後の

「重量増・エアコンオフのデメリットもあるので、私は不要と思います。
目先の数字しか見ず、長期的トータル出費を計算出来ない消費者をごまかした機能ですね。」

という意見を読んで、少し考えてしまった。。。(^_^;)


経済感覚は重要である。資本主義社会に生きる我々にとっては。

クルマの燃費は良いに越したことは無い。経済的な負担もさることながら、今はCO2の削減を始め環境問題もある。
エコロジーを振りかざして「低燃費が全てに勝る正義である!」と主張する気はない。
が、メーカーもユーザーも、環境負荷の少ない商品を意識して作ったり買ったりすることは、今の時代においては良いことだとボクは思う。

ただ、我々の住む資本主義社会は、必ずしも経済的な平等が保障された社会ではない。
そして、現実的にハイブリッド車は従来のガソリン車に比べて未だにやや価格が高い。

その差額を負担して、ハイブリッドを選ぶ/選べる人が居る。
その差額を負担出来ない、或いは負担する価値を見出せずにガソリン車を選ぶ人も居る。

それぞれに事情や主張があって、別にどちらが正しいとか誤りとかいう話ではなかろう。

燃料代で車両価格差を埋められなくても、自ら経済的な負担をして環境負荷の低減に貢献している、というのは客観的な事実だろう。本人が意識しているか?それを意図しているかは別にして。

一方でガソリン車を選んだからと言って、皆が皆、経済的な理由でハイブリッドを買わないワケではなかろうし、仮に「欲しいけど、高くて買えない」としても、誰が彼・彼女を責められよう。
それを言ったら「貧乏は悪である」という論理になってしまう。とんでもないハナシだ。

だが、今は従来型のガソリン車でも、ハイブリッド並みに環境負荷が少なく、価格が安いクルマが出てきている。マツダのデミオやミラ・イース他、最近の軽自動車だ。それらは皆、アイドリングストップを塔載し、低燃費を追求している。メーカーはユーザーの経済的な負担を減らし、ユーザーは環境負荷の低減に貢献できる、素晴らしい成果だと思う。


前述の彼の主張、恐らく悪気も悪意も無かったろう。

しかし、言葉の通りに受け取れば、アイドリングストップ機能を付けたガソリン車を買う消費者は、金勘定が出来ない馬鹿タレである、と罵られているようなものである。

決して、気分の良いものではない。


が、彼とてボクを名指して罵っている訳ではないし、彼がそう感じることを悪と断ずることもまた、違うだろう。

様々な意見や想いを書き込んで、色々な人と意見の交換が出来るInternetというインフラは素晴らしいと思う反面、見るに耐えない罵り合いが展開されることもままあるのは残念。

ボクもどちらかというと、主張は強く頑固な方なので、極力危ないことはしないように心掛けているつもり(^^;)なのだが、世の中には実に様々な意見があり、それらに触れると、複雑な気分になることもあるものだ。

いま少し、自分と異なる意見を受け入れる”度量”が必要なのかもしれないが、皆が皆、物分りの良くなってしまって議論も無い世界と言うのも、ちょっと違う気もするし。

難しい問題。永遠のテーマかな?(^^;)
ブログ一覧 | i-stop | 日記
Posted at 2012/02/07 02:59:38

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この記事へのコメント

2012年2月7日 11:50
物の見方は複数あるわけで、自分以外の人の見方を

 「こういう考え方もあるのか」

とうまく取り入れていければ良いんですが、

 「それは間違っている!私の意見が正しい!」

になってしまうのは残念ですよねぇ。

まぁ、基本的には否定されるより肯定された方が気分がいいと思うので、むつかしいところではありますが^^;
コメントへの返答
2012年2月8日 1:52
こんばんわ。

そうなんですが、今回の場合は、彼の意見はとても受け入れられませんでした(^^;)

ただ、それで感情の赴くままに反論を書き込んじゃうと、大変なことになっちゃいますから(苦笑)。

意見が合うにせよ、合わないにせよ、前向きに有意義な議論が交わせれば良いのでしょうが、なかなか難しいですね(^^;)

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