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2021年10月29日 イイね!

ロードスター990Sと車両姿勢安定化制御

ロードスター990Sと車両姿勢安定化制御今冬、ロードスターが商品改良を行うようです。

マツダ、最軽量ロードスター「990S」に搭載された新技術「車両姿勢安定化制御」とは? 斎藤開発主査が解説(CarWatch)

なんでも斎藤主査が手掛けた最軽量モデル「990S」も登場するとか。
どうも軽井沢で行われたイベントでサプライズ展示があったようです。

一連の記事でボクが気になったのが「車両姿勢安定化制御」という新機構。

記事を読むと、どうやら旋回時に内側の後輪ブレーキをつまんでw、リアサスのアンチジオメトリーの効果でインリフトを抑えるとのこと。オープンデフながらLSD的な効果も同時にあるハズで、エンジニア曰く「魔法の絨毯」のような乗り味だとか(^_^;)。

ロードスターって、マツダのラインナップの中でも特異、というか不思議なクルマです。

今のマツダ車はデミオからCX-8まで、全て人馬一体の乗り味で統一されています。

これは例えるなら、車種Aは和食、車種Bは洋食、車種Cは中華、ではなくて、車種AもBもCも全て和食で統一、という感じ。ただ同じ和食でも、鶏、豚、牛などの素材は違うし、出来上がる料理も当然違います。しかし使う出汁や調味料は同じ、みたいなものでしょうか(^_^;)。

だから、どの車種に乗ってもほとんど「慣れる」という時間はほんの僅かで、直ぐに自分の愛車と同じ感覚で運転できるし、運転の楽しさも基本的には同じです。

と、こ、ろ、が、、、(^_^;)

ロードスターだけは、他のマツダ車と違うようです。何が?って「楽しさ」が違うらしい(苦笑)。

グループの、複数のメンバーが実はロードスターの乗り換えたり増車したりしていて、彼らは一様に「ロードスターは(以前の愛車より)楽しい」と口を揃えます。

ハイ、ボクにはその違いが何なのかサッパリ解りませんA^_^;)。

ボクも代車などでロードスターを借りて結構な距離を走ったことはありますが、確かに屋根が開くのは気分が良い(違)。

愛車がアテンザなせいか、ボクにはロードスターのステアリングギアレシオが速過ぎて、乗り出し直後はハンドルを切ると直ぐにi-DMの白ランプが点いちゃう(苦笑)のが気に入らないくらい。まぁ直ぐに慣れますけど(^_^;)、拳の一ひねりで青ランプがバンバン点くのは良いとしても、如何せん繊細な操作をするには舵角が少な過ぎてコントロールが難しい。

まぁこの点を斎藤主査に意見したら「あれは私もやり過ぎだと思う」と仰っていたので、その内、もう少しスローでコントロール幅があるレシオに変わってくれる、、、かな(^_^;)。

という感じで、ボクはアテンザもロードスターも、楽しさに関してはあまり違いは感じない方なのですが…

話は逸れましたがどうもロードスターは、同じマツダ車の中でも基本的な味付けは変わらずとも、何か別格の楽しさを身に着けていて、ボクはその理由をハッキリ認識できてはいないのだけれど、記事の中で斎藤主査が「軽さ」を挙げていて、もしかしたらソレかなぁ?とは思わなくも無いです(^_^;)。

そして気になる「車両姿勢安定化制御」ってヤツ。

その効果は体験してみないと何とも言えませんが、記事を読む限り「誰でも気持ち良く曲がれる」的な説明になっていて、個人的には「ソレってどうなの?」と思うから(^_^;)。

そもそもNAロードスターの良さって「スイートスポットにハマったときの気持ち良さ」と「そのスイートスポットにハメる楽しさ」に二つの面があったとボクは理解しているのでね(^_^;)。

この手の所謂「性能向上デバイス」ってヤツは、ドライバーのスキルに関係なく誰でも高性能の恩恵が受けられる、、、って良い事に思われがちですが、必ずしもそうとばかりは限りません。

スイートスポットが広いことは優れた道具の条件ですが、あまりにも広過ぎて結果的にスイートスポットが無くなってしまうと、無くしてしまうモノがあるのです。

その点、斎藤主査は「スイートスポットがあるクルマ」でかつ「出来るだけスイートスポットを広くしたい」と明確に仰っていたので、まぁ変なクルマになることは無いと信じていますけど(^_^;)。

蛇足になりますが、ロードスターが他のマツダ車と違うのは「楽しさ」だけではなくて、実は「意のままに操れる精度」についても、他のマツダ車とは一段レベルが違います。

これはたまたまグループ腕比べなんかをやっていて発覚したことなのですが、例えばG-Bowlアプリを使ったボール回し。10点満点の採点機能を使うのですが、ロードスターで走ると大体、0.1~0.3点程度のアドバンテージがあります。

モータースポーツの本質は、ドライバーの腕と愛車の性能で勝負することなので、ロードスターオーナーが有利である点は別に悪い事でも何でもないのですが、流石にロードスターオーナーしか勝てないとなると、それはそれで競技としては問題なので、「ロードスターハンディ」なんて話を真剣に検討した経緯があります(^_^;)。

たった0.2点?と、やったことが無い人は思うかもしれませんが、10個前後のコーナー全てでボールを回して平均9.5点を超えてくるレベルになると、0.2点のアドバンテージはとてつもなくデカいです(^_^;)。

と、こ、ろ、が、、、

じゃぁロードスターのオーナーが競技の上位常連なのか?というと、これがまた違っていて(苦笑)、まぁガンダムに乗ればみんなアムロになれるのか?といえば、そんな事は無いワケね(爆)。

更に言えば、ドライバーの腕+クルマの性能、がモータースポーツの本質と言いましたが、大多数の大衆に於いては「性能の良いクルマに乗るとドライバーはサボる」という真理wがあるので、まぁハッキリ言ってしまえば、性能の良いクルマを好む人ほど運転は下手です(^_^;)。

だからこそ、車両姿勢安定化制御なんて新しいデバイスを付けて、今でさえ一段レベルが高いロードスターを更にレベルアップしちゃうと、それってどうなのかなぁ~?なんて思うワケですが、、、

ただロードスターに関しては既に述べた通り、オーナーの腕前に関係なく楽しいと感じさせる素養を持っているので、こういうのもアリなのかな?(^_^;)
Posted at 2021/10/29 15:39:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2021年10月10日 イイね!

マツダの新商品戦略を整理(2021年10月時点)

マツダの新商品戦略を整理(2021年10月時点)先日のCXシリーズの展開計画のリリースを受けて、現在マツダが発表している内容をちょっと整理しました。

というのも、当面の興味は来年出るであろうCX-60で、これの技術コンポーネントがそのまま次期MAZDA6にスライドすると思っているから(^_^;)。

ということで、予想されるCX-60の搭載エンジンやら価格やら、あれこれ考察しようと思っておったのですが、ちょっと振り返ってみたら、あれ?あれ??というのがありまして(苦笑)。

先ず今年6月のニュースリリース
マツダ、「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」に基づき、
2030年に向けた新たな技術・商品方針を発表
(2021.6.17)

この発表のポイントは
1. 内燃機関の一層の進化(SKYACTIV-X/直列6気筒)と電動化技術の拡大を継続
2. 2022年から2025年までに、ハイブリッドモデル5車種*1、プラグインハイブリッドモデル5車種、EVモデル3車種
3. 6年間で9モデルを商品化


*1 マイルドハイブリッドモデルは除く。トヨタ自動車株式会社からOEM供給を受けるTHS(トヨタハイブリッドシステム)搭載車を含む。

なのですが、この発表を受けて先日のSUV拡充計画となります。

マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表(2021.10.7)

この発表のポイントはLARGEモデルが具体的に明らかになったことなのですが、

リリースに拠れば、欧州にはD、Xの48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッド、米国にはGとプラグインハイブリッド、日本にはDとプラグインハイブリッド、との言及があります。

日本にXは入らないの?という疑問はちょっと横に置いて(^_^;)

このリリースで5モデルが発表されたということと、日米欧の市場にプラグインハイブリッドの投入が謳われたことから、6月のリリースにあったプラグインハイブリッド5車種の内の4車種がCX-60、CX-70、CX-80、CX-90になりそうだ、と推察できます。残りの1車種は恐らくMX-30と考えるのが無難で、プラグインハイブリッドについてはこれで一旦は決まります。

また、6年間で9モデルの内、新型SUVで5モデルを発表したことになるので、残りの4モデルは2026年以降になると考えるのが自然です。

ところがそう考えると、ハイブリッド5車種とEV3車種は、既存モデルの中のどれかに追加することになります。

EVモデルについてはMAZDA3、CX-30、そしてCX-50なら構造的に可能なのでしょうが、どうも腑に落ちません。

更に謎になってしまうのがハイブリッドモデルの5車種で、なぜならば注釈で

マイルドハイブリッドモデルは除く。
トヨタ自動車株式会社からOEM供給を受けるTHS(トヨタハイブリッドシステム)搭載車を含む。


と明記されているから。ということはラージモデルの48Vマイルドハイブリッドはこの5車種には含まれないことになる筈で、だとしたらこの5車種って何だ?(苦笑)

THSの言及があることから、ヤリスOEMのMAZDA2や、ヤリスクロスOEMのCX-20という線は可能性としてはアリです。しかし残り3車種のハイブリッドモデルは依然として謎。

まぁ、マツダのマイルドでないハイブリッドの打ち手はTHSのOEM以外にはロータリーを使った例のマルチxEVソリューションしかないので、そうするとMAZDA3、CX-30、MX-30にハイブリッドモデルを追加すれば、計5車種にはなります。

ただ、この案だと6年間で9モデルとわざわざ謳っている割に、最初の3年間で7モデル(CX-50,60,70,80,90と、MAZDA2、CX-20)が登場してしまう上に、肝心のMAZDA6が無い(^_^;)。

更に云えば、マツダが6年間で9モデルと云った後半の2026年以降は、

「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」の商品として、2025年頃から2030年にかけて複数のモデルを導入する予定です。

と言っている通り、EVモデルになる可能性が高いです。

ということで、なんか次期MAZDA6の登場は怪しくなってきましたね、、、A^_^;)
Posted at 2021/10/10 22:37:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2021年10月07日 イイね!

マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表

マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表やっと、マツダから確報が出ました。

マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表

6月にブログに書いたCX-50は、コメントで突っ込まれた通り北米向けSUVということが確定。

これが日本に入ってくることは恐らく無くて(可能性は非常に低くて)、逆に現行CX-5がスモールプラットフォームのまま、新型が出ることになりましたね(^_^;)。

注目点は、欧州・日本向けと北米向けで、CX-60/80とCX-70/90とモデルを2系統に分けた点で、どこまで作り分けされるのか?という点。まさか2列シート、3列シートの2モデルを、ナローボディとワイドボディーの違いだけ、ってことは無いでしょう。何といってもデザインのマツダですからf^_^;)。

3列シートに興味のないボクの興味はCX-60に集中するワケで、これのセダン版がMAZDA6になる筈ですが、もしかしたら4ドアクーペのMAZDA7が北米向けに出たりして(笑)。

Posted at 2021/10/07 15:48:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | 日記

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何シテル?   12/14 19:35
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