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2013年01月11日

i-DM活用術:番外編②「ステージ」

i-DM活用術:番外編②「ステージ」 マツダのWebサイトによれば、

「運転を終了すると、今回の運転操作に対するスコアと、文字によるアドバイスをマルチインフォメーションディスプレイ(MID)に表示します。1回のドライブごとのスコアは保存され、高スコアを獲得し続けると、運転スキルのレベルを示す「ステージ」が1st→2nd→3rdとアップ。ステージが上がるごとに、運転スキルの上達を実感することができます。」

とあります。

ステージを「運転スキルのレベル」とか、上がるごとに「運転スキルの上達」とか書いちゃってますねぇ。(笑)

こうして書かれると「いつまでも1stステージだと運転がヘタクソ」「早く3rdステージに行きたい」と普通は思ってしまいますよね?普通は(^_^;)。

じゃぁステージが上がると一体、何が変るのか?

判定が厳しくなる とか 減点されやすくなる とか 加点されにくくなる とか、色々言われていますが、以前から書いているように、この辺りはマツダの企業秘密なんで、正確なところは判りません。

ボクの経験では、確かに白判定は厳しくなったように感じました。ただ、青判定が厳しくなったか?(青点灯し難くなったか?)といえば、そうでも無い気がします。

あくまでもボクの経験と所感ですが、白判定が厳しくなるというより、下のステージの白判定が"甘い"というのが正しいように感じます。

グラフのピョコッと飛び出している部分(オーバーシュート)ですが、1stステージでは結構飛び出しちゃっても「まぁ、勘弁してやろう」ってな感じでしょうか。それが2ndステージに上がると「もうちょっと飛び出しを少なくしないとダメよ」みたいな(笑)。

ボクの経験では、1st→2ndに上がった直後は、今まで青が点いたり緑のままだった操作でことごとく白が点くようになり「こりゃ厳しい!(*_*)」と感じたものです。
ところが、2nd→3rdに上がったときは、直後には全く同じように一気に判定が厳しくなったと感じたものの、翌日にはステージアップ前と同じ感覚に戻ってました(^_^;)。
以後は、ステージが上がった直後に「厳しい」と感じることもなく、4th、5thと上がっちゃいましたね。

ただ、5thステージに上がって思ったことは、この判定レベルで白を出さない運転というのは、本当に腫れ物に触るような操作を強いられる場面が結構有り、あまり実用的では無いということです。
例えば一時停止のある合流とか、信号の無い交差点とか、一旦停止して発進する場面などでは、相当に気を使わないと白を食らいました。今は慣れちゃいましたし、其の零の動画で紹介したように、多少白を点灯させても5.0点が取れるようになったため、実害は無くなってしまいましたが、そこまでに至る過程は、ボクが言うのもなんですが、万人に推奨出来るか?というとちょっと厳しい気がしました(^_^;)。

また、其の参でも紹介した誤検知のような白判定。これも、ステージが進む程に発生が顕著になります。

採点システムの重要な点は、採点する側とされる側の信頼関係にあります。これは機械と人間でも、人間同士であっても同じことです。オリンピックの採点競技で、審判の採点が信頼出来なければ競技が成立しないことと同じ理屈です。

i-DMの採点システムを、ボクはなかなか巧妙で良く出来ていると評価していますが、5thステージに関して言えば、ややマニアック過ぎると言わざるを得ません。好きな人には挑戦のし甲斐があるものだと云えますが(^_^;)。

i-DMの本来の目的は、運転者の技量を向上させることです。そのためには白点灯をドライバーが受け入れて修正すること、青点灯を正しい操作と認識して反復すること、この繰り返しが成立しなければ全く意味がありません。

ボクが「今回のスコアは4.0点で良い」「ステージアップは急がないで」と推奨するのは、こうした点を考慮してのことです。ボク自身の経験も含めて、ですが。

実交通環境で非現実的と思える操作では白点灯も止む無し。先ずはそれで良いでしょう。多少の減点はあっても4.0点を下回らなければ良し、とするなら多少の減点にも寛容でいられます。そして「もう一段、スコアを上げられないか?」という意欲が出たときに「白を減らすのか」「青を増やすのか」ご自身の運転技術と相談して、試行錯誤すれば良いのです。

きちんと習熟すれば「白点灯が避けられない」という場面はありません。
↓こういった操作が出来れば。


それから、3rdステージで4.8点前後をコンスタントに出せる人と、5thステージで4.2点前後の人、果たして5thステージの人の方が運転スキルが上なのか?には、ボクはちょっと懐疑的に思います。
なぜならば、曲がりなりにも3rdステージまで上がれれば、4th→5thと上がるのはそんなに難しくないからです。点数を取るコツのようなものも当然、身に付きますし、得意な加点方法に頼ってスコアを出すことも出来ますから。そんな面も考えると、実はどちらも運転スキルは大して変らないのではないか?なんて気もするんです。

もしそうなら「3rdステージで常に4.8点」の方が、「5thステージで4.2点前後」よりもドライバーの気分が良いのは当然です(笑)。

そんな理由から、5thステージモードは本当に、マニアックにi-DMを突き詰めたい人以外にはお勧めしません。ご家族とクルマを共用されている方なら尚更です。3rdステージでも「どこをどう走っても5.0点しか出ない」というレベルに達すれば、それは相当なものだと思いますよ。
ブログ一覧 | i-DM:活用術 | クルマ
Posted at 2013/01/11 00:55:26

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この記事へのコメント

2013年1月11日 4:47
こんばんは、私の5ステージ最初の頃は、白を減らす運転を目指しました。
これはスケートリンク上のドライブのようなもので慎重に慎重に
その後、満点は、数多く出るようになりましたが運転としては逆にぎくしゃくしてしまいました。
そこでスムーズな運転を目指しました。
各動作を効率良く素早くです
こうするとタッチさんの動画の様な運転になります。
一瞬白表示が出ますが青表示で減点を補うと言う結果になります。
極めている途中で降雪が始まり、現在は、雪道の克服中です。
コメントへの返答
2013年1月11日 21:18
こんばんわ。
コメントありがとうございます。

実はらぶパパさんのスノードライビングには注目しています。i-DMで何点が出るか?ではなく、i-DMで研ぎ澄まされた運転操作は、雪道のような滑りやすい路面でこそ、威力を発揮するハズなんです。理屈上は(笑)。

昨年までと、きっと何かが変わっている筈。楽しみにしています♪

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