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イイね!
2013年10月05日

新型アクセラのハンドリング

新型アクセラのハンドリング さて、大変気になる新型アクセラのハンドリング。

その前に(^_^;)、、、

いやはや注目の新型アクセラ・ネタってことはあるんでしょうが、前回ブログの投稿日のPVが1,000オーバー、イイね♪が70以上と、書いてるこっちがビックリ(*_*)。


先ずは、アテンザのときも取り上げたメディアの試乗記。

オートックワン:マツダ 新型アクセラ[2013年秋 発売予定モデル] 試乗レポート

webCG:マツダ・アクセラスポーツ2.0 プロトタイプ(FF/6AT)/アクセラスポーツ1.5 プロトタイプ(FF/6AT)【短評】

carview:新型アクセラ プロトタイプ試乗。走りの実力は?

AutoProve:【マツダ】新型アクセラ試乗記 上質と俊敏さの両立を目指す3代目 プロトタイプ試乗

DIAMOND Online:マツダ新型「アクセラ」またも一般道貸切のプロトタイプ試乗!

【オマケ】
AutoCar:マツダ3 (プロトタイプ)

海外メディアのAutoCar以外の記事は、例の箱根ターンパイクを借り切って行われた試乗会のモノ。持ち込まれたグレードはガソリンの1.5L、2.0Lのみでハイブリッドとディーゼルは無し。

個々のレポーターのインプレッションはどーせ大した参考にはならない(苦笑)ものの、複数のレポートからどうやら汲み取れたことは、

・持ち込まれた車両は国内向けプロトタイプ数台と、海外向け生産型の2.0L MT仕様
・1.5Lの走りが意外に良い
・ハンドリングの印象は海外向け生産型の2.0L MT車が最良
・2.0L MT仕様は2013年9月時点で国内投入のアナウンスは無い

というモノ。噂では「2.0L MTも遅れて来年早々にラインナップに加わる」とか「海外仕様と国内仕様では足回り(スプリングとダンパー)の仕様が違う」とか色々あるよーだがが、この時点で不確定要素に一喜一憂しても仕方が無い(^_^;)。

で、改めて新型アクセラの乗り味どーだったのか?を読み解くと、どーも各レポーターの印象は果々しくない(苦笑)。ぃゃ概ね好評を博しているのだが、そこはデビュー前のご祝儀インプレ(苦笑)。
そんな中で注目すべきはネガティブインプレであり「力強さが足りない」とか「大衆車レベル」などという表現が散見される。この辺りの表現はアテンザの新車試乗記ではなかったモノで、その意図するところは何なのか?というのが気になる。

前回のブログでも書いた通り、基本シャシーやパワーユニットが同じアテンザとアクセラでは、運動性能面でアクセラに有利になる点が多いことと、自分の愛車であるアテンザに対する評価から、新型アクセラのシャシー性能についてはある程度の予測を立てている。その予測に照らせば「大衆車レベル」という書きっぷりは些かアテ外れに思えるが故に、逆に興味を持ったりする。彼(ら)は一体、何を感じ取り、何が言いたいのか?と。

ボク自身はCX-5、アテンザと続いて後発となる分、熟成が進んだSKYACTIVシャシーの仕上がりに大きな心配もしていないのだが、不安材料とか懸念点というのは言い過ぎながら、いくつかの注目点はある。以下の通りだ。

①車重が軽ければ足回り(スプリング、ダンパー)はよりソフトなセッティングでバランスされるが、これがドライバーが感じる"印象面"でややアテンザより軽薄に感じられる可能性。軽量化はクルマの運動性の全てに利く特効薬だが、不思議なモノで重い車重とそれに見合ったハードな(ダンピングが効いた)足回りが織り成す「重厚な乗り味」とやらが、人間にとっては意外に良好な印象を与える場合があるという点。軽量なアクセラがアテンザに比べてスプリングレートやダンパーの減衰力を落とすのは当然なのだが、コレがダンピング不足というか軽薄な動きに思えるかも?というあくまで性能面ではなく印象面の話。

②また、ホイールベースが短いことは俊敏性(アジリティ)には有利ながら、安定性(スタビリティ)には不利となる。そしてトップグレードのパワーユニットのSKYACTIV-Dは、ミッションも含めると非常に重たい。フロントヘビーにショートホイールベースというのは運動性の纏めには難敵で、こいつに関してだけはアテンザXDの方が有利。まぁ車高(重心)を下げたCX-5 XDのFFモデルと思えば別に悲観的になる必要は全くないのだが、その仕上がりは気になるところ。

③アテンザのときにも書いたのだが、最新のマツダ車のセッティングコンセプト(ポリシー?)である、ダイナミックフィールの統一感。これは端的に言えば、初級者には素直で運転がし易く、上級者にはどこまでも意のままに付いて来る応答性に感動するのだが、中級者には人によってだが特徴(刺激)のない操縦性と映る場合がある点。特に旧型のBL前期型までがこの操縦性とは対極とも言える初期応答性を上げて軽快感を演出するという、云わば「子供騙し」のシャシーチューニングであったことから、これに文字通り騙されちゃう子供には、最新世代マツダ車の価値は理解できない。
この点は、CX-5、GJアテンザが既に経験している課題であるから今更アクセラで心配する必要はないのかもしれないが、ボク個人としては市場の反応がどう転ぶか引き続き気になるところ。

さて、どうなりますか。。。(^-^)
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Posted at 2013/10/05 21:24:55

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この記事へのコメント

2013年10月6日 22:49
さすがに、見てますねぇ。 今の時期アクセラのネガ情報かけるライターは、仕事いらね!、って宣言するようなもんですからねぇw。とはいえ、人によりちらりと本音は埋め込んでますから興味深いです。
 それはおいといて、ハンドリングに並々ならぬ心血そそぐマツダですが、FRでの「マツダハンドリング」は十分でも、FFでのそれは、まだ確たる芯が無いように思います。 で、FR的なFFを作っていたのが、FFの長所を生かす方向を模索してロングホイルベースのアテンザはその一歩だと思います。 

逆に、スポーツ度?に長所となるはずのショートホイルベースのアクセラは、SKYレイアウトで相対的にフロントヘビー側(トラクションにおいては良い方向ですが)になり、だからこそ盛んに「溜め」を実現して、、、云々と言っているように思います。(難しい、、といっているようにも聞こえますが(笑))。

何にしても、乗ってみないとわかりませんね。
コメントへの返答
2013年10月7日 17:18
毎度鋭いコメントをありがとうございます。
流石にこの領域の話になると、イイね♪もコメントも激減しますね(苦笑)。

評論家のこのタイミングのコメントは仰る通りでほとんどアテになりませんが、チラリと埋め込まれた本音を探すのは楽しい行為です(笑)。

マツダのFFハンドリングについては、ボクはアテンザでひとつの境地に達したと、マツダ側は考えていると思っています。それはFLAT6さんが以前指摘した、ロングホイールベースとのコンビが効いているとボクも感じているんですが、フラッグシップのアテンザで軸が出来た!と。
ところがこの軸に沿って仕上げようとしたアクセラが、意外や思った通りのハンドリングになってくれない(苦笑)。そんな開発経緯だったんではないかな?なーんて想像してます(^^;)。コノ状況は、振り返ってみると仰る通りで「確たる芯が無い」とも言えます。出来たと思ったら、ディメンションが変るとブレちゃう、みたいな。

アテンザのハンドリングの凄いところは、意のままに動いてくれて、ある意味スポーティなんですが、所謂スポーツカーのソレとは全く異質なことです。上屋(ボディ)は大きく動くんですが、その動き方(過渡特性)によって、コントロールしている実感や一体感を演出しつつ、ちゃんとドライバーの要求に応えてくれて十分に軽快な上に安定性もあるという、実に絶妙なバランスの上に成り立っています。これは限界が高いとか性能が良いというより"質が高い"、"良質"という領域の話です。

それを考えると、アクセラの場合は性能面では全く苦労はなかったものの思うように質が上がってくれずに苦労した、みたいな。アテンザと同じようなボディコントロールをさせているつもりなのに、なぜか単にサスが柔らかいとか、ダンピングが足りないよーな安っぽい印象を与えるボディの動きになってしまって「う~ん/(^_^;)\なんでだ」とかね。

あくまで想像なんで、試乗車に乗ってみないと判りませんけど(苦笑)。

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何シテル?   12/08 20:22
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