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イイね!
2014年01月07日

i-DM攻略法:はじめに

i-DM攻略法:はじめに 2015/07/31追記~~~~~
GoogleやYahoo!などの検索サイトを利用してこのブログに辿り着いた方々向けに追記します。


恐らく最新のマツダ車を購入されてi-DMというモノが付いている事を知り「どうしたら良い点が出るのか?」とか「判断基準が良く解らない」といった理由で調べた結果、このブログに辿り着いたものと推察します。


i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスターとはマツダ独創の"運転評価システム"です。

早い話が「アナタの運転は上手なのか?」を見てi-DMは点数を付けています。良い点(具体的には4.0点以上)が出ないということは、アナタの運転は「上手ではない」とi-DMは言っていることになります。

では、上手な運転とはどんな運転でしょうか?

上手な運転とは、加速度を一定に維持する運転です。

加速度が生じる状態とは、前進増速(加速)時には後へ、減速時には前へ、旋回時には横へ身体が持っていかれるように力が掛かる状態の事を指しています。

仮に100km/h以上の速度で走っていても、速度が一定で真っすぐ走る限りは身体に前後左右方向の力は作用しませんね?

しかし加速すれば身体は後ろへ、減速すれば前へ、カーブを曲がっているときには横方向へ力を受けるのを感じますね?これが車両に加速度が生じている状態です。
この加速度が生じた際に、その大きさが増えもせず減りもせず一定を維持すること。これが上手な運転です。

ではドライバーが何をするとクルマに加速度が生じるのでしょう?

アクセルを踏む、ブレーキを踏む、ハンドルを切ることによって前後左右に加速度が生じます。これを一定にするということはドライバーは

アクセルを踏み込んだら、そのまま一定
ブレーキも踏み込んだら、そのまま一定
ハンドルも切り込んだら、そのまま一定


にするということです。アクセルやブレーキは踏みこんでペダル踏む足首の位置を一旦止めたら、踏み増すことも緩めることもしないということ。ハンドルも必要な分だけ一気に切り込んだら、切り増しも切り戻しもしないということです。こうした運転が出来ると、i-DMランプがからに変わって教えてくれます。

これらは、そうとわかって意識すれば誰でも今日から実践出来る運転です。
先ずはここからはじめましょう。


ところが、アクセルもブレーキも素早く踏みこんだり、ハンドルを素早く切るとi-DMは白ランプを点灯して減点します。もしかしたらゆっくり時間を掛けて操作すれば白ランプが点かないことに気付いたかもしれませんが、ペダルやハンドルを動かしている間は加速度は一定になりません。加速度一定にするには出来るだけ素早く操作して、ペダルやハンドルの動きを止めなければなりませんから、ここで矛盾にぶつかります。
(素早い操作で白点灯し減点、ゆっくりした操作では加速度が一定にならない)

なぜ白ランプが点くのでしょう?

運転では「急な操作は厳禁」と言われるように、実はアクセルやブレーキの踏み方、ハンドルの切り方には正しい操作方法があって、一般のほとんどのドライバーはそれを知らないのです。正しく操作が出来ればi-DMは青ランプを点けて教えてくれます。素早く操作しても白ランプは点きません。

つまりi-DMは「正しい操作方法」で「上手な運転」をすれば好成績となるように出来ているのですが、"運転評価システム"ですから当り前の話ですね(笑)。

以上の通りで、もしアナタがi-DMで良いスコアを出したいと思うのなら、運転が上手くならなければなりません。運転が上手くなるという事は、

①先ず、正しい操作方法(アクセルの踏み方、ブレーキの踏み方、ハンドルの切り方)を身に付けること=今現在、無造作に行っている間違った運転操作を直すこと

②次に、正しい運転操作を駆使して上手な運転をすること=加速、減速、旋回で生じる加速度(G)を一定に維持する運転に努めること


というステップを踏む必要があります。

以上を踏まえて、以下のi-DM攻略法を読むと、i-DMをどう活用すれば運転が上手くなるかが順序立てて書いてあります。

また「正しい運転操作」で「上手な運転」をするとi-DMのランプがどのように点灯するのか、その様子を以下の動画で見ることが出来ます。

※この動画の解説ブログはコチラをクリック。

~~~~~2015/07/31追記ここまで。

※以下、i-DMsグループメンバー向けコンテンツに移行しました。
ブログ一覧 | i-DM攻略法 | クルマ
Posted at 2014/01/10 01:49:23

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この記事へのコメント

2014年1月10日 21:42
ハッハッハッハッハッ・・・・ドツボに嵌まってる一人です。

この「はじめに」をi-DMをはじめる前に読みたかった_| ̄|○

点数表示&ステージ・・・ゲーム感覚で早く上に行きたくなる要因でしょうね。

経験者が言います。
ちゃんと課題をクリアしてからステージアップしなさい!!!
コメントへの返答
2014年1月11日 10:51
ボクはブログでも書いているし、確かコメントの返信でもハッキリ申し上げましたよね?

(3rdへの)ステージアップは急ぐなって(^^;)

他にも、5thから3rdへ戻せとか、ブログで書いてもコメントでやんわり返答しても無駄なことは学習したので(爆)

今回の攻略法では「難しいモノは難しい」「ダメなものはダメ」と連呼することにしました(笑)。
2014年1月11日 4:55
こんばんは、先日はブログへのいいね!有難うございましたm(__)m

先日帰省した際に親父のクルマのi-DMに触れ、同システムの『MOTIONIST』をインストールし、車両Gセンサーと合わせて遊んでいます(笑)

さて、正しい運転とは何ぞや?これは永遠の課題なんだと思います。定量的、定性的に定義出来ないので人によって解釈も違うでしょうし、タッチさんや私が思っている正しい運転を第三者から習得しようと思うとかなりの時間と費用がかかってしまうでしょうね。

これは現役の教習所教官と話した際に同じことを仰ってましたが、今の限られた指導時間で国が決めたカリキュラムをこなすだけで精一杯らしく、また指導内容を勝手にアレンジ出来ない為、教官が想う理想の運転を全て教えることは出来ないそうです。

今一度ドライバーが基本動作に立ち返る意味でもi-DMは有効的ですし、手軽に更なるドライビング向上(快適性・安全性・経済性等)を求めるにも最適なツールだと思います。
コメントへの返答
2014年1月11日 10:58
こんばんわ。
クルマを買い換えなくても活用出来るMOTIONISTが出て良かったですね。
ボクもこいつを使ってNSXを走らせると楽しくて仕方がありません(^o^;)

"正しい運転"は仰る通り永遠のテーマかもしれませんが、"正しい運転操作"はたったひとつです。今回のブログではそれに言及していますが、"正しい運転"について触れるのはもう少し後になります。
実は定量的にも定性的にも定義可能なものですが、そのネタはもう少しお待ち下さい(^-^)。

実は過去のブログで既に述べていることではありますが、"理想の運転"の答はi-DM的にはたったひとつです。しかしそのたったひとつの答にハマる運転には、無限のバリエーションがあります。

なんかナゾナゾみたいな返答ですね(笑)。
でも、それが真理なのだとこればっかりはi-DM、いやマツダに教わりましたょ(^-^)。
2019年3月28日 6:39
初めまして。ちょっと興味があったのでコメントさせて頂きます。
サーキットではない、一般的な公道の運転で上手な運転を考えると、操作は一定に、、は大事と思いますが、加えて、操作量を最小限にする(加速度を極力0に近い状態を維持する)が大事と思っています。
いくら一定でも、アクセル開度30%で一定を保つより、10%、5%で、ステアリング操作では60°よりも、40°、10°、5°へ。ブレーキの踏力も5kgより3kg、、1kg、0.5kg へ、とにかく減らす。
それが可能となるような先読み、ラインの取り方を考えていく。
この考えがないと、いくら一定であっても同乗者としては不快なはずです。横Gが0.5Gよりも0.1、、究極0Gが一番快適です。
どうやって実現するか、、は300m、1㎞、3㎞(極力遠く)先から長いゴムで車が引っ張られている状況を考え、そのラインをなぞる。加減速は、新幹線の加速、減速のイメージ。いつ発進したのか、いつ停車したか、気が付かないのが理想。
このイメージがあれば、普段の運転で不快に思われることはないはず。

また、サーキットでのスポーツドライビングであれば、黒澤元春さんの”静かに(荷重移動)”をイメージすればいいと思います。スポーツドライビングでは、アンジュレーション変化などでステアリング修正が必要だが、その際も荷重が急激に変動しない(=極力一定)になるようにステアリング、アクセル、ブレーキの操作をしていく。。。奥が深いです。

コメントへの返答
2019年3月28日 11:36
はじめまして。コメントありがとうございます。
仰ることはその通りで、i-DMもその考え方に全く矛盾なく出来ています。今は海外にお住みのようで、彼の地のマツダ車にはi-DMが付いていないのは残念でしたね。

ひとつ補足しておきますと、上記のブログに「加速度の大きさ」に対する言及がない点が気になったのだと思います。そしてi-DMの仕様にも「加速度の大きさ」は原則として判定の対象外です。つまり加速度の絶対値は大きかろうが小さかろうが、滑らかに変化して、然る後に一定にしていれば青が点き加点、という仕組みです。
貴方は「サーキットではない一般道で」とか「同乗者に快適」と言及されていますが、その考え方をi-DMの仕組みに組み込めば「サーキットでは使えない」「同乗者に快適な運転でなければならない」という縛りになりますよね?
i-DMはドライバーを「こう運転せよ」と縛りません。貴方が加速度の絶対値を小さく運転したいと思うのなら、そうすれば良いのです。i-DMはその運転を「ダメ」とは言いません。小さなGでも一定であれば加点。Gがゼロで一定であれば、加点はありませんが減点もありません。
他方、ひとりでお山に行ってダイナミックに走りたいと思う人が、0.4Gとか0.5Gの旋回Gが生じる運転をしたとしても、そのこと自体で良いもダメも云いません。滑らかにG変化させて、然る後にG一定が出来ていれば加点してくれます。

つまり、貴方のご主張の運転を包含した上で、そうではない運転も含まれている、というワケですが、結局車両に生じる加速度の大小とは、煎じ詰めれば走行ペースです。ペースが速かろうが遅かろうが運転を評価できるのがi-DMなのです。そして走るペースを決めるのはドライバーであるべきで、運転評価システムにペースを縛られても誰も嬉しくはありませんよね?(笑)
i-DMの仕組みの考え方は、つまりそういうことのようです。

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