
初回のブログより前回のブログにイイね♪が付かなければ、世間の興味が薄いと勝手に判断して連載を止めようかと画策しているブレーキング・ネタですが、期待を裏切り(苦笑)イイね♪の数が初回を超えちゃいましたので続編(^_^;)。
1年ちょっと前にブレーキングの見直しに着手した理由は
前回ブログの通りですが、そもそもσ(^_^;)はなんでそんなに一生懸命になっているのでしょう?(苦笑)
i-DMだってどこでも5点でアベレージ5.0だって当時1年半近く続いてたんだし、もうイイでしょう?とか(^^;)
そら、
運転が上手くなりたい!この一点のみです( ̄^ ̄)。
だって運転が上手くなるとドライブって楽しいんですよ(^-^)。
クルマが意のままに動いて、しかも凄く気持ち良い動きをします。
NSX以降のホンダ車も、最新のマツダ車もドライバーの操作に極めてリニアに反応します。それはどんな技量のドライバーでも感じ取ることが出来るでしょうが、何事にも上手くなった人にしか味わえない世界ってあるもんです。
ところで"
上手な運転"ってなんでしょう?d(・・)
煎じつめれば
「上手な運転=G(加速度)一定な運転」です。
加速時の速さが一定、カーブを曲がるときの旋回Gが一定、ブレーキの強さが一定、、、そして必要が無いときには加速度ゼロで一定です。
これとて常に意識して訓練(と経験)を積まなければ容易には出来ませんが、誰でも可能な運転ですし、i-DMやG-Bowlなどのツールは非常に有効
(本人が"出来てるつもり"を許さないという点で)です。
因みにi-DMもG-Bowlも、この加速度一定を評価するという点は一致しています。
それじゃぁ"
運転が上手い"ってどういうことでしょう?d(・・)
運転が上手い人とそうでも無い人、シロート同士の比較では多分に議論が迷走してしまう命題ですが、我々シロートとプロの違いって何なのか?と考えると非常に解りやすい話だったりします。
これも簡潔には
「運転が上手=(運転)操作が上手」です。
運転操作とは、①アクセルを踏む、②ハンドルを切る、③ブレーキを踏む、が代表ですが、滑らかに操作をしてG一定を維持する運転の「滑らかな操作」の部分が真に、プロとアマの違いなんですね。
で、マツダのi-DMはG一定な運転を評価する機能(走行タイプ2)と、この「操作の上手さ」を評価する機能(走行タイプ1)との二つを持っているので、2年前にボクはi-DM活用術で
二つの活用法を提唱したワケですd(^-^)。
上手な運転が出来れば良い:⇒G一定の運転が出来る事:⇒青点灯パターン1(走行タイプ2のみ)の青ランプ
運転が上手くなりたい!:⇒運転操作が上手くなる事:⇒青点灯パターン2(走行タイプ1→走行タイプ2)の青ランプ
ということですね。
どちらを目指すにしても、上手な運転(=G一定)は変わりませんょ。どーもAかBか?の二者択一と誤解している人も居るようなので改めて言及しましたが、強いて言うならBのみかA+Bか?という話です(^_^;)。
で、改めてボクは上手な運転も省燃費運転も当初は興味が無かったのですが、それは経験的に"上手な運転=G一定"という事は知っていて、それは既に十分に出来ていると思っていたからです。
実際には更なる改善の余地は一杯あったのですが、、、(^^;)
ということで興味の中心は「運転が上手(=操作が上手)」だったため、i-DMの走行タイプ1に拘って来たワケです。この壁さえ超えられれば、高確率で走行タイプ1→2と繋がりますから"上手な運転"にも更に磨きが掛かります。
当り前ですよね?運転が上手いドライバーが上手な運転が出来る、、、って(笑)。
で、アクセルとハンドルは概ね良好で、後は限界速度をどれだけ上げられるか?(苦笑)というところまで来たものの、一般道で出せる速度には限界があるため、これ以上の鍛錬は困難です。で、置いてきぼりのブレーキングをなんとかせにゃぁイカンのですが、i-DMだけを頼りに5ヶ月ほどあがいてみたものの、一向に出口が見えませんでした(ーー;)。
その事態を打開すべく昨年の7月下旬にG-Bowlの導入に踏み切るワケですが、これのログ機能で自分の運転を可視化した結果、なんでブレーキングだけがアクセルやハンドリングと同様にいかんのか?まぁエロエロwと見えました。
見えましたが、、、どーしてそーなるのかは実は直ぐには解りませんでしたけど(^_^;)。
要は課題は明らかになったものの原因が不明という状態(苦笑)。
課題①

例えば一定の速度で走っていて、ブレーキの強さを変えてみるとします。少し強いブレーキ(例えば0.3G)を踏むと、思惑通りに減速Gが素早く立ち上がって青ランプが直ぐ点きます。ところが一番多用する普通のブレーキにすると、青が点いたり点かなかったり安定しません。更に弱いブレーキにすると全く青が点きません。なんでなんだ!?とG-Bowlログで確認してみると、あるべき姿は減速Gの大きさのみが変化して減速Gの立ち上がりは変わらないこと(図の左)なのですが、実態はブレーキを弱くすると減速Gの立上りも寝てしまってたんですね(*_*)。
本人は同じようにペダルを踏んでいる
つもりです。しかし、全く期待通りのブレーキングになってませんでした(ーー;)。
課題②

今度はブレーキの強さは変えずに、ブレーキを掛ける速度(初速)を変えてみます。低速(例えば30km/h)でブレーキを踏むと減速Gがスッと立ち上がって青が点きます。このブレーキの踏み方は変えずに、初速を上げてみるとナント!減速Gの立上りが緩やかになっちゃうんですね。更に速度を上げると更に寝てしまいます。ブレーキの踏み方は変えてない
つもりです。
しかも、この寝てしまう減速Gの立ち上がりを立てようとすると、減速Gが大きく(0.2Gではなく0.3Gとかに)なっちゃいます。あくまで減速Gの絶対値を強めないように意識すると、Gの立上りが緩慢になるというイタチゴッコです(ーー;)
という感じで、ブレーキを踏む直前の初速、ブレーキングの強さ、この組み合わせで上手くいく(青ランプが点く)組み合わせが限られる上、条件が変わると挙動が変わるという事がわかったので、いつまで経っても青点灯の幅が広がって来ないと理解出来たワケですね。
理解は出来たんですが、じゃぁ何をどー直したらイイのさ?というのが既に述べた通りで全くわからず、それで昨年の8月以降、2ヶ月くらいは練習コースを見つけて血眼になってブレーキング練習に励んだワケです。今だから言いますが、何しろ出口どころか方向性すら解らなかったので、当時は結構ツラかったですね(^_^;)。
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i-DM:エピソード | 日記
Posted at
2015/04/28 15:18:43