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2016年12月16日

マツダ関連のニュースで

マツダ関連のニュースで 昨日、新型CX-5が日本国内向けに正式発表されたようですね。発売日は年が明けた2月2日だそうです。

マツダ、“乗る人すべてに走る歓びを提供すること”を目指した新型「CX-5」発表会(CarWatch)

新型CX-5はキープコンセプトと陰口wが叩かれるようなモデルチェンジですが、改めて昨今のマツダ車の"強さ"が表れているなぁ~、なんて思ったりして。

この新型が彼らの言うところの「第七世代」になるのかはちょっと判りませんが、旧型は第六世代のトップバッターであり、マツダがSKYACTIVと命名して社運を賭けた技術と、魂動と名付けたデザインテーマを反映した最初の商品で、これが市場にどう受け入れられるか?2012年初頭に登場した初代CX-5は正に試金石だったワケです。

これがそれまでの屋台骨(最量販車)のアクセラに並ぶほとの大ヒットとなったことで関係者はさぞかし安堵したことでしょうが、続く第六世代商品もCX-5に倣うように市場の好評を得たことが大きかったと思います。

クルマ造りを一から見直したと云うSKYACTIVですが、技術はあくまで手段であって、その根底にあったものは「我々マツダは、一体どんなクルマを造りたいのか?」という自分自身に対しての答であったワケです。それは結局、彼らが「人馬一体」というキーワードで表現しようとしているモノですが、悩みに悩んで、彼ら自身が「これだ!」と決めたワケです。これが「自分たち(マツダ)らしいクルマである。」と。

しかしそれが市場にウケなければ、もっと平たく言えばそんなクルマが欲しいという人が期待通りの一定数、市場に存在しなければ、もうマツダという会社の存在意義もなくなってしまうワケです。

ところがシッカリとウケました。彼らが「世界市場の2%でイイ」と狙いを定めた、そのボリュームはクリアする程度には「そんなマツダ車をイイと思う」という客が居たワケですねd(^_^)。

自分たちが「作りたいクルマ」を買ってくれる客が期待通りに居たという事実は、そのまま「自分たちが作りたいクルマをとことん追求していけばイイ」ということに繋がります。これでマツダにとってもっとも良い形のマツダ車らしさの芯が出来ました。

その芯をブラすことなく、更に個別車種らしさというアレンジを加えながら深化させていく(自分たちらしさを深く追求していく)ことって、自ずとキープコンセプトのモデルチェンジになるものですよね?

逆に「ガラっとコンセプトを変える」とか「新しい価値を創造する」っていうのは言葉として美しいですが、結局はサスティナビリティ(持続可能性)という点ではマイナスというか、それって実は「進化」ではなくって「新たな創造」であって、当たるも外れるも出してみなければ判らない、ある種の博打のような話なんですね。

CX-5の新型発表の記事を見ていると、もう「俺らの目指すのはこっちだ!」という芯の部分に全く迷いが無いことが良く判ります(^-^)。

マツダ、新型「CX-5」は人間の「意識」「無意識」の行動を研究して走行性能に反映(CarWatch)
マツダ、新型「CX-5」に「パドルシフト」が標準装備されない理由を児玉主査に聞く(CarWatch)

その一方で、勿論現時点での最善・最良を目指してはいるものの、それはあくまで現時点でのベストであって、全然満足していなさそう(笑)。それは目標に「ゴールが無い」ことの裏返しで、どこまでだって進化(深化)させていける可能性を意味します。

このスパイラルに入ってしまえば、作り手はモチベーションが下がらないからいくらでも頑張れる(笑)。

後は受け手である我々消費者が果たしてその「深化」をどれだけ受け止められる(理解できる)か?ですが、まだ暫くは興味を持って見ていけそうです。

そうは言っても無邪気に「人馬一体」ばかりを追い掛けていれば良いワケも無く、厳しい環境規制といった現実的な問題にも対処していかなければならないワケですが、こんな面白い記事も見つけました。

【インタビュー】マツダロータリーはEVエクステンダーで復活、2019年ターゲット…藤原清志マツダ専務(response.jp)

流石は大明神wな藤原専務のインタビュー記事ですが、会社に帰ったらまた「喋り過ぎ」って怒られたのかな?(苦笑)

マツダのPHEV、EVといったモデルに対する戦略やロータリーの未来について重要な話がいくつもあって大変興味深くボクは読みましたが、流石は企業の専務執行役員ですね。

軽薄な自動車評論屋は深く考えもせずに「PHEVやEVをマツダはどうするんだ?やらなくても大丈夫なのか?」なんて騒ぎますが、極めて冷静な市場分析、競合他社の動向の分析をされた上で、マツダという企業の体力(判り易く言えば身の丈)を勘案した、しっかりとした戦略構想を持っていることが伺えました。

ロータリーの復活についても「動力源としてのロータリーエンジンでなければ」という認識をしっかりと示されていますから、期待しているファンは安心wして、信じて待つのみですね(^-^)。
ブログ一覧 | マツダ | 日記
Posted at 2016/12/16 13:12:09

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この記事へのコメント

2016年12月16日 16:09
こんばんは。

最近思うのですが、ネット記事のインタビューの質が非常に高いな、と思うのです。デジタルカメラなんかもそうですが、メーカもそもそも関心あるオタク層が見ている、、ということがわかって来たんですかね、雑誌やTVよりはるかに速報性と深堀の両面で、感心する場合が少なからずありますが、これは提供する側の意識変化もあるのでしょう。

実は新型CX-5は当方の予想を超えていい車になってるなという感想を持ちます。次世代シャーシになってはいないけど、スバルの現行WRX同様に、こちらが実験車で、成果を量産性で見直したのがSGPだったように、実際は次のFR?プラットフォームなどの実現手段が盛り込まれた過渡車種であって、消して劣るものではない(メーカとしては原価高な車)という感じです。

 2.2Dが有ってMTが有って、進化したAWDがあって、何より自分にはモノフォルムで表現されたデザインが素晴らしいです。 RXビジョンに今後置き換わってゆくことが想像でき、新型アテンザの期待も膨らみます(ただ、いずれも少々デカいよ(;^_^A。

ホンダもS2000復活版が出るようですし、ブランドUPを象徴する商品が必要だとどこも気がついてきたようですね。ロータリーは電動2ステージターボが組み合わされば、確かにあり得ると思っています。
コメントへの返答
2016年12月17日 15:31
こんにちわ。
コメントありがとうございます♪

それはボクも感じますね。まだまだネット上の声が世論を反映はしてなくて、あくまで一部の声ではあるものの(^_^;)
それを承知していれば特定の層にはリーチするわけで、上手く使いこなすことが肝要です。マツダはかなり注力してネット上の声を拾っているようですが、受信面のみならず発信面でも有効活用の意図が見えますね、最近。

トヨタのTNGAやスバルのSGPの登場でSKYACTIVの真価が問われるのはこれからですが、少なくともコンセプトでは日本メーカーの中で一番進んでたことになるのかな?(^_^;)
ポテンシャルはまだまだあって、第一世代が初物だった事を勘案すれば、熟成される新型CX-5以降の質感にはボクも注目しています。

加えて、ラインナップ全体で「商品群」と呼べる統一感や、ブランドイメージを牽引するイメージリーダー的な商品の存在など、他メーカーはマツダの取り組みにかなり学ぶべき所があったと思います。

特にホンダなどの最近の動きを見ていると、もう個別最適な商品開発で車種毎の局地戦ばかりでは、ブランドが立ち行かないと気付き始めたようにも感じますね(^_^;)。

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「@くりんきー さん、これはボクも知りませんでした😅」
何シテル?   08/20 13:50
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