
次期アテンザが今の愛車の次、としてほぼ確定しているが故にマツダの動きには大注目しておるのですが、前回ブログで紹介した通り、この3ヶ年のマツダの事業計画の中身も大分見えてきました。
過去の予想はもうリンクを貼るのが面倒wなのでブログカテゴリ「マツダ」で絞って勝手に辿って頂くとしてw、初代CX-5が5年でフルチェンジし、現行アクセラも5年でフルチェンジしそうだというところまでが明らかになる一方、今年の暮れにデビューから5年を迎えるアテンザがフルチェンジする(しそう)という話は、一部の
あまり信憑性のないw自動車雑誌に予想が掲載されるのみです。
ボクは流通する諸々の情報から3L超の直6をフロントに縦置きした後輪駆動に転換して2019年4月以降のどこかのタイミングで出てくるのだろうという確信を深めているのですが、じゃぁ現行のアテンザを今のままそこまで引っ張るのか?というのが今日のお題。なにしろまだ2~3年もありますからね(苦笑)。
こんな妄想を書いてる暇があったら早くお宝コンテンツを仕上げろ!とグループのメンバーから文句が出そうですが、、、A^_^;)
結論から先に云うと、今年の暮れにアテンザは前回(2014年末)を上回る大幅な商品改良をして、後輪駆動になる正真正銘の第7世代フラッグシップデビューまで繋ぐ、と考えましたd(・_・)。
具体的には
エクステリアのデザイン変更と妄想しました(笑)。
より詳細には、フロントフェンダーと前後のドアパネル、必要ならリアフェンダーも変更すると共に、バンパー&グリルやライトユニットも前回の商品改良と同規模の変更をするかもしれない、というところ。
根拠は次の通りですd(^_^;)。
GJアテンザの初代開発主査である梶山氏も、後任の松岡氏も、そしてチーフデザイナーの玉谷氏もアテンザを「マツダのフラッグシップである」と強調して、とても大切にしている姿勢を隠そうとしません。
前回(2014年末)の商品改良でインテリアをほぼ全面刷新した件とて、従前の業界常識に照らせば異例です。これが商品に人気が全く無くてテコ入れを迫られたのならいざ知らず、ワールドワイドには結構な人気があったにも関わらず、です。その理由を松岡氏も玉谷氏も「アテンザがフラッグシップらしくあるために必要だった」と云うワケです。
ボクは現状のアテンザがけっして色褪せてきたとは思いませんし、今年のデトロイトモーターショーで発表になった最新型のカムリの横に並べても、全く引けを取らないくらいそのエクステリア・デザインはまだまだイケていると思っています。
しかし最新型のCX-5は、そのサイドビューは明らかに魂動デザインの次のステージへの移行が見られます。かつて前田デザイン本部長が述べていた「
引き算のデザイン」ってヤツですが、新しいCX-5って写真で見るサイドビューは何かのっぺりしていてピンと来ないものの、現物を見た人の印象は一様に良好です。

そして2019年3月までにアクセラが新型になると、同じデザイン・テイストが織り込まれることになります。
更にCX-5、アクセラが5年のモデルライフであったことを勘案すれば、当たり前に行けば2019年の中頃にデミオが、2020年の初頭にCX-3が次期型に置き換わって、新型のFR版アテンザはその後(2020年の中頃?)と考えられなくもありません。
モデルライフの長いロードスターは最初からサイドビューにプレスラインの無いデザインですし、

一方で現行のアテンザは最初期の魂動デザインなので、現行モデルの中にあっても一番、線の多いデザインです。

こう考えたら今のマツダがフラッグシップのアテンザを、この線の多いエクステリアデザインのまま2020年まで引っ張るのか?という疑問が湧きましたA^_^;)。
現在・後輪駆動の新型が開発中で、あくまで今年の後半に出るモデルが現行の改良型であるならば、ボディパネルを変えるような商品改良など旧来の業界常識wに照らせば考えられません(苦笑)。
しかし昨今のマツダは度々、旧来の業界常識が通用しません(爆)。
2020年の中頃がもし次期型デビューのターゲットであるならば、2017年末以降、まだ2年半の期間があって、その間に他のラインナップは次の世代のデザインに切り替わっていくワケなので、マツダがその間、フラッグシップのアテンザを今のままのデザインで放置するとは考え難い、というのが、今回のボクの突飛なw妄想です。
さぁ、このブログを読んだ玉谷さん
(アテンザのチーフデザイナー)が「ヤバい!読まれている」と青くなるwか、「そんなワケないじゃん」と鼻で笑うかww。
ついでに書くと、昨今のマツダの動きからすれば新型CX-5に搭載された各種の装備(最新のi-ACTIVSENSEやフロントガラス投影型のHUD)などは当然、搭載されてくるでしょう。
最後にエンジンについて。マツダには今、SKYACTIV-G2.5Tというアテンザに搭載可能なターボエンジンがあります。現在は海外市場向けのCX-9専用となっていますが、アテンザにも、そして新型のCX-5にも恐らく搭載は可能です。多分マツダの社内にはこのエンジンを搭載したCX-5や現行アテンザの試作車は当然のように存在すると思います。
一部の
あまり信憑性のないw自動車雑誌などは、これをアテンザやアクセラに搭載してマツダスピード復活!なんて無邪気に書きますが、現北米マツダのCEOの毛籠氏は「(かつてのマツダスピード・アクセラなどのクルマ造りは)子供っぽかった」と海外メディアに語っており、現在のマツダがそんな安直なスポーツモデルを作るとは考え難い、とボクはずっと思っていました。
その点はここまでのマツダの動きを見ると
あまり信憑性のないw自動車雑誌より当っていたということになるのですが、他方でマツダの二本柱の片方であるディーゼルエンジンが競争力のない市場(代表は北米とロシア)に対しては、G2.5Tは打ち手のひとつにはなるとも考えていました。
なので新型のCX-5が出るときに、日本市場はともかく北米ではもしかしたらG2.5T搭載グレードを出すんじゃないか?とも考えていたのですが、この予想は見事に外れました(^_^;)。
G2.5Tを搭載するのではなく、なんとD2.2にNOx後処理装置を付加して北米市場に投入するというんですね。(^_^;)b
かつて「北米市場ではモアパワーの声がある」という情報を耳にしていて、マツダがこの声に応えようとするならG2.5Tの搭載モデルを、というのがこの論拠で、実は北米へのディーゼル投入を2012年頃から言いつつも未だに実現しておらず、かつ一昨年のVWのディーゼルゲートも逆風でしたから、今回のディーゼル投入のニュースはボクにとっては意外でした(^_^;)。
勿論マツダには彼らなりの考えがあってのことで、それは恐らく厳しさを増す燃費規制を睨むと、自社製ハイブリッドの技術を持たないマツダとしては手持ちのディーゼルを如何に有効活用するか?なんだろうと思いました。
とするとCX-5やアテンザ、アクセラにとってはトルクが過剰で燃費が相対的に悪いG2.5Tは、物理的に搭載は可能でも扱い難いグレードで、これの登場はなかなか難しいのかな?と改めて思いました(^_^;)。
まぁ確かに馬力はレギュラー仕様で230psレベルなので自然吸気のG2.5より40ps多いだけwです。
最大トルクは420Nmですから250Nmより格段に強力ですが、D2.2は同じ420Nmを叩き出す上に燃費は段違いに良いので、馬力とトルクが両方大きく燃費が悪いこのエンジンを搭載して何を顧客に訴えるのか?というのは厄介な命題なのでしょうねA^_^;)。
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Posted at
2017/01/13 17:10:59