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イイね!
2017年05月22日

トヨタがマークXとSAIを廃止とな!

トヨタがマークXとSAIを廃止とな! 仕事の合間wに面白い記事を見つけました。

トヨタがついに決断! マークX、SAIを廃止し、中型セダンを新型カムリに集約する理由(オートックワン)

SAIはレクサスHSと並んで比較的新しいクルマですが、マークXは前身となるマークIIまで含めればかなり歴史のあるクルマです。

記事の字面だけ読めば「SAI」と「マークX」が無くなって「カムリ」に集約ですから、

日本では商売にならないセダン・ラインナップの縮小だけど、よりにもよってFRのマークXを廃してFFのカムリに集約とは、ますますトヨタのセダンはつまらなくなるぞ

なーんて感想を持つ人が居るかもしれません(^_^;)。

と・こ・ろ・が、、、

カムリはもうすぐ新型に切り替わるのですが、TNGA始め最新鋭のトヨタのアーキテクチャを採用する上、スタイリングも4ドアクーペチックのかなりアグレッシブなデザインを採用した意欲作です。

つまり、ボクのような古い(自爆)人間だと

マークX:FRの一応wスポーティセダン
カムリ:FFのオヤジセダンw
SAI:ハイブリッド専用のレクサスHSのトヨタ版


なんてイメージなので、上記で書いたような「トヨタのセダンはつまらなく・・・」なんて短絡的な結論に持っていきがちですが、どーもそうでは無さそうですね。

因みに過去にブログに書いた通りで、特にSAIやレクサスHSが日本市場で大人気の筈のハイブリッド専用車にも拘らずサッパリ売れなかった理由は、スタイリングが保守的過ぎたからでしょう。

途中でかなりアグレッシブな外観に大幅なマイナーチェンジをしましたが、一旦「退屈なオヤジセダン」というレッテルが貼られてしまった、その流れは変えられなかったのでしょうね(^_^;)。

ボクも十分に「オヤジ」と呼ばれて不思議じゃない世代ですが、トヨタも、そしてホンダもなぜかセダンを開発するに当たってはどーしても「オヤジ向け」なデザインを志向してしまいます。

ところがメーカーの考えるその「オヤジ」というのは、実は世の中に存在しなくって(笑)、だから売れない、という負のスパイラルに陥るんですねd(^_^;)。

ボクは今、マツダのアテンザに乗っていますが、コレのデザインは「保守的」「落ち着いた」「退屈」といった形容とは全く無縁です。しかもソウルレッドという非常に派手は色を選んでますから、そのアグレッシブさには更に拍車が掛っています。しかしセダンというボディ形状は、デザインや色が派手でもどこか落ち着いた雰囲気も持ち合わせていて、50歳を過ぎたボクにはそれらのバランスがドンピシャリに嵌って非常に気に入っています(^-^)。

結局、価値観の多様化が進み実に様々なボディタイプの車が市場に溢れているにも関わらず、今敢えてセダンを選ぶ人たちには明確な主義・主張があるワケですよ。

誰も

「SUVはとっつき難い。ミニバンは所帯じみてイヤ。かといってこの年で今更ハッチバックというのもどうかと思うし、そうするとやっぱり・・・」

なんて消去法でセダンを選んじゃいないとボクは思っています。でなければ、独車を中心としたセダン人気は説明が付きませんよね?

なのになぜか、セダンを開発する(した)連中は一様に「セダンらしい落ち着いたスタイリング」とかワケのわからない保守的なデザインに走ります。レクサスHSやSAIの初期モデルは正にそこを狙って市場から見向きもされなかったワケですが、そういうデザインに陥って市場から消えた日本のセダンは多いですね。

一体「セダンを求める中高年層には保守的で落ち着いたデザインが好まれる」なんて誰が言っているんでしょう?

ボクは過去のブログでも非常に分かり易い比喩を使って言うのですが

オヤジだって、年齢相応にと同年代のオバチャンをあてがわれるより、若いオネーチャンの方が好きに決まってる!」(爆)

これってクルマのデザインに対する趣味趣向と完全に一致すると思うんですよね(^_^;)。

もちろん単純に若けりゃイイ、派手ならイイなんてワケは無いですけど(苦笑)。

そういう目で見ると最近のトヨタ車のデザインは相当に攻めていて、かつ適材適所というか、攻めどころ、狙いどころがかなり絶妙になってきています。レクサスLCは上級クーペとして、C-HRはコンパクトSUVとして、それぞれのポジションに合った攻め方をしています。
そういうのを見ていると、まだ写真でしか見ていないカムリですが、恐らくミドルクラスセダンとして、これもそれらしく攻めたデザインになっている可能性が高いです。

そうなると日本市場に特化したマークXやオヤジセダンなイメージが定着したSAIを潔くバッサリ廃止して、新型カムリに一本化するトヨタの姿勢は、守りと云うより攻めに見えます。

後はクルマの出来?という話にはなるのですが、個人的にこのクラスのセダンで後輪駆動が消滅するのには、やはり一抹の寂しさは感じます。もっともトヨタはレクサスISを持っていますから全く無くなってしまうワケでは無いものの、恐らくISとストラクチャーを共有するトヨタ車はクラウンになるのでしょうから、マークXはやはり居場所は無かった、、、ということろなのでしょうが(^_^;)。
ブログ一覧 | 自動車市場 | 日記
Posted at 2017/05/22 18:15:19

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この記事へのコメント

2017年5月24日 7:56
おはようございます。
SAIといえば…真木よう子さん出演、与謝野晶子の恋歌を引用した非常〜にクサいCMを思い出します。
僕は正直あのCMを見た時に恥ずかしくて画面を直視できなかったんですが、なるほど一旦保守に振れてしまったモデルイメージの改善を期すための手だったと考えると、トヨタの考えていたことがなんとなく理解できました。
コメントへの返答
2017年6月14日 15:34
こんにちわ。亀レスでゴメンねA^_^;)
最近あまり民放を見ないので、CMも全くピンと来ないのですが、そんなCMがあったんだw

CMにインパクトがあることは場合によっては重要で、話題作りのためにきわどいCMを敢えて作るのはアリではありますが、思わずチャンネルを変えたくなる類のキワどさは、どーなんでしょーね(^_^;)

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