i-DMの愛好家のグループなんぞ作ってアレコレやって一年くらい経ったのですが、グループを作る以前(2016年12月以前)に比べると新しい人たちもグッと増えて、そういった人たちに色々な話をします。
ボクにとっては同じことの繰り返しですが、新しい人にとっては初めて聞く話であって、そういう点では過去に書いたブログなどは時に重宝もするのですが、直接お話ししたり見せてあげたりすることはやはり重要です。
さて今日の話題ですが、上手くなりたいとか思ってない人は読まなくても良いですw
もし貴方が真剣に「運転が上手くなりたい」と願っているのであれば、知っておいた方が良い話。
具体的に判り易い例で、i-DMの青ランプが点く運転操作であったり、G-Bowlアプリの採点機能であったり、そういったモノを活用してスキルを身に付けるとして、一体
どの位の確率(精度)でソレが出来ると「上手い」という評価になるのか?というハナシ。
なんでこんなことを改めて話題に取り上げるか?というと、これが
意外に理解されていないからA^_^;)
例えば「10回の発進加速で2~3回、青ランプを点けることが
出来る」なんて発言は良く目にします(^_^;)。
それって
出来ると言えるのでしょうか?
10回中2~3回青ランプが点いたwでしょう?とかw
じゃぁどの位の確率なら「
出来る」であり「
上手い」のか?d(^_^;)
答えは、、、
ズバリ、
100%です。
10回中10回ねw。
こう書くとドン引きされそうなので、管理人じゃなくこっちに書いているのですけどねA^_^;)
「いや、それはいくらなんでも・・・」とか「それってハードル高過ぎ」なんて思います?(^-^)。
じゃぁネタを変えてこう言ってみたらどうでしょう?
一般道を普通に走っていて、目の前の信号が赤に変わりますよね?勿論タイミングは様々ですが
「目の前の信号が赤に変わったら、ボクは10回に2~3回なら停止線の手前で止まれます。」
こう云われたら、貴方はその人を「赤信号で安全に止まれる(停止
出来る)ドライバー」と認められますか?(苦笑)
赤信号で停止というのは安全とか法令遵守という観点で解り易い話ですが、実はコレ、スポーツ走行なども含めた
運転全般に言える話です。
例えばアマチュアドライバーが10周の草レースに出たとして、全周回の内の2~3周しか自己ベストに近いタイムが出せないドライバーは、全周回、自己ベストに限りなく近いラップライムを並べられるドライバーには勝てませんよね?(苦笑)
実はプロとアマチュアの大きな違いのひとつとしてこの正確性(安定性)という要素があります。性能の低い市販のスポーツカーであればプロとさほど変わらないタイムを出せるスーパー・アマチュアドライバーが世の中に存在しますが、一発のタイムではなくこういった安定性で比較すると、そこに歴然とした差が生じたりします。
そしてドラテクの世界が際限がない泥沼だという要素のひとつとしても、この正確性をどれだけ高められるか?というのがあるんです。
人間はミスをする生き物ですからね(^_^;)。
さてここまでは
些か長い前置きで、このブログを読んでくれている人たちに
伝えたいのはココからです。
・ひとつ目:それでも100%を目指しなさいw
目指すべきは100%(10回中10回。100回なら100回w)と言われても、当然そう簡単にはいかないというか、現実問題として無理です(爆)。
ところが人間とは面白い生き物wで、
「100%じゃなきゃダメなんだ」と思っていれば8割とか9割くらいには届いたりするものです(笑)。
一方
「100%なんて無理だから、現実的な線として8割くらいを目標にしよう」なんて考えると、その8割にも届かずせいぜい5~6割、なんてことが起こります(^_^;)。
なので絶対無理wなんですが
「100%じゃなきゃダメなのだ」と思い続けた方がイイですよ、というのがひとつ。
・ふたつ目:本当に大変なのは「出来る」ようになった後
運転に限らず物事の上達には過程というか、ステップがあります。最初は全く出来なかったことが徐々に出来るようになっていく・・・その過程という話ですが、ちょっと細かく分解してみます。
①10回中、2~3回は上手くいくことがある。
②上手くいくこと、上手くいかないこと、大体半々くらい。
③かなりの確率で上手く出来るが、上手くいかないこともある。
④かなり自信をもって上手く出来て、失敗はほとんどしなくなる。
大体こんな感じで、ボクの経験的に③が大体3回に2回(66.6%)、④が4回に3回(75%)から5回に4回(80%)を超えてきた辺りです。
さて上記のように4段階あると仮定すると、実は②と③の間で非常に重要な変化が生じます。(^_^)b
①から②の間はまだ身に付いていない段階なので、まぁ上手くいくのはマグレです(苦笑)。だからご本人も先ず
成功させるという意識で運転しているハズです。
ところが②から③に習熟度が進むと、この意識が変化してきます。なぜならご本人に多少なりとも手応えや自信が芽生えてくるからです。
だって規則的に「2回成功たら必ず1回失敗する」ワケではないからね(苦笑)。
例えば6回連続で成功しても、次の3回を失敗しちゃえばまだ3回に2回です。でも上手くいったりいかなかったりしていたのが6回連続で成功なんかすれば、人間誰だって「おぉ!?オレ、もしかして掴んだか??」って思ったりするじゃない(^_^;)。
ってな感じで「9割以上の確率で出来る」なんて豪語しているブログの主は、大体この辺りで勘違いをしている人wなのですが、実際この段階では、調子が良い(3回に2回以上成功)、或いは調子が悪い(3回に1回以上失敗)を繰り返したりもします。
で、
知っていおて欲しい点ですが、この段になると「成功させる」から「失敗しない」に自然と意識が変化するという点。つまり
失敗を減らしていくという意識に変わるのです。
そしてこの
失敗を減らすというのが、これまでの
成功回数を増やすことより数倍大変ということ。
つまり多少なりとも「出来る
かも?w」と自信を持った後が長いっちゅうことですょA^_^;)。
グループメンバーに一番人気wの俗称「青1ブレーキ」とか、Be a driver.なオフミを目指してG-Bowlアプリで練習している人はもしかしたら痛感しているかもしれません。直角コーナーボール回し9点台後半を出せるようになることよりも、9点台が或る程度出せるようになった後、一回の走行で数回8点台になっちゃうミスを減らしていく/無くすのに苦労した人は多い筈です。
だから
「上手い人」というのは「ミスが少ない/ミスをしない人」なんです、実は。
だってそれが出来るようになるのは凄く大変ですからねd(^_^o)。
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"上手な運転"の基礎知識 | 日記
Posted at
2018/01/17 22:43:53