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2019年11月28日

新型Mazda3のインプレと考察(6)

新型Mazda3のインプレと考察(6) 今回はちょっと毛色の違うお話w。

そんなにタップリな時間を掛けて試乗したワケではありませんが、ボクのディーラーのいつもの試乗コース、、、だけではない場面でそこそこに走った印象を出来るだけ簡素にまとめると

①:XD、20Sのエンジンは第6世代とほぼ同じ
②:ハンドリングは旧型のBMアクセラに比べるとヨーレートゲインが若干落とされていてより自然
③:ブレーキのペダルタッチ、コントロール性はもう劇的に向上
④:乗り心地…というか車体の挙動は「まるでスポーツカー?」と思わせるビシッと締まったモノ。


こんな感じ(^_^;)。総合すれば流石は第7世代で、第6世代よりは全てが確実に一段階以上、上を行っているのですが、内外装や静粛性、音響などの解り易い点以外は旧世代を起点に人馬一体の理想に向けた延長線上に位置しているため、どこがどう?良くなっているかは特に第6世代オーナーには直ぐには解り難いと思っています(^_^;)。

そんな第6世代オーナーが第7世代のMAZDA3の進化を如実に感じられる場面は、試乗を終えて自分の愛車に戻った直後(爆)。

これは以前の経験から予想はしていましたが、正に予想通りでしたね(^-^;)。

というワケなので、今直ぐ買い替えられない事情のある第6世代オーナーは、けっして長時間MAZDA3やCX-30を運転してはイケない(だって欲しくなっちゃうからw)のですが、そんな全方位で着実な進化を遂げている第7世代のマツダ車に対して、あろうことかあの藤原副社長が実に不穏当な発言をしています(゜o゜)。曰く

藤原:踏めば踏むだけ走るというふうに考え方を変えてきて、「人間重視」で造り込んできました。ですからそこは我々が正しいと思っています。ただ、お客様によっては、やはりガツンと来るクルマが欲しい人もいらっしゃる。ですから少し考えなきゃいけんかな、とも思っています。

F:モード切り替えのスイッチを付けて、「ちょん踏みでドン」のパワーモードをつくるとか。

藤原:そうそう。でもそのスイッチを入れると、「私たちの考えとは違いますが、本当にそれでよろしいですか?」みたいなサインを出すとか。そのぐらいの哲学を持ってやりたいですよね。フェルさんの言うパワーモードで走っても、乗り慣れてくれば、やがてマツダ推奨のノーマルモードの方がいいなと分かってくれると思う。最初の入り口としては自分の好みでガンと走ってみて、疲れてきたら元に戻せばいい。そうしたら、結局こっちの方が良かったねと。そうなればいいと思っています。

F:なるほど。

藤:そういうことを何か考えなくちゃいけないな、と思っています。


いやいや藤原さん、そんなの考えなくてイイです。
つか、考えちゃダメでしょA^_^;)

その「ちょん踏みでドン!」とか「ちょっと切ればピッ!」っていうのは、かつて虫谷さんがダメ出ししていた昔の「パキパキ」であって、それは人馬一体じゃなーい、、、でしょう?(´д`)

ボクは自分で試乗コースで少し乗った後、最近のMAZDA3の試乗記を読んで足の固さに言及するモノがポツポツ出てきたの見て「そりゃ、そー思う人も居るよなぁ」とは思っていましたが、「スカスカ」という表現は一連の藤原さんのインタビュー記事で初めて知りました(^_^;)。

そして何を言っているのかを注意深く読んでいくと、どーも運転操作に対するクルマの反応が期待値に対して少ない=反応が鈍いと感じている、ようです(苦笑)。

実はコレ、遡ること2013年のBMアクセラの発売直前にボクが危惧していたことそのもので、当時「ダイナミックフィールの統一感」という言い方をしていた新世代のマツダ車の反応が、虫谷さん曰く「パキパキw」の旧世代を「良い」と言っていた人たちに、果たして理解されるのか?受け入れられるのか?という話。

ボクは問答無用でコッチの方が絶対良いと思ってましたし、マツダもその哲学、というか信念をここまで貫いて来たんですから、このタイミングで曲げちゃダメでしょうwww(^_^;)。

ボクの知る範囲ですが、旧型のBMアクセラとMAZDA3ファストバックのハンドリングには、オーナーでは無いボクにもハッキリ解る違いがあります。MAZDA3の方がハンドルを切った時の挙動、ヨーレートのゲイン(立ち上がり)が自然に感じます。

ボクの愛車はアテンザなので、アクセラに比べるとヨーゲインが穏やかで、たまにお友達のアクセラを運転すると、そこらの直角カーブを0.2Gなんて低速で曲がるときですら、ステアリングの入りに対してノーズの入りが明確に「クイッ!」と鋭く感じます。一方のMAZDA3はそれがなく、アテンザオーナーのボクにも自然なノーズの入り方をします。

つまりMAZDA3開発チームはBMアクセラに対してそういう変更をした方が、より人馬一体感が高まると考えている、ことになりますよね?

それが市場に理解されない?となったときにマツダがやるべきことは、解り易い昔のパキパキに戻したり、そういうモードを追加することじゃなくって、どうしてそういう反応をする方が良いのか、ちゃんと説明する事、要するにマツダが追求している人馬一体とは何ぞや?を、正しく解り易く発信し、浸透させていくことだと思うんだけどな。

どうなんでしょう?藤原さん(^_^;)。

大体、「ドンッと出たい」とか「ピッと曲がりたい」なら、そういう運転操作をすりゃぁイイじゃん、というだけの話でしょう(苦笑)。書いている連中はどんだけ運転音痴なんだかwww
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Posted at 2019/11/29 10:47:16

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この記事へのコメント

2019年11月30日 8:10
まったく仰るとおりだと思います。
マツダの進んでいる方向性は、必ずしも分かりやすいものではないと思います。しかし、説明は全く足りていないと思います。

ブログに書いたのですが、車の動き=ハンドルをスパスパ切った時のレスポンスと思っている人の方が多数派で、実は私も昔はそうでした。
だから、純正脚はレベルが低い!なんて早とちりして脚を固めては、なんか違うぞを繰り返していました(^ ^;)
美しく走るは、着飾って気取って走るかのように一般ユーザに伝わっているかもしれません。多分、広告代理店は理解できないでしょうから、メーカー自らもっとわかりやすく伝える必要があると思います。
コメントへの返答
2019年11月30日 10:03
まぁ藤原さんはわかっていらっしゃると思いますけどね(^^;
大体、もし役員がそういう理由で現場に指示を落としたら、恐らく拘り派のマツダの技術者は大半が猛反発するでしょうし(苦笑)。

いや、そんなところにエネルギーを使うくらいなら、もっと外向けに「これがかくかくしかじかな理由で良いんです!」って説明会やら体験会やら、色々やりゃーイイんだと。
そっちにエネルギーを使って欲しいなぁ。。。(^_^;)

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何シテル?   12/08 20:22
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