
この記事は「
“ハンドル10時10分”は過去の話!正しいハンドルの握り方はどんなかたち?」について書いている、、、ワケではありませんが(^_^;)。
いや、
あんで、部長が呟いているのを見掛けて、なんだ?なんだ?と読んでみたら、
あまりのレベルの低さに腰を抜かしそうになるくらいビックリwしたんですが、、、f^_^;)
ただ、このコロナ禍の中、どんな話題がウケるかなぁ~、なんて考えていて、意外にこういった古くて新しい、とか、今更聞けない、とかって話題は案外、興味深く読まれたりして(笑)。
あんで、部長は紹介の記事を読んで「何が言いたいのかサッパリ分からん」とご立腹のようですが、はたしてこの記事はご立腹しないで読んでくれるかしら?(苦笑)
さて本題。
実はブログのタイトルを件の記事と同じにしようかと一瞬悩んだwんですが、それじゃぁ面白くないので、話題としては2つ。ハンドルの「握り方」と「切り方」です。
握り方は「10時10分」とか「9時15分」とか、
12時0分wとか7時23分とかww
ハンドルの切り方は「送りハンドル」「クロスハンドル」とか、PushとかPullとかって話。
この2つのポイントは、独立した別々の話のように見えて、実はかなり密接に関係しています。そして、どれが正解?と言えば、どれでもイイとも言えます。
12時0分wとか7時23分とかwwは不正解ですよ、当然(笑)
どれが正解?は、実は「私はコレが一番シックリくる」つまり好みの問題なのですが、ドラポジ含めて多くのドライバーが意外に正解を知らないので、今自分がやっているハンドルの握り方、切り方が
自分には合っていると思い込んでいて、しかし実は
もっと操作しやすいやり方があるのを知らない、というのは良くある話です(^_^;)。
では先ず
ハンドルの握り方から。
「10時10分」と「9時15分」、貴方にとってどちらが正解でしょうか?
実はこれは、貴方のハンドルの切り方によって変わってきますd(^_^)。
例えば左折する場合、貴方は
「右手でハンドルを上方向に押して(Push)」回してますか?
それとも
「左手でハンドルを下方向に引いて(Pull)」回してますか?
どちらでしょう?
ハンドルはクルッと回すもの、と考えているが故に、押すとか引くとかいう意識は無い人が多いかもしれません。しかし例えばゆるやかーな左カーブを、センターラインに正確に沿いながらゆっくり走るような、ゆっくりながら微妙なハンドル操作を行ってみると、貴方は「右手で押して」なのか「左手で引いて」なのか、どっちの腕を主導的にコントロールしているかが判ります。
で、もし右手で押す方が微妙な操作がし易い、と感じているなら、ハンドルは「9時15分」で握った方が運転がし易いです。
一方、左手で引いているなら、ハンドルは「10時10分」の方が適しています。
理由は、、、説明しなくても解りますよね?(^_^;)
押す(Push)ハンドル操作の場合、9時15分を握っていれば、握り直すことなく135度くらいまでハンドルを切ることが出来ます。左方向は15分から50分、右方向なら9時から2時くらいでしょうか。これを10時10分にしてしまうと、ハンドルの切れ角が少なくなってしまいますよね?
一方で引く(Pull)ハンドル操作の場合、右方向は10分から30分、左方向は10時から6時まででしょうか。これも9時15分にしてしまうと切れ角が少なくなってしまいます。
という感じで、
ハンドルを持ち換えずにどこまで回せるか?が変わってくるので、Pushなら9時15分、Pullなら10時10分の方が合っているというワケ。したがいPushだけど10時10分、Pullだけど9時15分で握っちゃダメということはありませんが、ハンドルを持ち換えなければならない場面は増えますよ、という話(^_^;)。
次に(というかついでw)に
ハンドルの切り方。
良くある話題として「送りハンドル」か「クロスハンドル」か、というのがあると思いますが、この手の議論を読んでいて思うのは、どうも
勘違いしている人が多そうだ、という話(苦笑)。
両者の違いは動画なんかあると一目瞭然なのですが、送りハンドルはまぁ両手の位置は(9時15分など)常に変わらず、細かく持ち替えながらハンドルだけが回る感じ。一方、クロスハンドルは持ち替えずに回せるところまで回して、更に回したいときに持ち替える、そのときに腕が交錯しながら回す操作方法です。
で、どっちがどう?というのは実は、ハンドルをどのくらい沢山切って走るのか?という走り方というかシチュエーションに拠って変わります。送りハンドルはラリー競技やジムカーナといった、カウンターステアを含めて右に左にハンドルを素早く沢山切るようなドライビングに合っている、というか(^_^;)、そういう風にハンドルを切らなければならない場合、呼び名なんかどーでも良くて、とにかく素早く沢山切る場合に、そういう操作に自然となっちゃいます。
逆に言えばそういう走り方をするわけではない一般道、或いはサーキットなどでは、そもそもハンドルを持ち替えなければならないほど沢山切る場面は少ないです。場面が少なければ普段は持ち替えずにハンドル操作をして、沢山切らなければならない駐車場の切り替えしなどだけで持ち替えると、それは自然とクロスハンドルになる、というワケ。
もちろん一般道でもサーキットのスポーツ走行でも「送りハンドルはダメ」というワケではなくて、やりたければやれは良いのですが、ボクの経験ではメリットよりデメリットの方が多いかな(^_^;)。
最大のデメリットはハンドル操作が雑になること(爆)。
まぁ一般道では多少雑でも何も起こりませんが、ボクが
グループで運転アドバイスをするときは、必ず「先ずハンドルを持ち替えないように運転してみましょう」と9時15分から始めます。意外にハンドルを切るときに無意識に持ち替えていて、クロスハンドルなのか送りハンドルなのか良く判らない(苦笑)ハンドル操作を無意識・無自覚でやっている人は
凄く多いです。
「ハンドルを持ち替えずに切ってごらん」というと
「え?今、私ハンドル持ち替えてました?」という人、ハイ!そこのアナタw。それはアナタだけじゃありませんから安心してねww(^_^;)。
なんで持ち替えずにハンドル操作をした方が良いか?といえば、そうしないとコレが上手く出来ないから(苦笑)。

理由はだた
コレだけですょ(爆)。
因みにボクは
9時15分でハンドルを握っていて、基本的に
Pushハンドルです。d(^_^)
そして必要最小限というか、ほとんどハンドルを切らないし、一旦切ったら修正はしない(笑)。一般道で同乗した人は知ってますけど(^^;
因みにこのブログを書くにあたって何に一番苦労したか?わかる人は居ますかね(^m^)
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"上手な運転"の基礎知識 | 日記
Posted at
2020/05/14 19:15:15