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イイね!
2020年07月09日

マツダの気になる未来(1)

マツダの気になる未来(1) 最近のマツダについてちょっと気になること、、、の前にちょっと寄り道。

もしボクが「自動車評論家の国沢光宏氏には一目置いている」と言ったら、きっと驚く人が多いでしょうね(爆苦笑)。

彼はアンチ・マツダと認知されている節もあるし、例の雉事件wのこととか、行動にも言動にも色々と問題を指摘する人は多いと思います。だからボクだって、別に彼が人格者であるとか、優れた自動車評論家であると手放しで評価しているワケではないですよ。

しかしですねぇ(^_^;)

メディアに掲載されている記事の大半は多分に問題アリと思われるモノが多い一方で、個人のブログ等をチラ見wすると結構、的を射たことを書いていることも多いのです。それこそ著名なモータージャーナリストでも中々書かないような鋭い指摘、とかね。

メディアのオチャラケた記事と、ご自身ブログの真っ当なジャーナリスト目線の記事と、この人はどっちが本当の姿なのか?もしかしたら多重人格者?(笑)などと思いつつ、彼のブログにはたまーに目を通したりしています(^_^;)。

で、このブログを読み進む前に是非、ご一読頂きたいのがコレ。

国沢はマツダ嫌いかとなれば、全く違う。見識あるマツダの人の活力を潰す勢力が嫌いです

書かれていることの真偽は解りません(爆)が、読み解くと彼が「大本営」と言っているのはどうも藤原副社長のことで、「大本営の応援」と言っているジャーナリストは池田直渡氏とか、ファンではボクなんかのことwになるのだと思います(^_^;)。

マツダは自動車メーカーの中では小さいと言いながらも会社としては結構な規模で、当然多くの社員さんたちが働いています。近年のマツダはワン・マツダ、つまり社員全員が同じ方向を向いていてブレていない点が、躍進の要因のひとつだとボクは理解していますし、世間的にも理解されていると思うのですが、国沢氏のブログでは、必ずしもそうではない人たちも居ると言っているワケですね。

でもまぁ、大局的に見れば同じ方向を向きつつも、細かなところでは微妙に方向性で衝突があることは別に悪い話ではないです。逆に衝突が全く無い方が異常wで、社内の利害関係者が同じ方向を向きつつも切磋琢磨をすることによって、より良い結果を求めていくことが何事においても大切でしょう。ここは一般論ですが(^_^;)。

で、改めてマツダの方向性です。ボクは共感し支持していますが、国沢氏のブログでは
・アメリカで売れ筋のクロスオーバー
・ガソリンターボでディーゼルよりもスポーティなCX-5
・マツダスピード
などは大本営に潰されていると言うのです。
米国向けのクロスオーバーは今、作っている最中のハズなんですけど。。。(^^;

で、国沢氏はブログの最後に
「丸本さんがモリゾウさんのように引っ張ったらあっという間に面白い方向に向かうと思う。」
と書かれているので、彼が大本営と言っているのは丸本CEO以外の誰か、となると藤原氏かなぁ~、、、なのですが(^_^;)。

ここで改めてマツダの方向性をおさらいしなければなりません。
それは国沢氏が云うところの「面白い方向」ではない方向wなワケですが、、、(苦笑)

これは過去に散々ブログを紹介しているのですが、最大の問題点は解り難いこと(爆)。

大体、マツダはちゃんと説明していませんし、ボクだって藤原氏や虫谷氏のメディア記事を読んで、実際に愛車を駆って体験して、はじめて理解したくらいです。そしてボクと同様にジャーナリストにも正しく理解している人は居るのですが、極めて少数です。

ボクの知る限り、貴重なwモータージャーナリストの理解者は彼

ロードスターは走りやすいクルマじゃない(五味 康隆)

動画でも解説されています(4:24~)

平たく言ってしまえば、ロードスターに限らず最新世代のマツダ車はドライバーの運転操作次第でクルマの動きが変わる、という話。だからどう操作したら気持ち良く動くのか?という所に目が向けば、操作(アクション)と反応(リアクション)を意識した運転、つまりクルマとの対話が始まって、その操作と期待する反応が一致してくることが、マツダの言う「人馬一体」です。

因みにマツダのエンジニアが狙っている「気持ち良い動き」なんて普通はわからないので、それを教えてくれるのがi-DMだったりします。

しかし一般にi-DMが全くウケないのと同様で、このクルマとの対話を促すクルマ造りというのも一般には非常に解り難い(苦笑)。

そもそも大半の一般ドライバーは、運転していて中々「自分の運転が悪い」とは思わないモノで、事故りそうになったら「相手のせい」(苦笑)、上手く走れなかったら「クルマのせい」(爆)にしたがるじゃないですか(^_^;)。

ここで「上手/下手」と言ってしまうと反発する人が多いので「スイートスポットにハメる」みたいな言い方の方が良いのかもしれません。

まぁそういうことなのですが、これは他の自動車メーカーとは非常に異なる考え方、というか一般的な高性能なクルマという価値観に照らすと対局とすら言える特徴なのです。
他のほとんどの自動車メーカーが作る「高性能車」って、平たく言えば「誰が運転しても上手に走れちゃう」ですからね(^_^;)。

じゃぁなんでマツダはそんな、他のメーカーとは違う変なw方向性を定めて進み始めたのか?

勿論、ちゃんとした、論理的な、明確な理由があるのですが、その辺はブログの本数を稼ぐために次回(爆)。

参考:マツダの過去・現在・未来、の過去について
2015年の日経トレンドのインタビュー記事(現在、会員限定公開に移行)の抜粋で、その経緯が語られています。
ブログ一覧 | マツダ | 日記
Posted at 2020/07/09 13:57:23

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この記事へのコメント

2020年7月18日 1:07
i-DM。デミオに試乗した時におもしろいな、と思って、アプリをダウンロードして、しばらく通勤時に使ってました。レヴォーグ乗りですが(^_^;)
最初はコーナー出口のオツリでブブーと言われることが多かったです。どうしても一箇所だけ、右折して入る一台しか通れない橋の入り口の段差で必ず鳴るので⒋9止まりでしたが。。。マツダが伝えたいことを示していたんですね。なるほど。
コメントへの返答
2020年7月20日 0:34
こんばんわ。
コメント、ありがとうございます。

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「無事帰宅しました。
トロフィー争奪戦参加の皆様、お疲れ様でした😋」
何シテル?   12/08 20:22
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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