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2020年10月13日

MX-30のe-SKYACTIV Gの試乗感想に想う

MX-30のe-SKYACTIV Gの試乗感想に想う MX-30に搭載されて日本発デビューとなるe-SKYACTIV G
SKYACTIV-G2.0にISG(最高出力5.1kW(6.9PS)/1800rpm、最大トルク49Nm(5.0kgfm)/100rpm)を追加して、アシストや回生を行うマイルドハイブリッド(24V)です。
欧州では昨年からMAZDA3に、そして国内でもSKYACTIV-X搭載車には載っているM-Hybridと呼称されるシステムです。
もっとも欧州仕様のICEの出力は122PSまで落としてあったので、日本仕様の方が高性能版となりますが。

だからそんなに目新しい、そして世間がビックリするようなモノではなくて(^_^;)、その効果も劇的なものではないハズなのですが、、、

お友達のひとりが試乗して呟いた感想が非常に興味を惹きました(笑)。

これに触発されてw、試乗記を探したのですが、まだ(2020/10/13 12:00時点で)プロのモノは無く、シロートさんのブログやYoutubeの動画しか無かったのですが、概ねお友達の感想を裏付けるモノのようです(^m^)。

そして、これらの感想から導き出される結論は、前回ブログで予想したエンジン制御のリファインは、ほぼ間違いないだろうということ。

こちらの動画のオーナーさんはどうもMAZDA3 Xにお乗りのようですが、

動画の3:10~あたりのコメントで「滅茶苦茶トルクフル」とコメントしています。
このXのオーナーさん、愛車と比較してなんとも複雑な感想を述べておられて気の毒になりますが、彼がコメントしているときのエンジン回転数って1000~2000rpmの間なので、日常的な低速域の緩加速の場面であることが判ります。

お友達の感想は、まぁ腕前が解っている上にどういう走り方をしたかも解っているのでピンと来るのですが、上記の動画とオーナーコメントを掛け合わせると、前回ブログで予想した制御の見直し(というか第6世代のチューニングに戻した?w)は、ほぼ間違いないと思いました。

ISGのスペックはたかだか7馬力弱ですが、トルクが49Nmあって、これを有効に使ってやると、アクセルをジワリ踏み加えた際の反応(レスポンスと云うか、アクセルのツキ)を向上させられます。コレは起動した瞬間から最大トルクが出せるモーターの優れた点ですが、ドライバーの意図通りに加速Gを立ち上げるには極めて有効です。

というワケで、これからメディアに試乗記が色々と出てきますが、恐らく「アクセルレスポンス」という言葉で語られる話がもし好感が多数を占めるなら、現行MAZDA3やCX-30で指摘されてきたモッサリ感は、少なくともMX-30には無いことになります。

そー、す、る、と、、、ですょ(^^;

MAZDA3とCX-30を旧仕様の制御のまま、、、ってワケにはイキませんわな(苦笑)。

特にSKYACTIV-Xは目的は違えどスーパーチャージャwを搭載して、SPCCIという瞬間着火でSKYACTIV-Gより絶対に高トルクが出せる素性のエンジンのハズですから、同じM-Hybrid搭載車でe-SKYACTIV Gよりレスポンスが劣るなんて絶対に有り得ません!(笑)

問題はSKYACTIV-D1.8で、これこそM-Hybridで極低速の無過給領域を助けてあげられれば物凄く良く出来る可能性があるんですが、今回はそこまで手は入らないようです。エンジン制御の見直しでどこまで良く出来るかですね。

そして、XもXDもこれでアクセルレスポンスに遅れというか、モッサリ感が無くなったら、既にオーナーの方々は心中、穏やかではないですねA^_^;)。

かつてのSKYACTIV-D2.2のように、なんかテキトーな口実を作って制御プログラムを新しくしてあげられたら喜ぶんでしょうが、こればっかりは型式認定という法制度が障壁になるみたいなので、どうなるかは不透明ですね。
Xはともかく、D1.8は最高出力が上がるなんて話が出ているので、メーカー自らがECUチューンするような話は難しいでしょうし(苦笑)。

というワケでMX-30も例によって担当営業から試乗のリクエストが来ているのですが、楽しみがひとつ出来ましたね(^-^)。
ブログ一覧 | SKYACTIV | 日記
Posted at 2020/10/13 20:19:13

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この記事へのコメント

2020年10月13日 20:51
証言1)いや~心穏やかじゃないですネー。
最終手段はCPUチューンカナー、なんて(´д`)
コメントへの返答
2020年10月13日 21:26
大丈夫です!
仲間は大勢、いますからε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
2020年10月13日 20:55
こんにちは

なるほど〜と思う考察でした。

日本と規格が違うとの事ですが、英国でのクルマ雑誌レビューは不悪です(走行可能距離に満足出来れば、との但書付き)。

厳しい罰金がメーカーに課される欧州排出量規制を考えると、欧州での市場シェアの高いマツダにとって、命運を握るクルマとも見られてる様です。

またの投稿を楽しみにしております(⌒▽⌒)
コメントへの返答
2020年10月13日 21:30
こんばんわ。
コメントありがとうございます。

MX-30はお住まいの欧州では、先ずはCAFE規制対応が最優先ですが、他の地域では顧客層を広げる戦略商品という位置付けです。

まだ始まったばかりですが、本格展開が始まるのはロータリー発電機wが出来上がる2022年以降ですね(^_^;)。
2020年10月13日 21:50
証言2)いや~心穏やかじゃないですネェ...笑
どれほど改良入るか楽しみですね( ^o^)

関係ないですが、そのオーナーさんは既にMAZDA3 Xは売却済みらしいですよ笑
コメントへの返答
2020年10月13日 23:19
大丈夫です!
仲間はゾロゾロいますからε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

あら、そーだったの?
X、ヤバいね( ̄▽ ̄;)
2020年10月13日 22:28
証言3)いや~心穏やかじゃないですょ。
D1.8+ 出力アップ+M-Hybridだったら、逝ってるかも(笑)
コメントへの返答
2020年10月13日 23:22
大丈夫ですw
仲間はホイホイ釣れてますし(爆)

D1.8の出力アップの噂は気になりますねぇ。。。A^_^;)
2020年10月13日 23:03
証言4)いや~心穏やかじゃないですネー。
ま、…まぁぁ、それ覚悟の人身御供ですしσ(^_^;)
コメントへの返答
2020年10月13日 23:24
残念でしたねぇ~(爆)
ま、覚悟の上なら腹を括って長く乗りましょう(^^;
2020年10月13日 23:35
こんばんは。

私は少々辛口なんですが、改善と言うか、本来はマツダ自身がやりたかったレベルに(仕方なく?急いで対応した)と言う気がしています。

と言うのは内燃機関の今のエコと排ガス対応で、ドラビリはもう後回し、、というか、時間切れというか。わかっちゃいるけど「VWにはなりたくない」だとね。 スバルのe-boxerも同じ程度のモータアシストですが、これが弱点隠しの当面の解だと思いました。 CVTで相当低速トルクをごまかしても、やはり2Lのボクサーでも1800回転ぐらいまでのトルク薄と、過渡排ガスの優先(レギュラーの点火時期)では、限界あったのが、モータアシストでほとんど消える。だからもう少し大トルクモータで走りも追加で、、、と言う欲望沸くけどメーカの狙いはそうではなく、余りにも規制と直噴の苦手領域の狭間で落ちすぎたドラビリ回復に有ると思ってます。 「この方がいい」という作られた踏み出しの過渡特性は言い訳で、でなければ「ゲインは別として、反応レスポンスを落とす必要は全くない」のが真相。だって苦しい希薄燃焼の過渡外れる2000回転すぎると、まずレスポンス遅れ無いはずだもん(昔のSKYしか乗ってないけど)
でも、内燃機関と共存機関は当面続くし、言いたかったことは、内燃機関で、今一番突き詰めてるマツダだから「それ」が狙って作った特性とは私は全く思わなかったという点でしたw。
コメントへの返答
2020年10月14日 0:45
こんばんわ。

あ~、やっぱりそう思います?A^_^;)

D2.2の排ガス対策のお話を覚えていて、D1.8がタルいのはそのせいかなぁ~、という気はしていたんですが、Xはちょっと違ったんじゃないかなぁ~、と思ってました。
この件、コロナの件が無ければブログに書く前にマツダの関係者を捕まえて聞いちゃうつもり(爆)だったんですが、コロナ禍で広島に近づけなくなっちゃったので、仮説のまま書いてしまいました(^_^;)。

仰る通り、排ガス規制対応で欧州のようにズルをしないwマツダにはどーしても限界があって、そこに例え7PS弱でもモーターの49Nmのアシストで補って、理想の蹴り出しが出来た!というなら美しいストーリーなんですがw、だったらXだってもっとイケた筈。そこに新型エンジンだから安全率を織り込み過ぎた?という疑念もありますが、真実は関係者に聞かないとわかりませんけどね。

あ、因みにボクが問題視していたのはレスポンスというよりむしろゲインの方で、思い通りに立ち上がって来ないが故に「思い通りのレスポンスが得られない」という言い方になってますので、念のためA^_^;)
2020年10月14日 18:32
追コメ(;^_^A

乗っていないのと、SKY-Xはどれだけあれこれやっているのかが忍ばれるために触れないでおこう、と記事やめたんですが、ちょっとだけ。

アイドルや低負荷1200~2000rpm以下での、微妙なアクセルワークの時、Xが何やってるかと言うと、ゴジラ対モスラ対雪女対キングギドラに対して、勇者Xは8本の刀で同時にあれこれやっている、、と言う感じで燃費稼ぎモードでリーンSPCCIの作動領域は吸気20℃、シリンダ壁80℃以上で、且つ負荷10~40%の間と言う狭き条件。

そこをおなじSPCCIでもホントのリーンとEGRストイキで行ったり来たりなので、燃費稼ぎたいのとNOXのせめぎで、アクセル踏みだして指令値もらって、それに合わせた燃焼の揺りかご準備に0.3secぐらい掛かってるのでは?、だからリニアリティより空白、不感帯が出来ているのでは、、と言う気がしてます。そこをモータで埋めたい。

他にメカ的要因も重なっているかと思います。なんせ述べたように静的、安定域の化学は良くても、動的に因子が激変する領域はホントに大変だと思いますので。Xはギア比下げてるのもその領域の負荷率下げたいからだと思いますし。ホントのところはわかりませんが(;^_^A 
チャンと良くなるのは間違いないと思いますが、燃費下げたくないんだろうな。

コメントへの返答
2020年10月15日 0:42
ボツにしたネタバレ、ありがとうございます(^^;

仰る通り、何しろ世界中の自動車メーカーがサジを投げた(否、モノに出来なかった)ガソリン圧縮着火技術ですから、我々には想像も付かない様々な難しさがあるのは理解できます。

とはいえ、ですょ(^_^;)

ボクも前人未踏の新技術という点で大目に見てあげたい気持ちはありますが、伸び代があるのであればユーザーとして、どこに手を付けるべきかを発信することに意味はあると思うのですょ。
実際に年明けには初めて手が入るという事なので、事前に問題意識があれば、どこがどう改善したかも評価できますからね。

仰るように燃焼制御で難易度が高い部分はM-HybridのISGで補うことが出来たハズで、なぜ不十分だったのか?e-SKYACTIV Gでは効果的だった(らしい)のはなぜか?とか、色々と興味深い点がありそうです。
2020年10月14日 20:45
証言5)いやぁ、心中穏やかでいられません
初物を先行予約で買ったのはいい経験でした (錯乱
年次改良にビビっていたら、現マツダ車は手にできないですね。
コメントへの返答
2020年10月15日 0:31
大丈夫ですw
やっぱりえむなんじゃないの?
...((( ^^)
2020年10月15日 18:28
MX-30のレビュー動画では、ごみやすたか氏のE-Carlifeの方が気になりました。
FFとAWDでは、GVC+の制御がかなり違うみたいな感じです。
今までにない、新しいMAZDAの乗り味が気になります。
SKYACTIV-Xのアップデートに関しては、マニュアル・ミッションで満足していますので気にしていません(笑)
コメントへの返答
2020年10月15日 21:44
今の愛車にご満足されているのであれば、同じクルマのオーナーでもない他人の戯言wに耳を貸す必要はありません(^_^;)。

更に言えば、改良新型が出てもけっして試乗しないことです(笑)。
どこがどれだけ良くなるかはまだわからないワケですが、知らなければ人間、安心モードです(爆)。

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