
週末にちょっと
野暮用wがあったため、ちょっと間が空きました(^_^;)。
さて、
前回のブログでこの
グループで行っている
レッスンと同レベルの指導が受けられる学校や講習は世の中にほぼ無いと大言壮語を吐きましたwが、実は全くないわけではありません。その辺は最後に紹介するとして、、、
免許取得のための運転免許の教習所はさておき、
トヨタや
ホンダといったメーカーが施設や選任の講師陣などを配して運営しているスクールや講習会より、なぜこのグループのレッスンの方が上なのか?或いは、それらがどうして我々のようなレッスンをやらない?できない?のか。
先ずちょっと考えてみて欲しいのが「運転が上手い」とは一体、どーゆーことか?w
運転に限らず「上手い」とは、平たく言えば「難しいことが出来る」ですよね?何事においても。
じゃぁ、
運転に於ける「難しさ」とは何でしょう?
大体、こーゆー話題になると、「ハイスピードドライビング」とか「ドリフト」みたいな話になりがちなのですが、そういったドライビングテクニックって、一般道を普通に走る限りは関係ないですよね?(苦笑)
じゃぁ、一般道を道交法を守ってクルマを走らせる範囲内に於いて「運転が上手い」とは何が出来ることなのか?否、一体何が難しいのか?
こういう話になると途端に話がアッチコッチに飛んで、議論しても全く収拾が付かなくなってしまうのですが、根本的な問題はここいら辺の話が一般に全く浸透していない点にあります。
結論から言ってしまえば、
運転の難しさとは「常に同じようにクルマを動かせること」なのです。まるで機械のように、レールの上を走るように、何度でも同じ運転を繰り返し行えること、です。スピードが遅いか速いかは関係ないのですが、スピードが遅い方が簡単で、速くなればなるほど難しくなるという難易度の変化はあるものの、難しさの本質はそういう事なのです。
実はこれ、スポーツなどでも同様の常識的な話で、テニスのサーブとか、ゴルフとか、1回2回素晴らしいサーブやショットが打てたとしても、それで上手いとはなりません。逆に10本打とうが100本打とうが、常に正確に素晴らしいショットが打てる人が「上手い」となりますよね?
運転も全く同じ。それをG-Bowlアプリで可視化するとこんな感じ。

どっちが上手で、どっちが下手か、説明の必要はありませんょね(笑)。
これは、
似たような直角カーブ6ヶ所を0.2GをリミットにGを揃えて曲がる、というものですが、別に0.3Gでも0.5Gでもペースは何でも良くて、要は"
同じようなカーブ"をどれも"
同じように曲がる"だけの話。
そして
この「どこも同じように」というのが難しい。
なぜなら、10回も曲がれば1~2回は上手くいっても、10回中7回以上とか、10回中10回というのは、なかなか出来るようにならないからです。
これを出来るように練習しようとすれば、やることは
兎に角、反復練習ですょ。
どの位、練習すればイイか?と言えば、例えば上記の0.2Gボール回しだと、
週末毎に2時間程度の練習をして、3回に2回Gが揃うようになるまで、
早い人でザックリと1ヶ月くらいです。
2時間×週末4回(土のみ日のみor土日)=
8時間から16時間、
延々と直角カーブを20km/h以下で曲がって、を
繰り返し、筋の良い人なら出来るようになるって話だとすれば、それは
十分に「難しいこと」なのではないでしょうか?d(^_^)
というワケで、運転が上手くなるためには膨大な反復練習が必要で、それには当然、相応に時間が掛かるワケですが、ここで世の中の運転講習などを見てみます。
ほとんどの講習コースが一日、長いものでも二日程度で、その中に様々なメニューが組まれています。それらのメニューに従って自身で走り、上手くいかなかったり、たまたま上手くいったり、を体験するワケですが、
それで教わった事が出来るようになると思いますか?(苦笑)
そう、なぜメーカーがやるドライビングレッスンに実益が無いか?と言えば、そもそも反復練習の時間を十分に取れない短時間(1日)であること、それでスキルが身に付くほどに、運転は簡単ではないのです(^_^;)。
じゃぁ、毎週一回の講習で3ヶ月間とか、テニスやゴルフのスクールのようなカリキュラムが組めるか?というと、それもなかなか難しい。なぜならドライバーは曲がりなりにも公道を走れるスキルを身に付けてから運転免許を取得しているワケで、このブログで紹介したような話を知らないドライバーは、お金を払って毎週練習に通うなんてモチベーションは、普通はありません。
テニスやゴルフなら、習う/上手くなる、ためにお金を払って指導を受けるのは一般的なのですが、運転についてはそうではないんですね(^_^;)。
だからボクらがやっているようなカリキュラムを、商用ベースに載せるのって、もの凄く難しいのですA^_^;)。
逆に我々の
グループの活動が曲がりなりにも継続している理由は、先ず無料であること(笑)。これは笑い話ではなくって「お金を取る」「商売として成立させる」という制約が無いからこそ、出来上がったカリキュラムとも言えます。
そして中身は
前回以前に紹介している通りですが、基本的にはオフミの場と、それが終わった後のメンバー個々人の普段の運転を通じて
反復練習をさせること。更に課題は7つに分解してあって、簡単な方から順に積み上げてあり、各課題のクリア条件も明確なため、生徒wは条件クリアまではひたすら反復練習をするのみ(笑)。
さて以上の通りで、
グループのカリキュラムには実益があり、なかなか一般のドライビングスクールで同じような効果を生むのは難しいのですが、似たような成果を出せるスクールは実際には存在します。例えば、、、
鈴鹿サーキットレーシングスクール
但し、ここのコースは2輪、カート、4輪(フォーミュラ)なので、一般道を普通に走るドライバー向けでは無いのですが、ここのカートや4輪で学んだ人たちなら、我々が行っているメニューもちゃんとこなせる実力を、このスクールなら身に付けさせてくれます。
ただ、、、(^_^;)
コース詳細を見て貰えばわかりますが、基本的にはレーシングドライバーになりたい人たち向け、2日間以上の講習でみっちりやる上に、良いお値段もしますから、レースなどに興味のない一般ドライバーにはとてもお薦めできませんけどねA^_^;)。
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Posted at
2021/07/19 20:13:34