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タッチ_のブログ一覧

2019年02月12日 イイね!

ジュネーブモーターショーにて 新世代商品第二弾となる新型SUVを世界初公開

ジュネーブモーターショーにて 新世代商品第二弾となる新型SUVを世界初公開ちょっと時間が経ってしまいましたが、マツダが来月のジュネーブで新型Mazda3に続く新型SUVを発表するとのことです。

先月の下旬に今年デビューするであろう新型CXについてブログを書いていたのですが、まさかこんなに早くお披露目されるとは思っていませんでした(^_^;)。

そのブログで、この新型CXのプロフィールについては予想を書いていたのですが、ボクが唯一「どっちかなぁ?」と予想し切れていなかったのが全高でした。

SUVの全高には1550mmという境界線があって、これを下回れば機械式の立体駐車場に入ります。
SUVとしては低全高となるため、クーペSUVというか、そういった傾向のクルマになります。

逆に1550mmを超えてくると、王道のSUVというか、らしいSUVになるのですが、マツダがどっちの方向に振るのか興味がありました。因みに現行CX-3は1550mm、CX-5は1690mmです。

また、現在日本市場を牽引しているC-HRは1550mm、ヴェゼルが1605mm。
先日登場したレクサスUXが1550mmって感じです。

ティザー画像を見る限り、この新型SUVも全高が低そうなので、1550mmに収めてきそうですね(^_^;)。

そうするとクルマのイメージとしてはCX-5より中国専売となっているCX-4の方に近い感じでしょうか。

しかしながらCX-4は技術もデザインも第6世代なので、第7世代版のCX-4と捉えると解り易いクルマになっているのかもしれません。

先日のブログでも書いた通り、マツダの現行のCX系は車両キャラクターとナンバリングに一貫性というか整合性というか、結果的にちょっと上手くないハッキリ言えば行き当たりばったり(苦笑)感があったため、マツダはこのタイミングで整理しようとしているのではないか?と想像しています。

したがい順次モデルが置き換わっていく過程で、短期的に似通ったクルマがラインナップに並んじゃう可能性があるかもなー、と思っていたのですが、新型SUVがCX-4的なクルマであれば、取り敢えず現行CX-5とカニバってしまうリスクは少なそうです(^_^;)。

技術的にはMazda3とほぼ同じでしょうから、やはりデザインは楽しみです。

そして恐らく現行CX-3の反省点は全て盛り込まれていると思うので、これがマツダの思惑通りに3本目の柱に育つか?注目しています。
Posted at 2019/02/12 14:36:32 | コメント(0) | トラックバック(1) | マツダ | 日記
2019年02月11日 イイね!

CX-8 25T PROACTIV試乗記

CX-8 25T PROACTIV試乗記折角、5日間もガッツリ試乗させて貰えたので、某試乗記の内容が是か非か?みたいな話以外wにも、気になった点を記載しておこうと思います。

・乗り心地
もうイイよ(笑)、という声が聞こえて来そうですが、前回先日のブログで書ききれなかった追加の話題が二点。

5日間、恐らく800kmくらい走って乗り心地に某試乗記のような悪い点はほぼ無いことは確認できたのですが、試乗最終日に成田空港まで往復(往路は1乗、復路は6乗+荷物)の際に、ちょっと気になる点がありました。

先ずネガティブな方。
成田空港に向かう往路で、場所は幕張の料金所の手間の直線。車線は左から2つ目でした。時間にして20秒弱くらいだったと思うのですが、船が大波に揺られているようなゆっくりとした揺れがしばし続いて「あれ?」と思うことがありました。この揺れは、そのまま続いたら「酔う」な、という挙動。
実にピンポイントで、路面状況や通過速度などの諸条件がたまたま重なったから?かもしれませんが。

次にポジティブな方。
1~2乗で四日間、そこそこの距離を走った後だったので、大体CX-8の乗り心地というか、挙動はわかったつもりだったのですが、義妹以下、大人3人+子供3人+荷物満載で成田から東京に向かうと、クルマの挙動が明らかに変わりました。どう変わったかというと、乗り心地にしっとりとした落ち着きが加わった感じ。

これは多人数乗りSUVの乗り心地、と考えれば明らかに良好な変化でした。もちろん軽快感はスポイルされる方向ですが、まぁバネ上が200kg以上は重くなってますからね(^_^;)。

そして当たり前ですが、義妹たちを送り届けて1乗に戻ると、しっとりした挙動がまたキビキビした軽快感を伴うものに戻ります。面白かったのは、バネ上が軽くなったはずなのに、バネ下の動きが軽快になったように感じたこと。

CX-8の足回りは単純なパッシブ式のダンパーとスプリングですが、乗車定員が少ない場合には軽快に、乗員が増えると乗り心地が重厚に変化するようで、お父さんが一人で運転するときには楽しく、家族で乗るときには快適に、なんてマツダがどこまで意図してセッティングしているのか解りませんが、そういう変化がありました。


・SKYACTIV-G2.5T
個人的にはこのエンジンには大注目していましたが、非常に良いエンジンだと思いました。
先ず、普段使っている自然吸気のSKYACTIV-G2.5と全く変わらない感じで走らせられました。
ターボであり、CX-8はウチのアテンザより400kg近く重たいハズなので、ターボラグも全く感じることなく、アクセルワークで自在に躍度、加速度を操れるというのは大したものです。

ただ、、、(^_^;)

420Nmの大トルクだとか、230psある筈のパワーの恩恵は、正直全く感じませんでした(苦笑)。
勿論これはCX-8の重さを差し引かなければイケないワケですが、、、

最終日の東関道で試しに90km/h巡行からペタッとアクセルを床まで踏み付けてみましたが、キックダウンしてエンジン回転数が4,000rpmまでポンっと上がったのですが、そこから速度を上げていく様が、アクセルをジワリ踏み増して中間加速する際の印象とあまり違いません(^_^;)。

アテンザのG2.5の場合は結構、エキサイティングに吹けあがっていくのですが、そういう感慨はあまり感じさせませんでしたね。

このエンジンがアテンザに載るかも?という期待は少しあったのですが、正直「今のエンジンでもイイかなw」と思ってしまいました。


・ハンドリング
これがビックリ、というかハイライトでしょうね。

CX-8はアテンザより400kg近く重く、重心も車高も着座位置も高く、ホイールベースも10cm長いです。

しかし感覚的にはアテンザとさして変わらない感じに運転が出来ちゃいます。

最初はやはり着座位置が高くなったことによる心理的な影響から、自然と普段よりやや控え目のペースで走り始めるのですが、二日も経つと大分慣れますし、いつものコースをアテンザで走るのと、敢えて同じペースで走ってみたりもしました。すると、アイポイントの高さによる心理的な抵抗感だけで、別にロールが大きいワケでも、車重の重さやホイールベースの長さによる差もあまり感じずに、本当にアテンザと同じように走れてしまう感じでした。

これってやっぱり凄いことだと思うわけですよ(^_^;)。

でも本当に最近のマツダ車は不思議です。デミオもアクセラもCX-5も、乗ればそれぞれに微妙に個性の違いがあるのですが、走らせると皆「マツダ車」という乗り味は同じなんです。

CX-8に関して言えば、ステアリング・ギアレシオはアテンザよりもかなりスローで、ハンドルはより多く切らないといけません。いけませんが、それもあまり気にならない。気が付くと、必要なだけちゃんと切っている自分が居ます。運転が楽しいクルマですね。


・カーオーディオw
試乗車のオーディオシステムがBOSEだったかどうかは未確認だったのですが、Bluetoothを繋げて音楽を鳴らした瞬間、BOSEのアテンザより遥かに良い音がしてビックリしました。


・Android Auto / CarPaly
個人的には結構、気になっていました。特にナビ機能。
AAもCPも、スマホの地図がナビとして使えるモノの、それぞれがカーナビに最適化されているワケではないので、ナビの使い勝手という点では、マツコネナビとあんまり変わらない印象かなぁ、、、と思いました。

個人的に凄く気になっていた点は、GPSをロストした際のナビの振る舞い。これについてはルート案内をさせている限りはマップマッチングが効いて、トンネルに入ってGPSをLOSTしても、自車位置が止まってしまうことはありませんでした。これは良かった点。

但しこれも十分ではないようで、GPSをLOSTする直前に自車位置が狂っていると、追従できない場合もありました。しかしまぁ、トンネルに入ると必ずトンネル入り口で止まってしまうよりは良いです。

オーディオなどもコマンダーで普通に使えましたが、マツコネの機能(例えばi-DMとかw)に戻るには、2アクションくらいが必要で、マツコネのナビボタンと戻るボタンで、行ったり来たり、みたいな動きはやっぱり出来ませんでした。(^_^;)


以上、なかなか楽しく有意義な、CX-8との五日間でした(^-^)。
Posted at 2019/02/11 14:37:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年02月02日 イイね!

CX-8の乗り心地に見る第7世代マツダは大丈夫か?という話(2)

CX-8の乗り心地に見る第7世代マツダは大丈夫か?という話(2)この記事は、エンジンとデザインと・・・について書いています。

さて注目のCX-8の乗り心地です。

いや実は5日間も使わせて貰うとチョイ乗りではわからない色々な面が見えてきて、改めてCX-8って凄く良いクルマだと認識を新たにしたのですが、このブログでは問題のw乗り心地に絞ってレポートします。

最初にお断りしてしまうと、変なライターが指摘した「揺れ」について、彼は

「ここを読んで『え、そんなだったっけ? ウソー』と懐疑的な態度になっている人でも、もういっぺん乗り直してみれば『あーこれか!!』となるはずだ。なにしろ、ほぼ常にそういう状態なので。」

と書いているのですが、今回乗り直して「あーこれのことを言っているのかな?」と思い当たる挙動は確かにありました(笑)。

さて、今回の乗り心地評価に協力してくれたのは(笑)、我が妻、妹、そして弟の嫁さん母子たち。

何しろ多人数乗りのSUVですから、ドライバー1人のインプレじゃぁ説得力に欠けるでしょ?(^_^;)

当然、彼女らには事の趣旨を詳細になんか説明せず、単刀直入に感想を聞いてみました。

先ずは我が妹。彼女はクルマの運転はするけど現在所有はしておらず、姪の軽自動車、叔母のBMW MINI(ディーゼル)、レンタカーをたまに乗るくらい。火曜日の一日、町田、川崎、横浜の間の一般道、首都高、バイパスを走行して、二名乗車で助手席に座って貰いました。

ボク:「このクルマの乗り心地ってどう?」
妹:「乗り心地は良いよ。快適。ちょっと固めだけど、私はこのくらいが好きだなぁ。あんまり柔らかいと酔っちゃうし」

彼女は何気なーく鋭い指摘をしています。流石は我が妹(笑)。しかしこれ以上は「どう?」と聞くだけでは「良い」とか「悪くない」以外の感想を引き出すのは難しい(^_^;)。

ボク:「このクルマの乗り心地が『ユサユサッ』とか『ブルブルッ』という感じで忙しく揺さぶられるって言う人がいるんだけど。。。」
妹:「う~ん、そうかなー?私にはわかんないけど。。。」

ハイ、ありがとうございました(笑)。

次は順番をちょっと飛ばして義妹と子供3人と家政婦さん。金曜日に成田から都内の自宅まで東関道、首都高湾岸、中央環状から一般道。大人3人に子供3人+荷物がほぼフル積載状態。
大きなスーツケースがラゲッジに入らなかったため助手席に積んで、義妹は2列目の左側に乗って貰いました。因みに彼女のアシはBMWの2シリーズと昨年まではX5だったんだけど、今は家族が増えたのでメルセデスのVクラス。

ボク:「このクルマの乗り心地はどうですか?」
義妹:「乗り心地、良いですよ。とっても快適♪」

やはり乗り心地は好印象な上、それを証明するかのように子供たちと家政婦さんは出発から10分と経たずに爆睡状態に、、、(^_^;)

義妹:「このクルマはレンタカーですか?」
ボク:「車検の代車でディーラーから借りたの。ボクのクルマじゃないから遠慮なく文句を言っても良いよw。身体が揺すられたりしない?」
義妹:「全然揺れないですよ。乗り心地が良いのは義兄さんの運転だから、というのもありますねぇ」

流石は我が義妹(笑)。

走りながら高速道路の段差を超えるときにバックミラーで彼女の頭を観察すると、確かに車体が揺れても頭が全く動きません。揺れを感じていないというのは事実のようです。

その後暫くすると義妹も寝入ってしまい、無事に都内の自宅に到着。
快適なドライブだったようです(笑)。

最後はi-DMより10倍評価が厳しいウチのカミさん。火曜日、水曜日、木曜日と3日間、アテンザで散々走ったいつものコース。二名乗車の助手席です。

ボク:「このクルマの乗り心地はどう?」
カミさん:「うん。。。普通」
ボク:「なんか気になるところ、ある?身体が揺すられるとか」
カミさん:「。。。全然」
ボク:「酔いそうな感じとか、、、」
カミさん:「はぁ?意味わかんない」

まぁペーパードライバーでクルマ音痴な彼女から期待できる感想はこんな感じなのですが、ボクがあまりにも根掘り葉掘りしつこく聞くものだから、しまいには「何なの?一体」とキレられてしまい、ことの経緯を説明させられました(^_^;)。すると

カミさん:「アンタみたいなヲタクと違って、皆がクルマに詳しいワケじゃないんだから、酷いこと書いたりするんじゃないわよ。大人の対応をしなさい!」

と釘を刺されてしまいました(爆)。

以上の通りで、少なくともCX-8の乗り心地に関しては、ライターが書いたような「何も知らずにパッと乗って『これ、酔う』と言われる」ような乗り心地ではないと言えるでしょう。



さて、パッセンジャーの乗り心地に関する評価が聞けたところで、ライターが指摘し、ボクも確認した車体の揺れですが、その正体はフィードバックです。d(^_^)

一般道でも高速道路でも、鏡のように凹凸のない滑らかな路面というのは無いワケで、小さなアンジュレーション、路面の継ぎ目、ペイントの段差など、路面状況は様々です。そして最近のマツダ車は、こういった路面状況をちゃんとドライバーにフィードバックするように仕立てられています。

小さな段差なら小さなショック、大きな段差なら大きなショック、段差の有る無しに留まらず、その大小までもが解るようなフィードバックです。

つまり車体が揺れるのは道路がそのような状態だからであって、道路の状態が平滑になれば、当たり前ですが車体の揺れは無くなります。

まぁそれだけっちゃぁそれだけなのですが、文章でこれだけを読んで、路面状況を馬鹿正直に全部乗員に伝えたら不快だろうし、サスペンションの役割って何なのよ?とか突っ込まれそうですね(苦笑)。

だから同乗者の印象を先ず最初に紹介したのですが、路面からのフィードバックを潤沢にドライバーに伝えながら、同乗者には不快感を与えないような味付けにはちゃんと仕立てあります。

我が妹がくしくも「固めの乗り心地」と評したのがコレで、特段クルマに詳しくない彼女は、路面状況を逐次伝えてくる足を「固め」と理解したのでしょう。これは実は、みんカラのCX-8オーナーのレビュー記事を見ると、同様の感想を複数のオーナーが書いているのを見つけることができます。

足が固いのではなくて、路面状況のフィードバックなのです。d(^_^)

CX-8のオーナーで「乗り心地は固め」と評している方は、このブログを読んで「路面状況を包み隠さずドライバーに伝えているだけで、別に足が固いワケではない」という意識でハンドルを握ったら、きっと「ふむ、なるほど!」と思う人は何人も居るでしょう。


ボクはホンダのTYPE Rを15年以上も愛車にしていた関係もあって、この路面からのフィードバックがあり、それ故に乗り心地が犠牲になっているクルマに慣れていました。しかし普通の人wは路面状況を逐一伝えてくるのは、乗り心地が悪いと感じるモノです。義妹もTYPE Rの後席に座ったときには「乗り心地が悪い」と言っていましたから(苦笑)。

そんなボクが最新のマツダ車に乗って関心したのは、サーキット仕様と言えるホンダのTYPE Rと遜色ないフィードバックをドライバーに与えつつ、乗り心地にもちゃんと配慮がされていたこと。シロート考えでは、乗り心地に配慮して足を緩くすれば、それに伴ってフィードバックも希薄になると思うワケ。

ただマツダが目指す乗り味と、この乗り心地はどうやら相反する関係にあるようで、アテンザも初期のモデルは乗り心地が辛かったと多くの声があったようです。その後の改良モデルでこの乗り心地の辛かった部分が見直され、今のボクの愛車がそうですが、特に高速道路の継ぎ目を通過するときのハーシュネスは旧型比で劇的に改善しました。他方でハンドリング等の運動性能的にはスポイルされている点はあまり感じません。

そして今回のCX-8ではその辺りが更に進化していて、フィードバックはアテンザと変わらず、乗り心地にはもう一段の進歩が確認できました。これはマツダの第7世代で投入する「人間の潜在能力を活かす」というモノですが、第6世代のハードウェアに第7世代の考え方(チューニング)を反映して6.5世代と言っているらしい、その効果はちょっとビックリものでしたょ(^_^;)。

さてそろそろまとめましょう。

前回のブログでも紹介した通り、人馬一体とはドライバーの操作とクルマからのフィードバックによる対話の成立が肝なので、クルマからのフィードバックに伴う「車体の揺れ」は確かにあります。

しかしここで重要な点は「車体が揺れること」が乗り心地にどう影響しているか?であって、極論すれば車体が常に激しく揺れていたとしても、乗員がそれに全く気付かず不快感が無ければ、別に揺れること自体が悪ではないでしょう?という話。

そんなことは普通はあり得ないと思うでしょうけど(笑)。

この「車体の揺れ」にだけ着目して、それが「悪い」と決めつければ、例の変なライターが指摘した「だからマツダ車はダメなんだ」という結論に無理やり持って行くことも出来る(苦笑)でしょう。

路面からのフィードバックを完全に遮断してしまって、路面が荒れていようが滑らかだろうが快適な乗り心地のクルマ、ボクは乗ったことはありませんが、シトロエンなんかはそういう乗り心地なのかもしれませんが、そんなクルマが好きな人は、今のマツダ車の乗り心地には、もしかしたら違和感があるかもしれません。

更にドイツ車のように、路面からのフィードバックは適度に残しつつあるレベルで遮断して、路面状況やドライバーの技量に左右されずにガシッと安定して誰でもどこでもそつなく走れちゃうクルマが「良いクルマ」と信じている人には、今のマツダ車の「ドライバーが失敗するとクルマから失敗したと判るフィードバックが返る」ことに違和感を覚える人も居るでしょう。

件のライターはどうも欧州車信奉者wのように見受けられ、欧州車基準でクルマの判断をしているようですが、先のブログで紹介した通り、マツダは後追いは止めたと宣言しているワケで、彼らの得意分野の基準で比べて気になる点が色々出ることはあったとしても、そもそもマツダ自身が今、そういう点を無くそうとか、そういうアプローチをしてないワケだから。(^_^;)

とは言えクルマ造りのアプローチがどう違おうと、商品が市場に出てしまえば使われ方は欧州車だろうが国産車だろうが同じです。比べてどうか?という話は常に付いて回ります。

そして試乗記ってやつは所詮は書いている人の主観なので、他人がとやかく言える代物ではありません。むしろ多くの人の共感が得られるか?参考になるか?という点が重要です。
ボクのようなシロートが勝手に書いているブログと違って、少なくとも自動車メディアに載るんだからw

例の試乗記に共感を覚えた人も居たようですが、ボクが知りうる限りではその人たちは全員欧州車オーナー、というのは恐らく偶然ではないでしょう(苦笑)。

ただ、国産車オーナー、更には最新のマツダ車を良く知るwマツダ車オーナーのボクから見れば、書かれている内容は全てデタラメ、と言い切ってしまえるほど酷い内容で、恐らくCX-8のオーナーの中には憤慨する人も少なくないと思います。

ということで、CX-8の乗り心地に関する汚名は十分にそそいだと思いますので、変なライターの記事の問題点については次回、明らかにしようと思います。
Posted at 2019/02/03 11:06:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年02月01日 イイね!

CX-8の乗り心地に見る第7世代マツダは大丈夫か?という話(1)

CX-8の乗り心地に見る第7世代マツダは大丈夫か?という話(1)ブログ・タイトルをどーしようか。すごーく悩みました(苦笑)。

この記事は、エンジンとデザインと・・・について書くんですが、、、(^_^;)

お友達のFLAT6さんの前半のご主張は概ね同意なのですが、彼が本題と断った後半に引っ掛かりました(笑)。特に彼が読んで不安wになったというCX-8の試乗記には、これは黙ってはおれん!と(笑)。

クルマの乗り心地ってヤツはFLAT6さんが仰る通り、大変に奥が深い世界です。そしてマツダがオーナーズカーブランドとして一定のプレゼンスを得ようとすれば、その領域に於いて特徴とか個性とか、何らかの強みを持ち、それが一定数の支持を得られなければならず、マツダ自身も当然そのことには気付いているワケですが、、、

ボクが引っ掛かった試乗記のタイトルが「乗り心地にも哲学を」と来たもんだ(爆)。

その記事に書かれていることは本当なのか?その疑問に対して実に好都合なことに、アテンザの車検の代車にCX-8の25Tを1/28~2/1まで5日間借りられたため、ガッツリ乗り回して確認してきました(笑)。

まぁそのwebCGの試乗記が如何に稚拙かは追って解説するとして(^_^;)


実際にCX-8の乗り心地がどうだったか?を語る前に、マツダが目指しているモノについて紹介しておく必要がありそうです(^_^;)。

なぜならソレ=人馬一体なんですけど、その意味するところはマツダの説明が下手クソなので、サッパリ市場に浸透していないのでA^_^;)

先ずは人馬一体そのものよりも、なぜマツダはそこに活路を見出そうとしているのか?とか、ドイツを中心とした欧州車を向こうに回して、なぜマツダは勝算有りと考えているのか?とか、その辺りを最初に紹介しておきます。

最初はこの記事

【ロードスター開発者への10の質問】Q3.人馬一体はどう進化したのか? 2015年6月22日(response.jp)

これはNDロードスターのデビュー直後の記事の一つですが、マツダの人馬一体の乗り味を統括している虫谷氏が、正に人馬一体について語っています。仔細は読んでいただくとして、平たく言えば人馬一体の乗り味とは初代ロードスター(NA型)の乗り味であり、最新型(ND型)は改めてそれを目指した(原点に回帰した)と言っています。

ここで虫谷氏は非常に面白い事を述べています。

虫谷:「人間の感覚の中で、ロードスターってすごく安定しているかって言うとそうでもないし、実はものすごくゲインが高いかっていうと、ロードスターよりもゲインが高いクルマは実際あります。初代の1.6リットルエンジンが120psでしたが、アメリカからはパワーを倍にしたら2倍クルマが売れる、と要求が来るわけです。

要するに、クルマの安定性であったり、コーナリング性能(最大旋回G)、動力性能(何馬力だとか0-100km/h加速が何秒)とかいった指標に照らすと、NAロードスターは必ずしも優れたクルマでも、速いクルマでも無かったと言うのです。

しかしこのクルマは多くのドライバーに愛され、未だに手元に置いて手放せないという熱狂的なファンも多いと言います。つまりドイツ車などを中心とした速さを評価基準とする世界とは違う、異なる価値がNAロードスターにあったことになります。

じゃぁその速さ(動力性能や運動性能)とは異なる人馬一体という価値観に勝算はあるのか?

虫谷「失礼な言い方かもしれませんが、他社からも色々なクルマが出てきましたが、結局ロードスターだけが生き残っている。

なるほど(笑)。

確かにNAロードスターに触発されて、メルセデスはSLK、BMWはZ3、その他多くのメーカーが比較的小型のライトウェイトスポーツを発売しましたが、みんなどこに行っちゃったんでしょう?(苦笑)

で、今のマツダはそっちの方向で行こうと決めて、人馬一体のDNAを突き止めてそれをロードスターのみならず全ラインナップに埋め込もうとしています。

それについて藤原副社長(当時は常務)がこんなことを言っています。

マツダ藤原常務に快進撃のワケを聞く【後編】 欧州メーカーはハプスブルグ家タイプ!? 2015年05月20日(日経トレンディネット)

藤原「ドイツに勝とうとして、彼らをそのままベンチマークにしても、絶対に勝てないですよ。彼らはあのやり方、あの論理でずっとコツコツやってきているわけです。

私がドイツに赴任していた2002~2005年の間には、このまま技術だけ追いかけても、結局は後追いで終わる。ドイツ流はドイツ人の気質に合ってるんですよ。だから、できあがったクルマだけを追いかけても越えられないけれど、もっと人間自体を、つまり”クルマに乗る人間”を研究し、日本人としての理想を追求していけば、どこかで…彼らが遅れたところで、彼らを抜けるかもしれないと思いついた。

藤原氏はこの後、SKYACTIV技術を含むマツダの中期計画をまとめるにあたり、現場には常に「(競合)他車を目標にするな!」「数字を追うな!理想を追え!」と言い続けて現在に至るワケですね。d(^_^)

そのマツダにとって、NAロードスターの成功体験は実に好都合というか貴重というか、ドイツの後追いでなく当時の担当者が理想を追い、それが結果的に後追いしてきた彼らドイツ勢に負けなかった。特段速くもなく、凄く安定しているワケでもなく、彼らの評価軸に照らせば「大したことのないクルマ」のハズなのに、オーナーを魅了して未だに「手放せない」と言わしめる魅力とは一体何なのか?

ここで肝心の人馬一体について虫谷氏の解説を紹介。

【マツダのクルマ造り】人間の平衡感覚を突き詰め、“人馬一体”を極める 2014年11月5日:response.jp

読んだ人はきっと、わかったよーなわからんよーな、だと思うのですが、今後のブログの展開上、覚えておいて欲しいポイントはコレ。

虫谷「我々が最も恐れているのは、“怖さを感じない”クルマであること。例えばどれほどスピードが上がっても音や振動を感じない車は、ドライバーに危険であるという情報を与えてくれず、とても危ないと考えている。自分が車をどのように使っているか認識できる情報を“フィードバック”として造り込めれば、車が安全をもたらすのではなく、ドライバーこそが最大の安全装置になり、人馬一体感を味わうことができる。

そうクルマからドライバーへのフィードバックが肝で、マツダではそれを明確に作り込んでいるというワケです。

以上の通りでマツダなりの哲学はちゃんとあり、そこに至った経緯も、そこに掛ける勝算も明確なのですが、この方向性が定まって商品として市場に出始めたのがCWプレマシーから、ですから歴史としてはまだ浅い。故に熟成が足りていないということはあるでしょう。

なぜならば、、、こんな記事もあります(^_^;)。

割込御免、マツダの虫谷氏が再び語り出す!2018年6月26日(日経ビジネス)

虫谷氏の語りを読んで、もし貴方が「わかったよーな、わからんよーな」と思ったとしても、別になんも恥じることはありません。なぜならば、、、

どうやらつい最近まで、マツダの社内でも虫谷氏が言っていることが良く解らない技術者が大勢居て、そこに千葉氏という通訳が現れて、ようやく他のマツダ社員も虫谷氏が何を言いたかったのかを理解できるようになったそうなので(^_^;)。

その成果はどうやら第7世代商品のトップを飾る新型Mazda3で市場に問われることになりますが、そのちょっと手前に市場に出たCX-8には、このマツダの最新の考え方がどのくらい反映されていて、実際問題としてどうなのか?

お楽しみのCX-8の乗り心地については次回ねd(^_^)。
Posted at 2019/02/02 10:57:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年01月24日 イイね!

マツダの2019年の動向を考える(3)EV

マツダの2019年の動向を考える(3)EV※割り込みがあったのでスッカリ、間が空いてしまいましたA^_^;)

今回のマツダの中期経営計画期間は内燃機関だけではありません(笑)。

昨年の10月くらいに発表になったマツダのEV計画で、ロータリーのレンジエクステンダーと、様々なサイズのジェネレータ、バッテリーを組み合わせた、マルチxEVというソリューションが紹介されました。
今まで内燃機関に集中すると云うマツダに対してダメと決めつけてきた連中は、この発表をどう受け止めたのか個人的にはとっても興味があります。

ボクが別にマツダファンという点を横に置いても、一連の技術開発って極めて地に足が着いた実現性が高く効果的な取り組みで、マツダはもっと評価されてもイイと思うのですが、、、(苦笑)

さて最新の計画ではマツダのEV、つまりこのマルチxEVユニットが搭載された市販車は2020年から市場に投入されることになっています。

まぁ現実的に予想すると北米にバッテリーEVとレンジエクステンダーEVを投入して罰金を回避(笑)、なのですが、疑問点がいくつかあります。

疑問①このマツダのxEV車って、既存車種にこのユニットを載せたモノ?それとも全くの新規車種?

疑問②このxEV車の投入市場は北米だけ?日本国内に投入する可能性は?

ボクとしては珍しく、あまり根拠無くテキトーな予想wで云うと、このユニットを次期デミオクラスのクルマに載せて北米と欧州、もしかしたら日本にも展開するかも?と、この場では言っておきましょう(笑)。

説得力のある根拠はホントに無いのですが、最初から数が出ないと解っているEVに対して、専用の車体を起こすのはやっぱり厳しいんじゃないかなー、というのがひとつ。かといって次期デミオをxEV対応というある種の非効率な構造にするのも考え難いのですが、、、

発表を見るとロータリーユニットはモーターと一体化されてボンネットに収められる構造になっているので、とするとエンジン車のボディを使い回せるメリットはありそう。後は燃料タンクの搭載位置にバッテリーを積んで、レンジエクステンダー用の燃料タンクとスペース的に折り合いを付けて、という形で先ずは出すんじゃないかなー、と(^_^;)

というワケで、ボクのあまり根拠のない予想wでは、マツダが2020年に発売するxEVは次期デミオベースと予想。d(^_^)

そしてコレが日本市場に投入されるか?ですが、、、(^_^;)

恐らく半年前、或いは現時点もそうかもしれませんが、xEV版のデミオの日本市場投入はまだ何も決まっていないと思います(苦笑)。

しかしながら、市場環境は急速に変化していて、昨年度のノート e-POWERの成功もあります。これはモーター駆動のコンパクトカー需要が日本市場では見込めることを示していますから、次期デミオのxEV、恐らくパラレルハイブリッド、レンジエクステンダーEV、は一定の需要が見込める可能性があります。発電エンジンとは言え、マツダの魂と言えるロータリーエンジンの復活と併せて、話題性は十分です。

もしこれが出てノートe-POWERと販売台数TOPを争うような事態になったら、、、

内燃機関に注力を謳うマツダに対して、電動化開発の遅れを理由にバッシングして来た連中を見返してやるには、これ以上には無いネタになります(^m^)。

ということで妄想満載ですが、マツダのマルチxEVソリューションも楽しみです♪
Posted at 2019/03/03 23:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | 日記

プロフィール

「無事帰宅しました。
トロフィー争奪戦参加の皆様、お疲れ様でした😋」
何シテル?   12/08 20:22
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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ホンダ NSX 玩具車[おもちゃ] (ホンダ NSX)
別名「愛人」。つまり家族車は「正妻」(笑)。 極めて従順。しばらく放っておいてもスネたり ...
ホンダ CBR1000RR(SC57)後期 なんちゃってサイクロン号 (ホンダ CBR1000RR(SC57)後期)
2007年式の300台限定、国内仕様。 アラカンとなって、人生やり残したモノが何か無い ...
マツダ アテンザセダン マツダ アテンザセダン
フルSKYACTIVの何かに買い替えるまで、とBLアクセラに15ヶ月。 XDのAWDが出 ...
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