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タッチ_のブログ一覧

2017年04月19日 イイね!

レクサスLCが好発進!

レクサスLCが好発進!遂に市場に投入されたレクサスのLCが好調のようです。

【レクサス LC】発売1か月で1800台を受注…月販目標の36倍(response.jp)

受注の内訳はハイブリッドモデルのLC500hが約800台(44%)、5リットルV8モデルのLC500が約1000台(56%)だそうですが、恐らく1年くらいするとハイブリッドが逆転してガソリン車の比率は下がるでしょうね(^_^;)。

月間販売目標が50台だから目標の36倍なんてとんでもない数字になりますが、この手のクーペを継続して売り続けるのは凄く大変なので、立ち上がりでこのくらいの初期受注が無いと逆に厳しいとも言えます。

しかしガソリン車もハイブリッドも1,400万円超の高級クーペが、実に景気の良い話ですね(^_^;)。

このレクサスLCについて個人的に気になっていた点は車重でした。
どちらのモデルも1,900kgを超えているんですね。

LC500:1,935kg
LC500h:1,985kg


もうちょっと軽く作れるんじゃないかなー?と個人的には思っていたものの、レクサスのエンジニアは少々の軽量化よりも初物のLCでは車体剛性といった性能面の方を優先したのかな?と勝手な予想をしていました。勿論、無駄に重く作ってなどいないことは言うまでもありませんが、、、(^_^;)

ところがLCのライバルと目される各車のスペックを引っ繰り返してみると、、、

メルセデス・ベンツSL550:1,860kg
BMW 650iクーペ:1,910kg
メルセデス・ベンツS500 4MATICクーペ:2,070kg


※いずれもwebCGの試乗レポートから抜粋

なんだ、別に特段重たいワケじゃないのね?ということに最近気付いて、スッキリしちゃいました(笑)。

LCは凄くカッコイイ流麗なスタイリングのクーペなので、ウッカリするとスポーツカーと比較したくなる人も居るでしょう、トーシローはってボクもシロートですがww
それで例えばポルシェの911カレラ辺りを引っ張り出して比較すれば、それもうとんでもなく重たいクルマに見えちゃうんで「×」が付きかねませんよね(^_^;)。

しかし現実に想定されるライバルはBMWの6クーペだったりメルセデスのSクラスクーペ辺りなわけだから、スポーツカーなんかと比較する輩の方が、見識を疑われるってハナシですd(^_^)。

ボクはこのLC、結構イイところを突いていると評価していて、正直なところホンダの新型NSXよりも欲しいくらいです(爆)。まぁ買うお金は無いですが、、、(^_^;)

因みにコレには恐らくパフォーマンスモデルの「LC F」が登場するのは間違い無いと思っているのですが、個人的に非常に気になるのはパワーユニットをどうするのか?

トヨタのWEC/ルマン挑戦を背景に利用するならハイブリッドが妥当で、V6ターボ+ハイブリッドを載せればWECマシンのTS050 Hybridのイメージを引き継げますが、、、どうなんでしょうねぇ(^_^;)。

この手のクーペモデルはラインナップの「華」であり、更にそのパフォーマンスモデルとなれば、ブランドイメージ向上に大いに貢献して貰わないとイケません。技術的な話も性能面も勿論重要ですが、マーケティング面に於いてもとても重要なので、LC Fがどんなパワートレインを積んで登場するか、今から楽しみでもあります。
Posted at 2017/04/19 19:04:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記
2017年01月27日 イイね!

ちょっぴり驚いた意外な話

ちょっぴり驚いた意外な話今日、ネットでこんな記事を見付けました。

【レクサス IS & RC】スポーツとはセミアスリートの意…失敗を教えてくれる(response.jp)

昨年の暮れに、レクサスも含めてトヨタに対するボクの偏見をそろそろ改めないとイカんかも?なーんてブログを書いたのですが、こう度々取り上げることになるとすると、そろそろブログカテゴリに「トヨタ&レクサス」なんてのを追加した方が良いかも?(爆苦笑)

記事は読んでいただければイイんですが、ボクが引っかかったwのはインタビューに答えている開発主査の小林氏が語ったこの部分。

「ドライビングで失敗した時は“失敗した”とドライバーにわからせる。上手くいったときわからせるようにしたい。そこを心がけた」

更にゴルフクラブを例に説明をされていますが、あまりコピペが多いと著作権の問題が生じるので割愛w

要するに彼らの考える"スポーツ"にとって"良い道具"の定義って「失敗したらそれをちゃんとフィードバックしてくれる」ことだと云うんですねd(^_^)。

全く逆に、上手く運転しても下手でもクルマの方で補って誰でも上手に走れてしまうクルマではスポーツには適さないとバッサリw。

なんでココに引っ掛かったかといえば、それは最近のマツダ車の考え方に極めて近いからd(^_^;)。

【マツダのクルマ造り】人間の平衡感覚を突き詰め、“人馬一体”を極める(repsonse.jp)

マツダの人馬一体の総元締めwである虫谷氏がこの記事で語っている通りで、最新マツダ車の人馬一体の肝はドライバーへのフィードバックです。足が比較的柔らかく、姿勢変化が大きいのもコレを意図したのは明らかで、この記事の中でも

「自分が車をどのように使っているか認識できる情報を“フィードバック”として造り込めれば、車が安全をもたらすのではなく、ドライバーこそが最大の安全装置になり、人馬一体感を味わうことができる」

とハッキリ明言しています。

これも全く逆説ですが、ドライバーが何をやっても(どう運転しても)、平然と走ってしまうクルマでは、それはドライバーへのフィードバックが無いと同じことなので、人馬一体感は得られない。つまりマツダが目指すクルマ造りとは違うという話です。

まぁボクのブログでマツダの人馬一体は今更な話題ですが、トヨタというかレクサスがこれに近しい考え方でスポーツモデルを仕上げてきたというのがトピックで、正直ボクはむむむむっ!?と思ってしまいました(^_^;)。

もしかして、ボクの人生に於いてレクサスやトヨタを買う未来が来ちゃうのかしら???(苦笑)
Posted at 2017/01/27 15:01:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記
2016年12月22日 イイね!

LEXUS DRIVING EXPERIENCE TOUR 2016

LEXUS DRIVING EXPERIENCE TOUR 2016ボクには珍しくトヨタ関連の話題が続きますが(^^;、今日はレクサス(LEXUS)の話。

少し前の記事ですが、コレを読んでなかなか興味深い事が色々と分かりました。

“先駆け”を感じた…LEXUSの走り、世界観を味わいつくす試乗イベントがフィナーレ(response.jp)

ちなみにレクサス自身のイベントレポートもサイトに上がっていますね。

一部の専門家(自動車評論屋w)は日本発のこのブランドは欧州のプレミアムブランドと比べて「まだまだ」とか「追いついていない」と手厳しいようですが、実はボクもメルセデスやBMWなどのブランドに並ぶにはもう少し時間が掛ると思っています。過去にこのブログの最後の節で言及した通り。

ただボクが"もう少し"と思っている理由は、恐らく専門の諸先生方が指摘している理由とは全然違うモノです。

で、今回紹介するレクサス主催のイベントが、そのギャップを確実に埋めていく施策である事が確認できたので、まぁこうしてブログにちょっと書いておこうかな?と思った次第。

諸先生方はレクサス車のH/W(ハードウェア)の出来に対して微に入り細に入り「ここがダメ」とイチャモンを付けます。その諸先生方の主張を鵜呑みにしている通ぶった自称・クルマ好きwも、したり顔でレクサスはまだまだと主張します。
諸先生方が裏金を貰ってネガティブキャンペーンに加担しているかどうかは知りませんが、、、ww

ホントか?という話はボク的に実はどーでも良くて、、、(笑)

言いたい輩、そう思いたい輩には勝手に言わせておけばイイくらいにしかボクは思っていなくて、その理由は別に自分で乗るまでもなく、レクサスの各車の、少なくともH/W(ハードウェア)としての出来がメルセデスやBMWの同セグメント競合車に対して、そう大きく変わらない(大きく上回ることも無く、しかし下回ることもない)レベルに、もう何年も前から到達していると考えているからです。

そうでなければ、米国市場での成功はナイでしょう(^-^)b。

じゃぁボクの考える「もう一歩の理由」が何か?といえば、それはブランドイメージ

よりはっきり言えば、日本の消費者の頭の中にあるレクサスに対するイメージが、メルセデスやBMWに並ぶ、或いは部分部分によっては追い越すには、やはりもう少し時間が掛るだろう、という話。

なにしろ人の心の問題なので、一朝一夕にはいきません(^_^;)。

主題のイベントレポートを読むと、参加者に輸入車オーナーが多く、しかも試乗した各車が彼らに十分な感銘を与えたことがわかります。

勿論参加者は皆素人なのでw、その評価が客観的に(第三者にとって)どこまで信憑性があるのか?と思うかもしれませんが、彼らも、そしてこのブログを読んでいる貴方も、そしてボクも同じ素人です(笑)。

素人は誰も判らない、玄人にしか判別が付かない優劣って、果たして意味のある優劣なんでしょうか?(苦笑)

という話はまぁ横に置いたとしても(^_^;)

世間の風評wがどうであれ、少なくとも参加者の、特に輸入車オーナーの方々はご自身の価値観に照らして愛車とレクサスの各車との違いはご認識されたことでしょう。記事にあった或るオーナーの

「欧州車みたいにゴツゴツとした乗り心地ではなくて、とても滑らかで静かに走ることに驚きました。妻も、助手席で『すごい高級ね』と喜んでいましたよ」

という話は、まぁ記者がレクサスに都合の良い声を選んで掲載したという背景があるにせよ、恐らくご本人の正直な感想でしょうから、少なくとも彼の心の中のレクサスに対するイメージには変化があったことでしょう。

こういった地道な活動からレクサスに対して好印象を持った人が増えていけば、その水準がある一線を越えた瞬間にブランドイメージが一気に好転するとボクは思っていて、今はその準備段階というか、期は少しずつ、しかし確実に熟してきているんだろうなぁ、と思った次第。

因みにプロドライバーの同乗走行経験がメニューに組み込まれているのはイイですね。我々素人wの大半はスポーツ走行(限界走行)の世界を知らないので、記事で参加者が

「一様に上気した顔で「楽しい」「速い」「スゴイ」を連呼していた。」

という反応は当然起こります。まぁある種のショック療法というかサプライズなワケですが、そんなドライビングが可能なレクサスのスポーツモデルに対する見方も、こういった経験をするとガラッと変わります。

実は同じような走りはメルセデスのAMGも、BMWのMも出来るのでレクサスのFの専売特許でもなんでもないのですが(苦笑)、この場合、こういった体験を初めてしたのがレクサスだったというのが重要というか、ライバルに対するアドバンテージになります(^-^)b。

勿論オーナーで同様の走りが出来る人は居ないし、そんな機会も多くはないワケですが、「そんな走りが出来る凄いクルマのオーナー」というステータスも、この手のブランド商品には重要なのでね(^_^;)。
Posted at 2016/12/22 13:07:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記
2016年12月21日 イイね!

「もしかして、トヨタはプリウスがあまり売れて欲しくないのかも?」という話

「もしかして、トヨタはプリウスがあまり売れて欲しくないのかも?」という話今年の8月に新型(というか現行)プリウス販売が失速気味という風評wに基づいてブログを書いたのですが、歴代というか先代に比べて販売台数の失速傾向は、どーも明らかなようです(^_^;)。

特に日産がノートに「e-POWER」と名付けたシリーズ・ハイブリッドを投入して、月間販売台数でサニー以来、実に30年ぶりにTOPを取った件と合わせて、メディアが改めてプリウスの不人気(?)ぶりを取り上げているようです。

まぁプリウスが不人気とはいっても昨年の12月発売以来、ずーっと1位だったのが2位に下がったという話なので(苦笑)、20位前後を行ったり来たりしているマツダのアクセラやスバルのインプレッサなどと比べれば、なんとも次元が異なる世界ですが、、、え?比べんなよ?ハイ、スンマセン(^^;)。

日産のノートe-POWERが1位になったのにはどーもカラクリがあるとの見方もあるようですが、まぁそれはそれとして、販売失速が事実だとして、問題はその原因です。プリウス失速を取り上げたメディアの記事でも提起されていますが、読者のコメントのなんとまぁ素直な事(苦笑)。

ボクも以前のブログで指摘しましたが、ソレはどーもボク個人の勝手なイチャモンwではなく市場(大多数)の声のようですね(^_^;)。

で、今日の本題はここからですw。

トヨタのプリウス開発チームがベストセラーの人気車種になんでこんな尖がった(平たく言えば変なw)デザインを与えたのか?

結果的に多くの消費者から不評であることから、このデザインが「失敗」であると指摘するのは誰だって出来ますし、その原因を「新しさや未来感を演出することに拘ってやり過ぎた」などと断じるのは簡単なんですが、もし新型プリウスの開発チームが、こういった市場評価が出るであろうデザインを敢えて狙って与えたとしたら?

と言ったら、え?なにナニ??って思うでしょ?(笑)

勿論こればボクの下種の勘繰りなので、例によっていくら説得力があっても当たっているとは限りませんが(爆)。

先ず販売台数の失速・低落傾向ですが、プリウスという単一車種の実績を先代と比較して見ると、確かに問題視すべき状況です。プリウス開発チームとしては心穏やかではないでしょう(^_^;)。

しかしトヨタという会社としての見方を想像すると、先代プリウスの発売当時に比べて状況の変化があります。コンパクトカーにアクアがあり、小型のミニバンとしてシエンタもあります。また既にコンパクトSUVのC-HRが発売済みで、Cセグメント以下のハイブリッドという切り口で見ると、先代プリウスが「トップブランドのハイブリッドカーである」という売り一本、単一車種で勝負していた状況とは全く違います。つまり先代がデビューした2009年当時はプリウスに集中していたであろう需要が、今は消費者のニーズに合わせてアクア、シエンタ、そしてC-HRに当然分散する可能性がありますし、逆にプリウスでは拾えなかった需要も取り込めているでしょうから、判り易く乱暴な言い方をすれば

先代比でプリウスの販売台数が多少落ちるのは十分に想定の範囲内

かもしれませんd(^_^;)。つまり、メディアが「トヨタ社内でも問題になっている」なんて報じている話は実はw、或いはトヨタ広報の絶妙なメディア操作wwかもしれません。

しかしトヨタが新型プリウスの売上実績をどう分析しているか?はソレとして、開発チームが敢えて変な・・・p(-o-;)オホン、一般受けし難い尖がったデザインを与える理由の説明にはなりません。アクア、シエンタ、C-HRが好調に売れるのは勿論喜ばしい上に、新型プリウスにも多くの消費者が好感を持つようなカッコイイデザインを与えて、先代と同等か、それ以上の人気になった方が良いに決まっている・・・と思いますよね。

と・こ・ろ・が、、、d(・・)

アクアなどの他ラインナップが揃ったことを前提に、プリウスというブランドの力で或る程度は数が出るだろうという読みも前提として、広く多くの人に支持されるのではなく、ハイブリッドのプリウスが欲しいという人にだけターゲットが絞られるような尖がったデザインを敢えて与えたとしたら、彼らがそうした意図はどこにあるのか?

コレですp(^_^;)
新型プリウスPHV

先代のモデルライフの途中で追加になったPHVですが、トヨタの思惑通りには売れなかったそうです。その最大の理由にあげられている消費者の声に「普通のプリウスと見た目が変わらない」という不満があって、その反省から新型は基本フォルム(骨格)こそ同じながら、顔とお尻をはじめとしたデザインが全く違います。

そしてカッコ悪い新型(現行)プリウスと比較すると、ボクの目から見ても新型のプリウスPHVは圧倒的にカッコ良く見えます(苦笑)。飽くまでプリウス同士の比較で、ですょ(^^;)
あの縦長で妙ちきりんなテールランプもPHVにはありませんしw

新型プリウスはトヨタのハイブリッドモデルの代表車種ですが、新型が旧型比で性能向上を図るのは当然としても、四代目としての新たな役割(使命)として市場を次のステージに引っ張り上げるというものがあったらどうなのか?次のステージとはこの場合、PHEVの普及です。

しかし欧州メーカーが最近ラインナップを充実させているPHEVの各モデルも、燃費性能はあくまで非ハイブリッドのガソリン車よりは良好というレベルで、ハイブリッドとの比較で圧倒的に良いというレベルにはありません。プラグインで外部から給電できることから、利用者が短距離主体という使い方をしてくれれば全くガソリンを使わない、なーんてことになるので優位性がハッキリしますが、バッテリー容量の範囲を超えた利用では、既存のハイブリッドに対して燃費性能で優位性が見え難いという問題があります。

しかも新型プリウスが旧型より燃費性能を向上させればさせるほど、PHVモデルとの燃費性能の違いが判り難くなりますから、価格が高いことも重なると消費者には選んで貰い難くなります。
「別にここまで燃費が良いなら、PHVじゃなくてもイイや」ってね(^_^;)。

でもそれではトヨタは困るワケです(苦笑)。

既に述べた通りでPHEVは使用方法次第でガソリン消費量が全然違うので、次世代環境技術の本命か?といえばボクは甚だ疑問には思ってはいますが、欧州などは環境規制という飴をメーカーの鼻先にぶら下げていますしw、米国でもEVと並んでPHEVもZEV規制の対象にしています。

つまり次世代環境技術の本命か否か?という議論のタイミングは既に過ぎていて(苦笑)、メーカーは今後、一定の割合をラインナップに加えていかざるを得ない。つまり日本市場でも「普及させていかなければならない」という命題があるんですねぇ。。。(苦笑)

とすると、普通のwハイブリッドとPHVという両方をラインナップするプリウスの場合、普通のハイブリッドの人気が高過ぎてPHVが売れない、なーんて事態になったらトヨタは困るワケです(^_^;)。

で、このヒジョーーーに悩ましいジレンマをどうやったら解決出来るか?

その解決策が広く一般ウケはしない尖がった(平たく言えば変なw)デザイン、なのかも?という風に思い始めましたA^_^;)

もしそうだとしたら、市場は正に開発チームの思惑通りの反応を示したことになります。面目を保つw程度に約1年間は販売トップを守りましたが、一方でデザインが変という人の声が多く上がりました。もしかしたら新型プリウスを買おうと思っていたものの、デザインがネックで購入を思い止まった人が多く居るかもしれません。

そこにプリウスPHVが登場します。今度は旧型とは違ってハイブリッドモデルとは全然違うデザインな上に、こっちの方が断然カッコイイ(笑)。お値段は確かに少しお高いですが、スターティングプライスが300万円ちょっとという話が本当なら、ハイブリッドモデルにオプションをアレコレ付けるのと比べたらそんなに高いわけじゃない、と思う人も居るかもしれません。そこに「自宅で給電出来れば、短距離ならガソリンを全く使わずに走ります。」という殺し文句は、大蔵省の奥様の心にも響くでしょう(苦笑)。

なーんてね。ちょっと妄想してみました(^_^;)。
Posted at 2016/12/21 16:48:09 | コメント(2) | トラックバック(1) | 自動車市場 | 日記
2016年10月24日 イイね!

ディーラーの役割と顧客マネジメント

ディーラーの役割と顧客マネジメント今月に入って実はブログネタにちょっと困っているタッチ_ですが、お友達の二人に背中を押されるブログを書かれてしまったwため、ちょっと温めていたネタを書いてみます。

らぶパパさん:巣立って行きました。
FLAT6さん:カーディーラの役目ってどーなる?。

クルマには二つの側面があって、趣味性に重きを置く道楽wの側面と、純粋に利便性に重きが或る道具の側面です。日本では高度成長期のモータりゼーションの進展から前者の側面で普及が進みましたが、普及率があるレベルを超えると後者の側面が強くなってくるというのは、別にクルマという商品に限らないモノです。白物家電化、みたいな言われ方をするアレですね(^_^;)。

購入者は道具としての利便性のみが重要となれば、その次に来る購入の決め手は「価格」です。

メーカーからすれば自社商品がここに嵌り込まないように様々な工夫をして差別化を図るワケですが、日本のように多数の自動車メーカーが乱立していると付加価値を付けて差別化することも容易ではありません。どこかの商品が当たれば、当然他のメーカーも間を置かずに追随してきますしね。

特にシェアの小さいメーカーはシェアトップのトヨタ車には無い魅力を市場に訴求出来なければ死活問題になり兼ねない、実は大変重要な課題なワケですが、そんな中でスバルは結構上手にやっていて、マツダも今展開中の第六世代商品で、自社商品の違いをようやく明確にしつつあります。

で、商品自体の差別化が上手く回り始めた"次"の打ち手が今回のテーマである「ディーラーサービス」なワケですが、スバルについては詳しく語れないものの、マツダに関しては言いたいことが山ほどあるワケです(苦笑)。

ただコレには時間が掛るし非常に難しい問題なので、過去にもブログで問題提起はしていますが、今できていないから即座に「ダメ!」を出すつもりは無いものの、そのイケてない顧客対応で大事な客を失う、なんてことは今も日本全国で起きているかもしれんのです。その一例をお友達がブログで紹介していくれていますが。

今のマツダの成功の背景には、世界市場で2%のシェアさえ取れれば良いという選択と集中が先ずあります。「走る歓び」がマツダ車が本来持つべき(造り手が持たせたい)魅力である一方、そんなモンを求めている客層は極めて限られるwワケなので、その少数の人たちの琴線に触れ、心をガッチリ掴めること。コレが或る程度、市場の中でツボに嵌ったから広く複数の商品がウケたのでしょう。

加えてメーカーとして「お客様との絆」を謳い始め、商品を購入してくれた顧客に深く愛される会社を目指すと言っているワケなので、顧客との対面を担うディーラーサービスは極めて重要な筈です。

先ず本題となるサービス面に切り込む前に、メーカーであるマツダがやっている大いなる矛盾について言及せねばなりません(苦笑)。

昨今のマツダは「マイナーチェンジ」という言葉を使うのを止めて、適時「商品改良」を行って自社製品の魅力を継続的に高めていくと言います。

このこと自体、ボクはマツダが生き残っていくために必要な施策だと思いますから単純に批判するつもりはありません。批判するのは簡単ですし、単なる既存オーナーのヒガミと思われても困るので(^_^;)。

しかし短い間隔で商品をコマメに改良し、常に最新の魅力を商品に反映させるという施策が効果的なのは、新規顧客でしょうか?既存顧客でしょうか?
どっちなの?
(苦笑)

一旦商品を買ってしまった我々既存顧客からすれば、購入後に大して時間を置かずに商品がどんどん改良される(=自分の愛車がどんどん型落ちになるw)のが嬉しいハズはありません。

先ずこの、実に悩ましい大いなる矛盾をどうするのか?否、その前に

「シェア拡大(新規顧客を増やす)より、限られたシェアの中で深く愛されたい(既存客を大事にする)

と自らが謳っていることと、自分たちが実際に商品開発でやっていることが矛盾しているという自覚があるのか?ボクはとっても心配してますょA^_^;)

さて本題ですが、ポイントとしては2点。

①新規顧客と既存顧客、大事なのはどっち?
②既存顧客の中でも、優先順位付けがちゃんと出来ているの?


既に述べた通りでメーカーのクルマ造りは完全に新規顧客に有利な動きになっています。では販売の現場であるディーラーの動きはどうなのか?無論、新規顧客が全く要らないなんて「ゼロかイチか?」の議論にはならないワケで、常に一定の新規顧客の獲得は必要です。なぜならシェアの増加を志向しなかったとしても、既存客の客離れは必ず一定割合はあるので、新規がゼロではシェアが守れませんからね。

で、問題となるのが②です。既存客が大事といったところで、全ての顧客を同じように大事にすることは出来ません。営業現場のリソース(販売員の数)の問題もありますし、そもそも既存客なら皆、均等に大事かと言えばそれは実は全く上手くありません。

冒頭で述べた通り、クルマに道具としての利便性しか求めていない顧客は、早い話が愛車に対する拘りも希釈です。となれば他社から良さげで安い商品が出てくれば簡単にそっちに鞍替えしてしまうかもしれません。
一方で何がしかのクルマに対する拘りがあり、その拘りにマツダ車が嵌って「どーしても欲しい」と買ってくれた顧客なら、長いお付き合いになる可能性は高いです。

勿論、クルマに趣味性など全く持っていなかった人がマツダ車を買って走る楽しさに目覚める場合もあるでしょうし、全く逆にマツダ車を保有している間になんらかの理由でクルマに対する拘りが無くなってしまう人も居るでしょう。

ってな具合に顧客マネジメントは相手が人であるが故に単純でも簡単でも無いワケですが、このような切り口で見てみても、

利便性に重きを置く客 < 趣味性に重きを置く客

なんて重み付けが出来ますし、或いは

(まだ未購入の)新規顧客 < (1台目を買った)新規顧客 < (数台の購入歴がある)既存顧客

といった重み付けだって勿論出来ます。

また、購入歴は販社にとっては極めて簡単な(悩まずに出来る)切り口ですが、マツダが言っている「相棒」とか「かけがえのない」「絆」なんてキーワードから考えると、

・オーナーズクラブの主宰や活動など
・マツダ車に関する情報発信(ブログなど)


といった切り口で、どのくらい深くマツダ車を愛してくれているか?とかオーナー間での影響力という観点で重み付けしたいケースもあるでしょう。

重み付けをしたらどうするか?というと、勿論大事にするワケですが具体的にどうするか?
判り易い日本語で言えば「特別扱い」すりゃぁイイんです。

大体こういう事を切り出すと「そういう扱いをされない人から不満が・・・」という事を懸念する意見が必ず出るんですが、そもそもこういった発想しか出て来ない人は、顧客マネジメントの本質が解っていません(^_^;)。

「新規も既存もお客様は皆大事なんです。」というのって、言葉として美しいですが結局どの客も大事にしていないのと同じなんですよ。だって1台もクルマを買ってない人も既に10台クルマ買っている人も待遇が一緒だったら、10台も買う方がバカでしょ?(爆)
いや客の立場からすればそうなるものですよd(^_^;)。

先ずどの客も不満を持たないディーラーサービスのレベルが大前提です。特別扱いというのは、更に上乗せすること。

特別扱いされない人の中に不満を持つ(ヒガむw)人は必ず一定数は現れます。しかしその一方でそんな扱いをされることを羨ましいと感じる客も必ず居ます。実はこの「羨ましがる客」というのが優良顧客の予備軍となるし、逆にそういった特別待遇に全く興味を示さない人には、何をしても無駄なんです。顧客対応にメリハリを付けると、そんなところだって炙り出せるものです。

顧客と対面するディーラーの重要な役割は、切り口がどうあれ顧客を正しく色分けすることと、色分けしたなりのサービスをシッカリと提供して顧客の心をガッチリ掴んで離さないことです。

以上の事はボクは好き勝手に書いていますがw非常に神経質な問題なので、冒頭述べた通り今現在出来ていないことを短絡的に批判するつもりは全くありませんが、難しいからといっていつまでも手付かずで放置して良いとも思いません。

実際にお友達のひとりは対応に不満を持って2台も所有していたマツダ車を売却しちゃってますし、ブログを読んで「彼は重要or優良顧客じゃなかったの?」とボクは販社の人に聞きたくなりましたょ。

仔細は彼のブログに詳しいですが、こうならないようにやり様は色々とあったと思えます。

5万弱のSDカードPLUSなんて小さな話ですが、結局それは金額の問題じゃなくキッカケに過ぎません。ロードスターを短期間でSPからRSに買い替えていたという話は知らなかったのですが、そもそも発売から1年と待たずにRS、NR-Aと追加した件などは、全てのオーナーには関係が無いにしても、そのスペックの方が希望だった人にとっては大問題です。

新型車の発売スケジュールが企業の最高機密だというのは理解出来ますが、そのことが結果的に客に要らぬ金銭負担を強いたのであれば、そこに多少なりとも負担軽減の姿勢を見せることが出来ていれば、結果は違ったかもしれません。

更にもし彼が重要顧客であったのなら、本来機密であるバリエーション追加情報を耳打ちして「出揃ってからご希望のグレードを購入されることをお勧めします。」などともし言えたら、彼も「オレはやっぱり特別扱いされている、この店にとっては大事な客なのね」という実感もあったろうし、やはり結果は違ったかもしれません。

ボクの身に振り返って見ても、GJアテンザ発売当時、XDにAWDが無いことに酷く落胆したものですが、営業と店長が個別にメーカーに確認してくれたものの、回答は「追加の予定は無し」でした。しかし2年後にはシッカリ追加になりましたよねw?とか(苦笑)。

昨年の東京モーターショーのイベントに参加した際、なぜi-DMに関してマツダでサポートが出来ないのか相談したところ「来年には是非やりましょう!」と答えてくれたものの、結局今年に入っても何も始まっていません。やる気がないならないでハッキリそう言ってくれた方が納得もいくってモンですが、その場限りの逃げ口上でテキトーな事を答えられても不信感しか湧きません(苦笑)。

今年のサスティナブル・ZoomZoomフォーラムに応募したら"厳正な抽選の結果"落選したと連絡がありました。4年でSKYACITVを3台も買って、ネットでも頻繁かつ継続的に愛車の魅力を情報発信していて、マツダ本社でもお客様の声として定期的にブログをチェックしているらしいボクを落選させる"厳正な抽選"って、一体どう厳正なんでしょうか?とか(苦笑)。

昨年同フォーラムに出席した際、最後のマツダ社員との対話セッションで自称スバルオーナーの独演状態になってしまい、ボクも含む同席したマツダ車オーナーはほとんど何も話せずに時間切れになっちゃった、なんてこともありました(苦笑)。

ボク個人のことは(苦笑)で済ませているくらいなので別にどーでもイイんです、これまでは。
でもメーカー主導のイベントなどで全くメリハリが付いていない現実を目の当たりにすれば、販社としてソレが出来る筈はないし、ディーラーではもう営業マンや店長さんなどの個人の力頼みになっちゃいます。

勿論、会社が如何に旗を振ろうが最終的には個人の力が事を左右するワケですが、少し前に書いた通りでトップシェアのトヨタが急速にクルマ造りを変化させている中で、そもそも営業拠点の数から言っても販売力は桁違い。個性的かつ魅力的なクルマを揃えられて、潤沢な営業リソースで痛いところに手が届くサービスを展開されたら、道具としてのクルマだけじゃなく、趣味性の高いクルマを志向する顧客だって、ゴッソリ持って行かれる可能性(危険性)は高まっています。

「それでもボクはまたマツダ車にしたいんです」と言う客層をガッチリ固めるというのがメーカーにとっても販社にとっても最重要課題なハズでしょう。例え全国で一例でも「お仕置きw」などと称する事例を公開されてはイケないし、恐らくそうなった真因は「お客様との絆」なんて掛け声の割には、意外に無策で全くメリハリのない顧客マネジメントにあるとボクには思えます(^_^;)。


※ちなみにこの記事に拠れば、アメリカではそれなりにやっているみたいですょ。

マツダ ロードスター RF、米発売記念車が完売…一般向けは13時間で(response.jp)

抜粋:「北米マツダは9月26日、マツダが選んだ得意客、「ロイヤルカスタマー」に向けて、ローンチエディションの先行予約受注を開始。」
Posted at 2016/10/24 15:24:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記

プロフィール

「ガソリン・ケチケチ走行のクルコン85km/h巡航で、区間燃費こんなん出ました😁

因みにエンジンは2.5lのガソリンです😤」
何シテル?   08/23 19:38
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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愛車一覧

マツダ MAZDA6 セダン 家族車[ファミリーカー] (マツダ MAZDA6 セダン)
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ホンダ NSX 玩具車[おもちゃ] (ホンダ NSX)
別名「愛人」。つまり家族車は「正妻」(笑)。 極めて従順。しばらく放っておいてもスネたり ...
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