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タッチ_のブログ一覧

2014年10月03日 イイね!

「i-DMで運転が上手くなるためのコツ」という話

「i-DMで運転が上手くなるためのコツ」という話"上手な運転"の基礎知識」と題して、6本ばかりブログを書いたんですが、今回は久々にi-DMの話。

SKYACTIVオーナー全体のせいぜい1割くらいしか興味が無いであろうと想像しているi-DMですが、少数ながらもこれで「高いスコアが取りたい」とか「運転が上手くなりたい」と思うオーナーに向けて、ボクはブログを随分書いてきました。

それが役に立ったとコメントを貰える事もありますし、先日、箱根のオフミでお友達のえ-さんのクルマに同乗させてもらって峠を下ったら、恐らく走り屋の世界には全く無縁であったであろう、このただのオッサン(笑)が、なんとまぁ見事なドライビングを披露してくれてビックリ!なーんて感じで、i-DMは確実に運転が上手くなる効果を期待出来るんですが、一方で3rdステージ(或いは5thステージ)でアベレージを5.0に出来ているにも関わらず、「運転が上手くなった実感は無い」という人は多いですし、それ故に「もうi-DMは無視します」と宣言する人も少なくありません。

一体、何が起こっているんでしょう?という話。d(^.^)

タイトル画像はそのカラクリを纏めたものです。見れば一目瞭然ですし、ボクが度々「アレはダメ」「ソレじゃダメ」と聞き入れて貰えないアドバイス(苦笑)を連発せざるを得ない理由も、「"上手な運転"の基礎知識」と共にここに答えが書かれています。

i-DMを意識した運転を始める前、スタートの段階では「運転が上手い人」の基礎である荷重移動もG一定の運転も、何も知らない(出来ない)ところから始まります。

先ずはシロート考えの上手な運転が全く通用せず凹む(苦笑)んですが、色々と試行錯誤をしていくうち、青ランプが点いて加点される運転に気付きます。それは自分が今まで、普段行っていた運転より少し速い加速だったり、少し強い減速だったりします。

これを運転中に何度か繰り返すことによって高スコアが取れるようになり、実に多くの人がその事をブログに書いて報告しています。

「i-DMのコツを掴んだ!」

と(^_^;)。実はコレ、i-DMの青ランプが点き易い加減速の加減に気付いただけなんですが、当然のことながら本人はそれが誤解だとは知りません(苦笑)。

ゆっくりした操作で大き目の加速度変化を与えれば誰だって青が点けられるんですょ。それこそ初心者ドライバーでもね(^_^;)

で、これをどれだけ普段の運転で繰り返せるか?に突き進むワケですが、心あるドライバー(笑)は、それでスコアが取れる一方で「これが上手な運転なのか?」という疑問を持ってモヤモヤするワケですな(^_^;)。

ハイ、疑問はごもっともで、それは上手な運転ではありません(苦笑)。云ってみれば「ちょっと乱暴な運転」です(爆)。

で、この運転で3rdステージ・アベレージ5.0に達した後、直ぐに5thステージ挑戦するということは、乱暴運転に更に拍車を掛けることになるワケです(火爆)。

※だから5thステージに挑戦するのは止めろ、とか、もうちょっと待てって言うんですけどね(^_^;)

で、なんとか5thステージでアベレージ5.0に達するものの、そんな運転、当然のことながら今後ずっと続けていくなんて不可能です。そりゃそうです。そんなの単なるちょっと乱暴運転ですから(核爆)。
同乗者が居れば間違いなく「ちょっと運転が荒いね」と言われるでしょう。

なぜ、ちょっと大きな加速度変化を与えると青ランプが点き易いのか?

スキーを楽しむ人なら初心者の頃、「外足荷重」を覚えるまでの苦労を思い出して貰えばイメージし易いと思います。プルークボーゲン(ハの字)で緩斜面を滑りながら、曲がりたい方向の反対のスキーに一生懸命、体重を掛けて曲がる練習をしたと思います。自由に曲がることも止まることも出来ませんから、緩斜面と言えどもスピードが出るのが恐い。ただゆっくり滑っている内は、一生懸命踏ん張ってもなかなかスキーに荷重が乗らずに上手く曲がれなかったなんて経験が無いでしょうか?

それが、ちょっとスピードが出てしまったら何かの拍子で荷重が上手く掛かり、なんとか曲がれたなんて経験が無いでしょうか?

そして何度も繰り返すウチ、外スキーに荷重を掛けると曲がれるということが段々身に付いてくると、別に一生懸命踏ん張らなくても、そんなにスピードを出さなくても曲がれるようになった、なんて経験は無かったでしょうか?

恐らく同じことなんでしょう。クルマも少しスピードが出た状態で、強めにブレーキを掛けたり大目にハンドルを切ったほうが、荷重移動をハッキリと体感出来ます。逆にゆっくり走っていたり、運転操作が少ない場合には荷重移動は感じ辛いですから。

なのでコツを掴むために少し大袈裟な運転をしてみるというのは上達の過程で必要な試行錯誤のひとつです。しかし、それが以前の運転よりも急加速や急減速であるならば、以前と同じ加速や減速で青ランプが点くようにならなければ、上手になったことにはなりません

要するに「コツを掴んだ」後は、以前と同じ加減に戻しつつ青ランプが点かなければならない。

ところが、実に多くの人が「青ランプ点灯にはこの強さの加速度が必要」と誤解するんですね(^_^;)。
で、ちょっと乱暴ドライバーが育成されるか、挫折者が出るか、という経緯を辿ります。

運転が上手くなるって、基本的に以前運転していたペースとか、加速や減速の強さをそのままに、青ランプが点いたりスコアが高く取れるようになることなんですね。

なぜならi-DMは、走る速さについては採点の対象外ですからd(^.^)。
Posted at 2014/10/04 21:38:04 | コメント(3) | トラックバック(2) | i-DM:システム考察 | クルマ
2014年06月08日 イイね!

i-DMの「これってちょっとおかしくない?」という話

i-DMの「これってちょっとおかしくない?」という話この記事は、i-DMの疑問 MT操作との相性は良くない?を読んで、ちょっとまとめておいた方が良さそうだと思って書くことにしました。

i-DMは"運転評価システム"なので、これを気にして運転を始めると、先ずは「ヘタクソ!(-へ-)/」(白ゲージ/白ランプ)を沢山貰って凹みます(苦笑)。これをなんとか「上手、じょうず(^o^)/」(青ランプ)と云ってもらえるように日々悪戦苦闘することになるワケですが、精進を続けていく中で誰もが

「それって、、、ちょっとなんかなんじゃないの?i-DMセンセ!!」

と思うことは、一度や二度はあったでしょう。かく云うボクもありましたょ、えぇ(^_^;)。
まだ未熟だった頃、こんなブログを書いてますし(苦笑)。こっ恥ずかしいので黙って消しちゃおうかと何度も思いましたが、まぁボクもこんな時代があったということで、記念(笑)に残してありますが(^_^;)。

本日時点でボクはi-DM付きのクルマ(AT車)を走らせること約2年半で60,000km強となりますが、その経験から結論を先に言ってしまうと、i-DMは非常に良く出来ています。死角はほとんど無いですね。

ボクがかつて「これはおかしい」「これってどうなの?」或いは「こんな場面ではスコアはきっと出ない」なんて感じた様々な疑問は、結局以下の2パターンのどちらかに帰着しました。

パターン①
所謂「誤検知」というか、誤判定の類ですね。i-DMも完璧では無いってことで、ドライバーの運転操作は決して悪くは無いにも関わらず、白ゲージを点灯して場合によっては減点されるものです。
しかしこれは結局、ドライバーの操作の仕方で回避が可能であったり、誤判定が出てもスコアに影響させないような克服が可能であることが分りました。

パターン②
こんな場面では「スコアが上がらない」とか「スコアが下がる」なんてことを経験し、もうどないせーっちゅんじゃ!と頭にきて、そんな場面ではi-DMのスコアが下がっても仕方が無いのだ、と思うようなシチュエーションをいくつも経験しましたが、結局それはドライバーがヘタクソだったから、という結論となりました。
だって、σ(^_^;)がかつてそう感じた様々な場面で、今のσ(^_^;)は労せずして5.0点が出ますから(苦笑)。

具体的なモノをいくつか紹介しておきましょう。

パターン①:停車時のブレーキリリースによるi-stop解除、発進時の白ゲージ減点
恐らくAT車のオーナーは必ず体験する減点ですね。ブレーキペダルを離しただけで白ゲージが点灯するわけですから素直に納得出来るオーナーは少ないでしょう。下り坂などではより顕著になります。
原因は、ドライバーの問題でもi-DMのせいでもありませんでした。これはクルマの問題ですd(^.^)。

i-DMはアクセル、並びにブレーキペダルによるクルマの前後の動き(加速度変化)を、車速センサーの信号から逐次計算して求めている(マツダ技報より)そうですが、AT車のこの停止状態からブレーキを放して車が動き出す瞬間、車速センサーから変な信号が生じちゃうそうです(^_^;)。
その変な信号からi-DMが加速度変化を計算すると、ペダル操作がラフであるという結果になって白ゲージが点灯するそうですょ。

i-DMは人馬一体を目指したシステムと言いますから、車の至らぬところはドライバーが補ってあげないとイケないですねd(^.^)。だって、白ゲージがバンバン点くような至らぬ運転(苦笑)しか出来ないドライバーでも、車が補ってくれて事故が起きることなくちゃんと走れるでしょ?(笑)

回避方法:ブレーキペダルの離し方
先ずi-stopからの復帰ですが、ブレーキを緩めることでi-stopを解除する方法を覚えましょう。緩めるだけなので、エンジンは掛かっても車は停止したままです。
次にブレーキペダルの離し方ですが、足首をスローモーションで動かすように、パッと離すのではなく、スーっと浮かすように離しましょう。これで白ゲージは回避出来ます。

克服方法:ブレーキリリースで白ゲージが点いても減点されない方法
普段から白ゲージ点灯による減点がほとんど無く、青ランプが適時点灯してスコアの変動が少ない運転をしていると、白ゲージがたまに点いても直ぐには減点されません。まぁ、普段から丁寧で上手な運転をせよ、ということでしょうか(苦笑)。

ということで、回避も克服も可能なこの問題、ボクも最近は全く気にならないというか、ほとんど忘れ去ってしまっているくらいですが、未だに「納得いかない」と思っている方々もいらっしゃるようです。「クルマが悪いから上手くいかない」というのであれば、なるほどそのドライバーは上級者とは言えないでしょうねぇ(^_^;)。


パターン①:定速巡航時のアクセルOFFによる減点
ボクはコレで半年間、悩まされました。また先日、これが原因と思われる謎の減点をブログに書いている人も居ましたね。コメントでアドバイスを差し上げましたが(^_^;)。
一定速度で巡航している場合、アクセルペダルの踏み込み量は1mm程度というか、ほとんどアクセルに触っているだけ、というような感じで速度一定で走っている場面があると思います。一般道、高速道路を問わずですね。この微妙なアクセルの踏み込み状態の場合、道路の起伏や前走車との車間などの関係で、微妙にアクセルを踏み増したり戻したり、というアクセルワークをすると思います。
このような場合に、アクセルペダルから何らかの理由で「パッ」を足を浮かしてしまうと、最大で白ゲージが2個点くことがあります。また白ゲージが点かずに緑のままでも、-0.1点の減点が生じる場合があります。

この原因もどうやら、そのような微妙なアクセルワークの際に車速センサから変な信号が出ているような節があります。これは確証はないのですが、このようなケースでは車の挙動に当然、大きな加減速は生じていません。ですからブレーキリリースの問題もあって、このような予想が立てられます。

回避方法:アクセルペダルの離し方
もう「パッ」と離さない。これに尽きます。ジワッ。スゥ~。擬音はなんでもイイですが(苦笑)、ちょっと気をつけてあげさえすれば減点は回避出来ます。ボクはこれが悪いと認識した直後から、もう直ぐに直せましたし、数日気を付けていただけで慣れて、再発しなくなりました。

克服方法:アクセルOFFで白ゲージが点いても減点されない方法
ブレーキリリースの方法と同じです(^_^;)。


パターン②:緊急回避行動による白ゲージ減点
某クチコミ掲示板では定番とも云えるi-DMをもう無視するという理由ですが、実に多くの人がこの緊急回避に伴う急ブレーキで減点され「なんだよ!急ブレーキを踏むなってことかよ!?」と思うようですね。そもそもソコが間違っていますd(^。^)。

上級ドライバーは緊急回避の急ブレーキなど、滅多やたらに踏まないんです(爆)。

周りが良く見えて、適切な車間距離を常に確保し、自分の想定外などという事態には年に一度も出くわさないのが運転が上手いドライバーです。逆に、しょっちゅう周りの状況に翻弄されて、踏みたくも無いブレーキを踏まされているということ自体が、運転があまり上手じゃない証拠ということですな(^_^;)。

ちなみにこの緊急回避行動による白ゲージも、普段から減点がほどんど無い運転をしていると、MAX3個点灯が一回あったくらいでは全く減点されません。i-DMも「上級者だってたまにはそういうことはありますよね」って、大目に見てくれるようですょ(笑)。


パターン②:飛ばすと減点されてスコアが下がる
i-DM初心者や万年中級者の多くの人たちが「スピードを出すとスコアは下がるもの」と誤解しているようです。なぜスピードを出すとスコアが下がるかというと、車の速度が高くなるとちょっとした運転操作でも車の姿勢は大きく変化します。つまり荷重移動(加速度変化)が大きくなるんですね。これが大きくなればなるほど、上手に荷重を移動させることは難しくなります。平たく言えば、同じ車で同じ道を走っても、速度を上げれば上げるだけ運転は難しくなるということです。上手に運転が出来れば、多少、いやかなり速度が高まってもスコアは下がりません。逆に云えば、i-DMのスコアが下がり始める速度(ペース)が、そのドライバーの技量ということが出来るかもしれませんね。

全く逆説になりますが、ある道をあるペースで走ってスコアが下がるなら、ペースを落としてあげればスコアの低下を防ぐことが出来ます。スピードが遅くなれば運転は簡単になりますからね。
「ヘタクソは危ないから飛ばすな」う~む、理に適ってます(苦笑)。


パターン②:細街路だとスコアが上がらない
細街路だと当り前ですが、スピードが出せません。故に青ランプは点き難いんですが、ずっと緑であれば4.5点前後は取れます。ところがこういった低速セクションで「スコアが上がらない」という話を良く聞きます。そもそも青ランプって、ドライバーが運転を楽しめるような場面で点くものであって、細街路を低速走行するときに青ランプがバンバン点くのは如何なものか?という話もあります。

そもそも細街路だけを走ってスコアが出るケースは稀で、細街路を抜けて通常の道に出るとか、普通に走って帰宅直前に細街路とか、そういうケースが一般的だと思います。ということは、細街路は4.5点で抜けて、広い道に出たら5点にすれば良い、或いは5点で細街路に突入して減点無しで到着出来れば良いわけですが、どーも細街路で減点が多いことが原因で、スコアが出ないと思う人が多いようです。

細街路を低速で走る場合、緑オンリーで加点も減点も無くて良いと割り切れば、十分克服可能なものです。

ちなみにσ(^_^;)ですが、そんな細街路でも最高速度が30km/h以下なら楽勝、25km/h以下でもまぁ多分、20km/h以下に縛られても気合を入れれば5.0点が取れますけどね(笑)。

以上はAT車のi-DMと2年半付き合ってきたボクの経験から言えることですが、トラックバック先のブログにあるように、MT車のi-DMも同様の事が云えるのか、或いはちょっと違う部分があるのかが明らかになるのはこれからでしょう。MT車用のi-DMにはクラッチ操作に対応した仕様変更が施されているとのことなので、その点を含めてその運転評価が"妥当"なものなのか、そうでないのかはMT車のオーナーの方々の評価に掛かっています。ボクはMT車を買う気は無いので(^_^;)。

ということで、SKYACTIV-MTオーナーの健闘に期待しましょう♪
Posted at 2014/06/08 00:03:17 | コメント(11) | トラックバック(0) | i-DM:システム考察 | 日記
2014年05月22日 イイね!

目標とするスコアは?(其の弐)

目標とするスコアは?(其の弐)前回に引き続き、i-DMのスコアのお話。

i-DMをマツダは「独創の運転評価システム」と言いますが、オーナードライバーの運転に愛車が点数を付けるというんだから、なんとも挑戦的なシステムです(苦笑)。ところでこの評価結果。一体どのくらいの信憑性があるんでしょうか?というお話。

もしかしたらi-DMを激しく推奨しているボクの事を、まるでi-DMが完全無欠のシステムだと妄信しているように思っている(見えている)人も居るかもしれませんが、実はそんな事は無くって意外に冷静に捉えてたりします。ですから当然、誤判定をすることも知っていますし、運転評価が正しく出ないであろう条件があることも想像出来ています。

i-DMが正しく運転評価が出来ない一例が、雪道などの低ミュー路。

i-DMはドライバーの運転操作によって生じるクルマの挙動を見てリアルタイム判定を行いますが、その情報(入力)を車速センサーと舵角センサーの信号から逐次計算して加速度変化を求めています。理由は車両に塔載しているGセンサーでは運転操作に関係無い路面状況(早い話が凸凹による挙動変化)によるGを拾ったり、ノイズが多いなどの問題があったからだそうですが、車速と舵角から理論計算している以上、スリップが大きくなったりカウンター等の修正舵の必要性が大きくなる積雪路では当然、それらの信号から正しくクルマの挙動は読み取れなくなります。したがって、雪道では正しい運転評価が出来ないであろうというのが、マツダが非公式ではありますが想定していた見解だったそうです。

ところが、、、

作ったメーカーが"役に立たない"と考えていた雪道で、5.0点満点を叩き出しちゃうスーパーオーナーが現れちゃうから世の中は面白い。しかも5thステージで(^m^)。もうみんカラは止めてしまわれましたが、「らぶパパ」というハンネの北海道在住のCX-5オーナーさんです。運転の様子を動画で公開されたので、嘘とかインチキとかでは無いワケですが、この動画が公開された後、マツダの社内ではちょっとした騒ぎになったそうです。

社員A「北海道の積雪路で、5thステージのCX-5で5.0点満点を出したオーナーが居る」
社員B「嘘だろ?あり得ない
社員A「いや動画がネットに公開されている」
社員B「どれどれ?ホントだ。」
社員A「i-DMって積雪路だと正しい評価が難しいんじゃなかったっけ?」
社員B「仕組み上はそのはずなんだけど・・・」
社員A「だったらこの動画のオーナーさんのドライビングテクニックって・・・」

社員A・B「スゲーーー

なーんてやり取りがあったかどうかは知りませんけど(爆)、この件でらぶパパさんはマツダ社内ではちょっとした有名人になったそうです。(^_^;)スゲークヤシー!www

この話、昨年の東京モーターショーの頃にひょんなキッカケで知り合ったマツダの関係者から直接聞いたんですが、このエピソードが物語る通り、i-DMは既に市場に出回っており、その可能性についてはもうオーナーである我々に委ねられているということ。コレが役に立たないシステムと断じられるのか、カーライフを豊かにしてくれる素晴らしいシステムと評価されるのか、どちらになるのかも我々オーナーの肩に掛かっているワケです。

ボクはi-DMを非常に良く出来たシステムだと高く評価していますが、最初から盲目的にそう評価していた訳ではありません。過去にブログでも書きましたが、ボクは同乗者に優しい運転にも、省燃費な運転にも全く興味が無くって(苦笑)、クルマを速く自在に走らせるためのドラテク向上にのみ期待をして、どう使ったら運転が上手くなるのか?その点のみに着目して試行錯誤を繰り返しました。その結果は1年後に出て、自分自身に当初の期待以上の効果を確認したから他の人にもお勧めしていますが、同時に問題点もわかったので、上手く活用するためのブログなんかも書いたワケです。

i-DMの"今回のスコア"で、果たしてドライバーの技量、つまり運転が上手か下手かは正しく評価出来るのか?これは残念ながら完璧ではありません(^_^;)。
昨日のブログでも書きましたし、過去のブログでも書いているんですが

★i-DMで高いスコアを出すドライバーの運転が上手とは限りません

しかし、
☆i-DMは運転が上手なドライバーが上手に運転すれば、高いスコアが出るんです。

つまり満点の5.0点が出せるというだけでは、残念ながらドライバーの技量は判断が出来ません。
しかしながら、このことだけはハッキリ分かりました。

◎i-DMが低いスコアしか出さないドライバーは、運転が上手では無い

勿論、上で紹介したようにスコアが正しく出ないであろう走行条件というものはあります。しかしらぶパパさんの事例が示す通り、それが本当にどうやってもスコアが出ない条件なのかどうかは未知数。スコアを出せるドライバーが現れた瞬間に、スコアが出ない貴方は、スコアが出る彼より運転が下手であるという事実を突きつけられるだけです。

大体ね(^_^;)、i-DMのスコアに文句を言うのって、入学試験に落ちた生徒が試験問題に文句を言うようなもんなんですよ。それって傍から見たら、みっともない話だと思いません?(苦笑)
或る程度高いスコアがコンスタントに出せるようになった人が「でもこれで本当に運転の上手/下手が分るのかしら?」と疑問を呈するんだったらまだ分りますよ。確かにスコアを出しにいっている運転は上手とは言えない場合が多いです。これがスコアが自然に高く出る運転に変っていくには時間が掛かるんですが、アベレージが4.8未満に下がらなくなると、ゆっくりではありますが確実に運転は洗練されて無理や無駄が無くなってきます。

これって凄く画期的なシステムだと思うんですけどね。愛車に乗って走れば走るだけ運転が上手になるんだから(^_^;)。
とはいえ、以前のブログで何度も書いている通り、i-DMが過半数のオーナーに支持される世界が来ることは無いというのもまた事実。せいぜい興味を持つのは10人にひとり。これで上手になれるドライバーは多くても100人にひとりも居ないくらいでしょう。

そんなマイナーなi-DMですが、なんとかその100人にひとりという上級オーナードライバーの塊を作りたいというのがボクの野望だったりします。これがなかなか大変で、、、(^_^;)。
Posted at 2014/05/23 01:00:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | i-DM:システム考察 | 日記
2014年05月21日 イイね!

目標とするスコアは?(其の壱)

目標とするスコアは?(其の壱)先日のオフミで、かずじいさんと涼ちゃんから投げかけられた質問です(^_^;)ソレヲキク?

「今回のスコアは何点以上なら良いのか?」
「必ず5.0点で運転を終えなきゃいけないの?」

実はこの質問、非常に答え難い奥が深い問題なんです(苦笑)。

ボクはi-DM活用術で「今回のスコアは4.0点以上であれば良しと心得よ」と提唱しました。そして事或るごとに「スコアには拘るな」と連呼していますが、その一方で自分の運転はほとんどいつも5.0点で終了し、アベレージが5.0になったまま1年半以上になるわけです(^_^;)>ポリポリ

「皆がスコアに拘るのは、アンタがいつでもどこでも『5.0点しか出ない』なんて言うからだ!」

なーんて、古い友人からお叱りを受けたこともあるんですが、オフミでツッコミが入ってしまった事もありますから、一応この難問について説明をしておこうと思います。

先ずi-DM活用術で「4.0点以上なら良い」と提唱した件。
DEデミオからGJアテンザまでのi-DMは、4.0点以上が出れば「すばらしい運転です。」とメッセージが出ます。これは5.0点であっても同じです。「5.0点で運転を終えなきゃ!」と思うと人間、どうしても固くなる→肩に力が入る→結果つまらないミスをする→0.1~0.2点の減点を停車間際に食らって落ち込む、なんてのは多くの人が経験することです。別に4.9点でも「すばらしい運転です。」ってメッセージが出るんだから、5.0点じゃなくてもイイじゃないか?そもそもの発端はここにありました。
で、「もう4.0点以上であれば良いのだ」と割り切って運転を始めたところ、なんと安定して5.0点が出るようになってしまった(爆)。「別に5.0点じゃなくてもいいのにぃ~」と、本人は思っていますが、ほとんど5点。たま~に4.9点とか4.8点が出ちゃうんですが、5点で終えることの方が比率が高いので、自ずとアベレージも直ぐに5点になって、たまに4.9点に落ちても数回ドライブすると直ぐに5.0点に戻るということになりました。

ボクはこの経験からi-DM活用術で「4.0点以上なら良しと心得よ」と提唱したんですが、「5点を取らなきゃ!」と思わない方が5点が取れるって事なので、それってやはり5点じゃなきゃダメってことなんでしょうか?タッチ_さん???(^_^;)


見方を変えましょう。

i-DMが求める運転を追及していくとスコアはどう出るのか?
i-DMがドライバーに求める運転は次の3つの要素だけです。
①加速度変化を滑らかに(操作のし始めを滑らかに)
②加速度は一定を維持(アクセル、ブレーキ、ステアリングを固定)
③余計な加速度変化は起こさない

①が正しく出来れば走行タイプ1の青ランプ、②が出来ていれば走行タイプ2の青ランプ、③は緑ランプで白は点きません。加速度の大きさや走行速度(ペース)は関係なくて、ゆっくり走るとスコアが上がりにくく、速く走るとスコアが下がりやすいという特性があります。ちょっと飛ばすくらいが一番スコアを取り易いんですが、走りやすく空いている道路でなければなかなか出来ません。

で、i-DMのスコアは端的に言えばこの3点の完成度(質と量(回数))で決まるワケですから、この運転操作の滑らか→一定、しかし余計な加減速は極力しないという運転を愚直に追及したとしましょう。スコアは一体どーなるか。

ハイ、5.0点しか出なくなりますd(・_・)。
これが悩ましい(^_^;)。4.8点以上とかじゃないんですね。③の余計な加速度変化を交通事情などで頻繁に起こしてしまった場合に4.9とか4.8に落ちることはあっても、それはドライバーが気をつければ回避可能で、たまにしか起こらなくなります。

というワケで、良く出来ているのかいないのかわからんのですが、目標としては4.0点以上に置くんだけど、結果として或る程度思い通りの運転が出来るようになると4.8点以上とかじゃなくって、ほとんど5.0点しか出なくなるというのが、i-DMのスコアの或る意味、厄介なところです。

それから今回のスコア、過去10回の平均からなるアベレージですが、以上の事とは別の要素があって、実はこの「アベレージ5.0」というのはゴールではありません(^_^;)。

通過点、或いは出発点というのが恐らく正しい事実認識でしょうね。

ボクの経験でもそうですが、やはりアベレージ5.0は解り易い目標になります。ブログでたまに報告として上がる通りで、やはり自慢したいというか、そういう心理になるのは当然です。しかし実態としては、アベレージを5.0点にした直後というのはまだスキルが身に付くという点では不十分なんです。
運転が"上手くなる"のは、この状態を今後数ヶ月継続することによってはじめて、徐々に現れてきます。

だから「アベレージ5.0」は無意味だ、ということではないんですよ。むしろ非常に重要な到達点です。ここは必ず超えなければ先がありません。しかし、アベレージ5.0を達成した後、もうi-DMを無視してしまえば、間違いなく直ぐにそれ以前の運転に戻ってしまうでしょう。


「アベレージ5.0」は通過点であり、出発点でもある。
マツダは最初から解っているのかもしれませんが、、、(^_^;)


ただ、杓子定規に「アベレージが5.0から0.1点も下がってはならない」というワケではありませんょ(^_^)b。5.0点で終えることが圧倒的多数になれば良いワケで、稀に4.0点を出しちゃってアベレージが4.9に下がることがあったとしても、そこまで来れば大きな問題ではありません。
しかしアベレージが4.8~5.0を常に行ったり来たりというのであれば、まだ少し完成度が足りないってことなのでしょうけどねd(^.^)。
Posted at 2014/05/22 11:51:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | i-DM:システム考察 | 日記
2014年01月01日 イイね!

新年最初の話題

新年最初の話題MOTIONISTの事実上のファーストインプレッション(^_^;)。

無事にスマホの固定方法も確立し、今日もカミさんが起きる前にコッソリ抜け出して走ってきました。

コースはハンドリングを試したかったので、首都高の2号線を上りC1外回りを一周して、再び2号線を下ります。首都高入口までの一般道はほぼ真っ直ぐのGO/STOPのみ。


なかなか5.0点が出ないと聞いていた通り、初体験のスコアは4.4と4.6。さほどブブーを連発させたワケでもなく、ピンポンも結構鳴って、これで4点台中盤だと確かに5.0点は結構厳しいかも?と思いました。ところが翌日、とりあえずブブーを出さずに普通に走ったらなんと5.0点が出ちゃいました(^_^;)。
更に翌日、測定可能なホルダーを調達し、4.8、4.9、4.7といった感じ。とりあえずボクの運転では4点台後半は出そうだということが解ったので、改めて走ってみて感触を確認してみました。

結果はフォトギャラに登録してますが、こんな感じ。

先ずは保守的に走ってブブーを無し、ピンポンを適当に鳴らしてスコアがどうか?を見ようとしましたが、迂闊にも変り際の赤信号で一回、ブブーを貰ってしまいます。結果は4.9。帰りはブブー無しで5.0。ということで図らずも、ブブー無しで走ればとりあえず5.0は出そうだということが解りました。

んじゃハンドリングコースを走って、加減速、旋回含めて総合的に走ったらどうか?結果は4.8ですが、ピンポンもブブーも沢山頂いてコレなので、もう少しブブーを減らせば、多少ブブーを貰っても5.0は取れるかも?という感触は得ました。

MOTIONISTはi-DMと違ってリアルタイムにスコアが確認出来ません。したがってピンポンの加点、ブブーの減点がそれぞれどの程度なのかが解りません。割合としてはブブーよりピンポンがかなり多く出て4.8なので、もう少しブブーを減らしてやれば、同コースでも5.0が取れそうです。

しかし、、、

このブブー減らしはちょっと厄介そうです。

MOTIONISTとi-DMを比べるとピンポン(i-DMの青ランプ)はi-DMの1stステージ相当か?というくらいに簡単に鳴ります。ところがGが掛かった後のお釣りのブブー(i-DMの白ゲージ)のシビアさはi-DMの5thステージより厳しい印象です。この簡単さと難しさが同居した結果として、らぶパパさんがブログで報告しているような「紙コップの水」的な難しさを確かに感じました。コップの水の表面がポッチャン波打っちゃうとブブーってイメージ。したがいコーナー立ち上がりはかなりユックリとステアリングを戻してGを滑らかに消してあげないといけない。しかし、クルマはコーナーを曲がらねばならず、曲がらなければステアリングは戻せません。したがって、コーナーのクリッピングポイントではしっかりクルマの向きが変っている必要があり、運転操作のみならずライン取り(=コーナーの読み)がi-DMよりシビアとなりますね。

加えてNSXがMTであるため、シフトアップ時のオーバーシュートも厄介です。一般道を普通のペースで加速していく分には全然問題無いくらいですが、料金所を通過後にちょっと速めの加速した際に、2速から3速へシフトアップした際にブブーを食らいました。低めのギヤで回転数を上げ気味に加速する際は、もっと稲妻シフトしないとダメみたい(^_^;)。

ということで、こいつも相当に使えそうです♪
Posted at 2014/01/02 00:07:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | i-DM:システム考察 | 日記

プロフィール

「無事帰宅しました。
トロフィー争奪戦参加の皆様、お疲れ様でした😋」
何シテル?   12/08 20:22
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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ホンダ NSX 玩具車[おもちゃ] (ホンダ NSX)
別名「愛人」。つまり家族車は「正妻」(笑)。 極めて従順。しばらく放っておいてもスネたり ...
ホンダ CBR1000RR(SC57)後期 なんちゃってサイクロン号 (ホンダ CBR1000RR(SC57)後期)
2007年式の300台限定、国内仕様。 アラカンとなって、人生やり残したモノが何か無い ...
マツダ アテンザセダン マツダ アテンザセダン
フルSKYACTIVの何かに買い替えるまで、とBLアクセラに15ヶ月。 XDのAWDが出 ...
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