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2012年12月02日 イイね!

新型アテンザ・リベンジ試乗:本編

新型アテンザ・リベンジ試乗:本編さてプロローグに続いて本編。

先ずは先週も試乗したXD 17inchのワゴンで試乗コースに繰り出す。25Sはボクが来店するのと入れ替わるように試乗に出発しており、二番手となった。ワゴンXDは既にエンジンに火が入っており、コックピットに滑り込むとi-DMのスコアが3.2点。アベレージも3.3点。一度エンジンを切って今日のスコアをリセットすれば良かったのだろうが、まぁそれは今日の本題ではない(苦笑)。結局グルッとコースを回って4.8まで挽回して帰着(^_^;)。

発進の度に様々なアクセルワークをi-DMインジケーターをチラ見しつつ試めす。やはり1速2000rpm以下のアクセルレスポンスは非常に緩慢だ。リニアと言うには程遠い。ところがこれは2速以上では当て嵌まらないということが解った。確認したのは3速だが、1500rpm程から踏み加えると、ほんの一瞬のタイムラグの後、明確なトルクの盛り上がりを得られたのだ。ということは、、、

ステアリングの軽さについてはやはりこの限られた走行条件で見極めは厳しく、また17inchというタイヤスペックがどう作用しているかも判然としない。よってハンドリング面の評価は25Sの試乗に譲ることとし、アクセルレスポンスの評価に集中した。

勢いやや強めの発進加速、中間加速を繰り返していると直前の信号に不意に変られ、やや強めの制動を強いられた場面があった。助手席の営業がややバックレストから上体が前に持っていかれるレベルの減速ながら、当然i-DMインジケータは青点灯で停車。これを視止めた助手席の営業が「今のブレーキングで青ですか!?」とビックリ。5thステージ・アベレージ5.0を舐めてもらっては困る(笑)。彼は今後、このブレーキングをマスターするんだと心に誓っていた。頑張ってね(^_^;)。


続いてお初となる25S。

メディア試乗記では20Sに対するアドバンテージに疑問の声もあったが、ボクには500cc分のトルクの上乗せは確実にあると感じた。しかし確かに60km/h以下の速度域、2500rpm以下の回転域ではD2.2程の明確な差を体感することは難しい。但し25Sの明確なメリットはやはりそのアクセルレスポンスとコントロール性だ。20Sより明確にファイナルがハイギアリングでありながら、20S以上にアクセルに対するツキは良い。ギヤの選択にさえ間違わなければ、適度に余裕のある加速がいつでも可能な感じだ。実質20Sとの価格差は皆無で、その差はL-Package装備の差というお買い得仕様。

意外だったのが"音"と"振動"だった。G2.5はG2.0が持たないバランスシャフトを有する。これが4気筒固有の振動を相殺し高品位な回転感覚を与えてくれるなのだが、G2.0でも十分に振動レベルが低いせいもあり、折角のバランスシャフト付きの恩恵をとても感じ難い。そして"音"についてはその音量、音質共に極めて上品(控え目)であり、60km/h前後の巡航に到ると完全にロードノイズにかき消されてしまう。結果として楽しめるエンジン音がキャビンに侵入してくることは無く、良好なドライバビリティとは裏腹にそのテイストは"無味無臭"といった趣であった。より積極的に"踏んで"いったときに心地良いノートを響かせてくれるのでは?と期待したいのだが、それを確認する機会は無かった。

注目のハンドリング、指摘されるステアリングの軽さについてはボクなりの確認が出来た。結論としてはアクセラSKYACTIVよりは確実に手応えがあり、直進時から切り込む際のキャスターアクションに起因すると思われる抵抗も掌に感じることが出来た。
アクセラよりは相対的にやや重くシッカリした印象は得たものの、絶対的はやはり軽い部類に入るだろう。ただボクにとっては、巷で「軽い」と評されたステアリングが少なくとも今、不満のある愛車よりは手応えがあったというのは大変な収穫だった。

さて乗り心地なのだが、19inchの影響による締まった感触は個人的好みに照らしても良好。そして今回注目点の細かなピッチングについては、、、指摘する程のウィークポイントを感じない。そもそも試乗コースにそういった挙動を呈する場面が少ないという点もあるのだが、一箇所踏み切りがあってそこを通過する際に気をつけてチェックしたのだが、やはりその乗り心地は問題点を見い出せない。

以上の印象を持ってお店に帰着し、ブログ用の画像を撮りながら「ボクには感じ取れませんでした」とレポートするのも何かスッキリしないなーと考えていたら、とんでもないチョンボに気が付いた。


問題の乗り心地を呈するグレードはXDのL-Packageであり、その原因がSKYACTIV-D2.2とLARGE SKYACTIV-DRIVEの重量に起因するという仮説に沿えば、20Sと重量配分がほとんど違わない25Sで問題の挙動を確認出来よう筈もない。(^_^;)

ということで急ぎ、XD L-Packageの試乗車を探さねばならなくなったが、好都合なことに近隣(先週セダン20Sと入れ換えをしていた)店舗にソウルレッド・プレミアムメタリックのセダンがあるという。
ということで、ディーラーをハシゴする形で本日3台目の試乗に赴いたのだが、大変混んでいて待つこと2時間以上。メーカーからアンケート調査のスタッフが来ていて協力を求められたため、AWDが無い不満、アクセラSKYACTIVの不満はコッテリ伝えると共に

「AWDさえ出てくれれれば、今頃納車待ちだったはずなのに。」と愚痴り(笑)、
「いつまでもAWDが出ないなら、BMWのディーゼルに買い替えますよ」と脅し(爆)、

「貴重な御意見をありがとうございました。必ずメーカーに持ち帰り検討致します。」と、とりあえず社交辞令的な感謝の言葉を頂いた(^_^;)。

3度目のアテンザセダンは密かにボクが恋焦がれる赤外装の白内装。i-DMアベレージは2.9。今日のスコア2.8でスタートし(苦笑)、3.5まで上げて帰着。ただ、試乗コースが全く異なる上、コースの2/3が対向2車線の道路であり、速度は60km/hまでは出せない環境。改めてアクセルレスポンスと乗り心地を確認したが、注目して試乗すると1速発進時のドライバビリティの悪さは明確なウィークポイントと指摘せざるを得ないとの結論に到る。それを助手席の営業に伝えると、面食らったように

「皆さん、パワフルと大変好評で、アクセルレスポンスが悪いなんてコメントは初めて聞きました。」

とな(苦笑)。

そらまぁ、そーだろうなぁと内心思いつつ、約15分の試乗を終えてお店に帰着。とりあえず今日の成果を頭の中で整理しつつ帰路についた。


to be continued...
Posted at 2012/12/02 19:35:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | SKYACTIV | クルマ

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