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2019年01月23日 イイね!

マツダの2019年の動向を考える(3)新型CX

マツダの2019年の動向を考える(3)新型CXさて続いて、恐らくマツダにとっては或る意味Mazda3と同等以上に重要な新型SUVです。
日本経済新聞に拠れば(笑)、どうもこれはCX-3の新型らしいのですが、最初は敢えて「新型CX」と表記して書き進めます。

理由は、読み進めれば解ります(^_^;)。

この新型CXがMazda3と同等か、それ以上にマツダにとって重要な理由は以下の通り。
今回の中期経営計画ではFFベースのSMALLモデルで120万台を目標として掲げています。
他方これは一昨年のデータですが、現行ラインナップからSMALLモデルに分類されるであろうデミオ、CX-3、アクセラ、CX-4を足すと82万台くらいにしかなりません。
LARGEモデルの80万台は大体見えているのですが、SMALLモデルはこのラインナップだと40万台レベルで足りないワケで、だから新型CXを追加するとマツダは言っています。しかし40万台レベルってマツダのラインナップでは基幹車種(現状ではアクセラとCX-5のみ)で、云わば2本柱。つまり3本目の柱を立てる必要があるワケです。そんなに簡単に40万台も売れる車種なんて作れるの?という話(^_^;)

では3本目の柱たり得る新型CXとは果たしてどんなクルマか?

今年量産開始ということはボクがこれから書く商品企画は数年前に検討が終わっている筈wですが、ボクなりにどんなクルマか考察してみたら、マツダの皆さんも相当にご苦労をされたというか、悩まれたのだろうと思い至りました。えぇボクもこれは相当に悩ましいと思いましたから(^_^;)。

抽象的な言い方ですが、新型CXが目指すべきは次世代スタンダードw。

このキーワードは現行のCX-3で掲げたモノですが、改めてマツダにとっての次世代スタンダードを再構築することになります。それはつまりSUV人気を背景とした、云い方はアレですが「SUV版Mazda3」です。ただそうはいっても単に新型Mazda3をSUV風にモディファイするという意味では無くて、位置付けとしてラインナップ上、乗用車系のMazda3に対して、CX系としてMazda3に並び立つ存在という意味です。

じゃぁ具体的にどうあれば良いか?

エンジンなどは基本的にMazda3に準拠でしょう。市場によりますがG1.5、G2.0、G2.5、D1.8、X2.0が搭載候補。ビークルアーキテクチャもMazda3に適用したのと基本同じモノ。

そうすると全長4.5m前後、全幅1.8m前後というサイズ感になります。全高はどうするか?実はSUVの全高ってクルマのキャラを決める非常に重要なポイントで、日本の立体駐車場に入る1,550mm前後に境目があります。これより低ければクーペSUV、高ければ王道のSUVという具合に、です。

ここでMazda3級に売れること、という命題を突き付けると、全高が高いのと低いの、どっちにした方が売れると思います?(笑)。あんまり低いとMazda3と差別化が出来ませんしね(^_^;)

そして価格。これもMazda3に完全にオーバーラップする価格帯が狙い処になるでしょう。同エンジン同グレードで比較すれば新型CXの方が若干高め?になると思いますが、イメージとして例えば「Mazda3 + ン十万円で新型CX」みたいな感じでしょうか。

大筋、こんな感じのクルマであれば新型CXとしてMazda3と並び立つ基幹車種に育つのではないかと思うのですが、これを読んだ皆さんはどう思うでしょうか?

実はこんな感じに仕立てればかなりの確率で3本目の柱になるだろうと半ば確信、というかかなり自信を持って言えるのですが、逆にそれ故に凄く悩ましい話もあって、故にマツダは悩んだ末に違う選択をした可能性もあるかもしれません(^_^;)。

さてボクの案、ここまで新型CX-3と書かずに敢えて新型CXと書いたのはなぜか?
先ずは上記の内容を踏まえつつ、現行ラインナップのCXと比較してみます。先ず現行CX-3
CX-3:
スリーサイズ(mm):4275-1765-1550
価格(万円):20S:212.8 - 279.2
価格(万円)XD: 243.6 - 306.2

現行CX-3は明らかに小さいですよね?これは現行がデミオのSKYACTIVボディ・シャシをベースに作られてたからです。これをMazda3と同じビークルアーキテクチャでボクの予想するサイズ感で作れば自然と一回り大きくなります。搭載エンジンがどうなるか?はありますが、価格はほぼ現行CX-3を「据え置き」とすれば良ことになります。

ここまで読めばなんとなく「なるほど」と思う人は居るかも知れませんが、実は悩ましいのはココからです。この新型CXをCX-3と命名するとして、全長4.5m前後、全高1.55m超の背の高いSUVと言えば、実は非常に良く似たクルマが既にあります。











現行CX-5(爆)
現行CX-5のサイズと価格は以下の通り。
スリーサイズ(mm):4545-1840-1690
価格(万円):20S:257.0 - 280.2
価格(万円):25S:279.7 - 324.5
価格(万円):25T:332.6 - 355.3
価格(万円):XD :288.3 - 355.8


つまりボクがつらつらと書き連ねた新型CX像って、乱暴に言ってしまえば現行CX-5をSMALLモデルのFFアーキテクチャで作り直し、現行CX-3の値付けをしたクルマ、ということになるのです(爆)。

現行CX-5より微妙(全長、全幅、共に5cm前後)に小さく、エンジンも小さくはなりますが価格が一段下がったクルマですから、現行CX-5と同等か、それ以上に売れる可能性は大いにありますよね(笑)。なにしろ現行CX-5で実績があるんだから(^_^;)

しかしそんなのをもし出しちゃったら、間違いなく現行CX-5は売れなくなるでしょう。ボクが悩ましいと思ったのがコレで、新型CX-3と現行CX-5は完璧にカニばってしまいます。大体一回り小さいと云っても全長・全幅それぞれ5cm程度では、顧客はパッと見の印象はほぼ同じで、何が違うのか判らないでしょうから。

この状態はCX-5が第7世代のFRアーキテクチャの新型に代替わりすれば終わるのですが、現行CX-5のデビューが2017年初旬ですから、5年のモデルライフであれば2022年まで後3年もあります。2年以上も現行CX-5と新型CX-3がカニばった状態で顧客を食い合っていたら、双方それぞれ40万台レベルで売れることはありません(^_^;)。

なーんて考えると、LARGEモデルの一発目がCX-5という話が俄然、信憑性を帯びてくると共に、現行CX-5は短命に終わらせてでも、早くフルチェンジさせなければならない事情が見えてきます。

因みにこの前提で、現行CX-3と同様にデミオと同一のビークルアーキテクチャを採用する新型CXも別途作って、それにはCX-2の名前を与えることも十分に考えられます。実質、現行CX-3の後継ですが、車名がCX-2になるなら価格をガッツリ下げることが出来ます。今のCX-3だってデミオ+ン十万円の値付けなら、もっと売れた可能性がありますよね?(^_^;)

以上の話を、現行ラインナップと対比させると

現行CX-3 ⇒ 新型CX-2
現行CX-5 ⇒ 新型CX-3
現行CX-4 ⇒ 新型CX-4

という風にしようとしているのではないか?

つまり現行のCXシリーズをクルマ造り(アーキテクチャ)とナンバリングを含めて再整理するのではないか?という結論に至ったので、敢えて現行モデルと対比させないために単に新型CXと書いたワケ(^_^;)。
要は現行のCX-5はSMALLモデルとLARGEモデルでそれぞれ、2種類の後継モデルを作るイメージでしょうか。

今年量産が開始される新型CXは、実質的には現行CX-5のFFベースで作る後継車種で、しかし車名はCX-3。

一方でCX-5の車名を引き継ぐLARGEモデルとしてFRベースの全くの新型車もあって、こちらは直6エンジン搭載を含め、車格も価格もw、上級に移行する、というのがボクの予想です。
Posted at 2019/01/23 00:05:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | 日記

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