緊急事態宣言下、2週間で思ったこと
思ったこと①:自分は無力だということ
もうこれは説明不要ですね(苦笑)。
実はFacebookやtwitterなんかを使えば、より多くの人にボクが書いていることを見て貰える可能性はあるのですが、そこに踏み込めない(踏み込まない)自分の情報発信力は、まぁ無力という以外に形容する言葉が無いですね(^_^;)。
思ったこと②:国難でも政府はKYだった
これは
100年に一度の国難なので、政治家も役人も、全員とは言わないまでも一部の人たちが突然、勤労意欲に目覚めてリーダーシップを発揮したり、前例に捉われない画期的な政策を打ち出したり、、、なんてことが起こって欲しい!と願っていたのですが、まぁ見事なくらい残念な事に、予想通りの展開でしたね(-_-;)。
アベノマスク、所得制限で30万、ひとり一律10万円、どうしてこうもズレた政策しか打ち出せないのか。国難とは「国家存続の危機」なんですけど、恐らく一部の国民と同様に、国も危機感に欠けているのでしょうね。
思ったこと③:マスコミがここまでダメとは思わなかった
いや日本のマスコミが一流だとは思っていませんでしたが、二流とか二流半くらいだとは思っておったワケです。ところが在宅勤務になってTVを点ける機会が増えたため、報道番組やワイドショーなどを見られる機会が一気に増えたワケですょ。ワイドショーはともかく、ニュースと名が付く報道番組が、まさかこんなにダメダメだとは思いもよりませんでした。
夜のニュース番組は、
報道番組というより夜のワイドショーですね。
思ったこと④:TVで喋っている大半の連中は頭が悪い
主にニュースのキャスターとか、ワイドショーの司会をやっている連中、そしてレギュラーのコメンテーターといった連中は、みんな頭が悪いことが良く解りました。そして番組を作っているスタッフも、恐らく同じレベルで頭が悪いのでしょう。
専門家が何度も説明し、ボクもブログで再三書いていますが、このウイルスの感染者は約2週間の潜伏期間を経て発症するんです。だから緊急事態宣言が出て、国民が接触8割減に一気に行動変容したとしても、その効果が出るのは2週間後です。
そう、緊急事態宣言を出しても最初の2週間は効果が判らないのです。
そして最初の2週間に接触8割減を達成できなければ、2週間後の効果も期待できません。
専門家がこのチャートで示したことですが、
たったコレだけのことを、どこの局もキャスターも、主なコメンテーターも、
誰も理解できていなかったようです。最初の一週間は随分ヤキモキしましたが、二週目に入った頃には諦めの気分と共に悟りました。
馬鹿に多くを期待すること自体が無理なのだと。
思ったこと⑤:マスメディアも10日から2週間遅い!
ここ数日、複数の局の番組で「政府の対応は10日から2週間遅い!」という批判が出ていましたが、ボクに言わせればお前らもやっぱり10日から2週間遅い(笑)。
上記の通り、効果が出るのは2週間後で、その前提は人の接触8割減です。
ということは、その接触8割減の達成度が
緊急事態宣言発出の直後からもっとも注目すべきポイントですが、マスコミがビックデータを活用してこの達成度を頻繁に
報じ始めたのは数日前です。最初の一週間は、渋谷や銀座などの状況を散発的に報じるのみでした。
緊急事態宣言から2週間後まで後数日、となったところでやおら達成度を取り上げ「8割に届いていません」と報じたところで何の意味があるのでしょうか?
更に憤りを通り越して呆れてしまうのが、各局のキャスターがゲストの専門家に「8割削減に届ていませんが、どうなるのでしょうか?」と真顔で質問している姿です。

オマエ、これの意味、本当に解ってないのね(呆)。
更に「5月6日に緊急事態宣言は解除出来るか、どうお考えですか?」と続けて質問なんかされてしまうと、もうTVのスイッチを切るか、チャンネルを変えたくなってしまいます。
思ったこと⑥:TVに頻繁に出演する専門家は役立たず
ボクは昼間のワイドショーなど見る機会が全くなかったので、ここ2週間の間に感染症の専門家と言う肩書で、ほぼレギュラーのように毎日TVに出演している人たちが何人も居ることを知りました。恐らく彼らはこのパンデミック以前にはTV出演には縁が無かったと思うのですが、この事態で現場が逼迫している状況で、毎日のようにTVに出演して能書きを垂れているってことは、彼らは現場では役立たず(お呼びでない)のだろうと理解しました(笑)。
数日前にTVの前で本当に笑ってしまったのは、愛知県の大学病院の某教授ですが、ご自身の病院に勤める看護師の過酷な窮状を「たった3人で」「朝から深夜まで働き詰め」と紹介したのです。
彼らの労働環境を改善するために何らか手を打つのはオマエの仕事じゃないのか?(苦笑)
と、いうようなツッコミを受けることも想像できず、実際にそうした策を講じることも出来ない彼は、要は
現場では役立たずってことですょ(^_^;)。
それでも頻繁にTVに出演して出演料が稼げて、まぁヨカッタですね。
思ったこと⑦:レギュラーコメンテーターの偉いさんはただのアホな評論家
似たような話ですが、なんとか弁護士とかなんとか大学の教授とか、TVの向こうでもっともらしい、偉そうなことを色々と言う人を何人も見掛けたのですが、色々と物知りそう、賢そうに見えて、意外に彼らも馬鹿だということが判ってきました。まぁ彼らはジャーナリストじゃなく専門家なので、その道では賢いのかもしれませんが。。。
先日、確かPCR検査の方針についての話題だったのですが、その弁護士と大学教授が「PCR検査数を大幅に増やし、感染者の隔離を徹底すべきだ」という持論を展開していました。日本の現在の状況は確かにクラスター潰しでは感染を防げないフェーズに入っていて、PCR検査数の増加に関係各位は動き始めていますが、
「我々はもう1ヶ月以上前から言い続けていることなんですよね~」
と、さも得意そうにコメントしていました。
こいつ、本当は馬鹿なんだなぁ~と思ったのは、1ヶ月も前から言い続けて、しかし世の中がそう動かなかったという事は、
お前の意見を世間の誰も聞く耳持たなかったってことでしょ?(苦笑)
専門家という肩書でコメンテーターとしてTVに出て、しかし自分の意見は誰も聞いてくれない程度のもの、と
自分で言っちゃう阿保さ加減に、多分ご本人は気付いていないんでしょうねぇ(^_^;)。
と、ここ2週間のストレスを吐き出したところで、問題は今日以降の2週間です。
そもそも政府の専門家会議が言う「接触8割減」が本当に感染を終息させるのか?という疑問が無いワケではありませんが、以前も書いた通りでまずそこは信じることから始めましょう。
そしてこの2週間、少なくとも8割削減は達成していないので、専門家会議が言うような感染者数の減少カーブは描かない筈です。
じゃぁ
どんなカーブになるの?というのが注目点です。
東京の今日の感染者数は132人で、残念ながら昨日よりは増えました。
しかしながらコレはまだPCR検査のボトルネックが影響している可能性があるので、1日毎のでっこみひっこみに一喜一憂しても仕方がありません。
じゃぁどんな風にデータを眺めればいいのか?

詳しくは明日♪(笑)
そして引き続き、感染者の受け入れ体制の状況も注目点です。

何しろ今日、埼玉で自宅待機していた軽症者が入院直前に亡くなりましたからね。
もし感染したらどーなるのか?
自宅待機かホテル療養か入院か、でもしかしたら
命を分ける可能性がある上に、引き続きしばらくは日に100名以上の感染者が発生するでしょうから、これについても引き続き出来るだけ情報収集していこうと思います。
Posted at 2020/04/23 00:48:44 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記