
先日行なったオフミの雑感です。
みんカラに登録後、初めて参加したオフミでしたが、気の良い参加者に恵まれて、とても楽しく過ごせました。ボクとしてはオフミの趣旨が趣旨なので、なんとか皆さんに得るものを、という密かなプレッシャーがありましたが、優秀な方が多かったこともあって、帰路は全員、5.0点満点でしたねv(^-^)v。
ボクはと言えば20km/lの大台にあと0.6km/lという燃費記録のオマケ付き(^m^)ムフフ
みんカラの燃費記録でも、ガソリン車で19.39km/lは結構、良い記録でしょう。
さて、本題。d(^.^)
①青ランプは「点けるもの」?「点くもの」?
百聞(百文)は一見(同乗)に如かずって話でボクのクルマに同乗させてあげた際、複数の方がこうコメントしたんですね。
「タッチ_さんはXXで青を
点けようとしてるけど、ボクの運転では・・・」
別にボクは青ランプを点けようなんて思ってませんが、なるほどこの辺が一番、意識の異なる部分なのだろうなと再認識しました。ボクの意識では、青ランプは適切な運転操作を行なえば
点くものであって、青ランプを点けようと意識した運転というモノはしていないんですね。
今回のコースは埋立地に碁盤の目のように整備された道路で、直線と十字路やT字路で構成されるストップ&ゴーのコース。直線部分は60km/hくらい出せますが、カーブ(というか曲がり角)は30km/h前後が適正速度というもの。ここを普通に走れば
直線を60km/hで巡航
→カーブの手前で30km/h前後まで減速
→カーブを30km/h一定速で旋回
→再び60km/hまで加速
→60km/hになったら一定速で巡航
となるわけで、これ以外の走り方は考えられません(苦笑)。
これにi-DMの判定結果を当て嵌めると
直線を60km/hで巡航:
緑ランプ
→カーブの手前で30km/h前後まで減速:
減速Gが一定なら青ランプ(走行タイプ2)
→カーブを30km/h一定速で旋回:
転舵が適切なら青ランプ(走行タイプ1)
→再び60km/hまで加速:
アクセルONが適切なら青ランプ継続
(旋回走行タイプ1→加速走行タイプ2)
→60km/hになったら一定速で巡航:
緑ランプ
なんて感じになるわけです。
上手くいけば減速からカーブを立ち上がって巡航に戻るまで青ランプが点きっぱなしになるわけですが、「青ランプを点灯させるため」に、何か特別な運転をする必要は全くありません(苦笑)。
逆に「こうやって走るとここで青ランプが・・・」なんて発想になると運転がおかしくなるワケで、ここは当日、厳しく指導した部分ですが(笑)、この辺はスコアが5点で安定してきて、運転に余裕が出てこないとなかなか意識転換が出来ない部分です。当然、各運転操作の正確性や精度が一定レベルを超える必要がありますから、単に「意識を変えなさい」と言っても難しい部分でもあります(^_^;)。
②タッチ_さんの運転と参加者の運転、違いは何?
ボクの運転と参加者の運転、一体何が違うのか?という話。当日も話した内容ですが、実際ボクが同乗走行して5点。参加者も実走で5点を取った人が何人も居ました。
まぁ一般論になってしまうのですが、ボクのクルマに同乗した人は良く解ったと思います。それは
運転の正確性。参加者のコーナーでの青ランプ点灯頻度が半分くらいだったそうです。一方、ボクは9割以上だったと思います。
真っ直ぐと交差点やT字路を繋いだコースですから、カーブの感じはほぼ皆同じです。したがって進入の減速も立ち上がりの加速もほぼ一緒。となれば、どのコーナーでも同じように走れば良い筈です。
運転が上手い人というのは、こんなシチュエーションならまるで機械のようにどのコーナーも同じように曲がれます。プロのレーシングドライバーが1周のLAPタイムがコンマ数秒と違わないのと同じこと。i-DMの青ランプについても話は一緒です。2回に1回とか、3回に1回、青ランプが点くというのは、運転技術という点から見ると"マグレ"と大差が無い。それは「出来る」とは言えないんですね。
ちなみにi-DMは、成功率が3回に2回レベルで5点が取れるようになります。ボクが5点を取るなど簡単と言っている所以ですが、i-DMも5点で運転を終えると「常にこの運転が出来るように挑戦し続けましょう」というメッセージを出しますから、マツダも5点が取れること=ゴールとは思っていないということですね(^-^)。
③なかなか青ランプが点かない運転
一応、i-DMの活用術でそのカラクリを全て書いている立場からすると、なかなか青ランプが点かないという人は、きっとi-DMの青ランプ判定の理屈が解っていないんだろうと思っていました。
ところが、実際に何人かの運転を見せて貰って、青ランプがなかなか点かない運転というのが解りました(^_^;)。
運転のメリハリというと非常に御幣があるのですが、なかなか青ランプが点かない人の運転というのは、どうも速度が安定していないということのようです。例えば巡航しているときも微妙に速度が上下したり、加速や減速のときもその加速度が微妙に強くなったり弱くなったりするということ。
こういう微妙な加減速Gのコントロールが出来ない人は、加速であればアクセルを、減速であればブレーキをいつもより強く踏みつつ一定の強さを維持することによって青ランプが点灯することを体感出来るのですが、これが所謂「急加速や急減速すると青ランプが点いてスコアが上がる」というヤツで、i-DMへの誤解が始まる悩ましい部分です(^_^;)。
ってな感じでボクも参加者の方々から色々と教えて貰ったワケですが、改めてブログでアドバイスを書くのはそろそろ限界だなぁ・・・とも思いましたね。
今回の参加者は皆さん、とってもお上手な人ばかりであったため、一回の同乗走行と試行錯誤の機会だけでなんらかキッカケを掴んでくれました。しかし文章で同様の効果を得るのは恐らく不可能でしょうし、もう少しスキルレベルの低い人たちには、恐らく何かを書いても文書量が嵩むばかりで、期待効果は薄いだろうとも思った次第です。
改めて、クルマの運転って難しいんですょ(^_^;)
大体、マツダ車を買って2~3ヶ月でエキスパートドライバーになれるワケ無いんです(苦笑)。
んなこたぁ、当たり前の話なんですが、、、ねw
Posted at 2013/06/26 01:38:37 | |
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